カールヘアをつくるのにヘアアイロンやコテを使っていても、髪のダメージが気になっている人も多いのではないでしょうか。効き手の反対側はうまく巻けなかったり、中にはやけどをしてしまってアイロンを使わなくなったという人もいますよね。そんな人にぜひおすすめしたいのがヘアカーラーです。
髪にダメージを与えることなくカールヘアができるうえ、メイクしながら寝ている間になど「ながらカール」で、朝の準備の時短もできる優秀アイテムです。今回は、カーラーの選び方や上手にカールヘアを作るコツをご紹介していきます。
カーラーの選び方
カーラーにはさまざまな太さや形がありますが、どのような基準で選べばよいのでしょうか。
太さで選ぶ
長い髪の人が細いカーラーを使うと巻ききれなかったり、反対にショートの人が太いカーラーを使うとボリュームが出にくくなります。髪の長さに応じたカーラーを選ぶのが、きれいな仕上がりのポイントです。例えば、ショートの人は15~20mm、ミディアムやセミロングだと28~32mm、ロングの人は40~50mmを目安にしてカーラーを選ぶと巻きやすいでしょう。
また、どのくらいの大きさのカールを作りたいかも、カーラーの太さを選ぶ基準になります。小さ目のカールをつけたクルクルヘアにしたい場合は細めのものを、大きめのゆる巻きヘアにしたい場合は太めのカーラーを選んでくださいね。ヘアアイロンを使用したことがある方は、アイロンの太さを目安にすると選びやすいかもしれません。
素材で選ぶ
スポンジでできたものやアルミ芯が入ったもの、プラスチック芯のものなど、さまざまな素材があります。使うタイミングに合わせて素材で選ぶのも一つの方法です。
眠っている間にカールヘアを作りたいのであれば、布やスポンジなど柔らかい素材でできたカーラーを選ぶと寝ている間も邪魔になりません。短時間で仕上げたいのであれば熱の伝導率が良いアルミ芯のもの、しっかり仕上げたいのであればあらかじめ温めて使うホットカーラーを選ぶと良いですね。
濡れた髪やスタイリング剤をつけた髪に使用するので、布やスポンジといった素材のカーラーはどうしても少しずつ変色してきます。マジックテープのついたものは、回数を重ねるうちにテープの力が弱まってきます。もちろん古くなったら買い換えれば良いのですが、丸洗いできるか、長く使えるか、などを考慮して選ぶのも良いかもしれません。
形状で選ぶ
形状は一般的なカーラーと同じであっても長さが違ったり、スティック型やボール型のものなど、カーラーの形状にもいろいろあります。用途や使いやすさで選ぶと良いですね。スティック型カーラーやボール型カーラーは、カーラーを使い慣れていない人でも比較的巻きやすく設計されています。短め設計で前髪にピッタリのもの、長め設計で巻きやすさを重視したものなども販売されていますよ。
また、止め枠がついているものやマジックテープがついているもの、差し込んでとめるものなど、髪のとめ方で選んでも良いでしょう。止め枠がついているのは多い髪でもしっかとめることができますし、マジックテープのものは巻くだけで髪がとまるので簡単に使うことができます。ねじったり差し込んでとめるタイプのものは、寝返りをうっても外れにくいので、眠っている間に使用するのにおすすめです。
カーラー人気おすすめ商品TOP9
カーラーの人気おすすめ商品をご紹介します。
(inkint)巻きヘアかーラー スポンジ 6本入り ヘアローラー カールツール 髪に無害 可愛い ヘアサロン
コロンとした形とビビットな色がかわいいボール型のスポンジカーラーです。通気性の高い弾性スポンジでできているのでふわふわで柔らかく、旅行などの持ち運びもラクちんです。もちろんつけたまま寝ても痛くありません。眠っている間にふんわりくるんとしたモテ髪が完成します。
従来の毛先から巻くタイプではないので使いやすく、不器用な方でも簡単に、内巻きも外巻きも楽しむことができますよ。カーラー初心者さんもチャレンジしやすいですね。
(inkint)巻きヘアかーラー スポンジ 6本入り ヘアローラー カールツール 髪に無害 可愛い ヘアサロンの口コミ評判
使いやすくて良いと思う。寝てる間に使えるのは一番楽で、翌朝キレイに巻けてるから助かる。
ちょい巻きジェンヌ
短い髪もふんわり巻ける布カーラーです。髪をクルクルと巻きつけて、ねじって固定するだけなので、不器用さんでも簡単に使うことができます。やわらかい布カーラーだから、巻いたまま寝ても痛くなりません。
朝の準備をしている間に巻けばふんわりゆるカールに、夜巻いて寝るとくるくるカールになれますよ。根元や毛先にも可愛く巻けるので、ショートやボブのニュアンス巻きにもぴったりですね。ピンクのリボンみたいでかわいいですよね。
ちょい巻きジェンヌの口コミ評判
素早く出来て、しっかり巻けているので大満足です!クルクルになり過ぎてもドライヤーをすればいい感じになるのが嬉しいです!!
朝起きたあとでも,髪の毛を少しだけ濡らして巻いておくと,1時間程度でしっかりカールができます。あまりにも気に入ったので,まとめ買いしてしまいました。
マペペ かきあげヘアメーカー 大(直径:約47mm) 2個入り
ドライヤーの風が通りやすい格子型の樹脂に、ドライヤーの熱を効率的に伝えるアルミ、髪にピタッとくっついてしっかりキャッチするワンタッチテープの3層構造になっています。
立ち上げたい前髪とは反対にカーラーを巻いてドライヤーを当てたら、カーラーを外して立ち上げたい方向にてぐしでかきあげるだけで、ゆるいかきあげ前髪が完成します。作り込んでいないような自然なふんわり感のあるかきあげ前髪で、こなれ感を演出できますね。
ラッキーウインク ピッチトローラーM(30mm・4P)
一見、定番のカーラーのようにも見えますが、実は止め枠のウェーブがポイントです。ストレートの止め枠だと残りやすい止め跡も、ウェーブ状の止め枠だと残りにくいんですよ。
また、軽くてしなやかなので、髪をたっぷりつかむことができ、どんな角度でもワンタッチでホールドしてくれます。おやすみタイムにも使いやすい柔らかさで、寝ながらカールもできちゃいます。30mmという太さは、流行にとらわれることなく活躍してくれますよ。
ラッキーウインク ピッチトローラーM(30mm・4P)の口コミ評判
私の髪には、このサイズのこのカーラーが丁度いい、40年位?どんなに長いお付き合いになるのでしょうね。
ラッキー 美人巻きカーラー 40mm
前髪のスタイリングやすそのゆる巻きなど、エアリーな毛束のゆるふわナチュ巻きが簡単に作れる40mmサイズです。デコルテラインで弾むグラマラスな縦ロールはもちろん、ストレートヘアのトップ・バックのボリュームアップにも使えますよ。
ロングタイプで巻きやすく、しっかり髪をつかんで巻いてくれるので、ピンで留める必要がありません。中芯には、ドライヤーの熱を効率よく伝えるアルミを使用しているので、スピーディにカールが完成します。
ラッキー 美人巻きカーラー 40mmの口コミ評判
大きさがちょうどいいので使いやすいです。
くっつきやすいので外れることもないです。
前髪用に使っています。
カーラーに長さがあるので、前髪の長さにも対応でき助かっています。
マペペ 寝ながらリボンカーラー8P
柔らかいスポンジ素材なので、つけたまま寝ても痛くないし邪魔にならない、おやすみタイムにも安心して使えるカーラーです。スポンジのスリット部分に毛先をはさんでクルクルと巻き、スポンジの先端をリボン部分の穴にスポッと差し込むだけなので、簡単に巻くことができますよ。
しっかりとまるから寝ている間に外れることがありません。おやすみタイムを有効活用、朝にはカールスタイルができているので、朝の準備がラクになりますよ。
マペペ 寝ながらリボンカーラー8Pの口コミ評判
素材が柔らかく睡眠の邪魔になりません。洗い髪が少しだけ半乾き状態で巻いて寝ると、朝にはクリクリのカールが出来上がっています。
しっかり留まるし外れません。髪も傷まずにカール出来て良いですよ。
気に入っています!夜やって寝ています。巻きやすいし、寝てる時も気にならないし、キレイなカールが出来てます。
くる巻きジェンヌ(太・8P)
毛先キャッチャーがついているので巻きこぼれしにくく、ドライヤーの熱を通しやすいメッシュ仕様です。持ちやすく、スソ巻きもしやすい細長い形状が特徴的です。一般的なカーラーと比べて、多めの髪でも巻くことができそうですね。
くるくると巻いて閉じるだけなので、忙しい朝でも気軽に使うことができますよ。ポップでかわいいカラーは使うだけでもテンションが上がりそうです。柔らかくてとっても軽く、水洗いできるのも嬉しいポイントですね。
くる巻きジェンヌ(太・8P)の口コミ評判
きつめに巻くとしっかり1日もってくれるので嬉しいです!
アイロンしないので傷まない点もいいですね☆
はじめはうまくいかなくてぐるぐるになっていましたが、今はコツがわかって
ゆるい感じに巻けてます。お気に入りです。
変身カーラー(S)12個入り
ヘアアイロンやドライヤーで痛みがちな髪に負担をかけにくい、熱を使わないカーラーです。洗い流さないトリートメントなどを使用した後にカーラーを巻くと、ヘアケアとカールスタイリングが同時にできます。
また、シャンプー後の完全に乾ききっていない髪に使用して眠れば、朝にはカールヘアができあがっています。髪質・毛量・スタイリング剤や髪の湿らせ方により、カールのつき方が違ってきますので、気分に応じて巻き方を変えても良いですね。
変身カーラー(S)12個入りの口コミ評判
しっかりカールがついて、ダメージもないので愛用しています
細めのロットの方が毛先までカールしていいです
つけて寝ても痛くない
レビューの良さに惹かれて購入しました。
ロットが小さいだけに、くるんくるんに仕上がって満足です。
フルリフアリ くるんと前髪カーラー
前髪をはさんでカーラーに巻くだけで、くるんとカールした前髪が作れる優れものです。楕円形の2つのカーラーがクリップ状になっているので、普通のカーラーでは巻きにくい髪もしっかりと巻き込みクセづけることができますよ。
ワンタッチテープで不器用さんでもきれいな前髪が作れます。朝メイクをする前にこのカーラーを巻いておけば、メイクが終わるころには前髪のセットが完成します。アイロンやコテで巻くよりも自然な仕上がりです。
フルリフアリ くるんと前髪カーラーの口コミ評判
今まではメイクが終わってからカールアイロンで前髪を巻いていましたが、このカーラーに変えてからは、メイクが終わるのと同時に前髪がセットできてとても便利です。
すごく不器用な私でも、朝 メイクをする前にこれを付けておけば、メイクが終わるころには綺麗な前髪が完成。
巻きすぎてもドライヤーやストレートアイロンを低温にしたもので簡単に修正できます。
カーラーの効果的な使い方
ここではヘアカーラーをより上手に使う方法をご紹介します。
上手に巻くコツ
カーラーできれいなカールヘアをつくるためには、下準備も大切です。カーラーを巻く前の下準備、きれいに巻くコツをご紹介します。
大まかにブロッキングする
カーラーを巻く前に大まかにブロッキングしておくと、どこをどのように巻くのかがわかりやすく、迷うことがなくなります。まずはトップとサイドをブロッキングし、サイドは上下に2分割します。残りの後ろの髪を真ん中から左右に2分割、さらに上下に2分割、合計4つに分けましょう。基本的には、これだけで巻きやすくなりますが、髪の量やなりたいスタイルに応じで、分割数を増やすと良いでしょう。
髪の流れを整える
カーラーの巻き方や巻く方向は自由です。ただし、どの巻き方をする場合でも、カーラーを巻く前に髪の流れを整えることが大切です。髪が絡まっていないか確認し、髪の流れを整えてから巻くようにしましょう。
トップは根元を上げて、襟足は下げる
トップは根元をしっかりあげて巻くとふんわり感を出すことができます。襟足にいくにしたがって根元を下げて巻くようにすると、全体的なシルエットがとてもきれいに仕上がりますよ。
なりたいスタイルや髪質によって、毛先だけを巻いても良いですし、イメージチェンジをしたい場合はカーラーの太さや巻く方向を変えると良いですね。
巻きの緩みはNG
根元まで巻いて手を放した時にカーラーが緩んでしまい、髪にたるみが出ることがあります。このまま放置してはいけません。カーラー用のクリップやダックカールを使って、根元とカーラーをしっかり固定してください。
カールを長持ちさせるコツ
朝はしっかりカールしていたのに時間とともにカールがなくなった、なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。カールを長持ちさせるにはコツがあるんですよ。
髪を湿らせて巻く
カーラーで巻くときは髪を少し湿らせた状態で巻き、乾くまで放置するか、ドライヤーで乾燥させるとしっかりとカールがつきます。寝ている間にカールをつけたい場合は、少し湿った状態で巻くか、洗い流さないトリートメントなどをつけ、お出かけ前に巻く場合は、巻き髪専用のスプレーやローションを、巻くところを中心につけてから巻くと良いですね。
ドライヤーを使うときは冷風がポイント
髪は熱を加えると形をつけやすくなり、冷やすと固まるという性質があります。カーラーを巻いた状態でドライヤーを当てるときは、まずは熱を当て、冷風で冷やすようにしましょう。その後、しばらく時間を置いてから外すと、しっかりとカールがつきますよ。
ドライヤーの冷風には、スタイルを固定させるだけでなく、キューティクルを引き締めて髪のツヤと手触りを良くしたり、髪の表面温度を下げて熱によるダメージを抑える役割があります。スタイリングの温風、スタイルを固めて髪の状態を良くする冷風の上手な使い分けが、よりきれいに仕上げるポイントになりますよ。
カーラーの外し方も大切
どんなにきれいにカーラーを巻いても、カーラーを外すときに引っ張ってしまうと、せっかくのカールが伸びてしまったり髪のダメージの原因になってしまいます。カーラーをしっかりと持ち、髪をねじるようにしてくるくる回しながらとると、絡むことなくきれいに外すことができます。毛束を、毛先までねじった状態にしながら外すのがポイントです。輪の部分があるカーラーの場合は、輪の部分に指を入れると外しやすいですよ。
仕上げはスタイリング剤を
カーラーを外した後、何もつけずにいると、湿気でカールが元に戻ってしまいます。ワックスなどのスタイリング剤を使って、しっかりとスタイリングしてください。ワックスやオイルは毛先から揉むようにしてつけるなど、せっかく作ったカールをつぶしてしまわないよう気をつけましょう。セット力のあるスプレーを使用するとカールが長持ちしますよ。
まとめ
カーラーは、ヘアアイロンと比べて髪をいためることなく手軽にカールヘアが作れるうえ、カーラーを巻いたまま他のことができる、とても便利なアイテムです。また、気軽に購入できるお値段のものが多く、サイズ違いのカーラーを持つことで、ヘアアレンジの幅が大きく広がります。夜寝ている間や朝のメイクタイムを有効活用できますので、時短にもなりますよ。これを機にカーラー使いをマスターしてみてくださいね。