カラーリングやパーマ、そして空気の乾燥などで髪の毛がパサついてしまったとき、あなたはどのようなヘアケア用品を使っていますか?
- もっと髪に潤いが欲しい
- まとまりのある髪に仕上げたい
というときには、ヘアオイルを使ったケアがおすすめです。今回は、ヘアオイルをテーマに、選び方やおすすめランキングなどのご紹介をしていきたいと思います。
ヘアオイルの選び方
髪の乾燥やボリュームに悩む方に最適ともいえるヘアオイルですが、各メーカーからさまざまな商品が登場しているため、店頭などで探してみても、種類の豊富さにどれにしようか迷ってしまうことでしょう。
そこで、「ヘアオイルを購入するのは初めてかも…」という方のために、ヘアオイルの選び方ポイントをご紹介します。こちらを参考に、あなたの髪質にピッタリとなるヘアオイルを探してみてくださいね。
ヘアオイルの成分に注目!
ヘアオイルを選ぶにあたって、必ずチェックしていただきたいものの一つに、潤い効果を与えるオイル成分があります。ヘアオイルといっても、オイルの成分によって仕上がりが異なったり、頭皮への効果などにも違いがあるといわれています。ヘアオイルの成分として一般的に使われているものについては、以下のとおりです。それぞれの成分について、期待できる効果もご紹介していきます。
ホホバオイル
ホホバの種子から採取される植物性油脂。ヘアケア製品だけではなく、スキンケア製品にも多く使われている非常にポピュラーな天然成分の一つとなっています。
熱に強く酸化しにくいため、長期間劣化しにくい部分が優れた特徴。コストパフォーマンスの良さにも定評があります。ヘアオイルとしては、髪のまとまりをアップさせる効果があるほか、肌なじみもよく、頭皮に浸透すれば抜け毛効果も期待できるそうです。
椿オイル
ヤブツバキの種子から採取できる植物性油脂。オレイン酸含有量が85%にのぼることから頭皮への浸透力にも優れており、頭皮の毛穴ケアにも効果があるといわれています。ヘアオイルとしては、髪のしっとり効果、ツヤ髪キープ効果はもちろんのこと、紫外線防止にもアプローチするといわれています。
オリーブオイル
オリーブの果実から採取できる植物性油脂。ヘアオイルとしては、圧搾の開始直後に抽出され、抗酸化作用の高いエキストラバージンオイルを配合していることが多いといわれています。
植物性油脂の中でもサラッとした手触りが特徴であるため、サラサラヘアに保ちたい、という方に特におすすめとなっています。使い続けた方の中には、白髪の予防にもなったという声もあったとのことです。
ひまわりオイル
ひまわりの種子を原料とする植物性油脂。主に食用油として用いられることが多いのですが、ここ近年はヘアオイルの成分としても活躍しています。
浸透性が高いことから髪のゆがみをスピーディーに整え、クセ髪などに効果的。
また、「高オレイン酸型」に位置づけられるひまわりオイルについては、酸化しにくい性質があることからアンチエイジング効果も期待することができるそうです。
ココナッツオイル
ココナッツの果肉を低温圧搾して採取する植物性油脂。食用だけではなく、スキンケアやヘアケアへの用途などに幅広く活躍し、安定したブームを誇っています。ココナッツオイルを配合したヘアオイルについては、髪の乾燥対策のほか、頭皮マッサージに用いることで育毛効果も期待することができるそうです。
香りはお好みのものを
ヘアオイルの中には、香り成分を豊富に含む商品が多数ラインナップされています。ヘアオイル選びには、ご自身のお好みの香りからチョイスしていくのもおすすめの方法です。髪からのさりげない香りは、あなたの魅力アップにも一役買ってくれるかもしれませんね。
無香料タイプのヘアオイルについて
また一方、天然成分をメインとしたヘアオイルでは、無香料タイプとなる商品も多くなっています。このようなヘアオイルは、配合となるオイル特有の匂いがするのみで、芳香成分は含まれていないことが特徴です。
無香料タイプは、良い香りがせずに少し寂しい、と感じる方もいるかもしれません。しかし、余計なものを加えず、髪に必要となる成分を厳選して配合している商品が多いことから、敏感肌で悩んでいる方や、ナチュラル志向を好む方にはおすすめとなるタイプとなっています。
初心者は大容量を避けて選ぶ
特にヘアオイルビギナーの方については、大容量の商品よりも、小さめサイズの商品を選んでおいた方がおすすめです。理由は主に2つ挙げることができます。
つけすぎ防止
ヘアオイルを使用する際のありがちな失敗談としては、つけすぎによる髪のべたつきを経験されている方もいるかもしれません。アオイルで髪をべたつかせずにケアするには、ほんの少しの量からつけはじめていくことがポイントです。
内容量の少ないヘアオイルを選べば、大容量のものに比べて「ドボっ」とオイルが出てしまうリスクが低く、またあらかじめ少ない量のボトルなら、「少しずつ使っていこう」とする意識も生まれるのでは、と考えられます。
特にヘアオイルを使い慣れていない方については、髪質に応じた使用量が手探り状態である場合も多いため、少ない容量のタイプから選んでいくことがおすすめとなっています。
酸化防止
ヘアオイルの特性として、酸化による劣化を頭に入れておかなくてはなりません。酸化が進んだヘアオイルを使い続けた場合、髪や頭皮へ悪い影響を与えてしまう可能性があるため、開封後のヘアオイルは早めに使い切ることが大切となります。
そのため、ヘアオイルを使い慣れていない、または頻繁に使う必要がない、という方は特に、小さめボトルを採用したヘアオイルを選んだ方がベターであるといえるでしょう。
ヘアオイル人気おすすめ商品TOP10
選び方についてチェックした後は、いよいよヘアオイルの人気ランキングを覗いてみることにしましょう。バラエティ豊かな10商品のご紹介です。
アリミノ スキャルプオイル (頭皮保護オイル) 150ml
ヘアカラーやパーマなどを行うと、髪だけではなく頭皮へのダメージも気になってしまいますよね。この商品は、これらの薬剤から頭皮を守ることを目的としたヘアオイルとなっています。
ミネラルオイルや植物スクワランが頭皮への薬剤による刺激を抑え、カモミールからの抽出成分が肌荒れ防止にもアプローチ。健やかな頭皮を保つ効果を期待することができます。
使用方法としては、コットンなどに本品を含ませた後、施術前に頭皮に馴染ませるように塗布していきます。直接頭皮へと塗布する場合には、顔などに流出させないよう気をつけましょう。
アリミノ スキャルプオイル (頭皮保護オイル) 150mlの口コミ評判
美容師さんに教わって購入。
たしかに皮膚が染まらない!
ぱっと見染まったかと思いきや、水で流すと染まってない!
染めてもらうのに使用してもらったら全然痒くなかった。すごく良かったです。
ナンバースリー ミュリアム ゴールド リニューオイル 120ml
高い保湿効果で、ダメージケア×エイジングケアの「Wビューティメソッド」を提唱。「酸化・糖化・老化」の3つのストレス因子に着目し、いつまでも美しい髪でありたいと願う方にピッタリのヘアオイルとなっています。
濃密でとろりとしたテクスチャーのオイルが、パサついた髪をしっかりと保護しながら保湿。また、貴重なモロッコ産「アルガンオイル」をはじめとしたメーカー独自の配合成分が、根元から毛先まで、若々しくツヤのある髪へと導きます。
ナンバースリー ミュリアム ゴールド リニューオイル 120mlの口コミ評判
髪が傷んでパサパサになっていたのですが、このオイルをブロー前に1プッシュ、ブロー後に半プッシュを毛先につけていたら、徐々に傷みが減って、1ヶ月程でパサつきのない健康な髪になりました。
猫毛で髪のボリュームに悩まされていましたが
使用し始めて2ヶ月
髪の毛にコシがでてきはじめました。個人差はあるかと思いますが、一生手放せないです。
ローズ ド マラケシュ ユイル セッシュ 100ml(アルガンオイル配合ヘアオイル)ダマスクローズの香り
潤い成分となるアルガンオイルとダマスクローズを配合。自然派志向なパリジェンヌの間でも話題の「モロッコ美容」から生まれたヘアオイル製品となっています。アルガンオイルは、フェイスケア製品と同等となる高品質なものを配合。
サラッとした触感で、オイルならではのべたつきを感じることなく使用することができます。濡れた髪、乾いた髪の両方に使うことができるため、ヘアケアからスタイリングまで幅広い用途で大活躍。モロッコ産天然ダマスクローズのほんのりとした香りで、ヘアフレグランスとしてもおすすめとなっています。
ローズ ド マラケシュ ユイル セッシュ 100ml(アルガンオイル配合ヘアオイル)ダマスクローズの香りの口コミ評判
髪の毛が厚くて、くせが強いので、なかなかまとまらないのですが、これを使ってからは思い通りに!
べとべとしすぎず、すごく、しっとりします
もう、10年以上愛してます。
容量のわりに、コスパいいです。
ロクシタン L’OCCITANE ファイブハーブス リペアリング ヘアオイル 100ml
フランス生まれのロクシタンは、ハーブやエッセンシャルオイルをベース配合した大人気のコスメシリーズです。ヘアオイルの分野においても、この「ファイブハーブス リペアリング ヘアオイル」が大変人気となっています。
濡れた髪にも、乾いた髪にも使えるトリートメント効果抜群のマルチユースオイル。複数からなるエッセンシャルオイルの効果でうるおいサラサラ髪へと導き、乾燥やドライヤーによる熱、また紫外線などのダメージから髪を守ります。
ロクシタン L’OCCITANE ファイブハーブス リペアリング ヘアオイル 100mlの口コミ評判
香りも大好き 髪に艶がありサラサラに
毎日に使用してまーす。
とても良い商品ですね 。ロクシタン大好きです。
使い始めて三年位になりますが、
このオイルは濡れた髪、乾いた髪両方に使え、髪に安心して使えます。色々高価なオイルも使いましたが使い心地最高⤴
【ナンバースリー】ミュリアム フリュイ オイル 120ml
艶のある髪づくりに定評があり、女性らしさを演出する優しい香りでも人気のミュリアムシリーズ。今回は、数あるラインナップの中でもこちらのヘアオイルをご紹介します。
浸透型オイルを配合し、髪の内部深くまでうるおいをアプローチ。みずみずしさやツヤ髪はもちろんのこと、ヘアオイルでありながら髪をさらさらの手触りに導きます。また、キューティクル同士を密着させることで、キューティクルの剥がれを抑制。ダメージヘアにも効果を発揮するといわれています。
【ナンバースリー】ミュリアム フリュイ オイル 120mlの口コミ評判
私も癖毛で特に天気の悪い日は最悪でしたが、これだけで髪が落ち着きます。
香りが良く、サラットしていてほんの少しで髪全体に広がるのでとても経済的です。
ブリーチ、カラーを繰り返した髪の毛でかなりダメージがありましたが、かなり落ち着きます!
今まで使ったオイルで一番好きです。
匂いもキツくなく、またリピートしたいです。
五島特産純粋つばき油 100cc 新上五島町振興公社
椿油の生産が盛んとなっている長崎県五島列島より、人の肌に一番近いオレイン酸が多く含まれているという五島産のヤブツバキの実だけを使ったヘアオイルのご紹介です。
古くより、髪だけではなく肌のケアなどにも多く愛用されてきた椿油ですが、現代でも根強い人気は継続中。ハリやツヤのある髪づくりをサポートし、保湿性も豊か。また頭皮の皮脂バランスを整える効果も期待することができます。酸化しにくいことから、敏感肌の方にもおすすめです。
五島特産純粋つばき油 100cc 新上五島町振興公社の口コミ評判
椿油独特の匂いがなくて気に入ってます。
これ一本で髪も顔も保湿できるのでコスパは最高です。秋冬の季節もこれのおかげで乾燥知らずでした。
椿油はニオイが…と思ってたけど、これはほとんど気にならず、肌にはすっと馴染んで、ベタベタが残らない。
夏のダメージ髪がまとまり、すごく良かった。カラーリングの保ちも良くなったような。
ヴェレダ オーガニック ヘアオイル 50ml
枝毛が気になる方、パサついた髪にお悩みの方などに特におすすめのヘアオイル。ピーナッツオイルや天然エッセンシャルオイルがしなやかで柔らかなツヤ髪に導き、毛先に出来てしまいがちな枝毛も予防。ゴボウエキスが潤いを与え、頭皮の状態を整えます。
シャンプー前にもみ込むようにつけヘアパックに、また乾いた毛先に少量をつけることで髪の美容液にと、幾通りもの使い方ができるのも嬉しいですよね。ナチュラルなローズマリーの香りが、リラックス効果も高めてくれると好評です。
ヴェレダ オーガニック ヘアオイル 50mlの口コミ評判
髪がぱさつきがちなので、出かける前にいつも使っています。
私の髪室にあっているのか、しっとりするけどべたつかず、
自然にまとまります。
この香りも大好きです。
ぼわぼわのクセ毛なのですが、これをつけると自然なツヤが出て雨でも落ち着きます。
香りがお気に入り!
天然オイルでここまで良いものは初めてです。本当におすすめ。
ミルボン ディーセス エルジューダ リンバーセラム 120ml (軽やかしなやかタイプ)軟毛用
オシャレな容器は、まるでフレグランス!プレゼントにも最適なミルボン ディーセス エルジューダシリーズは、オイルタイプやクリームタイプがあり、髪質や仕上がりでお好みのタイプからチョイスすることが可能。そこで今回はその中でも、軽やか&しなやかに仕上げたい方のためのヘアオイルのご紹介です。
ペタッとなりがちな髪をふわっと動きのある軽やかな髪に整え、天然鉱物由来の微粒子であるマイクロスフィアが髪同士の密着を抑える効果をもたらし、指通りの良い髪づくりをサポートします。また、毛髪補修成分である油溶性シルクPPTを配合し、髪に適度なコシをプラス。髪のボリューム不足でお悩みの方にピッタリのヘアオイルとなっています。
ミルボン ディーセス エルジューダ リンバーセラム 120ml (軽やかしなやかタイプ)軟毛用の口コミ評判
ミルボンシリーズの中では1番使用感が分かりやすかったです!しっとりはせず、まとまりさらっとします
【国内サロン正規品】モロッカンオイル(MOROCCAN OIL) オイルトリートメント100ml(ポンプ付) ノーマルタイプ 洗い流さないヘアトリートメント N-100
モロッコ原産のアルガンオイルは、抗酸化力に優れ、活性酸素の除去力が高い化粧油として古来より貴重なものとして扱われてきた歴史があります。このヘアオイルは、そのアルガンオイルが世界的に注目されるきっかけだった品だといわれており、オイルトリートメント製品のパイオニアとしてサロンを中心に多くの愛用者から親しまれているそうです。
髪のコンディショニングから、スタイリング、またフィニッシングまで幅広く活躍、使うほどにうるおい髪へ。また美容成分である各種ビタミンが、さらに健康な髪づくりへとはたらきかけます。
【国内サロン正規品】モロッカンオイル(MOROCCAN OIL) オイルトリートメント100ml(ポンプ付) ノーマルタイプ 洗い流さないヘアトリートメント N-100の口コミ評判
何を使ってもパサパサだった髪の毛が、モロッカンオイルを使ったらとても髪の毛に馴染んで
いつものパサパサがしっとりになり、艶もでました♪
もう放せません!
朝ブローするのがいつも大変でしたが、モロッカンオイルをつけてから、朝さらさらで、ブローもすごく楽になりました。
買って良かったです。
ミルボン ディーセス エルジューダ メロウセラム 120ml (なめらかしなやかタイプ)普通〜硬毛用
女子力を高めてくれそうなミルボン ディーセス エルジューダシリーズから、普通髪や硬めの髪の方におすすめのメロウセラムのご紹介です。まるでサロンで仕上げてもらったような仕上がりを体感。硬くごわつきがちな髪を、やわらかくしなやかな髪へ。
天然鉱物由来の微粒子(マイクロスフィア)の効果で、なめらかな質感へと導きます。香りは、甘く優しくありながらも、スパークリングアップル&シトラスミックスのさわやかさをプラス。年代を問わずに好まれる香りで人気を得ています。
ミルボン ディーセス エルジューダ メロウセラム 120ml (なめらかしなやかタイプ)普通〜硬毛用の口コミ評判
美容院で使っていて良い香りだし、さらさらにまとまるので購入しました!髪を洗った後に付けて乾かした翌日はしっとりまとまっています。
髪が多く広がりやすい私ですが、一度使用しただけで髪を完全に乾かした後も広がらずまとまっています。これからの季節、こちらの商品に期待です!
ヘアオイルの効果的な使い方
ヘアオイルのおすすめ商品をご紹介して参りましたが、「これだ!」と思える商品を見つけることができましたでしょうか?ここからは、ヘアオイルをより効果的に使っていただくためのテクニックについてお伝えをしていきたいと思います。
- べたつきそうだからヘアオイルは使ったことがない
- 以前使っていたけど髪がペタっとしてしまったので、使うのを止めてしまった
という方々も、正しい使用方法を知っていただくことで、「使ってみようかな」と感じていただければ幸いです。
ヘアオイルを使うことのメリット
まずはじめに、ヘアオイルを使った際の髪へのメリットについてご紹介します。ヘアケア製品にはさまざまなジャンルがありますが、ヘアオイルならではの魅力をしっかりと認識することで、より効果的に使っていただくことができるのでは、と考えます。
うるおい髪・ツヤ髪へと導く効果
ヘアオイルがもたらす効果として最も大きいものとしていえるのが、オイルだからこそ実感することができる髪への「うるおい」「ツヤ」効果です。うるおいを感じるツヤ髪は、髪を綺麗に見せる効果を与え、それに伴い清潔感ある雰囲気をプラスすることができるでしょう。モテ髪を演出する上で、ヘアオイルはマストアイテムとなりつつあるのです。
ボリュームを抑えまとめる効果
しっとり髪へと導くヘアオイルは、広がる髪にお悩みの方、多めの髪をまとめたい、という方にピッタリのヘアケア用品です。オイルによって髪の広がりを抑えることで、落ち着いた髪質へと導く効果を期待することができるでしょう。また、まとめ髪などの際に使うことで、セットしやすい髪に整えることも可能。スタイリング剤としての用途もおすすめです。
ただし、髪のボリュームダウンを目的とするとはいえ、オイルのつけすぎはべたつきの原因となってしまうため注意が必要です。ご自身の髪質をよく認識した上で、適切な量を見極めていくことが大切だといえるでしょう。
髪への保湿効果
ヘアオイルを使うことでのメリット。3つ目は、髪へもたらす保湿の効果です。髪の毛の一般的なお手入れ法としては、シャンプー後にトリートメントを使用することで、髪の内部までうるおいを浸透させてケア終了、という方が多いのではないでしょうか。しかしその後に何もせずに放置してしまうと、時間の経過と共に髪からうるおい成分や水分がどんどん抜けていってしまうといわれているのです。
そこでおすすめしたいのが、トリートメント後に行うヘアオイルを用いてのケアです。このひと手間によって、ヘアオイルが髪の表面に蓋をする役割を果たし、うるおい成分や水分の放出を防ぐことができるといわれています。
もちろん、シャンプー&トリートメント後に関わらず、毎朝のケアの際にもヘアオイルを使うことができます。髪の表面をオイルコーティングすることで、乾燥などで悩まされがちなパサつき髪を防ぐことができるでしょう。
ドライヤーの熱から守る効果
ヘアオイルを使うことによって髪の表面をコーティングする、というのは先程もご説明しましたが、それによってうるおいや水分を閉じ込めるだけではなく、外部の刺激から髪をガードする効果も望むことができるといわれています。
髪へのダメージとなる要因の一つとしては、ドライヤーによる熱風を挙げる方も多いのではないでしょうか。しかしながら、髪をしっかりとスタイリングするためには、ドライヤーによるブローなどを欠かすことはできませんよね。それでも、ドライヤーで髪を傷めたくはない…。
そのようなときこそ、ヘアオイルの力を借りてみてはいかがでしょうか?ヘアオイルの多くは、このようなドライヤーの熱から髪を守ってくれる効果を持ち合わせています。ドライヤーを使う前に毛先を中心に塗布していくことで、うるおいのある髪をキープし続けることができるようになるでしょう。
ブラッシングの摩擦から守る効果
髪の表面をヘアオイルによってコーティングすれば、摩擦による刺激を抑え、健やかな髪を保つ際のサポート効果を期待することができます。髪への摩擦として代表的なものが、日常のお手入れには欠かせないブラッシングです。
ブローの際にもブラッシングが必須となりますし、例え「今日は簡単にまとめ髪で済まそう」という場合であっても、ブラッシングは必要不可欠な工程であるといえますよね。ヘアオイルは、このようなブラッシングでの摩擦からも髪をガードしてくれるでしょう。
マッサージの摩擦から守る効果
摩擦が考えられるものとしてもう一つ挙げるとすれば、頭皮マッサージによる刺激が考えられます。髪の健康をキープするためには、頭皮のケアは是非とも行っておきたい項目です。
それには頭皮へのマッサージなどが有効なのですが、刺激が過剰なものとなってしまうと頭皮を傷めかねず、また髪の毛にもダメージを与え逆効果となってしまう可能性があります。そこで、ヘアオイルをあらかじめクッションの役割で塗布しておくことで、摩擦からガードし、刺激を最小限に抑える効果を期待することができるのです。
それに加え、ヘアオイルによっては頭皮ケア専用のものや、頭皮への効果を謳った商品なども複数ラインナップされています。効能が期待できるヘアオイルを適切に選ぶことによって、摩擦から守ってくれるだけではなく、それ以上の効果を望むことができるでしょう。
ヘアオイルの使用法とは
ヘアオイルの特長を知った後は、いよいよヘアオイルの使い方についてご覧いただきます。基本的なケア方法はもちろん、是非とも試していただきたい応用編もご紹介したいと思います。
ヘアオイルの使用法・基本編
まずは、ヘアオイルの基本となる使用方法です。例外を除き、ほとんどの商品で同様の使い方となりますので覚えておきましょう。
①シャンプー後に髪の毛をタオルドライする
完全に乾かす前の、タオルドライした髪の毛に使用します。
②手のひらにヘアオイルをのせる
このとき、規定量より多くなることは避けてください。髪のべたつきの原因となってしまいます。適切な量は、髪の長さ別にパッケージに記載されていることが多いため、そちらを参考にされるとよいでしょう。目安としては
- ショートヘア 1~2滴
- ミディアムヘア 2~3滴
- ロングヘア 3~4滴
が一般的な量となりますが、髪質や髪量などでも個人差があるため、この限りではありません。
③ヘアオイルを両手で揉み込みなじませる
手のひらにのせたあと、そのまま髪に塗ってしまうとムラとなってしまう可能性がありますので、必ず両手によくなじませてから髪に塗布するようにしていきましょう。また、手のひらから伝わる体温によってオイルが柔らかな感触へと変化し、さらに髪なじみをよくする効果を生み出します。
④毛先から徐々にオイルをなじませる
パサつきがちな毛先を中心に、髪の内側に揉み込むような形でオイルを塗布していきます。毛先を十分ケアすることができたら、徐々に根本付近や髪の外側にも塗布していきましょう。鉄則としては、べたつきを防ぐために少しずつつけていくことです。
ヘアオイルの使用法・応用編 ①朝のスタイリング剤として
ヘアオイルは、ヘアムースやヘアクリームなどと同様にセットしやすい髪に整えることができることから、朝のスタイリング剤としても使用することができます。しっとりとまとめたい、ツヤツヤの髪に仕上げたい、という方に特におすすめの方法です。
ヘアオイルの使用法・応用編 ②シャンプー前にオイルパック
方法としては、以下の手順を参考にして行いましょう。
①シャンプー前に、髪全体にヘアオイルをまんべんなくつける
②タオルやラップなどを用いて髪全体を包み、なじませる
③15分ほど経過したらシャンプーを使ってしっかりと落とす
髪のオイルパックは、乾燥する季節や、髪のパサつきに悩む方などに大変おすすめとなるケア方法となります。待ち時間となる15分間を湯舟で過ごせば、浴室の湯気によってさらに髪の毛にケア成分が浸透することとなり、より効果アップを期待することができるでしょう。
ヘアオイルの使用法・応用編 ③いつものトリートメントにプラス
「それでも、ヘアオイルはベタベタしていて苦手…」という方は、シャンプーの後、いつも使っているトリートメントやコンディショナーにほんの少しだけプラスしてみる、というのはいかがでしょうか。直接オイルをつける場合よりもベタ髪となるリスクを抑え、またトリートメントとの相乗効果で、うるおいのさらなるアップを望むことができますよね。
ヘアオイルにはこんな使い方も
こちらでは、ヘアオイルのその他の活用方法をご紹介します。「天然椿油100%」など、天然成分だけを配合したヘアオイルなどについては、ヘアケア以外の用途でもオイルを活躍させることができるそうです。
顔のケアに使える
クレンジングオイルとして、また小鼻の角質除去やパックとしてなど、1本あれば幾通りものフェイスケアが可能となります。ただし、いずれの方法も強くこすってしまうと肌に刺激を与えてしまう可能性があるため、やさしくマッサージするように塗布していき、また刺激を感じる場合には、ケアの頻度を控えめにしていくことが大切です。
ボディケアに使える
乾燥する季節には、ボディケア用品として使うこともおすすめです。カサカサになりやすい肘や膝、かかとなどにもうるおいをプラスすることができますし、ハンドケア、ネイルケア用品としても活用することができます。
髪以外に使ってはいけない場合も
ヘアオイルについて髪以外での活用法をご紹介しましたが、商品によっては髪以外への使用は控えるように、との注意があるケースもあります。その際には必ずそれに従い、ヘアケアでの用途のみで使用していくことで、トラブルを起こすことなく愛用し続けることができるでしょう。
気になるヘアオイルを見つけたら、商品ボトルや公式サイト、または口コミサイトなどをチェックすることで、あなた自身にピッタリの使い方を探してみるのも楽しいかもしれませんね。
まとめ
今回は、うるおい効果抜群となるヘアオイルについて、その選び方、おすすめとなる商品、そして効果的となる使い方についてご紹介して参りました。選び方では、香りや容量を考慮した選び方のほか、オイル成分による効果の違いなどにも触れてみました。お好みとなる使用感のヘアオイルは見つけることができましたでしょうか?
おすすめ商品としては、ランキングに基づき、オーガニックタイプとなるヘアオイルや、香りが魅力となるヘアオイルなどを豊かなラインナップでご紹介しました。今後のヘアオイル探しの参考に是非とも活用してみてくださいね。
そして最後に、効果的となる使用方法として、基本的な使い方はもちろん、おすすめしたい応用編となる使い方、またヘアケア以外の用途としての活用方法についてもご覧いただきました。ほんの少しでも「この方法で試してみたいな」と感じていただくことができましたら幸いです。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。トリートメントとして、ヘアパックとして、またスタイリング剤として幅広く使うことができるヘアオイル。是非ともあなたの日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。