海外旅行で問題になるのが飛行機内へ持ち込む荷物の重量です。制限をオーバーすれば超過料金が発生するので、手軽に持ち歩ける荷物はかりが役に立ちます。
荷物はかりは大体の性能は同じですが、商品によって使い勝手も違います。そこで今回はこの荷物はかりの役立つ選び方をご紹介します。おすすめ商品と共に参考にしていただければと思います。
荷物はかりの選び方
飛行機へ荷物を預ける際に、規定値をオーバーすると追加料金が発生します。あるいは格安航空の場合には従量課金制なので、自分で量をコントロールして料金を抑えたいと思うものです。
その際にできる限り正確に測定できるような荷物はかりを購入したいものですが、その選び方にはポイントがあります。無駄な出費が出ないように、ぜひ参考にしていただきたいと思います。
まず電源をチェックすること
荷物はかりの購入でチェックすることは多くありますが、まず最初に電源について確認しておくことが大切です。どれだけ機能性に優れていても、動かなければ意味がないからです。
ハンディタイプの荷物はかりは通常、電池で動くようになっています。それが乾電池なのかボタン電池なのかをチェックする必要があるということです。旅行先で電池が切れた時に、現地ですぐに購入できるようなタイプでなければいけません。
乾電池は世界共通なので大抵の国で売られていますが、単三電池が少ないところもあります。単四電池であれば購入しやすいということを知っておくと良いでしょう。ちなみに単三電池はAAとして、単四電池はAAAとして売られています。
乾電池は飛行機への持ち込みには色々と決まり事があるので面倒です。できれば旅行先でも入手できるようなものであると安心できます。
電池の接触もチェックを
商品の口コミをチェックする際に、電池の接触状態も確認しておきましょう。海外製の商品が多い中で、電池周りの作りがいまいちのものがあるようです。
電池の接触が良くないと、液晶画面が暗くなったり正確な測定ができなくなったりします。乾電池であればマイナス部分のバネを引っ張り出すなどといった対処も可能ですが、基本として接触がきちんとしているものを選ぶようにしましょう。
電池取り出しのフタがあまり固くないものを
コンパクトなサイズの商品が多い荷物はかりなので、設計上どうしても無理がある部分が出てきます。例えば電池の交換をする際に開閉するフタが、あまりに固いというものもあるようです。女性でも無理なく開けられるようなフタの商品を選びたいものです。
測定値の誤差を明記したものを
デジタル式のはかりはどうしても、ある程度の誤差が生じます。ただ、飛行機に持ち込む荷物はシビアにチェックされますし、ほんの少しでも規定値をオーバーすると追加料金が発生してしまいます。
誤差があまりに大きいと、自分で測定した重量は規定値を超えていなくても、空港で測るとオーバーしていたという事態にもなります。
ただし商品の誤差がどの程度あるのかは、なかなか分からないものです。そこでひとつの目安となるのは、説明書に最初から誤差がどの程度あるのか明記されているかどうかということです。
きちんと誤差が±何gなのかを明示している商品は、だいたいその誤差内に収まるようです。そこで測定時は、その誤差の分だけ少な目にしておけば、少なくともオーバーすることはないということになります。
最小単位にも注意を
荷物はかりは商品によって、何g単位で測定できるのかが違います。できれば細かく測れるものが良いのですが、100g単位でも人によっては問題ないかもしれません。規定値ギリギリでの測定をするのであれば、できる限り細かく測れるものが良いでしょう。
重量によって最小単位が変わるものがあるので注意を
商品によっては、荷物はかりは重量に応じて測れる最小単位が変わるものがあります。例えば20kgまでは10gずつ測定できるのに、20kgを超えると100g単位になるといったものがあります。
最低どの位の重さから測れるのかもチェックすること
荷物はかりを旅行の時だけではなく、普段も使いたいという人は最低どの位の重さから測れるのかをチェックする必要があります。例えばネット販売をしている場合、配送料を抑えるために作成する商品の重さを細かく測ることになります。
けれども最小の重さが1kgとなると、それよりも少ない重さは測定できません。細かな手作りの商品を測定できるような荷物はかりが必要になるというわけです。
他にどんな機能があるのかチェックすること
重量を測定する他に、荷物はかりには便利な機能が色々とあります。例えばケースなどの重さを差し引いて内容物の重さのみを測る風袋引き機能はペットの重さを測る時に便利です。あるいは温度計やメジャーが付いているものは、何かと役に立ちます。
荷物はかり人気おすすめ商品TOP10
それでは販売されている荷物はかりの中でも、人気のある商品をご紹介します。使い勝手や機能などが違いますので、使用シーンなどに応じて選んでみてはいかがでしょうか。
また性能などをチェックすることで、その利便性などを把握することもできます。納得できるものを選ぶためにも、ぜひ参考にしていただければと思います。
Keepjoy 旅行はかり 荷物測り ラゲッジチェッカー ベルト式吊り下げデジタルスケール 風袋引き 機能 温度計付き 液晶ディスプレイ 小型軽量 最大50kg
緩やかな流線型のデザインによる握りやすさと、50kgまで測定できる特徴を持つ荷物はかりです。重量もわずか85gほどなので持ち運びに便利です。アタッシュケースなどの重量を引いて測定する風袋引き機能に加えて、温度計まで備えています。
液晶もバックライトにより非常に見やすくなっています。計測単位の切り替えもできますし、電池の消耗を防ぐ自動電源オフ機能も備わっているので便利です。多機能な商品を求める方におすすめします。
荷物はかり 旅行はかり 吊りはかりスーツケース はかりスケール デジタルはかり ラゲッジスケール デジタル計量器 吊り下げ式ラゲッジチェッカー 海外旅行 ホームに最適の秤 最大50kgの計量 風袋引き機能 TESSAN
持ち手の長さがわずか13.5cmで重さも73gと非常にコンパクトなサイズの荷物はかりです。10g単位で50kgまで測定できるので、大量の荷物を持ち込む方に便利な商品と言えます。
持ち運びが楽なので、海外出張が多い方にもおすすめです。細かく測ることができるので、大きな荷物だけでなく日用品などの測定のために普段使いにも利用できます。
Fosmon (1個セット) 荷物 旅行はかり デジタル はかり / ベルト吊り下げ式ラゲッジチェッカー / 計量器 / 携帯式デジタル スーツケース スケール 【測定可能単位:kg, g / 最大50kgまで量れる / ステンレス仕上げ / LCD液晶ディスプレイ】便利 軽量 風袋引き機能付 (シルバ / ブラック)
人間工学に基づいたデザインにより握りやすく簡単に重さを測定できる荷物はかりです。最大50kgまで測定できます。バッテリーが少なくなるか、あるいは荷物が過重となるとアラートが鳴るようになっているので安心です。
さらに温度計も備わっているので、華氏表示の国では摂氏温度を確認することもできます。電池は乾電池よりも小型で軽いCR2032となり、小型で使い勝手の良い商品と言えます。
Luxebell®吊りはかり 荷物スケール 旅行用ベルト式吊り下げデジタルスケール 携帯便利[0.01kg-50kg]
10g単位で細かく測れる荷物はかりです。ネット販売など普段の使用も考えている方にも便利な商品と言えます。最大50kgまで測定できるので、海外旅行でも大いに役立ちます。
重量は電池を込みで95gほどと軽く、持ち手の長さも14.5cmほどあるので重い荷物も持ちやすいデザインとなります。電池はCR2032のボタン電池ひとつのみです。ポンド表示も可能なので現地での測定に役立ちます。
YIEASY 旅行はかり ラゲッジチェッカー デジタルスケール トラベル スーツケース 荷物秤 ベルト計量器 電子吊り下げ式 携帯式 風袋引き機能 温度計付き 液晶ディスプレイ ステンレス 小型軽量 電池付属 最大50kg
1kgから50kgまで10g単位で測れる荷物はかりです。持ち手の長さは13cmほど、重量も電池を含んで85gほどとコンパクトなサイズとなります。なるべく小さな商品を探している方にとっては、機能面から見てもおすすめです。
ホールドするまでの時間も十分に確保しているので、重い荷物もしっかりと止まってから正確な重さを表示させることが可能です。
旅行はかり Hippih携帯式デジタル 吊り下げ式 ラゲッジチェッカー 計量器 荷物スケール 風袋引き機能付 最大50kg 軽量計量器 家庭 旅行 アウトドア ホームに最適の秤 携帯便利
ベルトではなく金属製のフックに荷物を引っ掛けるタイプの荷物はかりです。スーツケースなどの取っ手に引っ掛けるだけなので、簡単に計測ができます。10g単位で50kgまで測定することが可能です。
測定値の誤差は±30gとかなりの高精度と言えます。説明書は英語ですが、使い方はそれほど難しいものではありません。自動で電源もオフになるので、電池の消耗を抑えることもできます。
ATARAXIA旅行はかり 荷物はかり スーツケースはかり 最大50kgまで 電池付き 風袋引き機能付き LEDディスプレイ 多角度見やすい 軽量 携帯便利 携帯式デジタル スケール 旅行 アウトドア ホームに最適
本体重量わずか87.5gの軽量タイプ荷物はかりです。0.1kgから50kgまで測定でき、制度は±50gとなっています。ベルトは摩擦に強いタイプを、取り付け金具はステンレス製と強度があるので耐久性も十分です。
電池は汎用性のある単四電池なので、旅行先ではAAAタイプの電池を購入すれば使用できます。軽量測定もできるので、普段の生活の中でも十分に活用することができます。
旅行はかり HIPPIHデジタル 吊り下げ式 荷物スケール 荷物秤携帯式 50kgまで量れるデジタル計量器 風袋引き機能付 旅行、アウトドア、ホームに最適の秤 軽量 シルバー
本体の長さは14.5cm、重量は85gと軽量タイプの荷物はかりです。スタイリッシュなデザインが人気の商品となります。最大50kgまでの測定が可能です。
軽量範囲は1gから、最小単位も1gとかなりの高精細な測定ができるので、普段の荷物の配達やペットの体重を測る時にも活用できます。電池はCR2032のボタン電池を1個使いますが、付属していないので最初に用意しておく必要があります。
AMIR ラゲッジチェッカー 吊りはかり 最大50kg スーツケース用計量器 吊り下げ式 スケール 旅行はかり デジタル はかり 小型 軽量 旅行 アウトドア 家庭用 携帯式デジタル 風袋引き機能
50kgまでの測定ができる、フラット型の荷物はかりです。ステンレス製の本体はシンプルかつお洒落なデザイとなり、直線的なデザインが好きな方におすすめできます。
風袋引き機能も備わっているので、ケースの重量を除いた荷物のみの測定もできます。軽量が終わった後には30秒後に自動的にパワーオフとなるので、電池の消耗も軽減させることができます。
MYCARBON荷物 旅行はかり デジタル はかり 計量 器 携帯式デジタル スケール ステンレス仕上げ 最大50kgまで量れる 吊り下げ式ラゲッジチェッカー 旅行 アウトドア ホームに最適の秤 便利 軽量 風袋引き機能付 (シルバー)
誤差はわずか±30gと精度の高い荷物はかりです。本体は持ちやすくカーブしたデザインとなり、液晶画面もバックライトにより見やすくなっています。低バッテリーインジケーターもあるので不意に電池切れとなる心配もありません。
HOLD機能により、両手で荷物を持ち上げてもある程度時間が経てば、測定値が定まります。最大50kgまで、10g単位での計量ができます。本体サイズは長さ15.6cm、重さは104gとなります。
荷物はかりの効果的な使い方
荷物はかりは使い方にも注意したことが色々とあります。正しい使い方を知っておかないと、重量オーバーとなり余計な出費になることにつながります。あるいは旅行時の荷物を測定する以外に、役立つ活用方法もあります。
お気に入りの商品が決まったならば、それを最大限活用できるような方法を知っていただきたいと思います。いくつかポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
荷物の振動を少なくすること
荷物はかりには、吊りあげた荷物が安定したと判断した時に測定値を出すホールド機能があります。このホールド機能がなければ、重さを示す表示はいつまでも動いて確認できなくなります。
けれども商品の中にはこのホールドまでの時間が短いものがあります。重い荷物をはかりにセットして持ち上げると腕が振るえて、その震えが荷物に伝わります。その結果荷物はいつまでも揺れ動くようになり測定値はいつまでも安定しなくなるというわけです。
そこでどうしても荷物が動いている中で測定値を出したい時には、荷物を誰かに押さえてもらって振動しないようにしましょう。
あるいは何度か測定して、その平均を出すという方法もあります。そこで算出した数値よりも多めに見積もっておけば、間違いはないでしょう。
購入時に付属している電池は交換しておくこと
新品の荷物はかりを購入しても、一緒に付属している電池はすぐに無くなってしまうというケースは多いものです。これは電池が古いのではなく、お試し用のような容量の少ないものがセットになっているためです。
そこで荷物はかりを購入したら、電池を確認しておきましょう。聞いたこともないようなメーカーのものであるならば、自分で購入したものと入れ替えておくと良いでしょう。
測定の誤差をチェックしておくこと
まず商品を手に入れたら、その誤差がどの程度あるのかを確認しておきましょう。信頼できるはかりがあれば良いのですが、なければ普段使っている体重計などでも良いでしょう。
同じものを荷物はかりと測り比べてみて、その差をチェックします。荷物はかりの方が軽く表示されるようであれば、誤差の分を加えて考えた方が良いかもしれません。
また、重さの違うものを使って調べることも大事です。例えば1kgと10kg、20kgと30kgというように何種類か用意して誤差を調べます。重くなるほどに誤差が大きくなる場合があるので、ある範囲内ではどの程度の重量を補正すれば良いのか表を作っておくと便利です。
電池は入れたままにしないこと
荷物はかりをしばらく使っていない場合、久しぶりに測定しようとしてみたら電池が切れていたということはよくあります。前回までそれほど使っていなかったのにと不思議に思う人も多くいますが、これは電源を入れていなくても少しばかり通電していることが原因のようです。
商品によっては、しばらく使わない時には電池を抜いておいてください、という注意書きが記されています。そのような記述がなくても、念のためにしばらく使わないと思うような時には電池を抜いておいた方がよいでしょう。
まとめ
荷物はかりは同じようなデザインであっても、使い勝手や電池の消耗などに違いがあります。電池交換も簡単に行えるものでなければ不便ですし、誤差がどれほどあるのかも大事なポイントです。
海外製が多いので、説明書が分かりやすいかどうかもチェックする必要があります。また旅行以外にも普段使う時には、誤差の修正などについて知っておくと役に立つと思います。