2010年、アメリカでアーモンドミルクがブームになりました。きっかけはミランダ・カーなどのセレブが愛飲していることで注目されたことによりますが、今では豆乳を上回る市場規模となっています。
日本でも入手できるようになったアーモンドミルクには、美容や美肌効果などが期待できるとされています。そこで今回はこのアーモンドミルクの選び方を中心に、その魅力などをお伝えしたいと思います。
アーモンドミルクの選び方
今ではスーパーでも見かけるようになりましたが、まだ日本ではそれほど知名度が無いかもしれません。そこでどのような商品を選べば良いのかをご紹介します。
その前に、このアーモンドミルクにはどのような効果があるのかを知っていただきたいと思います。健康面でも美容面でも、実は様々なメリットがあることが分かります。
アーモンドミルクとはどのようなもの?
そもそもアーモンドミルクとは、どのような商品なのでしょうか。これはローストしたアーモンドを砕いて水を加え、そこからカスを取り除いて精製したものとなります。
乳成分を含まず、栄養価が高いことで健康飲料としてアメリカのセレブが愛飲していることで注目されました。乳アレルギーの人でも飲めますし、すでにアメリカでは豆乳よりも消費量は上回っています。
アーモンドミルクを飲むとどんな効果があるの?
健康飲料としてアーモンドミルクが注目される理由は、美肌効果やダイエット効果が期待できることにあります。まずアーモンドミルクに豊富に含まれるビタミンEには抗酸化作用があるので、肌の健康をサポートする役割があります。
さらに食物繊維とオレイン酸が便秘改善に効果的とされています。食物繊維は腸を刺激することで排泄を促すようにしてくれます。オレイン酸は腸の運動を刺激することで、便を柔らかくします。
さらに脂肪の燃焼を促すビタミンB2も含まれることで、ダイエットのサポートをしてくれるというわけです。またオレイン酸は悪玉コレステロールを抑制する機能も持っているので、高血圧などの生活習慣病を予防する効果も期待できます。
アーモンドミルクの選び方
それでは本題の、アーモンドミルクの選び方をご紹介します。基本的にはカロリーが低いことで知られますが、ダイエット目的で選ぶのであれば砂糖不使用が良いでしょう。アーモンドミルクはそのままでは飲みにくいので、甘味料を加えているものが多いからです。
また、アーモンドミルクにはカラギニンという添加物が入っていることがあります。これは、そのままでは飲みにくいために加工する必要があるからです。けれどもこのカラギニンは、欧米では発がん性がみられることから健康面で注意されています。そこで添加物にカラギニンが含まれていないかチェックする必要があります。
さらにアーモンドの使用量がどの程度あるのかもチェックしておきましょう。一般的には市販のアーモンドミルクで使用されるアーモンドの量は3%程度のようです。これは200ml入りでアーモンドが6g、つまり5粒か6粒分含まれることを意味します。栄養分をしっかりと摂ることができるように、使料量も確認しておきたいところです。
アーモンドミルク人気おすすめ商品TOP10
2013年頃から日本でも認知度が高まってきたアーモンドミルク。様々な商品が手に入るようになりました。そこで人気商品をランキング形式でご紹介します。
ダイエットなどの目的のために初めて購入する方も多いと思いますので、その特徴と実際に購入した方の口コミも載せています。選ぶ際の参考にしていただければと思います。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ オリジナル 200ml×24本
カリフォルニアから始めて日本に上陸したアーモンドミルクです。海外で人気となった味をそのまま楽しめます。アーモンド加工会社として100年以上の歴史を誇るブルーダイヤモンド社製です。
砂糖を使用したスタンダード商品なので、初めて飲む人にはとっつきやすいかもしれません。もちろんコレステロールゼロ、ビタミンEが豊富と健康にやさしい商品と言えます。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ オリジナル 200ml×24本の口コミ評判
とても(^q^)美味しい!アーモンドのクセはしつこくなく、爽やかで甘味がありまろやかです。箱で買って飲んでいますがあきません♪
とってもすっきりしているアーモンド風味のドリンクです。豆乳は大豆を絞った飲み物ですが、それのアーモンド版と思っていいかと思います。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ 砂糖不使用 1000ml
アーモンドブリーズの砂糖不使用シリーズです。糖分が気になる人におすすめです。アーモンドフリーズはアーモンド生産地カリフォルニア発の、植物性ミルク飲料です。
乳成分が入っていないので、乳アレルギーの人でも安心して飲めます。またカロリーは牛乳の1/3なのでダイエットにも向いています。世界中で販売されるブランドなので、安心して購入できます。
筑波乳業 濃いアーモンドミルク1000ml (ほんのり黒糖入り)
国内工場で生産している筑波乳業のアーモンドミルクです。体にもやさしい黒糖を加えることによって、ほんのりと甘味が加わり飲みやすくなっています。
アーモンドの含有量が8%と高いのが特長なので、コップ1杯で1日に必要なビタミンEのほとんどを摂取することができます。100%アメリカ産アーモンドをローストしています。
筑波乳業 濃いアーモンドミルク1000ml (ほんのり黒糖入り)の口コミ評判
サラッとした舌触りが、本当に無駄なものは入っていないというこだわりを感じさせてくれます。ただ、甘党の私は黒糖を期待しすぎました。ほぼ甘くないです(笑)
筑波乳業 濃いアーモンドミルク1000ml (香ばしロースト・砂糖不使用)
独自製法によりアーモンド本来の栄養とおいしさを濃いままにアーモンドミルクにした商品です。1000ml入りなので、リピーターには嬉しい容量となっています。
砂糖は使っていないので、糖分を気にする人は自分で甘みを調節できます。メープルシロップを加えたり、あるいは黒糖を入れたりと好きなように工夫して飲むことができます。
筑波乳業 濃いアーモンドミルク1000ml (香ばしロースト・砂糖不使用)の口コミ評判
濃いというのが一番ですね。黒糖を混ぜて飲んでいます。注ぎ口がなんとかなればと思います。
コーヒーと合わせてみると美味しいカフェオレになりますがイメージしていたのは「アーモンド効果」の砂糖抜きだったので香ばしさについてはあまり期待しないほうがいいと思います。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ チョコレート 200ml×24本
アーモンドフリーズにココアを加えて、チョコの風味を出しています。乳アレルギーのお子さんも、甘いので抵抗なく飲めるのではないでしょうか。
カロリーは1本200mlあたり102kcalと、他のシリーズと比べると若干高めになります。ただしコレステロールはゼロ、さらにビタミンEも十分に含まれているので、健康飲料としては申し分ないでしょう。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ チョコレート 200ml×24本の口コミ評判
毎日のカフェオレ代わりにこっちにしました。チョコレート味なのでちゃんと甘くておいしいです♪カフェオレ代わりなのにミルク感が無い事を心配してましたが全然問題ありませんでした。
アーモンド感を期待する方には物足りないかも知れませんが、チョコレートドリンクとしてとても美味しく、さらっと1本飲み切れる軽い飲み口です。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ オリジナル 1000ml×6本
アーモンドブリーズをリピート買いしているならおすすめです。1000ml入りが6本と大容量なので、こまめに購入せずに済みます。
オリジナルテイストなのでカロリーも200mlあたり48kcalと低めです。ダイエットのサポート飲料としてちょうど良い商品ではないでしょうか。そのまま飲んでも、あるいはシリアルにかけるなど工夫して活用できるのも、オリジナルの特長と言えます。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ オリジナル 1000ml×6本の口コミ評判
コレステロールが気になっている主人に毎日プロテインを入れて飲ませています。スーパーでも、なかなか見つからない商品なのでとても助かっています。
薄いのですが、甘みがしっかりあるのでローカロリーで甘みを求める人にはいいかもしれません。コーヒーや紅茶にいれなければミルクとしては支障ないと思います。
プロヴァメル オーガニック アーモンドミルク1L
良質な有機アーモンドを使っていることと、有機アガベシロップで甘みを加えているのが特長のアーモンドミルクです。有機JAS認定を受けているので、安心感があります。
甘味を感じながらもカロリーは200mlあたり43kcalと抑えめなので、ダイエット目的で飲む方にも安心です。朝食にシリアルなど様々な食品に加えると、飽きずに毎日続くのではないでしょうか。
プロヴァメル オーガニック アーモンドミルク1Lの口コミ評判
思っていたよりドロッとした感じでしたが、すんなり飲めます。便秘気味ではないですが、これを飲み始めたら排泄がスムーズです。
朝食時に甘さ控えめのミューズリーにかけて食べていますが、この組み合わせにしてから体調もよいのでこのまま続けていこうと思っています。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ 砂糖不使用 200ml×24本
アーモンドブリーズの200ml入り、便利な飲み切りサイズです。砂糖不使用のために自分なりに糖分を調整できます。1本あたりのカロリーはわずか30kcalと抑えめです。
手軽にビタミンEを摂れるので、生活習慣病が気になる人におすすめです。24本セットになっているので、こまめに購入する必要もなく無理せずに毎日飲めるのではないでしょうか。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ 砂糖不使用 200ml×24本の口コミ評判
以前に砂糖入りのアーモンドミルクを試したときは甘すぎて200mlが飲みきれなかったのですが、こちらは甘すぎず美味しく頂けます。
牛乳が苦手なので注文しました。きな粉と相性がいい気がします。甘味はないので、ココナッツシュガーを入れてみたりしてます。
筑波乳業 濃いアーモンドミルク1000ml (まろやかプレーン・砂糖不使用)
アーモンドの含有量が10%と、一般的なアーモンドミルクと比べると高いのが特長です。ただしカロリーは若干高めの、200mlあたり62kcalとなっています。
砂糖を使っていないので、糖質を気にする人におすすめです。コレステロールもゼロ、遺伝子組み換え作物もありません。最終的な加工は日本国内で行っているので、安心して購入できます。
筑波乳業 濃いアーモンドミルク1000ml (まろやかプレーン・砂糖不使用)の口コミ評判
コレステロール0、砂糖不使用が本当にありがたい。牛乳がわりにこれを使って、冷製ポタージュや、寒天スイーツを作って楽しんでいます。
クリーミーな味わいでコクがあります。半年くらいに飲み続けてきて肌が良くなって来た感じがします。これからも飲み続けていきたいと思っています。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ 砂糖不使用 1000ml×6本
200mlあたりわずか28kcalと低カロリーなアーモンドミルクです。1000mlが6本セットとなっているので、すでにリピート買いしている人にもおすすめできる商品です。
砂糖を使っていないので、料理に使う場合にも様々なバリエーションが考えられます。牛乳よりもヘルシーですし、豆乳のようなクセもないので健康のために毎日飲めるのではないでしょうか。
ブルーダイヤモンド アーモンドブリーズ 砂糖不使用 1000ml×6本の口コミ評判
そのまま頂くのではなく、無糖コーヒーと合わせてカフェオレにして、シナモンシュガーパウダーを振りかけて!朝からリッチなコーヒーTIMEを楽しんでます。
200ccのパックを近くのお店で購入していましたが、すぐになくなるので、大きいパックを探していました。毎日フルーツとシリアルにかけて飲んでいます。
アーモンドミルクの効果的な使い方
アーモンドミルクは乳製品ではないので、飲みにくいという性質もあります。そのために栄養分を十分に摂取できるように、飲み方にも工夫が必要になります。
また、どのようなタイミングで飲めば良いのかも知っておく必要があります。そこでアーモンドミルクを無理なく毎日摂取できるような方法を挙げていきます。
空腹時に飲むとより高い効果が期待できる
アーモンドミルクの効果をより高く発揮するためには、空腹時に飲むと良いでしょう。腸の働きも良くなるので、その後の食事に効果を発揮することになります。
ただし、食事に置き換えるのは避けた方が良いでしょう。栄養分が豊富とはいえ、アーモンドミルクはたんぱく質などは不足しています。これらはしっかりと食事で摂ることが必要です。
食事にも注意が必要
アーモンドミルクはビタミン、カリウムなどのミネラルは豊富に含まれます。けれどもたんぱく質やビタミンC、そして食物繊維も実はそれほど多くはありません。
そこでサラダや肉類をしっかりと摂って、不足している栄養を補うことを意識する必要があります。
アーモンドミルクのおいしい飲み方
アーモンドミルクをよりおいしく飲むためには、他の飲料に加えるのがベストです。例えば紅茶やコーヒーに乳製品のフレッシュの代わりに入れると良いでしょう。アーモンドフレーバーを楽しむことができます。
あるいは朝食時にスムージーに加えてみたり、シリアルにかけるといった方法もあります。大抵は生ミルクの代わりに使うことができるので、用途は色々とあります。
まとめ
美容効果やダイエット効果が期待できることで注目のアーモンドミルクですが、決しておいしく飲めるとは言えません。その点は他の飲料に加えたり、料理に使うなどの工夫が必要かもしれません。
けれども健康のためには非常に役立つ商品です。最初は200ml入りで試しつつ、慣れてきたら大容量のものを購入するとお得かもしれません。