万年筆というと、「持つだけでかっこいい!」という憧れがある反面、「どうやって選ぼう?」と迷った経験はありませんか?仕事で、上司の方が持っていてかっこよく感じたり、なんだか年配の人が持つイメージも強いですよね。また、万年筆はインクを補充したりする必要があるので、使い方も難しく感じます。
しかし、万年筆では、普段より硬い文字が書けたり、使用できる場面もたくさんあります。今回は、一見難しく見える万年筆の選び方やポイントをご説明します。
5000円以下の万年筆の選び方
万年筆は持つだけでかっこよく見えて、憧れがありますよね。その反面、なかなか持たないので、どうやって選ぼうか迷います。万年筆は、ペン先・インク・デザインの3つに注目してみると選びやすいですよ。
ペン先の素材をチェックしよう
万年筆のペン先はニブと呼ばれています。このニブは書き心地や筆跡を左右します。メーカーや商品によって変わるので、いちばんこだわるべき部分とも言えるでしょう。
金・ステンレス・ステンレス+金メッキの3つをご紹介します。
金
金は高級な素材です。高級な分、腐食しづらく、やわらかい書き心地になると言われています。14・18・21・24Kと、数字が大きくなるごとに、純金に近づきます。
金は、弾力性と柔軟性に優れているので、なめらかな字が書けます。はじめて万年筆を使う人には、書きやすく感じるでしょう。ただし、筆圧が強い人は、やわらかいので折れてしまうこともあるようです。なるべく弱い力で握るようにしましょう。
金は高価なため、5,000円以下で手に入ることは少ない素材の万年筆です。
ステンレス(鉄)
ステンレスは硬いので、カリカリとした書き心地になります。しっかりとしているので、強い印象の文字が書けるでしょう。
ステンレスはペン先が小さいので、細くて硬い雰囲気の字を書くのに向いています。そのため、仕事用として使う人も多い素材です。
以前ならば、ステンレスは酸に弱いので腐食しやすい素材であり、使用は避けられていました。しかし、近年は耐久性に優れているものが多く、腐食することもありません。耐摩擦性にも優れているので、寿命は昔よりは長持ちするようになっています。
販売されているステンレスは、5,000円以下のものが多く販売されています。初めての万年筆におすすめの素材でしょう。
ステンレス+金メッキ
ステンレスのペン先に、金メッキが施されているものもあります。ステンレスと純粋な金の真ん中くらい、ややなめらかな文字が書けるでしょう。
中はステンレスになっていますが、見た目は金のように見えます。また、メッキでカバーすることで耐腐食性も向上するので、通常のステンレスよりは長持ちしやすいでしょう。
ペン先の太さ・細さも大切
万年筆はペン先にも、極太から極細まで、幅広い種類があります。ペン先の太さによって、書きやすさも変わってきます。
BB(XL)=極太
極太は、あまり使用機会もなく、日本語を書くことにも向いていません。というのも、複雑な文字を書きにくく、なめらかに筆を動かせないからです。初心者でも万年筆愛用者でも、あまり使用機会はないでしょう。
B(L)=太字
太字は中字よりもすこし太く、太いボールペンのような書き心地です。万年筆にある程度慣れた人は、書きやすく感じるでしょう。
M=中字
中字は、万年筆の中でも、もっとも実用的なサイズと言われています。細すぎず太すぎず、なめらかに筆を運ぶことができるので、どんなシーンでもスラスラと文字が書けるでしょう。
F=細字
細字も実用的なサイズですが、中字よりもさらに、初心者の方におすすめです。中字よりも細いのでなめらかで、シャーペンやボールペンの書き心地に近いと言われています。
EF(XF)=極細
極細は、万年筆の中で最も細い種類になります。罫線のこまかいノートや小さい字を書くときや、細字でも書きにくいと感じた初心者の方におすすめです。
インクの補充形式
万年筆は、専用のインクを使って文字を書きます。インクの補充形式にもいくつか種類があるのでご紹介します。
吸入式
吸入式は、インクボトルとセットになって売られています。ペンの内部にインクを吸入できるようになっている部分があり、ペン先をインクボトルにつけるとインクを補充できるようになっています。
インクボトルの大きさが大きいこと、一度にインクをたっぷりと吸い上げることができることから、インクのコストパフォーマンスが高いと言われています。
ただし、ボトルインクを常に一緒に持ち歩かなければいけないというデメリットもあります。インクを吸い上げるので、手が汚れることもあります。そのため、吸入式の万年筆は、家で使うものとしておすすめです。
コンバーター式
コンバーター式は、取り外しのできるコンバーター(=吸入器)を装着して使う万年筆です。インクをコンバーターに、ボトルインクから吸い上げて使用します。
補充できるインク量は決まっていますが、コンバーターをいくつか持っておけば、何色もの色を万年筆1本で試すことができます。
カートリッジ式
カートリッジ式は、インクをインクボトルから吸い上げる必要はありません。あらかじめカートリッジにインクが入っているので、なくなればカートリッジを入れ替えるだけです。インクを吸い上げないので、手も汚れません。
カートリッジをこまめに買い直す必要があるので、インクのコストパフォーマンスは悪いかもしれません。その反面、カートリッジ式はコンパクトなので、持ち運びに優れています。仕事用としておすすめの万年筆です。
国産メーカーは日本語を書きやすい?
メーカーが国産か海外製か?ということも、意外に見落としがちなチェックポイントです。
万年筆は、もちろん海外メーカーでも素晴らしい製品はたくさんありますし、愛用している人も多いです。しかし、海外メーカーはアルファベットを書くことを前提とされています。そのため、どうしても日本語特有の、「止め」「ハネ」「払い」といった部分が書きにくいと感じる人も多いようです。
国産メーカーは、パイロットやプラチナが当てはまります。よりきれいな字を書きたいという方は、国産メーカーがおすすめでしょう。
本体の形で持ちやすさも変わる
万年筆はインクやペン先が注目されがちですが、実は本体の形も重要です。
万年筆というと、やや四角い細長い形がイメージされがちですが、最近は丸みのある形も販売されています。というのも、丸みのある形の方が手にフィットしやすく、持っているときに負担がかかりにくいと言われています。
また、本体の手が当たる部分にくぼみがついていることもあります。くぼみがあることで、さらに持ちやすくなり、初めて使用するときでも楽に持てるようです。
特に、万年筆は、商品によってはななめに向けて持つものもあります。ペン先の形によりますが、やや細めの、カッターのような形になっています。そのため、ななめに向けることでなめらかな文字が書けるようになっています。
くぼみがついている方が手に当たらい分痛くなりにくく、持ちやすく感じるようです。
女性はデザインもチェックしよう
いままで、万年筆といえば黒くてシンプルな、年配の方が持つイメージがあったかと思います。しかし最近は、かわいいデザインや、女性向きの万年筆も販売してされています。
例えば、万年筆自体の色が赤や黄色などカラフルなものや、本体も細くて女性でも持ちやすくなっているなど、かなり進化しています。「万年筆は書きにくそう」と思っていた方でも、デザインや持ちやすさをよく見れば、使いやすいと感じるでしょう。
5000円以下の万年筆人気おすすめ商品TOP10
素材やインクの交換など、万年筆にはさまざまな選び方があります。万年筆の選び方を参考にしながら、5000円以下で買える万年筆をご紹介します。
LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) サファリ スケルトン L12-EF 両用式 コンバーター別売 正規輸入品
ラミーは、ドイツの筆記用具を作る会社です。自社専属デザイナーを雇っていないことが大きなポイントで、世界中からさまざまなデザイナーとのコラボレーションを実現しています。
その中でも、1980年に開発されたサファリは、ラミーの代表的なコンバーター式万年筆となっています。スケルトンで中が見えるデザインがかっこいいと、特に男性に人気です。デザインがかっこいいので、スーツのポケットに忍ばせておく方も多いようです。
その中でも、極細はかなり細い字が書けると評判です。スラスラとした動きが心地いいですよ。
コンバーターが別売りなので、忘れずに購入してくださいね!
LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) サファリ スケルトン L12-EF 両用式 コンバーター別売 正規輸入品の口コミ評判
EFの極細字ですがボールペンの0.3ミリを愛用している身からすると太字です。しかし、濃淡と太さが変わらないボールペンと比べて、書き方によって全く違う表情を見せる万年筆で書く文字も味があって気に入っています。
使い始めはカリカリ感が強く極細感アリアリなのですが1か月もするとパイロットコクーンのFと比べても若干太めの細字になります。とにかくインクフローが良く、置くだけで書けてしまいます。
セーラー万年筆 万年筆 プロフィット ふでDEまんねん 紺 特殊ペン先 10-0212-740
セーラーも万年筆を愛用している人には、人気のメーカーです。数々の万年筆が販売されていますが、中でも、プロフィットふでDEまんねんは、筆の扱いが苦手な方向けに作られています。これ1本あれば、初心者でも太字から細字まで、自由自在に書くことができます。
初心者でも書きやすい理由は、ペン先の少し曲がった角度です。55度になっており、この絶妙な角度が、太字から細字までを実現しています。また、プロフィットの本体が握りやすいので書きやすく感じるとも好評です。はじめての1本にはぴったりの万年筆でしょう。
セーラー万年筆 万年筆 プロフィット ふでDEまんねん 紺 特殊ペン先 10-0212-740の口コミ評判
万年筆の向きや角度を変えて、字を書いてみたところ、それなりに太さを使い分けしやすく、便利な印象です。万年筆自体の重さは軽く、重厚な印象はありませんが、普段用ですので十分だと思っています。
正直安っぽいけれど、この軽さが楽でいいです。慣れてくるといろいろな太さの線が書けるので、楽しいです。
PILOT 万年筆 カクノ 透明軸 F(細字)
筆記用具を製造するパイロットは、有名メーカーです。通常のボールペンなど、パイロット製品を使っているという方も多いのではないでしょうか?
カクノはカートリッジ式の万年筆です。インクの入れ替えがスムーズにできるうえにF(細字)なので、書きやすいです。初心者でも、なめらかに文字を書くことができます。口コミでは「どんどん文字を書きたくなる」という声もありました。
透明ケースの見た目もボールペンに近く、初心者に使いやすい万年筆と言えるでしょう。
PILOT 万年筆 カクノ 透明軸 F(細字)口コミ評判
両用式(コンバーター別売CON-40)を 一緒に購入しプレゼントしました。ちゃんと使えとても気に入って貰えた。インクを入れるのも、手書きの文字を書くのも楽しいそうです。
購入して使っていますが、書き心地が良くてどんどん文字を書きたくなります。他の高級な万年筆と比べた書き味がどうかは評価できませんが、私のように試しに使ってみたいという方にはもってこいの商品だと思います。
プラチナ万年筆 万年筆 プレジール 細字 アイスホワイト PGB-1000B#3-2
プラチナは、1919年にスタートした老舗のメーカーです。その中でも、万年筆は、値段を聞かなければ分からないくらい、高級感にあふれたデザインや質感です。また、世界ではじめてインクカートリッジを使用した、画期的な企業でもあります。
プレジールシリーズの万年筆は、ボリュームのあるフォルムをしています。やわらかいため持ちやすくて、愛用者も多い一品です。書き味は見た目とは反対に硬い書き心地のため、しっかりとした字を書きたいときにおすすめです。
もちろんこちらの万年筆もカートリッジ式なので、中身を入れ替えればほぼ半永久的に使えるでしょう。
プラチナ万年筆 万年筆 プレジール 細字 アイスホワイト PGB-1000B#3-2の口コミ評判
ペン先とペン軸の部分はプレッピーと同じ部品なので、メンテが楽なのも気に入っています。例えばペン先が壊れたら新しいプレッピーを入手し入れ替えれば使えます。見た目より軽いです。
見た感じはとても500~1,000円で買えるものには見えません。スチールペンでLAMYサファリ・アルスターあたりよりもやや固い書き味なので、会社のメモ等の普段使い、初心者にもよいと思います。
PILOT 万年筆 カクノ 透明軸 M(中字)
カクノ透明軸の万年筆は、カートリッジ式で中字です。中字は細字よりもややコツがいります。そのため初心者よりも、万年筆をよく使う人におすすめでしょう。
カクノの万年筆のいちばんの魅力は、なんといってもデザインでしょう。ステンレスのペン先に、顔のマークが入っています。「かわいい」「他にはないデザイン!」と、特に女性に人気の万年筆となっています。
それだけでなく、透明ケースで洗練された雰囲気もあります。万年筆をよく使っていて、2本目として変わったデザインがほしいという人におすすめです。
PILOT 万年筆 カクノ 透明軸 M(中字)の口コミ評判
消耗品として、万年筆を見たときに、書きやすや、もちやすさ、使い易さ、全てに満足です。
ステンレスのペン先って大抵ガリガリした書き味ですがこれは滑らかです(中字の場合。細字、極細字はわかりません)。滲みやすいインクでグッ、スー、グッと力と速さを変化させると毛筆のようなトメ、ハネ、ハライを表現できて楽しいです。
プラチナ万年筆 万年筆 プレジール 細字 ブルー PGB-1000#56-2
プラチナ万年筆は人気商品のため、色ちがいでランクインしています。万年筆は黒いフォルムが多いので、ブルーにするだけでも他の人と差をつけられます。万年筆自体は細字で書きやすく、初心者でも使いやすい1本でしょう。
プラチナ万年筆は、キャップにもこだわりがあります。長期間、万年筆を放置していて、インクが出なくなってしまったことはありませんか?頻繁に使うペンでもないので、ついつい置きっぱなしにしてしまいますよね。
この商品には、新キャップが使われています。従来のキャップが5ヶ月の放置でインクが乾いてしまっていたのに対して、新キャップは1年はインクが乾くことはないそうです。しっかりとキャップを閉めておけば、インクが乾くたびにわざわざ買い直す手間をも省けるでしょう。
プラチナ万年筆 万年筆 プレジール 細字 ブルー PGB-1000#56-2の口コミ評判
Platinumの万年筆は、初めてですが、サラサラと、紙の上を滑るように書けました。最初すこしひっかる様でしたが、直ぐ慣れるでしょう。
これはなかなか便利ですよ。お値段なりの質感ではありますが、はじめての万年筆には良い一品では。
LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) サファリ ブラック L17-EF 両用式 コンバーター別売 正規輸入品
ドイツのメーカー・ラミーの万年筆・サファリです。コンバーター式のため、別売りのインクボックスも一緒に購入しましょう。
ブラックのフォルムがかっこいい万年筆です。サファリはクリアタイプも人気なのですが、お仕事などかっちりとした場面では、このブラックの万年筆が使いやすいでしょう。
また、ペン先がステンレス製なので初心者でも書きやすく、極細といういちばん細いサイズになっているので、ボールペンのような感覚で使うことができます。口コミの中で、「サファリの太字はインクが出すぎて書きにくいので、細い方がちょうどいい」という口コミがありました。そのため、インクの量も考えると極細がちょうどいいのかもしれませんね。
見た目と書きやすさを重視する人に、サファリのブラックはおすすめです!
LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) サファリ ブラック L17-EF 両用式 コンバーター別売 正規輸入品の口コミ評判
黒のニブはインクが目立ちづらく、見栄えも良いです。本体のマットのブラックは画像では微妙に見えましたが実物を見ると割と高級感を感じます。原色に近いカラーに違和感を感じている方にはブラックがクールでオススメです。
定番の万年筆であり、一番使いやすいカラー。EFであれば手帳への記載も問題ないし、色もマットブラックでかなり使いやすいです。特に初めて万年筆を使われる方は、色はともかくペン先はEF(ラミーの場合)を選んだほうが良いです。
パイロット 万年筆 コクーン チタン 細字 FCO-3SR-TI-F
人気メーカーのパイロットから、チタンのコンバーター式万年筆もランクインしています。
見た目は丸い、シンプルなフォルムの万年筆です。ですが、ペン先はスチール(特殊合金)で作られているため、なめらかな状態をキープしながら文字を書くことができます。細字ということもあり、スラスラと筆を運べる万年筆でしょう。
また、口コミに「キャップがしっかりと閉まるので、インクが乾きにくい」という声もありました。万年筆は、長期間使わないでいると、すぐにインクが乾いて使えなくなってしまいます。なるべくしっかりと閉まるキャップを選ぶと、1本を長く使うことができるでしょう。
パイロット 万年筆 コクーン チタン 細字 FCO-3SR-TI-Fの口コミ評判
万年筆は2本目で価格帯も似たようなものでしたがこちらのほうが使いやすいです。紙質によって繊維に沿ってインキが走りやすいというか、滲みやすいような…
万年筆デビューとして購入。書き心地は悪くないですし、ボールペンを持っているよりも身が締まる重いです。3年くらい使い続けられたらもう少し上位のモデルを検討します。
LAMY ラミー 万年筆 EF 極細字 アルスター ディープパープル L29DP-EF 正規輸入品
いくつかランクインしている、ラミーの万年筆。中でも、このディープパープルは2009年の限定色です。深みのある赤紫のため、男女問わず使える万年筆となっています。
ラミーの万年筆は、書き心地だけでなく、持ちやすさも考えて作られています。本体部分にくぼみがついており、正しい形で万年筆をグリップすることができるようになっています。
細さ自体も、EF(極細)で、インクがブルーインクになっています。すでに極細の万年筆は持っているけれど、「ちがう色もほしい!」という方に、2本目として持っておくのもおすすめです。
本体がディープパープル、インクはブルーインクとすこし変わっているので、プレゼントにも喜ばれそうですね!
LAMY ラミー 万年筆 EF 極細字 アルスター ディープパープル L29DP-EF 正規輸入品の口コミ評判
ラミーのEFは太いとネットの噂で散見しましたがそれほど太くもなく丁度良い細さです。カクノーから乗り換えですがラミーの書き味の良さに他の太さも試してみようと思って来ました。
コンバーターとインクも同時に購入し、ちゃんとインクが入れられるのか不安でしたが、簡単に出来ました。万年筆デビューで他の万年筆を使ったことがないので比べられないんですが、軽く滑らせるように書けます。
PILOT 万年筆 カクノ 透明軸 EF(極細字)
パイロットの中でも、カクノの透明軸・EF(極細)はかなり人気の万年筆です。特に初心者でも書きやすいことが人気の理由のようです。
まず、カクノはカートリッジ式の万年筆なので、スラスラと文字が書けるようになっています。シャープペンシルやボールペンノ感覚と近いかもしれませんね。
また、インクの入れ替えもカートリッジ式です。はじめて万年筆を使うときは、インクの入れ替えがうまくいかなかったり、インクが漏れて手が汚れてしまったり、なかなかスムーズにいかないんですよね。カートリッジ式なら簡単なので、手こずらずに交換することができます。
書きやすさ・インクの補充・物持ちの良さ、どこから見ても、使いやすい万年筆と言えるでしょう。
PILOT 万年筆 カクノ 透明軸 EF(極細字)の口コミ評判
スケルトンのデザインは余計な印字もなくシンプルで好感がもてます。手軽に手帳・メモ書きできる優秀な万年筆だとおもいます。
普段あまり万年筆では書かないのですが、とてもサラサラ書けて書くのが楽しかったです。極細字といいつつあまり細くないペンもありますが、こちらは本当に極細でした。
5000円以下の万年筆の効果的な使い方
万年筆で文字を書くときは、やや寝かせ気味に倒しながら書くと、なめらかに文字を書くことができます。
万年筆は、ボールペンほど筆圧が必要ありません。むしろ、素材によってはもろく作られています。今までと同じ感覚で強めに握っていると、ペン先が割れたり、インクが多く出たりすることもあるようです。
そのため、ふんわりと握るくらいの筆圧で、ややななめにしながら書く必要があります。力加減を調節することで、スムーズにきれいな字が書けるようです。特に、金の万年筆は強い筆圧に弱いと言われているので、気をつけましょう。
万年筆を使うときは、いつもより軽めに握って、なめらかに動かすようにしてみましょう。
まとめ
万年筆で文字を書くと、達筆風やなめらかな文字を書けるような気がして、憧れますよね。しかし、普段はボールペンやシャープペンシルばかり使うので、どういう風に選べばいいのか、難しいですよね。
万年筆にはいくつかの選ぶポイントがあります。特に、ペン先だけでも素材・太さなど、チェックすべき箇所があります。インクの補充形式も忘れずにチェックしましょう。
また、万年筆は弱い筆圧で書くほうがなめらかできれいな文字が書けると言われています。いつもより力を弱めて、ふんわりと軽く握るようにしてみましょう。
今回ご紹介した万年筆は、どれも5000円以下で買える商品ばかりです。気になるものがあれば、ぜひチェックしてみましょう。