手を汚さずスムーズにのり付けができるテープのりは、事務作業の効率性をアップさせる便利アイテム。一般的なのりと比べて使いやすいと感じる人が多く、仕事はもちろんプライベートの写真整理やスクラップブック作成などにも取り入れる方が増えています。
ここでは、テープのりの選び方や人気の10商品の特徴などについてご紹介していきます。テープのりの機能や使い勝手は商品によって異なりますから、商品選びに迷っている方はぜひ参考にしてくださいね。
テープのりの選び方
テープのりを選ぶ際は、以下のようなポイントを考慮に入れることをおすすめします。
用途に合う幅は?
のり面(テープの幅)が、用途や対象物に合うものを選ばないと使いにくくなってしまいます。切手やレシートなど対象物が小さければのり面の幅も5mm以下で良いでしょうが、大きめの封筒や大判写真などの場合は幅がある方が安心でしょう。
使用頻度で選ぶ
事務作業などで毎日のように頻繁にテープのりを使う場合は、20m前後あるロングタイプや大容量タイプがおすすめです。中には30mを超えるものもありますが、その分サイズも大きくなります。使いやすさを損なわない丁度良いサイズ・容量かどうかを検討してくださいね。
使用頻度があまり高くない場合は、10m以下のコンパクトサイズのものでも十分でしょう。
粘着力はどれくらい必要?
テープのりの粘着力はメーカーや商品によって異なり、強力粘着タイプや、一度貼ってもまたはがせるタイプなどが用意されています。封筒などしっかり封閉じしたいものは粘着力が強いタイプが適していますし、付箋のようにメモを仮止めする場合ははがせるタイプが良いでしょう。
本体サイズ・形状
本体のサイズや形状は、持ちやすさ・使いやすさに直結する部分です。大容量で大きめのもの、コンパクトで携帯しやすいもの、デザイン性が高くかわいらしいものなど、形状はそれぞれ。ユーザーの口コミ情報なども参考にしつつ、自分の手になじみやすく使いやすそうなタイプを選びましょう。
詰め替え用の有無
テープのりには、最後まで使い終わったらまた本体を購入する使い切りタイプと、専用カートリッジを購入して付け替えるタイプがあります。
一般的には、本体を繰り返し購入するより詰め替え用の方が経済的です。ただ、中には使い切りタイプの本体3個パックという形で低価格で提供している場合もありますから、手間やコストを考慮して選びましょう。
テープのり人気おすすめ商品TOP10
では、人気のテープのりにはどのような特徴があるのか、ユーザーの口コミ情報と共にチェックしてきましょう。
プラス プリット テープのり ノリノプロ (キレイにはがせる) 本体 22m×8.4mm 39-244
メモの仮止めや付箋のように貼り直すこともできるテープのりです。ガッチリと接着させるのではなく、絶妙な粘着力で軽く貼る設計になっているため、一度貼ったものも跡を残さずきれいにはがすことができます。
のり面の幅は8.4mm、テーブの長さは22mと大容量。ボタンを押せばキャップが開くため、片手ですぐに使用することができ、詰め替えも簡単です。先端に溜まりやすいのりクズを回収するクリーンローラーも、詰め替え時に交換可能。使用時にテープがたるみそうになると自動的に修復するパワーギアも搭載されています。
プラス プリット テープのり ノリノプロ (キレイにはがせる) 本体 22m×8.4mm 39-244の口コミ評判
今まで使い慣れたドットライナーでしたが、飽きてきたので興味本位で購入。ドットライナーより使い勝手もよく、このプリットのテープのりに乗り換え確定です。
ノートの左側ページに学習用のお題プリント(上面だけ)を貼るのに使っています セロハンテープや、(剥がしやすい)マステだとノートを閉じた時に、テープ貼った所だけがどうしても、分厚くなってしまうがこちらのすぐに剥がせるテープだと1冊のノートになったとき、厚みが殆ど気になりません
コクヨ テープのり ドットライナーノック 限定柄 オカメインコ タ-DM480-07L2
キュートなオカメインコをモチーフにしたスリム形状のテープのり。のり面の幅は7mm、テープの長さは8mで詰め替え用も用意されています。本体の長さが12㎝あるのでペン感覚で使うことができます。
カチッと押して手早く使えるノック式だから、細かい事務作業もスムーズに進められるでしょう。ゴミやホコリが入らないフルカバーキャップ付き。デザインだけでなく機能性にも優れているため、セキセイインコバージョンや猫バージョンなどシリーズでのファンも多いようです。
コクヨ テープのり ドットライナーノック 限定柄 オカメインコ タ-DM480-07L2の口コミ評判
オカメインコ好きにはたまらない!詰め替えもできるので長く愛用できそうです。
同じ商品のブルーの物を使っていましたがこのオカメさんの可愛らしさについ購入。ペンケースにこの子がいると癒されます。
プラス プリット テープのり ノリノプロ (強力に貼れる) 本体+詰め替えテープ2個付 39-242 & 39-245
一度でしっかり、強力に接着させることができるテープのりです。のり面は8.4m幅でノーマルなベタ貼りタイプ。プラス社の従来品と比較すると約2倍の強度があるため、厚手の封筒や厚紙を使った工作などにも重宝するでしょう。長さも22mと大容量なのでヘビーな使い方にも対応できそうです。
テープのたるみを防ぐ「パワーギア」や、ヘッドに付着したのりクズを取り除く「クリーンローラー
、紙の端からはみ出さずにのり付けできる「はしピタガイド
など多彩な便利機能が搭載されている使いやすい一品です。
プラス プリット テープのり ノリノプロ (強力に貼れる) 本体+詰め替えテープ2個付 39-242 & 39-245の口コミ評判
こちらは、ドットタイプではなくベタ塗り型。最近は、両面テープの代わりに強力タイプのテープのりを代用しているのですが、強力タイプにありがちなテープ詰まりもなく巻き取り良好で快適に使用できております。もちろん、普通にのりとしても強力に貼り付けしてくれます。乾くまでの待ち時間もなく、強力に貼り合わせてくれます。
テープのりに”しては”強力です!壁紙の壁面に紙をこれで付けましたが、しっかりと付き且つ剥がす際は跡も残らず良い感じでした。
トンボ鉛筆 テープのり ピットテープUS HPA-321 3個
6mm幅で1個あたり10m分使えるトンボ製テープのり。詰め替える必要がない使い切りタイプでお得な3個パックです。スムーズに動くローラーヘッドを搭載しているため、若干凹凸がある部分もきちんとのり付けすることができます。
封筒ののり付けやメモ貼りなど、さまざまな用途に使いやすい6mm幅。女性の手にもおさまりやすいコンパクトな形状です。ネット通販だと3個入りでも500円以下で購入できるためコスパの良い商品としても人気です。
トンボ鉛筆 テープのり ピットテープUS HPA-321 3個の口コミ評判
テープがたるんだりヨレたり切れたりしないからイライラしなくて良い。すっかりコレしか使わなくなった。
コストパフォーマンスは十分良いです。3つセットなので、長さは合わせて30m。大きさは少し大きいかな?とは思いましたが許容範囲。貼り心地もしっかりしていて使いやすいです。また、ゆっくり剥がせば、ある程度は貼り直しが可能です。
ミドリ CL テープのり〈ミニ〉 白 35163006
コンパクトながら9m分のテープを内蔵したミドリ製テープのりです。小ぶりなのでペンケースに入れて持ち運ぶのに便利なサイズ。テープ幅は4.2mmと狭いので、小回りが利きやすく細かい部分ののり付けに重宝するでしょう。
グッドデザイン賞を受賞したことがあるシンプルでスタイリッシュなデザインが人気です。白を基調にしているのでデスク周りに置いておいてもなじみやすいですね。詰め替え不要の使い切りタイプで、500円以内で購入できます。
プラス プリット テープのり ノリノポッド(キレイにはがせる) 本体+詰替テープ3個パック 6mm×10m
適度な粘着力で付箋のように貼り直すこともできるプラス製テープのり。本体1個に詰め替え用テープ3個が付いたお得なセット品です。コンパクトサイズですが、本体と詰め替え用を合わせて40m分の長さがあります。
のり面の幅は6mmなので切手やレシートにも使いやすいでしょう。テープの出口にはシャッターキャップが付いているため、ゴミやホコリの侵入を防ぐことができます。テープ詰まりを起こしにくいパワーギアを搭載。写真が変色しにくいのりを使用しているので安心して使えます。
ニチバン テープのり はんこのり TN-TE7H3 強粘着
はんこやスタンプのように、垂直にポンと押すだけでのり付けできるニチバンのテープのりです。1カ所あたりののり面サイズは約7mm×約10mmで、切手や領収書、ちょっとしたメモなどののり付けがワンプッシュで簡単にできます。持ちやすくかわいらしいデザインも魅力のひとつ。
のり面は使いやすくしっかり貼れるドットタイプです。スタンプ機能だけでなく、本体を傾ければ一般的なテープのりと同様に引いてのり付けすることもできるため、用途に合わせた使い分けも可能。長さは6.5mでスタンプ約600回分となっています。
ニチバン テープのり はんこのり TN-TE7H3 強粘着の口コミ評判
こちらは基本はテープのりですが、自動的に1回分のテープを送ってくれるのでスタンプみたいにポンポン押すだけでのりづけができて大変スピーディーです。
昔の写真整理に大活躍してます。1枚の写真を(裏面2か所スタンプ)3秒で貼れます。蓋を外す手間がいらず、手も汚れず、薄い台紙でもしわにならず、強力です。
トンボ鉛筆 テープのり ピットスライド 3色 HPA-311X
コンパクトでかわいらしいデザインが魅力のトンボ鉛筆製テープのり3色セットです。本体の色は赤・青・黄で、詰め替え不要の使い切りタイプ。テープ幅は8.4mm、長さは8mです。
小型なテープのりは小さ過ぎて持ちにくいことがありますが、本品は本体下部パーツがスライドして伸びる仕様になっているので、しっかりと安定させて持つことができます。使用後はスライド部分を戻せば、引き出しやペンケースにコンパクトに収納可能。3個入りで500円前後というリーズナブルさも人気のポイントです。
トンボ鉛筆 テープのり ピットスライド 3色 HPA-311Xの口コミ評判
小型で取り回しがしやすく、商品すべてが「詰め替えずすぐ使える」というのは意外と便利です。つくりも意外としっかりしており、特にスライド部が大きいためホコリ等が混入する心配がないのが大変良いです。
とてもスムーズにのりが貼れます。デザインも良いです。テープの量もあり、お値段リーズナブルです。
コクヨ テープのり ドットライナー ロング タ-DM4400-10N
長さ36mとたっぷり使える、大容量ロングタイプのコクヨ製テープのり。事務作業などで頻繁にテープのりを使用する方におすすめです。幅も10mmとワイドなので、大判の封筒ののり付けもしっかりできるでしょう。
のり面は、スムーズに引きやすく止めたいところでスパッと切れるドットタイプを採用。大容量ということでサイズは12.4㎝×6.7㎝と大きめ。持ち運びにはあまり適していませんが、しっかりと握ることができるため安定した使い心地があります。
コクヨ テープのり ドットライナー ロング タ-DM4400-10Nの口コミ評判
普段から事務作業や梱包作業にドットタイプのテープのりを使用しています。ドットタイプは失敗せずに貼り付けられ、ちょっと間違えた!って時でも貼り付け直後なら、ぺりっと剥がして修正できるので気に入っています。紙製の封筒にももちろんですが、特にビニール製のバッグなどに切手を貼り付ける際には重宝しています。
事務系の仕事用途で使う分には必要十分な粘着力があります。ただ、流石に工作系に利用できるほどの粘着力は無いです。修正テープを想像して購入しましたが、修正テープとは比べ物にならないぐらい楽かつ綺麗に引っ張れるので良い誤算でした。
コクヨ テープのり ドットライナー 強接着タイプ タ-DM400-08
小さなドット状に糊付けするコクヨの人気テープのり。強力にムラなく接着でき、それでいて使い心地は軽やかなので、直線も曲線もしっかりとスムーズに引きやすいのが魅力です。テープ幅8.4mm、長さ16m、専用カートリッジを詰め替えて使うタイプです。
紙や写真を変色させることがある酸の含有量が少ないのりを使用しているため、思い出の写真を楽しむスクラップブック作りにも適しています。のりは非溶剤系、ケースやキャップには再生樹脂や植物由来樹脂を採用したエコマーク取得商品です。
コクヨ テープのり ドットライナー 強接着タイプ タ-DM400-08の口コミ評判
取り替えもできてテープが長く粘着力が強いのでやっぱりこの商品を買ってしまいます。ただ、意外とサイズが大きいのでそこは注意が必要です。
現在詰め替え用含め3個目です。少しお値段はしますが一度これに慣れるとスティックタイプに戻れません。私はノートを取る時に愛用しています。ちょっとしたメモ書きやポイントをポストイットに記入、ノートの開いたスペースにこのテープのりを使い貼っています。どんなに使ってもノートのよれが出来ないのが嬉しい。
テープのりの効果的な使い方
最後に、テープのりを使いこなすための基本ポイントをご紹介します。
ゆっくり、45度で引くのがコツ
テープのりは便利ですが、うまくのり付けできないことがありませんか?基本的に、テープのりは「ゆっくりと押し付けながら引く」ことがきれいにのり付けするコツです。
また商品にもよりますが、テープのりが出てくる部分を寝かせるのではなく、45度の角度になるようにすると使いやすいですよ。
色々な使い方を楽しもう
テープのりは以下のようにさまざまな使い方ができます。
- 封筒をとじる
- 領収書の整理
- 切手を貼る
- メモを貼る
- 写真の整理
- スクラップブックを作る
- 工作
粘着力や機能性の高い商品であれば、布や金属、発泡スチロールなどさまざまな材質に紙や写真を貼り付けることができるため、幅広い使い方を楽しんでくださいね。
まとめ
ご紹介したように、テープのりにはさまざまな種類があり、機能やデザインも多岐にわたります。ご自身の用途に合った、使い勝手の良いテープのりを使えば事務作業をより効率的にこなすことができるため、ご説明した選び方のポイントや人気商品の特徴を参考にしながら最適な一品を選んでくださいね。