爪の長い女性や頭皮・髪にトラブルを抱える方の中には、シャンプーブラシを検討されている方もいるかと思います。爪を立てずに毛穴の汚れがしっかり取れる、あるいはマッサージによって頭皮の血行が良くなるといった効果が期待できるからです。
その一方で抜け毛が増えたり、逆に頭皮に炎症を起こしてしまうという声もあります。そのような中でシャンプーブラシを使ってみようか迷っている方に、効果が期待できる商品の選び方をご紹介したいと思います。正しい使い方も掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
シャンプーブラシの選び方
気軽に頭皮ケアができるシャンプーブラシですが、商品によって使い勝手などが異なります。場合によっては逆に頭皮のトラブルにつながることもあるので、自分に合う商品を選ぶ必要があります。
そこで、どのようにすれば最適なシャンプーブラシを選べるのかご紹介します。材質や形状の違いによって効果などがどのように異なるのか、参考にしていただければと思います。
頭皮を傷つけないものを選ぶこと
基本的なことですが、シャンプーブラシは人工物なので指で洗うようにはいきません。自分の指で洗うのであれば、頭皮への力加減も思うように変えることができます。
けれどもシャンプーブラシを使う場合には、つい力が入りすぎてしまうこともあります。そんな時、硬い材質の場合には頭皮を傷つけてしまうかもしれません。そこで、極力頭皮を傷つけることのないような商品を選ぶことが大事です。
先端が丸いものを選ぼう
ブラシの先端が丸くなっていれば、つい力が入ってしまっても頭皮を傷つける心配がありません。ブラシ自体が尖って見えても、ブラシの先が丸く加工されていれば安心です。
シリコン製なら安心
ブラシの材質にも注意しましょう。安いものにはプラスチック製のものがありますが、シリコン製であれば柔らかいので安心です。ゴム製も柔らかいのですが、逆に頭皮までしっかりと届かないケースもあるので注意しましょう。
ブラシが頭皮に届くものを選ぶこと
頭皮に傷をつけないようにとにかく柔らかい材質のシャンプーブラシを選べば良いかというと、実はもうひとつ大事なポイントがあります。あまりに柔らかいブラシだと、頭皮に届かない場合があるということです。
例えば女性の場合、毛量が多い人や髪が長い人はブラシに髪が絡んでしまい、うまく頭皮まで届かないことがあります。
そこで髪質なども考慮して、ブラシの硬さなどを考える必要があります。
髪が多い人は細いブラシを
シャンプーブラシの形状も色々あります。根元が太く先が尖った三角形のものや、ブラシ全体が細いものなど違いが見られます。髪の量が多い人であれば、ブラシは細く硬めのものが良いでしょう。
しっかりと頭皮まで届くので、マッサージによる頭皮ケアを行うことができるようになります。材質もポリプロピレンやナイロンなどの、若干硬めのものが良いかもしれません。
ただし、力を入れてこすると頭皮を傷めてしまうので、小刻みに頭皮を動かすようなイメージで使うと良いかもしれません。
柔らかいブラシではどうしても地肌まで届かないという方もいるかと思います。そのような場合、ブラシの使い方を今一度確認していただきたいと思います。
それでもやはり頭皮にブラシが届かないという場合には、多少硬めのものを選んでも良いかもしれません。ただし、先端部分が柔らかくなっているものを選ぶようにしてください。
頭皮が弱い人は柔らかな素材を
頭皮が刺激に弱く、炎症を起こしてしまうような人であれば、とにかく柔らかい素材のものを選ぶことが大事です。
シャンプーブラシの素材としては、シリコン製のものが主流となっています。これは弾力があり柔らかいのが特徴です。これから頭皮ケアを始めるという方でも、安心して使うことができるでしょう。
もちろん頭皮の汚れもしっかり取ると共に、マッサージによる血行促進も期待できます。それほど髪の量が多くない人であれば、きちんと頭皮まで届くので効果を実感できると思います。
手にしっかりとフィットするものを選ぶこと
シャンプーブラシは小刻みに動かして頭皮ケアをするために使います。そこで細かな感触が伝わるように、しっかりとしたホールド感が得られるような手にフィットする形のものを選ぶことが大切です。
掴みにくい商品だと、つい力を入れて押さえつけるようになってしまいます。このような使い方をすると頭皮に余計な刺激を与えることになります。ブラシの先端は頭皮に軽く触れる程度にすることが大事です。
そのためには細かな力のコントロールができるように、手に馴染むようなデザインのシャンプーブラシを選ぶようにしましょう。
ブラシの先端部分の違いは好みで選ぶこと
シャンプーブラシの先端部分は、特に各メーカーが工夫しているところです。複数の形状のブラシを植毛している商品もありますし、先端部分がいくつかに分かれたものもあります。
さらに先端の形状の違いによって、毛穴の汚れの落ちやすさにも違いが見られます。シャンプーブラシは先端が柔らかいことが必要なので、その弾力性を維持しながらいかに汚れをかき出すのかが課題になります。
そのために各メーカーは先端部分の形状にこだわり、マッサージを行うと共に毛穴の汚れを効率良く除去できるように工夫しています。特に極細のブラシは毛穴の汚れをしっかり取ると共にマッサージ感も良いようです。
このように先端部分の違いはマッサージをした時の感触にも反映するので、あとは自分の好みに合うものを選べば良いでしょう。頭皮マッサージをすることでリラクゼーション効果も出てきます。血行促進にもつながるので、自分の頭皮に合うものを探すと良いかもしれません。
シャンプーブラシを使うと頭皮に痛みが出るような方は、ブラシの先端のデザインを変えて選んでみてはいかがでしょうか。
植毛タイプか一体成型タイプか
シャンプーブラシのデザインを見ると、大きく分けて2種類あることに気づきます。まずブラシ部分が植毛されたタイプと、本体からブラシ先端まで型抜きされたような一体成型タイプです。
植毛タイプの特徴
本体とブラシ部分が別々になった植毛タイプは、異なるブラシを使えるのが特徴です。複雑な構造にすることで、より効果的にマッサージが行えるようになっています。さらに細いブラシを多数埋め込むことで、マッサージのリラクゼーション効果が高まる利点もあります。
ただし本体とブラシ部分との間に隙間が生まれるので、清潔に保つための手入れが必要になります。隙間にはシャンプーと共に雑菌が入り込みやすいので、使用後の洗浄と乾燥をしっかり行う必要があります。
一体成型タイプの特徴
本体からブラシまで同じ素材によるデザインのシャンプーブラシは、使用後の手入れが楽なのが利点となります。カビも発生しにくく雑菌も入り込みにくいのが特徴です。
またブラシ部分も根元が太く、先端が細いというデザインによりコシが生まれるので、髪の毛が多い人でも先端部分が地肌に届きやすいというメリットもあります。
次第に刺激が強いものが欲しくなるので注意すること
シャンプーブラシは衛生面を考えて、古くなったら早めに新品と交換することが大事です。その際に、これまで使ってきたものよりも刺激の強いものが欲しくなる人も少なくないかと思います。
そのために少しずつ硬いブラシを選びがちになるので注意しましょう。使い方にも慣れてきたからといって硬いブラシを使うと、頭皮にダメージを与えるようになります。柔らかなブラシでは物足りないと感じても、頭皮にブラシ先がきちんと触れているのであれば大丈夫です。
必ずできる限り柔らかく地肌を傷つけないような商品を選ぶように注意しましょう。
シャンプーブラシ人気おすすめ商品TOP15
様々な形状や材質、デザインのあるシャンプーブラシですが、特に人気の高い商品をランキング形式でご紹介します。
いずれも頭皮ケアとしての機能性に優れたものばかりです。髪や頭皮の悩みに応じて、使い勝手の良いものを選ぶことができると思います。自分に合う最適なものを選ぶために、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
俺のシャンプーブラシ エステ抗菌
頭皮を傷つけずに優しくシャンプーしたい人におすすめのシャンプーブラシです。柔らかいシリコンゴムを使っているので、頭皮にダメージを与えずにしっかりと洗うことが可能です。
抗菌仕様となっているので清潔に安心して使うことができますし、手入れも簡単に行えます。耐久性にも優れるので、長く活用することができます。
ラ・カスタ ヘッドスパ スキャルプブラシ
ヘッドセラピストがプロデュースした、硬い頭皮をほぐしてくれるシャンプーブラシです。ヘッドスパブラシのノウハウを使い、太さと硬さの異なる2種類のピンが心地よい刺激を与えてくれます。
しっかりとマッサージをしながらシャンプーしたい人におすすめの商品と言えます。シャンプーの他にクレンジングやブラッシングにも使用することができます。
アイビル シャンプーブラシ ラニ Lani / スカルプブラシ
長さの違うナイロンピンが頭皮にしっかりと届くので、毛穴の汚れも洗い流せるシャンプーブラシです。頭皮の毛穴の詰まりが気になる人におすすめの商品です。
毛穴の奥の皮脂も洗浄することで、頭皮のトラブルも解消することが期待できます。シャンプー中は髪の毛が絡みにくく、手のひらで包むようにして使うことができます。
トルマリア 頭皮マッサージ イオンブラシ T316
髪の量が多くてシリコン製のシャンプーブラシでは満足できない方におすすめの商品です。程よい硬さで頭皮までしっかりとリフレッシュすることが可能です。指先で届きにくいところまできちんと洗いたい方にもおすすめです。
さらにマイナスイオンを発生するとされる天然鉱石を使用することで、効果的にマッサージをすることができます。
マイナスイオン クレンジングブラシ
天然鉱石トルマリンをブラシに練りこんだシャンプーブラシです。マイナスイオンの働きによりマッサージ効果と細胞の活性化が期待できます。髪と地肌をリフレッシュさせたい方におすすめです。
硬すぎず柔らかすぎない適度な弾力で、頭皮までしっかりとブラシが届きます。先端の絶妙な感触が頭皮の弱い人にも人気の商品です。
マペペ マイナスイオン マッサージ&クレンジングブラシ
ブラシ部に練り込んだ天然鉱石がマイナスイオンを発生するシャンプーブラシです。指先だけでは頭皮の汚れが持ちないと感じる方や、爪の長い女性の方にもおすすめできます。
ブラシはやや硬めなので、ソフトなブラシでは頭皮まで届かないという方も試してみてはいかがでしょうか。マッサージ効果で頭皮の血行も良くなりそうです。
メンズシャンプーブラシ レギュラー
先端が異なる3つのブラシからなる商品です。それぞれのブラシが異なる効果を生み出すことで、頭皮のケアを行うことができます。
まず頭皮の汚れを落としてマッサージを行います。さらに毛穴の汚れをかき出すこともできるので、ひとつで様々な効果を得ることができる便利な商品です。程よい太さのブラシがしっかりと地肌に届きます。
シャンプーブラシ ラニ(植毛)
細身のナイロンピンが頭皮にしっかりと届いて洗浄できるシャンプーブラシです。ピンの先端は球状となっているので、頭皮を傷める心配もありません。
だけではなかなか汚れを落とせないという方にもおすすめの商品です。異なる長さの柔らかなピンで隅々まで洗うことができますし、地肌を傷める心配もせずに頭皮をマッサージすることができます。
グリーンベル シャンプーブラシ ブルー
3つの指穴でしっかりホールドできるシャンプーブラシです。手がすべりにくいので、ブラシを使いながらシャンプーをしっかりと行いたい方におすすめです。
指先では落としにくい頭皮の皮脂や汚れをしっかりと落としながらも、髪の毛が絡まずにマッサージができます。柔らかな洗い心地なので、頭皮が弱い方でも安心して使用できます。継ぎ目のない一体成型なのでブラシの手入れも簡単です。
トリコインダストリーズ 俺のシャンプーブラシ
異なる長さの細いナイロンピンが144本植毛されているので、毛穴の汚れもしっかりと落としたい方におすすめのシャンプーブラシです。ピン先が柔らかくしなるので、優しくマッサージしながら洗うことが可能となります。
ピンの通りも良いので、髪の長い方でも頭皮までしっかりと届きます。地肌への刺激が少ないので、ブラシが苦手だった方も試してみてはいかがでしょうか。
ムコタ NEWスキャルプマッサージャー(白)
手の平にフィットしやすいデザインなので、しっかりとシャンプーマッサージをしたい方におすすめの商品です。柔らかいゴム製のブラシなので、刺激に敏感な地肌も優しくマッサージすることができます。
ブラシは三角形の形なのでコシも強く、毛量が多い女性の方でもしっかりと頭皮まで届きます。血行を良くするためにも試してみたい商品です。
メリット シャンプー ブラシ
適度な弾力でブラシの先端が柔らかなシャンプーブラシです。地肌を傷めることなくマッサージをしながらシャンプーすることができます。
小さな手でも持ちやすい形状なので、女性や子供でも扱いやすいデザインとなっています。シャンプーしながら優しく頭皮をマッサージできるので、刺激に弱い方におすすめの商品となります。
サクセス 頭皮洗浄ブラシ やわらかめ
2種類のブラシの突起で頭皮を優しくマッサージするシャンプーブラシです。頭皮を傷つけにくいので、刺激に弱い方でも安心して使用できます。
ブラシ先端が独特の形状をしていて、頭皮の血行を促進しつつ毛穴の奥の脂もしっかりと落としてくれます。ヘッドスパのようなマッサージを試してみたい方や、フケや頭のニオイが気になる方にもおすすめの商品です。
PRO TEC(プロテク) ウォッシングブラシ 毛穴クレンジングタイプ
毛穴を綺麗にして皮脂の除去効果が期待できるシャンプーブラシです。歯ブラシの毛の技術を応用した超極細毛が特徴の商品となります。
髪の毛の根元にある皮脂をかき出すことで抜け毛予防やニオイの原因を取り除く効果が期待できます。さらに極細毛が指圧の機能を持つことで、優しく頭皮をマッサージしたい方にもおすすめです。
サクセス 頭皮洗浄ブラシ ふつう
独特の形状をした2種類のブラシ先端部分が頭皮の血行促進に役立つシャンプーブラシです。頭皮を傷つけない丸い先端は適度な硬さがあるので、しっかりとマッサージをしたい方におすすめです。
毛穴の奥に溜まった皮脂までかき出してくれるので、頭のいやなニオイの悩みも解消されるでしょう。頭皮の血行促進効果も期待できるので、髪が薄くなってきた方にも試していただきたい商品です。
シャンプーブラシの効果的な使い方
頭皮ケアのために便利に使えるシャンプーブラシですが、使い方を誤ると逆に頭皮のトラブルを発生させることになります。
そこでしっかりと頭皮ケアを行いつつも汚れを落とせるような使い方をご紹介します。これからシャンプーブラシを使ってみようと考えている方は特に、最後までご覧いただきたいと思います。頭皮の悩みを抱えている方にも参考になると思います。
シャンプーの前にブラッシングをしておくこと
髪を濡らす前に、まずブラッシングをしておくのがポイントです。汚れた髪は絡みやすく、いきなりシャンプーラシを使うと髪が絡みついてしまいます。
まず最初にしっかりとブラッシングをして、髪のほぐしておくことが大事です。ある程度汚れも落とせるので、シャンプーの泡立ちも良くなります。
手で泡立てたシャンプーを髪にのせる
次に洗髪ですが、濡らした髪に直接シャンプーをつけてゴシゴシと洗う人も多いのではないでしょうか。
直接シャンプーを髪につけると、頭皮にも刺激を与えることになります。そこでまず最初に、シャンプーを手に取ったら泡立てておきます。その泡を髪にのせるようにしましょう。
最初に指で予洗いをすること
シャンプーの泡をのせたら、一度予洗いをします。この時はブラシを使わずに指の腹で洗います。
頭皮をゴシゴシと擦らずに、髪の汚れを落とすイメージで軽く洗い、しっかりとシャンプーを流しておきます。そのあとにもう一度シャンプーを泡立てて髪にのせていきます。
シャンプーブラシで泡を頭皮全体に行き届かせる
髪に泡をのせたら、シャンプーブラシを使って洗髪します。力を入れすぎないように注意して、小刻みに動かしながら少しずつ位置を変えてマッサージをするようにブラシを動かします。
抜け毛が増えない使い方
シャンプーブラシを使ってみると、意外にもデメリットになると感じる方も少なくありません。その原因となるのが、抜け毛が増えることです。
確かに指とは違って、シャンプーブラシで洗っていると髪がブラシに絡みついて抜けてしまうケースが多いようです。けれどもこれは、普段のブラッシングのような感覚で使っている場合に多く見られます。
シャンプーブラシは髪をとかすように使うのではなく、あまり動かさずに小刻みに振動させるような形で頭皮をマッサージするのが基本です。
つまり、髪との抵抗を少なくすることで抜けることを回避できるというわけです。ゴシゴシと頭皮をこするように動かしたり、回すように使うのを避けることで抜け毛を少なくすることができます。
頭皮を部分ごとに分けて洗うように
シャンプーブラシは通常のブラッシングとは使い方がだいぶ違います。髪と頭皮を洗いつつ、マッサージをして頭皮ケアをするのが目的になります。
そのためには、洗い方も覚えておく必要があります。シャンプーブラシを使って髪を洗う場合は、頭皮を部分ごとに分けて洗うというイメージで行いましょう。
濡れた髪は抵抗力もあるので、全体を一度に洗おうとするとブラシに髪が絡みついてしまいます。まず最初に前髪の生え際から始めて頭頂部へ、次に耳の後ろから後頭部へ、そしてえりあしから後頭部へ向けてという流れで洗いましょう。
また、部分ごとに丁寧に洗うことで、洗い残しを防ぐことにもつながります。
頭皮をこするのではなく動かすイメージで
シャンプーブラシを使う人で多いのが、髪をブラッシングするイメージで動かすというケースです。このように動かすと頭皮をこするようになります。その刺激が血行を良くすると思う方も多いのではないでしょうか。
頭皮をこすると炎症を起こすことも
頭皮をこすることで、汚れもしっかりと落とせるように思えます。けれどもこのような刺激のある洗い方をすると、頭皮へダメージを与えることになります。場合によっては炎症を起こすこともあるので注意が必要です。
美容院で洗髪をしてもらうと分かりますが、指で頭皮を揉むようにして洗っています。この動きが血行の促進にもつながりますし、頭皮へのダメージも与えません。
ブラシを頭皮に軽く当てること
ブラシは頭皮に強く当てるのではなく、軽く触れる程度にしておきます。そしてその位置を動かさずに、小刻みにシャンプーブラシを動かしましょう。イメージとしては、頭皮を動かすといった感じです。
髪が薄くなってきた人も、このように使うことで抜け毛も防ぐことができます。そして頭皮を動かすことによって、血行も良くなり頭皮ケアを行えます。
長時間続けないこと
シャンプーブラシでマッサージをすると、リラクゼーション効果で心地よく感じます。けれども長く続けてしまうと頭皮に負担がかかります。
さらに頭皮に傷がついてしまうと、そこからシャンプーが入り込むことで炎症を起こすようにもなります。このようなリスクを抑えるためにも、適度な時間で終わらせることが大切です。
また、濡れた髪のキューティクルは剥がれやすい状態になっています。長くシャンプーブラシを使うと、髪との摩擦によりキューティクルがどんどん剥がれ落ちてしまいます。
頭皮に異変を感じたらすぐに止めること
シャンプーブラシを使って洗っている最中に、頭皮がかゆくなったりしみるようであれば、すぐにブラシを使うのは止めましょう。炎症を起こしている可能性があるので、しっかりとシャンプーを洗い落として髪を乾燥させます。
その後も刺激感が残るようであれば、病院で診てもらうと良いかもしれません。頭皮に異常がなければ、医師の判断を仰いでシャンプーブラシを使うようにしましょう。
シャンプーブラシは週に1回程度の使用を
シャンプーブラシによる洗髪は毎日行う必要はありません。そもそも洗髪自体を毎日する必要もないので、週に1回程度使えば良いでしょう。
あまり頻繁にシャンプーブラシを使うと、たとえ正しい使い方をしているとしても頭皮にダメージを与えることにつながります。
週に1回の頭皮ケアを行うといったイメージで使えば良いかと思います。
皮脂の取りすぎに注意を
毛穴の皮脂による詰まりは薄毛のリスクを高めますが、その皮脂は頭皮を守る役目も果たしています。そのために取りすぎてしまうと逆に頭皮トラブルの原因になります。
例えば頭皮が乾燥することにより、フケやかゆみが発生するようになります。シャンプーブラシを使うと毛穴の汚れと共に皮脂も綺麗にかき出してくれます。けれども洗いすぎないように、適度なサイクルで使用する必要があることが分かります。
使用後のブラシはしっかりと乾かすこと
シャンプーが終わったら、シャンプーブラシもしっかりと洗っておきましょう。その上できちんと乾燥させておくことが大切です。
洗った後に湿気のこもったお風呂場に置いたままにしておくと、なかなか乾かずに雑菌が繁殖するようになります。
ブラシは洗った後にタオルドライをして、風通しの良い場所に吊るすなどしてください。カビが生えたりすると、次に使う時に頭皮に付着してしまうので時間をかけずに乾燥させることが大切です。
ブラシが劣化してきたら早めに交換を
シャンプーブラシを使っているうちに劣化してきたと思ったならば、早めに新しいものに交換しましょう。ブラシが傷んでくると、その隙間に雑菌が入り込んで増殖します。
そのまま使用を続けると、頭皮に雑菌を付着させることになるので注意が必要です。ブラシの先端部分は肉眼では分かりにくいのですが、劣化すると裂けたりしているので早めに交換しておいた方が良いでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。シャンプーブラシは人によって商品の選び方が違ってくることが分かると思います。けれども使い方はみな同じです。
マッサージすると気持ちが良いものですが、回数を重ねるうちに次第に強い刺激が欲しくなるかもしれません。けれども力を入れずに使用すること、そしてブラシが傷んできたら早めに新品と交換することがポイントになります。