まつげをクルンとカールさせるビューラーは、日々のメイクに欠かせない女性の必須アイテム。目元の印象はその人の印象全体を左右することもありますから、外出先でもケアできるよう、バッグやポーチにいつも忍ばせている人も多いのではないでしょうか?
とはいえ、ビューラーは自分に合わないものを使っていると以下のようなトラブルにつながることも。
- 毎回まぶたを挟んでしまう
- まつげがしっかりカールしない
- カールがすぐに取れてしまう
- まつげが切れたり折れたりする
ビューラーは毎日のように使うものなので、こんなトラブルやストレスからは解放されたいですよね。そこで今回は、ビューラーの選び方のポイントや人気商品ランキングの他、効果的な使い方のコツをご紹介します。自分に合ったビューラーを手に入れる参考にしてくださいね。
ビューラーの選び方
ビューラーは似たようなデザインのものが多いので、どれも同じだと思いがちですが、実は商品によって形状や特徴は少なからず違うんですよ。ここではビューラー選びの際に気をつけてほしいポイントを6つ紹介しますので、購入前にチェックしておきましょう。
アーチ部分のカーブの形状
ビューラーは直接まぶたのアイラインにフィットさせて使うものなので、自分の目やまぶたの形に合っているかどうかはとても重要なポイントです。そのため、顔立ちが全く違う友達から「このビューラーすごくいいよ!」と勧められても、あなたにぴったり合うとは限らないので要注意。
自分に合うかどうかは、基本的にビューラーのアーチ部分をチェックすると良いですよ。ビューラーには、アーチ部分のカーブが緩めのタイプと、カーブがしっかり付いているタイプのものがあります。
目安としては、彫りが浅い方はカーブがあまり付いていないタイプを、目鼻立ちがはっきりしている方はカーブが強いタイプを選ぶのがオススメです。
アーチ部分の幅
ビューラーのアーチ部分の横幅が自分のアイラインの横幅に合っていると、まつげを目頭から目尻まで一度でキャッチしやすく使いやすいですし、仕上がりもきれいになります。一般的に、日本のメーカーのビューラーは日本人の目の横幅に合うように設計されているものが多いですから、なるべく日本のものを使うと良いかもしれませんね。
一重や奥二重の方向けのタイプも
一重や奥二重の方の中には、まぶたがまつげに覆いかぶさってしまって「まつげを根元から挟めない」「ビューラーの意味がない」という方もいらっしゃいます。そのような場合は、まぶたを押し上げる機能も付いているビューラーを選びましょう。目元をパッチリさせる効果も期待できて一石二鳥ですよ。
材質
ビューラーは直接肌に触れるものですから、金属アレルギーなどお肌が敏感な方は材質にも気を配りましょう。一般的にビューラーの本体は金属であるステンレス製のもの主流となっていますが、中にはプラスチックでできているものもあるため、安心して使えるものを選んでください。
ゴム部分の硬さ
ビューラーには本体のアーチ部分にゴムが付いているのが一般的ですが、ゴムは硬めのものを選ぶ方が良いと言われています。なぜかというと、ゴムが柔らかいとプレスするときにゴムに食い込み、まつげが傷ついてしまうことがあるからです。ですので、軽い力でもしっかりカールできるような硬めのゴム(シリコンゴムなど)を採用しているタイプがオススメです。
コストパフォーマンス
ビューラーは数百円のリーズナブルなものから3,000円くらいするものまで、価格帯もさまざまです。購入する際は自分の目の形に合っていて使いやすいタイプを選ぶのが前提ではありますが、毎日使っているとゴムは次第に劣化していきますから、定期的に買い換えることも念頭に置いておく必要があります。
ゴムが劣化したまま使っていると、きれいな仕上がりにならないばかりか、まつげと傷める原因にもなるので要注意なんですよ。交換時期の目安は1カ月に1度程度なので、一度コストを計算してみましょう。
なお、ビューラーの本体も一度買ったらOKというものではありません。毎日のようにカシャカシャと動かし続けていると、少しずつ金属疲労などの劣化につながるため、買ったばかりの頃よりカールしにくくなってきたなどの不具合を感じてきたら買い換えた方が良いですよ。
ビューラー人気おすすめ商品TOP5
次に、いま特に人気のあるビューラー5商品をランキング形式で紹介していきます。好みのものがあるかチェックしてみましょう。
アイプチ フィットカーラー ひとえ・奥ぶたえ用 替えゴム 2コ入
一重や奥二重の人は、厚みのあるまぶたでまつげが埋もれてしまいがちですよね。そんな悩みを解決してくれそうなのがアイプチの「フィットカーラーひとえ・奥ぶたえ用」です。
この商品の特徴は、何と言っても一重や奥二重のまぶたを押し上げることができる点。特別仕様になっているカーラーの先端で、まつげに覆いかぶさっているまぶたをアイホールの奥に押し上げながらまつげを根元から立ち上げることができるから、目元がパッチリとした印象になるんです。
日本人の眼球のカーブやサイズに基づいて設計されているので、初めての人でもスムーズに使えるでしょう。まつげをつかむ部分も、日本人のまぶたにフィットするロングカーブ仕様なので一度でしっかりキャッチしてくれます。
また、ゴム部分は弾力性のシリコンゴムを採用しているため、カクカクせずに滑らかなカールに仕上げてくれるのもうれしいポイント。本体はスチール(ニッケルメッキ)製。替えのゴムが2個付いたセット品です。
アイプチ フィットカーラー ひとえ・奥ぶたえ用 替えゴム 2コ入の口コミ評判
今まで使ってきたビューラーは何だったんだ?って思うくらいきれいにまつげが上がります。左目二重、右目奥二重で不揃いな目なんですが、これを使うとかなり左右対称になれました。感激です!
自分はひとつのビューラーで全部きれいに立ち上がったのは初めてです・・・いつも目尻は部分ビューラーでやらないと立ち上がらなかったのですが、もっと早く購入すれば良かったと思いました。
とにかくまぶたが厚めのまぶたの方にお勧めです!まぶたが厚いひとえ&奥ぶたえで左右が違うのですが、どちらでも綺麗に上がったので感動です!!!
資生堂 アイラッシュカーラー 213
日本人女性のまぶたにしっかりフィットするよう、数千人ものまぶたの形状を参考にして開発したという資生堂の自信作が「アイラッシュカーラー213」。1992年の発売以来、25年以上愛され続けているロングセラー品です。コスメ用品には流行り廃りがあって短期間で見かけなくなる商品も多い中、長い間多くの方に愛用されているのは品質の良さをあらわしていますね。
フレーム部分がまぶたの曲線に沿うようにフィットしやすく、まぶたを挟んでしまうなどのプチトラブルが起こりにくいのが人気のポイント。ゴム部分は適度に弾力のあるシリコンゴムを使っているため、まつげの根元からナチュラルにカールさせることができます。替えゴム1個付き。
本品はまつげを軽い力で挟むだけできれいに仕上がりますが、よりナチュラルにカールさせるには、根元・真ん中・毛先と3回程度に分けて挟むのがコツです。ラクにきれいに仕上がるのに、替えゴム付きで1,000円程度というコスパの良さも魅力と言えるでしょう。
資生堂 アイラッシュカーラー 213の口コミ評判
価格と使いやすさを考えると、ベストチョイスだと思います。替えのゴムも付いてますし、まぶたのサイズやカーブが、日本人向けだと思います。力を入れなくても根元からしっかりカールできるので、今までよりも楽にアイメークができるようになりました。
とっても使いやすい。まつげを挟むという行為に神経を使わなくてもよいのが驚きです。今まで使っていたのものは、「自分が未だに下手だから、こんなにしょっちゅう瞼まで挟んで痛いんだ」という概念でいたので、“使いやすいビューラー”というのがホントにその通り。まつげが挟まれるときの感覚も滑らかに感じます。しかも安い。ありがたいです。
目じりの方までしっかりカールできるし、まぶたを挟まないのはこのビューラーだけです。奥二重なので、普通より腫れぼったい目なので助かります。
プッシュアップカーラー(ピンク)
一般的なビューラーとは一味違う、個性的な形状が特徴の「プッシュアップカーラー(ピンク)」はカミソリやキッチン用品などでもおなじみの貝印ブランド。まぶたを押し上げるソフト樹脂使用のパッドが付いているので、まぶたが腫れぼったく見えてしまいがちな奥二重の方やまぶたが厚い方にもオススメです。
パッドでまぶたを押し上げることによってまつげを根元からしっかりキャッチできるから、目元の印象チェンジに役立ちます。本体がプラスチックでできているため、金属アレルギーの方も重宝しているようです。お肌に直接触れるシリコンゴムには抗菌剤が含有されているため、安心して使い続けられそうです。
コンパクトな形状なので、化粧ポーチなどに入れてもかさばりにくく持ち運びやすいという点も大きな魅力。さらに、替えのゴムまで本体に収納しておける一体型のデザインになっているので「替えゴムどこだっけ?」と探したり失くしたりする心配もいりませんね。
プッシュアップカーラー(ピンク)の口コミ評判
1回軽く使ってみましたが、両方ともちゃんと上がってくれました!一般的な形よりもコンパクトなので持ち運びもしやすく、そこも有難いし嬉しいです。これを使い始めたら手放せないかも…ってぐらい便利でした。安いので半信半疑でしたが買ってよかったです♪
アレルギーで、ビューラーが使えなくなり、困っていたので探していました。プラスチックだからアレルギーは出ないのでこれにしました。小さくて持ち運びに便利ですが、持ち運ばなくても一日持ちます。上手に使えばカクッとならずにまつげが上がります。
オモチャみたいなルックスなので、全然期待してませんでしたが良い意味で裏切ってくれました。少しの力で直角に睫毛がカール出来ます。替えのビューラーゴムも本体に収納できるし、コンパクトなので嵩張らない。
エクセル スプリングパワーカーラー N
老舗化粧品メーカー ノエビアグループの「エクセル スプリングパワーカーラー N」は、その名のとおりパワフルなスプリングの力でビュンっとまつげをカールアップできるのが特徴です。
まつげをキャッチしてカールする際にスプリングがしっかり効く設計になっているため、グイグイと余計な力を入れる必要がありません。まぶたの目頭から目尻まで一度にキャッチしやすい39mmという幅広サイズで、アイラインにフィットする3Dカーブ仕様。
これなら挟みにくい短いまつげも一度にまとめてキャッチしてくれそうですね。持ち手の部分に厚みがあって握りやすいデザインとなっているのもうれしいポイント。
ゴム部分は特殊成型されたシリコンゴムを使った弾力クッションラバーだから、まつげが切れたり折れたりすることなく自然なカールを生み出してくれます。替えゴムは別売りとなっていますが、ワンアクションでしっかりカールできる品質ながら1,000円以下というのは良心的です。
エクセル スプリングパワーカーラー Nの口コミ評判
バネの力のおかげなのか、すごい勢いでカールがつく。根本からギュッ!と締めて上げると気持ちいいくらいの上向きまつげの完成。取っ手がゴールドなのもなかなかオシャレで素敵だし、持ちづらいなどの問題も無し。
私は一重で目の幅も短いので、よく瞼の肉をはさんでしまうですが、このカーラーははさみませんし、短いまつ毛でもくるりんとカールがすごくきれいにできてびっくりです。よくまつげを折っちゃうようなカーラーや、何回もまつげをしごいて丸くカールを付けるものとかありますが、これは技術いらずです。
私のまつげは長めなので、一押しでパッチリとカールされます。そのパワフルさは確かです。ハサミは頑丈なつくりで長く使えそうです。付け替えられるラバーも従来のふにゃふにゃしたゴムとは違う、シリコンラバーで強度があり、まつげを傷つけることはなさそうです。
シュウウエムラ アイラッシュカーラー N
力を入れなくてもスムーズに使うことができ、まつげを根元から自然にカールさせることができると多くの人から高評価を得ているのがシュウウエムラの「アイラッシュカーラーN」。プロのヘアメイクさんにも愛用者が多い人気アイテムのひとつです。
一見するとごく一般的なビューラーに思えますが、無駄のないシンプルなデザインの中には、使いやすさときれいな仕上がりを追求したこだわりが詰まっています。持ち手は軽い力でも開閉しやすい絶妙な作りになっていて、まつげを挟むアーチ状の部分は、さまざまな形状のまぶたに合うように設計されています。
本体の材質はスチール製で、ゴム部分はシリコンゴムを採用。替えゴムが1個付いています。シュウウエムラはデパートコスメの人気ブランドではありますが、替えゴム付きで1,500円程度で入手できるというのは比較的リーズナブルではないでしょうか。
シュウウエムラ アイラッシュカーラー Nの口コミ評判
カールがきれいに決まります。朝に使用して夕方までもちました。目元が痒くなってしまうのでマスカラは普段使用しませんが、このビューラーだけで十分です。
挟んで上にずらしていくだけできれいなカールができます。私は奥二重気味なのでまぶたを挟まないように軽くまつげに当てました。けれど結構な拘束力を感じカールがついているように思います。かなりのメイク下手ですが楽にアイメイクができそうです。
使い心地が最高にイイです。今まで使った中で、一番です。私の睫毛は、硬いくてホットカラータイプのでやっても なかなかマスカラ付けるまでに時間がかかって大変でしたが、あっ言う間にクルッとなります。
ビューラーの効果的な使い方
ビューラーは、ただまつげを挟んでプレスすれば良いというものではありません。基本的な使い方を知ることで、ナチュラルに仕上がりやすくまつげクルリン効果もアップしますから、選び方と合わせて知っておくと良いですよ。
ビューラーの持ち方
ビューラーはハサミのように持ち手に2つの輪があるデザインのものがほとんどなので、直感的に持つことができると思いますが、親指と中指をそれぞれの穴に入れて持ち、人差し指は軽く添えるのが基本です。
脇を締める
ビューラー使うときは、まずまつげの根元を挟みます。そのとき、脇を締めることを意識しましょう。なぜなら脇をあけてヒジが上がると、ビューラーを持つ手が顔から離れてしまうからです。
そうなると、まつげの根元からしっかり挟むことができなくなるため、不自然な仕上がりになってしまいます。脇を締め、ビューラーの本体(挟む部分)を顔に沿わせるようなイメージで使いましょう。
目線を下げる
ビューラーを使うとき、目を見開いていませんか?ビューラーでまつげを挟むときに目を開けていると、根元がまぶたに隠れてしまいやすいため、目線を下げることが根元からしっかり挟むコツです。
力を入れず、3回くらいに分けてプレスする
まつげの根元を挟んだら、軽く数回プレスします。そして、真ん中・毛先と3回に分けて段階的にプレスするとナチュラルに仕上がりやすいですよ。プレスの際に力を入れすぎると、カクカクと不自然な仕上がりになりやすいですし、まつげを傷めたり切れたりする原因になるため注意しましょう。まつげを挟んだまま引っ張ったりするのもNGです。
使用後のお手入れも忘れずに
アイシャドウやアイラインを使った後にビューラーを使う人もいると思いますが、そうするとビューラーのフレームに汚れが付着してしまいます。毎日使っていると汚れが蓄積して不衛生になりますから、ビューラーの使用後はティッシュや乾いた布などで拭き取る習慣をつけましょう。
選び方のところでも触れましたが、ゴム部分は劣化するので定期的な買い替えも忘れないようにしてくださいね。
まとめ
ビューラーの選び方や使い方について、基本的なポイントをご紹介しましたが何か参考になりましたか?言われてみれば当たり前に思うような基本的なことでも、振り返ってみるとあまり実践できていなかった、ということもあるのではないでしょうか。
ビューラーを使っても思うような仕上がりにならないと感じている人や、毎回まぶたまで挟んでしまうなどの不満を感じている人は、もしかしたら選び方や使い方に改善の余地があるかもしれません。ここでご紹介した人気商品の特徴なども踏まえていただき、ぜひ自分にピッタリ合うビューラーを見つけてくださいね。