赤ちゃんの髪の毛って、いい匂いがしてとってもふわふわでいつまでも触っていたくなりますよね。でも、赤ちゃんは汗をかきやすいので、このふわふわで清潔な頭皮を保ってあげるためには、日々のお手入れがとっても重要なんです。
本記事では、そんな赤ちゃんの敏感な肌に合わせて作られている、ベビー用シャンプーの選び方と人気の商品をご紹介していきます。
ベビーシャンプーの選び方
赤ちゃんの頭皮は、大人と比べると、薄くて柔らかく、乾燥にも弱いのでとっても敏感なんです。あまり洗浄力が強いもので髪を洗うとあっという間にかぶれてしまったり、髪が細くて柔らかいので、ギシギシになって絡まりやすくなってしまったりします。でも、赤ちゃんはよく汗をかクノで蒸れやすいのも事実です。
柔らかい赤ちゃんの肌を清潔で健やかに保ってあげるためには、低刺激で肌に負担をかけずに、適度な洗浄力があることがとっても重要なので、ベビーシャンプー選びは慎重に行いたいところ。ここからは、赤ちゃんのシャンプーを選ぶときにチェックするべきポイントをいくつかご紹介していきます。
低刺激な成分を選ぶ
柔らかくて敏感な赤ちゃんの頭皮を守ってあげつつ、フケやかゆみ、湿疹の元となる汚れはきちんと落としてあげたいですよね。ただ、新生児用のシャンプー選びで最も優先するべきポイントは、洗浄力よりも皮膚に優しい低刺激性であるというところです。
赤ちゃんの皮膚にとことん優しく、適度な洗浄力があるベビーシャンプーを選ぶためには、添加物が少なく、乾燥を防いでくれる、肌に優しい保湿成分が含まれているものがオススメです。洗浄力については、低刺激なものとして、ベビーシャンプーによく使われている洗浄成分には、「アミノ酸系」「ベタイン系」「タウリン系」の3種類があります。
何を選んだら良いか分からない場合は、成分表をチェックして、なるべくこの3つのいずれかが中心で使われているものを選んでおいた方が安心です。反対に、新生児にとっては洗浄力が強すぎる可能性があるので避けたい成分は、「ラウレス硫酸Na」「ラウリス硫酸Na」です。
また、アレルギーの原因となりやすい「加水分解コムギ」「乳成分」「卵」「オレンジピール」などが含まれているものも、敏感なこの時期には極力避けておきたいところです。保湿成分としては、セラミドやヒアルロン酸などが含まれているものがいいでしょう。また、天然植物由来のものなど、優しいオーガニック素材を中心に使用しているものもオススメです。
髪専用と全身用
ベビーシャンプーには、髪の毛専用のタイプと、ボディソープも兼ねた全身に使えるタイプのものと2種類あります。同じメーカーから2種類出ていることもありますが、どちらを選ぶべきかをご紹介していきます。
この2つの大きな違いは、髪を滑らかにするコンディショニング効果のある成分が入っているかどうかに違いがあることが多いようです。そのため、髪がある程度伸びてきて、きしんで絡まりやすくなってきたと感じた場合は、ヘア用シャンプーとボディソープを分けてあげるようにするのがオススメです。
ただ、首が据わっていない、生まれて間もない赤ちゃんを洗うときに、体を支えてあげながら2種類を使い分けるというのは案外大変なもの。生後3ヶ月までの赤ちゃんはまだ髪もあまり生えておらず、皮脂の分泌も盛んであるため、この時期まではベビーソープで髪も体も、全身同じものを使って洗ってあげても十分問題なく綺麗にできると思います。
だんだん髪が伸びてきて絡まりやすくなってきたなと感じたら、ヘア用に特化したベビーシャンプーを使ってあげるようにしましょう。
万が一目に入っても痛くないかどうか
子供の頃、うっかりシャンプーが目に入ってしまい痛い思いをした覚えはありませんか?まだシャンプーを洗い流す際に目をつぶったり、自分で体をコントロールすることのできない赤ちゃんだからこそ、洗ってあげる側が十分に気を使ってあげる必要があります。
ただ、いくら気をつけていても、シャンプーが目に入ってしまう可能性を完全には無くすことは難しいですよね。ベビー用シャンプーには、万が一目に入ってしまっても痛くないような成分が使われているものがたくさんありますので、説明書きをチェックし、なるべくそういったものを選んであげた方が安心です。
対象年齢をチェック
髪が生え始める時期はお子様によって異なるので、ベビーシャンプーを使い始めるタイミングというのは明確には定められていません。まだあまり髪の生えていない時期は、全身に使えるベビーソープを使うことが多いと思いますが、だんだん髪が生えてくると髪のパサつきや絡まりを感じるようになってくると思います。
目安としては、この時期がベビー用シャンプーに移行した方が良い時期です。子供用シャンプーといっても、髪の生え始めからすぐ使えるものと、1歳以降などと対象年齢を指定しているものがあります。
新生児向けのものは、とにかく肌への優しさにこだわって作られているものが多く、洗浄力も弱いものが多いです。しかし、大きくなってくるにつれて動きが活発になってくると、新生児用のシャンプーの洗浄力では十分に汚れが落とせず、汗の匂いが取れなくなってくることがあります。
少し大きくなってきたとはいえ、まだまだ髪の毛は細くて絡まりやすく、皮膚は乾燥に弱くて敏感な時期。そんなときは、少しだけ洗浄力がアップした、お子様に適した対象年齢の子供用シャンプーを使用してみましょう。大人と同じシャンプーを使えるようになる時期は、もちろんお子様にもよりますが、だいたい1歳後半〜3歳頃と言われています。
この辺りは、頭皮にかぶれがないか、お子様が乾燥により痒そうにしていないかどうかを見た上で、だんだん移行していくようにましょう。それまでは、年齢に応じた適切な子供用シャンプーを使うようにしておく方が無難です。
シャンプーボトルにこだわる
まだ首の据わらない赤ちゃんをシャンプーしてあげるのって、とっても大変ですよね。特に、ママかパパのどちらか一人でお風呂に入れてあげる場合、赤ちゃんの頭をしっかりと固定してあげつつシャンプーするには、泡立てる手間が省けて片手でも使うことができる、泡が出てくるポンプタイプのボトルがとっても便利です。
ワンプッシュでモコモコの泡が出てくるので、赤ちゃんの頭皮を優しく包み込んで簡単に洗うことができます。ただ、ポンプタイプは形状的にどうしてもかさばってしまいます。旅行やお出かけの際は、液体タイプの方が小さなボトルに詰め替えて持ち運びがしやすいので、お家用とお出かけ用で使い分けをするのもオススメです。
ベビーシャンプー人気おすすめ商品TOP10
ふわふわで柔らかい、とっても敏感な赤ちゃんの肌に合うシャンプー選び。失敗はしたくないところ。そうなると、やっぱり実際に選ばれているのはどの商品なのかということが一番気になりますよね。以下に、インターネット通販で人気の高いベビーシャンプー10選をランキング形式でご紹介していきます。
DHC ベビーヘアシャンプー 100ml
こちらはDHCが販売する赤ちゃん用シャンプーです。容量100mlのボトルタイプであるため、量は少なめですが、ポンプタイプよりも旅行やお出かけの時の持ち運びに便利と評判です。赤ちゃんの頭皮に刺激になる可能性のある成分を極力排除し、植物性の天然成分で穏やかに洗い上げます。
万が一目に入ってしまっても滲みにくく、泡切れもよいので、洗ってあげる方も安心ですよね。天然のコンディショナー成分のおかげで、洗い上がりの髪がしっとりと絡まりにくくなります。
babybuba (ベビーブーバ) ベビーシャンプー 【 ベビー オーガニック シャンプー 】 ヘア&ボディ シャンプー 泡タイプ ベビースキンケア 日本産 全身 リラックス効果 (0ヵ月~)
こちらは、0ヶ月から使える、全身用のオーガニックシャンプーです。5つのこだわり抜かれたオーガニック成分(ラベンダーウォーターラベンダーオイル、マカデミアナッツオイル、オリーブオイル、ヒマワリ種子油、ホホバオイル)が赤ちゃんの刺激の受けやすいデリケートな肌を、乾燥から守りつつ優しく洗い上げてくれます。
有機栽培で育てられた天然のラベンダーの香りが優しく香るので、赤ちゃんを落ち着かせて、眠りに誘うリラックス効果も期待できます。赤ちゃんを支えながら簡単に手に取ることができるポンプタイプのボトルです。
ママ&キッズ ベビーヘアシャンプー 350ml
こちらは、小児皮膚科医の協力のもと、胎内環境をお手本にして作られたという赤ちゃん用シャンプーです。低刺激であることにこだわりつつ、汗をかきやすい赤ちゃんの頭皮を優しく洗い上げます。万が一目や口に入っても大丈夫なように優しい成分で作られています。
リンス成分は不使用ですが、洗い上がりの赤ちゃんの髪の毛がしっとりふわふわになると、口コミでも評判です。泡切れの良さにもこだわった、使い勝手の良いポンプタイプになっています。
babybuba (ベビーブーバ) ベビーシャンプー 【 ベビー オーガニック シャンプー 】 ヘア&ボディ シャンプー 泡タイプ ベビースキンケア 日本産 全身 リラックス効果 (0ヵ月~) 【2本セット】
世界中から選び抜かれたこだわりのオーガニック成分を使用している、ベビーブーバの全身用ベビーシャンプー2本入りタイプです。赤ちゃんに刺激となる可能性のある成分を極力排除し、なんと99%以上を天然由来成分で作っています。
ベビー用シャンプの中では、お値段はややお高めですが、開発から製造までを全て日本国内で行なっているという、安心安全にこだわった確かな品質によるところであり、ボトルも可愛らしいので、ギフトにしても喜ばれること間違いなしです。
オルナ オーガニック ベビーシャンプー 泡 「 無添加 子供用シャンプー 」「 無香料 無着色 敏感肌に優しい 子ども 泡シャンプー 」300ml
いくつかの女性誌でも紹介されているほど、注目を集めている人気のベビーシャンプーです。無添加で赤ちゃんの肌への優しさにこだわった設計と、プニプニの柔らかい皮膚を守るため、4つの保湿成分(コラーゲン、セラミド、ビタミンC誘導体、ヒアルロン酸)を配合しています。
光量は不使用ですが、天然由来の植物アロマが優しく香り、リラックス効果を生み出します。赤ちゃんはもちろん、敏感肌の大人でも使うことができます。
企画、製造、販売全てを日本法人で行なっており、安心の国産品質を保っています。シンプルでスタイリッシュなボトルでお風呂場に置いておいてもかっこよく映えます。使いやすい泡タイプポンプのボトル式なのも嬉しいですよね。
キューピー ベビーシャンプー 泡タイプ ポンプ 350ml
一般のママたちからの投票で、実際に使ってみてよかったと感じたものを決める、マザーズセレクションで、2016年に1位に選ばれたキューピーのベビーシャンプーです。あの、誰もが知っている牛乳石鹸のメーカーが作っているという点にも安心感がありますよね。
泡が出てくるポンプタイプで、ふわふわ感と泡切れの良さに定評があります。皮脂を取りすぎずに適度に頭皮を洗ってくれます。また、保湿成分のスクワランを配合していることによって、赤ちゃんの皮膚を乾燥による刺激からしっかりと守ってくれます。生え始めの柔らかい髪にもすぐに使うことができる優しさです。
ピジョン コンディショニング 泡シャンプー ふんわりシャボンの香り 350ml
活動的になり、ますます汗をかきやすくなる1歳半ごろから使える子供用シャンプーです。まだまだ肌が敏感だけれども汗の量も増えてなかなか臭いが取れにくいという、この時期特有のお悩みに応えてくれる適度な洗浄力です。
弱酸性、無着色、低刺激で目に入っても滲みにくい処方です。絡まりやすい髪をしっとりと仕上げてくれるコンディショニング成分配合で、いつもまでも触っていたくなるふわふわの髪に洗い上げてくれます。清潔感のあるシャボンの香りです。
ピジョン コンディショニング 泡シャンプー やさしいフローラルの香り 350ml
こちらはピジョンから販売されている子供用シャンプーの、フローラルの香りがするタイプです。新生児用シャンプーでは間に合わなくなってきた、活動的で汗っかきな1歳半ごろのお子様を対象にしています。
まだまだ皮膚が弱くて髪も細くて絡まりやすいこの時期ですが、きちんと洗ってふわふわに仕上げてくれます。いつまでも顔を近づけていたくなるような優しいフローラルの香りです。便利な泡タイプのポンプボトルです。
ベビーヘアシャンプー370ml
お母さんの胎内の環境をイメージして作られた、低刺激で優しいベビーシャンプーです。小児皮膚科医の協力の下、羊水に含まれる8種のアミノ酸と、胎脂に近い保湿成分を配合した安心の設計です。赤ちゃんの肌に優しいという点に徹底的にこだわって作られています。
同じメーカーから、体にも使える全身用シャンプーもありますが、汗をかきやすい赤ちゃんにはヘア用に特化したこちらの方が良いという口コミもあります。
ミルふわ ベビーシャンプー髪用 泡タイプ 450ml
和光堂スキンケアから販売されている、ヘア専用の無香料のベビーシャンプーです。保湿成分として、母乳にも含まれる、オリゴ糖、リン脂質、イノシトールを配合しています。このほかにも、セラミドや保水バリア成分を配合し、洗い上がりの髪をしっとりと保ってくれます。
洗浄成分には、皮膚に優しいアミノ酸系の洗浄成分を配合しています。お得な詰め替えタイプも販売されている、片手で使える泡タイプのポンプボトルです。
ベビーシャンプーの効果的な使い方
まだあまり髪の生えてこないうちは、全身用のベビーソープで体から頭まで洗ってあげても問題はありません。入浴は赤ちゃんにとっても、入れてあげる側にとっても体力を使うので、なるべく手早く済ませられるに越したことはないです。
ただ、だんだん髪の毛が伸びてきて、ベビーソープだと髪がきしんだり絡まってきたりするようになったなと感じるようになったら、体を洗うためのソープと髪専用のシャンプーを分けてあげるようにしましょう。
また、敏感な赤ちゃんの頭皮を洗うときは、シャンプー剤を直接つけないように気をつけましょう。液体タイプのシャンプー剤を使う場合は、必ず手でよく泡立ててから赤ちゃんの髪の毛につけるようにします。この点、泡が出てくるポンプであればこの手間を省けるのでとっても楽ですよ。
まとめ
赤ちゃんのお肌はとってもデリケートなので、日々きちんとお手入れしてあげることが大切です。赤ちゃんの頭は、いつもふわふわでいい匂いがする状態に保ってあげたいですよね。ベビーシャンプーはなるべくアレルギーやかぶれが起きにくいように配慮して作られていますが、赤ちゃんの肌質は人それぞれです。
ベビーシャンプーを使うときには、赤ちゃんのお肌をチェックして問題がないかどうかを確認しながら慎重に使うようにしましょう。赤ちゃんにとっても、洗ってあげる側にとっても嬉しい、使いやすくて優しい成分のベビーシャンプーを選んであげてくださいね。