眠る時には皆さんはどんな枕を利用していますか?睡眠は一日の最後のリラックスタイム、枕にこだわりがある人も多いでしょう。そんなこだわりを持って選びたい枕、ピローの活躍場所はベッドの上や寝室だけではありません。最近ではお風呂で使うバスピローも続々と新商品が出てきています。
と言ってもお風呂で寝るのではなく、お風呂に浸かりながら頭を固定する目的で使われる枕がバスピロー。とても重い頭をリラックスタイムの間、支えることでより首や肩をリラックスさせるために使われているのです。
そこで今回はそんなバスピローの人気ランキングでどんなバスピローが注目されているのか、そしてどんなバスピローを選べば良いのかのポイント、より効果を引き出すバスピローの効果的な使い方をお教えしたいと思います。
バスピローの選び方
まずはバスピローの選び方をお教えしましょう。ただの枕であれば触り心地や反発具合など、まずは感触から入るという人も多いのではないでしょうか。しかしバスピローはその名前通りお風呂場で使う枕。他にもチェックするべきポイントはたくさんあります。
そこでどんなバスピローが良いのか、選び方となるポイントをまとめてみました。順番に紹介していきましょう。
素材から選ぶ
バスピローはお風呂場で使う事を考えると、とてもカビが生えやすいアイテムであると言えます。もちろん使ったら良く乾燥させておくことは大事ですが、よりカビを防ぐためにも乾きやすい素材を使っている物を選ぶというのも一つの手でしょう。また抗菌加工されている物を選ぶのも良いでしょう。
しかしただ乾燥しやすい素材ばかりではなく、肌触りの良い素材や手入れのしやすい素材など多くの特徴ある素材がバスピローには使われています。そこでどんな素材がどんな特徴を持っているか解説していきましょう。
速乾性に優れた素材
速乾性のある素材といえばストローチップ素材。ストローをチップのように細かく切った物で、通気性が良いのが特徴です。なので乾きやすく、カビが繁殖しにくくなります。触り心地はプチプチとしていて、これが良いという人もちょっとダメという人もいますね。
ですがこのプチプチ感が筋肉のコリを刺激してくれるとも言われています。
感触の良さに優れた素材
触った感触の良さなら柔らかい感触がクセになるスポンジ素材。ふんわりと頭が沈むことで頭の形に沿うように変形して、低反発な使い心地がとても良いです。また水を吸いやすいように見えて、意外と乾きやすいというのもスポンジ素材のポイントですね。
スポンジ素材が低反発過ぎて逆に疲れる、という人にはもう一つの感触の良さ、ウレタン素材もオススメ。柔らかいだけでなく程よい反発力が適度に頭を支えてくれます。ウレタン素材のバスピローはカラフルなものが多く、バスタイムの彩にもぴったりですよ。
手入れのしやすい素材
厳密には素材ではありませんが、手入れのしやすいバスピローは空気で膨らませるタイプのバスピローです。ほかのバスピローと違って乾燥させる手間はなく、使い終わったらタオルで水気を拭き取るだけ。その後に干す場合もしまう場合にも折りたためるので場所をとらない使いやすいバスピローでもあります。
大きさから選ぶ
バスピローには色々な大きさがあります。もちろん自分に合ったサイズを選んでも構わないのですが、使用用途によって使い心地が変わってくるのがバスピロー。自分がどんなふうに使いたいかで小さめのサイズを選べば良いのか、大きめのサイズを選べば良いのかを決めましょう。
そんなバスピローの大きさに付いて、それぞれどのように使う方が良いのかを説明します。
小さめのサイズ
小さめのサイズのバスピローは、ゆったり長時間浴槽に浸かっておきたい人にオススメのサイズです。小さめのサイズの特徴として浴槽の縁に置きやすいというものが有り、体勢を変えたり浴槽内で動いたりする時にバスピローも動かしやすいのです。小さいサイズですから肩までお湯に浸かりたい人にも良いですよ。
大きめのサイズ
大きめのサイズのバスピローを選んだ方が良いのは、ずばり半身浴をしたい人。毎日でなくても半身浴をしたい人は大きめのサイズを選びましょう。半身浴になると基本的に胸か腰までしかお湯に浸かりませんから、背中を預けられるようなバスピローサイズがオススメです。
機能面で選ぶ
バスピローにはいくつかの機能が搭載されている物もあります。カビ予防にもなって清潔に使える、抗菌加工されているのもそういった機能面に優れているバスピローの一つですね。そして最近増えてきているのが、ツボ押し効果のあるバスピロー。これに頭を乗せることで気持ちよく肩のコリがほぐせると人気です。
また電動式で振動によってマッサージをしてくれるバスピローもあります。こちらは機能的なだけに少々値段が高くなってしまいますが、それだけにその気持ちよさは抜群。普段から肩こりに悩まされている人にはぴったりのバスピローと言えるでしょう。
そして使いやすさの面で一押しなのが吸盤が付いているタイプ。このバスピローは吸盤によって固定できるので置いておくとずれて困る……ということも防げて、ベストポジションをキープしてくれますよ。
バスピロー人気おすすめ商品TOP10
ではここからインターネット通販で購入できる人気のあるオススメのバスピローを紹介していきたいと思います。インターネット通販では現品こそ見ることができませんが、その性能や形状、使った人たちの生の口コミなども一気に調べることができる便利な場所です。
バスピローは何といっても使い心地が優先されるアイテムですから、ここで色々なアイテムを比較して自分にあったバスピローを選びましょう。また商品についても詳しく紹介していきますので参考にして下さいね。
バスピロー フアフロ ミニ ミルクベリー
フアフロのバスピローの特徴はその柔らかい感触。手で触るとふんにゃりと形を変えてくれるので、その柔らかさもわかると思います。とても触り心地が良いだけでなく、頭を包み込むように包んでくれる感触にうっとりしてしまいそうになるバスピローは、リラックスタイムに最適。
また速乾性のある素材を利用しているので乾きやすく、紐で引っ掛けて干すことのできるバスピローなので衛生面でも高評価なバスピローです。とにかく柔らかさを追求したい人へ。
バスピロー フアフロ ミニ シャーベットミント
柔らかい感触が特徴のフアフロのバスピロー、置いた頭が包み込まれていくような柔らかさは手で触ってみれば指先から伝わってきます。しかも中性洗剤を使用して洗えるから、使いっぱなしが気になる人はしっかり洗ってバスピローも清潔にして上げましょう。
また爽やかなブルーカラーカバーが目を引きますが、実はこのピローカバーは取り外しが可能です。だから洗って清潔に、干しやすい紐も付いているので乾燥させやすく衛生的に使いたいという人にもオススメです。カラーも可愛らしいので贈り物にも。
バスピローソフト ホワイト
バスピローソフトホワイトはシンプルなデザインですが、秘められた性能は高スペックです。肌触りの良い表面はタオル地になっていて、心地よく頭を受け止めてくれます。またサイズは220×50×130 (mm)とちょっと大きめなこともあり、頭から肩にかけてカバーするように使っても良いでしょう。
ちょっと気になるのがタオル地なのでどうしても水を吸いやすく乾きにくいこと。なので使った後はできるだけ早く乾かして次使うために良く乾燥させておきましょう。お値段もお手頃なので二つ用意してもいいかもしれませんね。
バスピローペンギン
ペンギンの形を模した何とも可愛らしいバスピロー、しかし表面にメッシュ生地、中には浮き輪が入っているという中身はしっかりとしたリラックスタイムに使えるバスピローです。首をぐるっと包んで浮き輪のように浮かぶので、首にフィットさせて全身浴に使いたいですね。
因みになかに空気を入れて使うタイプなので使用後はコンパクトに、速乾性も抜群。空気の入れ具合でクッション具合が違ってくるので、自分に丁度良い具合を見極めて下さい。
ラドンナ バスル-ムリラクゼーション ビ-ンズ RX04 アイボリー
バスピローですが「バスルームリラクゼーション」と付いてあるように、リラクゼーションアイテムとしても使えます。程よく伝わる振動がコリをほぐして柔らかくしていくので、とても気持ち良くリラックスできることでしょう。入浴しながら使うことでより血行もアップ。
防水設計(IPX7)だからお風呂の中でも使えるので、首や肩のコリをほぐすだけでなく浴槽に沈めて足の付け根や太もものコリをほぐすと疲れた足の回復に良いですよ。腰のコリが気になる人は敢えてお尻をほぐしたりと、色々な体の気になる箇所に使っていきましょう。
ゆめごこちバスピロー かえる・HB-2811
ゆめごこちバスピローのかえるタイプ、見た目にも可愛らしくお風呂の華やぎにもなってくれる楽しい見た目のアイテムです。しかし見た目が楽しいだけでなく、性能面もしっかりとしているのでバスピローの良さは余すことなく伝わります。
空気を入れて膨らませ、首に巻いて使うタイプ。固定できないバスピローですが頭を預けることのできる浮き輪式。ゆったりとした全身浴に使いましょう。使い終わったら空気を抜いて水気を取り、軽く乾かせば良いので乾燥もやりやすいというメリットもありますね。
バスキュート ホワイト
バスキュートはお風呂に入りながらツボ押しができる、しかもそのツボ押しは人間工学に基づいてデザインされているので、効率良くツボを押して体のコリをほぐしていきます。またタオルをかけてバスピローにするだけでなく、お風呂に沈めて足ツボや腰の部分にセットしてほぐすなど色々な使い方もできます。
ポリプロペン素材なので速乾性があり、乾かしやすいのもポイント。因みにそのままリビングでも足ツボマッサージなどにも使えるので、お風呂だけでなく家の至る所でリラックスできてしまいますね。
ゆめごこちバスピロー あひる・HB-2810
ゆめごこちバスピローシリーズのアヒルバージョン。黄色がカラフルなビタミンカラーで目からも元気をもらえそう。ポイントは膨らませて使うバスピローだから、柔らかさを自分好みに調節できる所。空気を多めに入れればちょっと固めのしっかりしたハリに、少なければ柔らかく首を包むバスピローに。
使い終わったら空気を抜いてコンパクトになるのでしまいやすさも満点。見た目の可愛さから癒しグッズとして贈り物にするにも最適なバスピローです。
モナミ業務用お風呂のエアー枕(吸盤付)
空気を入れて使うタイプの、業務用使用のバスピローです。シンプルなデザインですが大きめということもあり、首元から背中付近までをカバーして使い、半身浴にも最適。程よい弾力が背中を受け止めてくれるので、長時間お風呂に座っていても疲れることはないでしょう。
また吸盤が付いているので浴槽やタイルなどに張り付けることも可能。これで固定をすることで丁度良い位置を保ちながら使用することができます。使い終わったら空気を抜けばしまいやすいというのも便利ですね。
サンパック お風呂用つぼまくら 普通サイズ
浴槽の縁に固定して使うバスピローで、首周りをしっかりと支えてくれるバスピローです。かなりしっかりとした作りなので首を預けても体がズレることなく、体重をかけることができます。そして同時にツボも刺激してくれるマッサージ効果もあり、全身浴を楽しみたい人にオススメです。
こちらのサイズは普通サイズですが、もう少し小さめのサイズもあるのでできるだけぴったりと合う方を選びましょう。また浴槽の縁に6cmほどのスペースが必要なのでそこだけは注意して下さいね。
バスピローの効果的な使い方
次にバスピローの効果的な使い方を紹介していきたいと思います。バスピローはお風呂の癒しに欠かせないグッズですが、慣れない人にはどう使っていいのか分からない、使いにくいと感じる人も多いようです。そこでバスピローをより簡単に使う方法から、ちょっとした応用編までをご紹介します。
バスピローは正しく使わないとその効果を実感できませんし、使い方が上手くいかずに体がこってしまっては逆効果。リラックスして使えるようにバスピローの使い方をマスターしていきましょう。
バスピローがちょっと使いづらいと感じたら
バスピローの基本の使い方は、浴槽の縁に置いてそこに頭を乗せて使う使い方です。が、この方法だと頭がずれてしまったり、滑ってしまいそうで上手く使えないという人もいるようですね。確かになれないと頭を預ける体勢は中々コツがいります。
そういう人はしっかり固定できる吸盤付きのバスピローを使うこともオススメですが、もしそうでないのならバスピローを背中と浴槽の背面で挟んで全身を預けるように使ってみて下さい。この方法なら滑る心配もなく、体重を預けてリラックスできるでしょう。
慣れてきたらちょっと上の部分にずらすようにして、自分のベストポジションを探してみて下さいね。バスピローですが頭や首だけでなく、体を支えてもらうだけでも十分に気持ちが良いですよ。
浴槽内でストレッチ、体をよりほぐす方法
さてお風呂の縁に置いて使っている人、置く場所は丁度真ん中ポジションをキープしようとはしていませんか?バスピローに慣れてきたのなら、ただ縁に置くのではなく浴槽縁の角にバスピローを置いて、体を横にして眠るような体勢で頭を乗せてみましょう。
浴槽の縁の中でも角は幅が広く、バスピローを置きやすいということもあってバスピローを固定しやすく、横向きの体勢で頬を乗せると自然と腰部分が捻れます。この体勢は背中のストレッチにもなり、硬くなった背中が良く伸びるのでやってみて下さい。
ちょっとキツくなってきたら逆方向に捻ってみるなど体勢を変えることでよりストレッチ効果を実感できます。このように敢えてバスピローを固定せず、ゆっくりとした浴槽内でのストレッチのサポートアイテムとして使うのも効果ありですよ。
もし浴槽が狭い場合は
バスピローを使いたいけど浴槽が狭い……と言うのは良くある悩みですよね。しかしここで気を付けたいのが、浴槽が狭いからといってバスピローまで小さいサイズを購入しないこと。バスピローは小さすぎると頭を固定しにくくもなり、浴槽内でポジションを探して体を動かすことにもなります。
そうなると狭い浴槽内では動きにくく、中々良い場所が探せません。探している内に逆に疲れてきてしまってバスピローを購入しても使わない人も……そこでもし浴槽が狭いと悩んでいる人は、敢えてちょっと大きめサイズを使うという方法もあります。
頭でなく体、背中を預けられるタイプならそこまで固定する必要もありませんし、浴槽に当たってしまう体をガードできるボディ用のバスピローとして活躍してくれるでしょう。また敢えて浴槽内に沈めることで足用の枕として使うのもオススメ。これで狭い浴槽でも良い感じに足が伸ばせます。
浴槽が狭いからとバスピローまで縮こませることのないよう、リラックスすることを前提にバスピローを選んで下さいね。
睡眠だけには気をつけて
リラックスすることで精神面、肉体面両面から体に効果が期待できるバスピローですが、注意点もあります。その一番の注意点が「浴室での睡眠」です。お風呂は血行を良くすることで体に良いと思われていますが、長すぎる入浴は体を壊す原因にも繋がると言われています。
特にあり得るのが長時間の入浴による脱水症状、そして逆に体が疲れてしまうことによる疲労困憊状態になることです。脱水症状は長時間入浴することで、汗をかきすぎてしまって起きる症状。これは熱い浴槽内で寝てしまうことで体温調節ができずに、陥りがちな症状です。
そしてもう一つですが、実は長時間入浴することで汗をかくことは、体に大きく負担をかけている状態と同じなのです。そしてそれがそのまま続くことで疲れが増してしまい、気を失うように眠ってしまうこともあります。これはいわゆる気絶と同じ状態ですから、体に良くはありません。
なのでお風呂でリラックスすることは大事ですが、そのまま寝てしまうことだけは十分に注意しましょう。できたら長時間の入浴を防げるようにタイマーを持ち込んだりすると防止対策になってオススメですよ。
まとめ
現代人はパソコンやスマホを使うことが多く、そのため慢性的な肩こりや背中のコリ、そこから派生して眼精疲労が起こるなど体が硬くなって疲れている人も多いと思います。そしてそんな体を癒して、ほぐしてくれるのがお風呂、つまり入浴タイムですね。
暖かいお風呂に浸かることで体が癒され、固まった体がほぐれていきます。その手助けをするアイテムは数多くありますが、その中でもバスピローは一日支え続けた頭の重さから首を解放してくれる癒しアイテム。実際にたくさんのバスピローが開発されて、販売されているのを見ると癒しを求めている人が多いことが分かります。
そんなバスピローを使うのであればより自分に合ったバスピローを選んで、その効果を最大限に味わいましょう。ぜひバスピローで、極上のリラックスタイムを過ごして下さいね。