生活をしている中で、写真を貼り合わせたり、ポスターを壁に貼ったりするのに、便利なアイテムが両面テープです。のりで紙に貼り合わせるとふにゃふにゃとなってしまって見栄えが良くなかったり、画鋲でポスターを壁に貼ると壁やポスターに穴が開いてしまいますよね。
両面テープを使うと仕上がりよく、保存もきれいな状態で保つことができます。今は特殊な用途に合った両面テープも売られているので、固定したいけれど諦めていたものも両面テープが解決してくれるかもしれませんよ。ここでは人気の両面テープや選び方をご紹介します。
両面テープの選び方
両面テープは文房具店やホームセンター、100円ショップなどさまざまな場所で売られています。両面テープならどれでも同じと気にせずに選んでしまうと、はがしたい時にうまくはがせなかったり、貼っていたものが落ちてしまったり後悔することになりますので、用途に合わせた両面テープを選ぶことが重要になります。
ここでは両面テープの選び方をご紹介します。購入を検討している人、ぜひ参考にしてみてくださいね。
サイズで選ぶ
両面テープは幅や長さはさまざまあります。家庭用でも幅は5㎜ほどの細いものから5㎝くらいの太さまであり、貼りたいものに合わせて選びましょう。同時に長さもロールタイプで1mや2mほどの物でカットして自分の使いやすい長さにして使うタイプと、1回分にカットされている物があります。
1回分にカットされているものは手軽に使え、ハサミなど他の道具がなくても簡単に作業をすることができます。ロールタイプは貼り合わせたいものに合わせてぴったりサイズに切ることができるので、仕上がりがきれいです。
自分でカットして使えるか?
カットして使うタイプの場合、どのようにカットして使うかは商品によって異なります。厚みのあるものの場合はハサミでカットして使うものが多いですが、薄いものの場合はテープカッターの付いている物が、ハサミなどの道具を使わなくていいので便利です。その他に、手で簡単にちぎってカットできる物もあります。
素材に合わせてきっちりカットして使いたい場合はやはりハサミが一番きれいにカットできます。その場合はテープカッターは必要ないので、必要に応じて選んでくださいね。
粘着力で選ぶ
粘着力は見た目ではわかりませんよね。購入する前にパッケージに粘着力が書いている物が多いので、パッケージを確認して、用途に合った粘着力の物を選びましょう。メーカー基準で、普通や強力などと書いている物、ポスター用や壁紙用など、用途に合わせた書かれ方をしている物などさまざまですので、確認して購入するようにしましょう。
メーカー基準の強度の場合には思っていた強度と異なる場合もあるので、店員さんや口コミなどを見たり、店舗では貼り合わせた見本などがあればそれを参考にしてもいいですね。使える場所の他に、使えない場所が細かく書いてある場合もあるので、明確に使う場所が分かっている場合はその説明も確認しておきましょう。
容量で選ぶ
両面テープはさまざまな場所に使うことができます。購入した時には少量で済む用途かもしれませんが、その後も使う機会があるかもしれません。そうは言っても初めて使うものなら手軽に試せる少量タイプをまずは選びましょう。口コミが良くても実際使ってみたら、思っていたものと異なる場合もあります。
はじめから量を多く買ってしまうと、使わなくなってしまうと、もったいないですよね。実際使ってみて、使用感が良い場合には大容量のお得なセットも売っているのでリピートする場合はお得なパックを選ぶことで、失敗を減らすことができます。
どこに使用するか?
両面テープを使って貼り合わせたい場合、どこで使うかを考えることで最適なものを選ぶことができます。ノートにスクラップする時に使う場合には粘着はそこまで強くなくても薄いものの方が段差がなく奇麗に仕上がります。平面の紙同志は貼りやすく、はがすときにははがしやすいので、1回貼ったらはがさない場合に使用しましょう。手作りのカードや工作で使う場合にも薄くて手軽に使えるものが重宝します。
1度貼ったらはがさない場所の場合
粘着力が高く、クッション性の高いものはフックや表札など、耐久性があり、一度貼ったらはがさないような場所に貼る時に使うと何度も貼り直さずに済みます。粘着力が高いものははがしたい時にはなかなかはがせず、壁や、素材を傷つけることもあるので、注意が必要です。
重いものを掛けたり、重いものを貼る場合には耐荷重なども書いている場合があるので、購入する前に貼り合わせるものや、フックなら、そこにかけるものの重さを量っておき、耐荷重以内かどうかを確認することで、落下を防ぐことができます。
何度も貼り直す場合
壁にポスターを貼りたい場合にはのり残りやあまり強力なものだと、壁やポスターを傷つけてしまいます。そのような場所に使いたい場合には貼っている時には粘着性が高く、簡単にはがせる専用の両面テープがあります。置物やフィギュアを飾る時に倒れないように固定できる粘土のような素材の物もあります。
掲示板などにプリント類を貼る場合に両面テープを使う場合には、何回も繰り返し使える両面テープがおすすめです。
少し横にずらすだけで、いちいちテープを貼り替えるのは面倒ですよね。何回か繰り返し使えるタイプなら最初に貼ったら数回は貼り直せるので、とても便利です。また、学校やさまざまな施設での掲示物を画鋲で貼ると落ちてしまった場合に危ないですよね。両面テープの場合は、落ちてもテープですから、心配がないので、子供や高齢者、そのほか、人の多い場所にもおすすめです。
薄い素材の両面テープは平面の接着に効果的です。クッション性が高いものは多少の凹凸のある場所にも使うことができます。
種類が豊富で、一見、選ぶのが面倒と思いがちですが、それだけ、用途に合わせられ、さまざまなものを貼ることができるということです。手間と思って、適当に選ぶのではなく、きちんと適正な両面テープであるかどうかを確認して、使用することで、快適に使えるだけでなく、壁やポスターで使用した場合には、その後の状態の良し悪しも変わってきますのではじめが肝心です。
両面テープの人気おすすめ商品TOP10
両面テープは100円ショップ、文房具店、ホームセンターなどでも気軽に購入することができます。特殊な両面テープの場合は店頭にはない場合もありますが、通信販売では、種類豊富な中から選ぶことができます。ここでは通信販売で人気の両面テープをランキング形式でご紹介します。さまざまなタイプのものがラインナップされているので、参考にしてみてくださいね。
ニチバン 両面テープ ナイスタック 超強力タイプ 15mm×2m NW-U15
日常で使われるテープの日本の製造・販売メーカー「ニチバン」の両面テープの中でも一番強い粘着力を持つ「超強力タイプ」です。ネームプレートやフックなど、取り外しをしないようなものを貼るのに重宝します。口コミでも強力な粘着力は好評で、接着剤でつけているような強力さです。
基材が特殊な発泡アクリルフォームで、粘着面も強力なものを使っており、シリーズの中でも粘着力は群を抜いています。ロールタイプで幅15㎜、長さは2mです。貼りたい場所に合わせてカットして、使うことができます。
3M スコッチ 掲示用両面テープ 壁紙用24mm幅x1m ロール 8602R
3Mのブランド「スコッチ」は数十年、工作、クラフト、補修などの用途向けの製品を開発してきています。両面テープも様々な用途に合わせたものがラインナップされており、その中でもこちらは掲示用の両面テープになっています。学校や集会所など、人が集まる場所の掲示板に、ポスターやお知らせの紙を穴をあけることなく貼るのに最適で、繰り返し貼って、はがせるため、位置を変えることの多い場所に向いています。
ロールタイプで幅24㎜、長さが1mで自分で必要に応じた長さをカットして使います。壁に貼っても穴が開かず、壁紙にも優しいので気兼ねなく使えますね。
手でカット ちぎっテープ はがせる クッション 両面テープ 凸凹面 壁紙 対応 テープタイプ (10枚入り)
こちらの両面テープは手で簡単にちぎれるのが特徴の両面テープです。20㎜感覚でミシン目が入っているので、好きな場所でちぎって使うことができます。ハサミを用意し忘れて取りに行ったり、ハサミの刃が粘着で切りにくくなる心配も不要です。
粘着は壁紙やプラスチックに影響を与えない素材を使っているので奇麗にはがすことができます。テープの基材に発泡ポリエチレンが使われていて、クッション性が高いので、凹凸のある壁でも使うことができます。長さ20㎝で、10枚入っています。賃貸で、壁に穴をあけたくない場合におすすめです。
日東 再剥離可能強力両面テープNO5000NS 15mm×20m 5000NS15
粘着テープや光学フィルム、半導体関連を取り扱う日本のメーカー日東電工のこちらの両面テープは幅15㎜長さ20mと大容量でリーズナブルな商品です。薄く、ほど良い粘着力なので、工作や写真を貼るなどの作業に向いています。
ロールタイプで必要な分だけカットして使うことができるので、無駄がありません。また、手でちぎる事もできるので、ハサミなどの道具は必要なく、テープの粘着がハサミについてしまう心配もありませんね。頻繁にハンドメイドや工作などで、両面テープを使う人にはおすすめです。
3M スコッチ 超強力両面テープ プレミアゴールド 自動車内装用 15mm×1.5m KCR-15
こちらの両面テープは世界的にも有名な3Mの商品で、自動車の車内専用の両面テープとなっています。ポリプロピレン製や軟質塩化ビニール製どちらのダッシュボードでも使うことができます。柔らかいテープなので、エンボス加工にもなじみやすく、しっかり付きます。
ETC、ドライブレコーダーなど社内で必要なアクセサリー類を固定するのにとても便利です。サイズは幅15㎜、長さ1.5mあるので、いくつかの小物を設置するのにちょうどよい容量です。JIS規格Z1541(超強力両面テープ)にも認められているの強力な接着面です。
ニチバン 両面テープ ナイスタック 強力タイプ 15mm×18m NW-K15
日本のテープメーカ-ニチバンのナイスタックシリーズの強力タイプです。レギュラータイプに比べると強力になっているので、工作や制作はもちろん、POP広告の固定の際や、プラスチックの平面への接合にも使うことができます。
薄いので厚さを出したくないノートにスクラップしたい時にも向いています。テープカッターが付いているのでハサミがなくても必要な長さでカットできます。幅15㎜で長さ18mです。
3Mスコッチ超強力両面テーププレミアゴールドスーパー多用途粗面KPR-19
アメリカの世界的な科学・電気素材のメーカー3Mのこちらの両面テープは超強力な粘着力を持つ、両面テープで、柔らかい性質のため、ざらざらした木やプラスチック、金属や塩化ビニールなどさまざまな素材でもしっかりと貼り付きます。
今までうまく貼ることができなかったものでも付く可能性がありますよ。屋内・屋外、どちらでも使えるので、用途が広がります。表札やタイルなど、1度貼り合わせたらはがさない場所、粘着力が強いものが必要な場所に向いています。サイズは幅19㎜長さ1.5mです。貼り合わせてから1日は負荷をかけずに放置することで、粘着力が最大限発揮されます。
3M スリーエム 両面テープ コマンド タブ はがせる両面粘着 お買い得パック 80枚 S CMR2-80
3Mから発売されているコマンドタブシリーズの中のSサイズの80枚入りのお買い得パックです。16㎜×46㎜サイズのものが80枚入っています。ポスターや子供の工作作品などさまざまなものを 貼ることができます。大きいものなら数枚使って貼ればはがれる心配がなく、長い両面テープで貼るよりも簡単に貼ることができます。
はがしたい時には壁沿いにタブを引っ張ることできれいにはがすことができます。リピーターにはもちろん、大量に貼るオフィスや学校などでも大容量でお得なパックになっており、おすすめです。
ニトムズ はがせる両面テープ 強力接着用 15mm×10m T3830
清掃用具や収納用品、日用品などを主に扱う日本のメーカーニトムズの両面テープです。強力な粘着力がありますが、はがすときにはゆっくりはがすことで、途中でちぎれてしまうことを防ぎ、のり残りしにくくきれいにはがすことができます。金属やガラスにはもちろん、接着しにくいポリプロピレンやポリスチレンにも貼ることができます。
ロールタイプで、幅15㎜、長さ10mです。カットする時にはハサミがなくても手でちぎることができるので、道具を用意する必要がなく、手軽に作業をすることができます。
ニチバン 両面テープ ナイスタック 一般タイプ 15mm×20m NW-15
両面テープでも人気のテープ専門メーカーニチバンのこちらの両面テープは50年以上の歴史を持つナイスタックです。シリーズの中でも粘着力が普通の幅15㎜×20m巻きになります。環境にやさしく、再生紙40%が配合されています。手で持ちやすく、テープカッターが付いており、ハサミを別に用意しなくても好きな長さで簡単に切ることができます。
剥離紙にメモリが付いていたり、使用する人が使いやすいように工夫が様々な場所にされており、長年人々に選ばれ続けているのも納得の両面テープです。ひとつあると安心・便利です。
両面テープの効果的な使い方
両面テープは用途に合わせて選ぶことが重要です。最近は両面テープと言っても種類が豊富で、特殊な用途に使う両面テープも数多く販売しています。ここでは用途に合わせてどのような両面テープが最適か、効果的な両面テープの選び方をご紹介します。
両面テープの種類と適した用途
薄手の一般的な両面テープ
紙や写真を紙に貼り付ける場合に適しています。厚さも薄いもので、適度な粘着力が使いやすいです。
強・弱両面テープ
粘着面の片面は弱く、片面は強くなっています。貼り直しが可能で、POP広告などに便利です。変色がしにくいのも特徴です。
厚手・強力両面
ハンガーボードやフックなどを接着する場合に使います。厚手なので、多少の凹凸でも対応できます。
床材用両面テープ
カーペットやクッションフロアがずれないように接着する際に使用します。カーペットは厚手タイプ、クッションフロアは薄手タイプが適しています。
布用両面テープ
裾上げをしたり、ワッペンを貼ったり、アイロンで押し当てることで、接着できます。
プラスチック用両面テープ
プラスチックやビニール素材にプラスチック用を貼り付けると接着力が増し、はがれにくくなります。
透明両面テープ
透明な両面テープなので、ガラスに貼りつけても目立ちにくいのが特徴です。
超強力両面テープ
特殊なアクリルフォームを基材に使っているので、接着力がとても強力です。金属・機械・家具などに接着するのに最適です。
両面粘着シート
シート状になっているため、広域な面に使えます。
浴室用両面シート
浴室のタイルを接着したり、水分や湿気の多い場所での貼り付けもできます。
人工芝用両面テープ
対候性のある屋外用の両面テープは芝生を貼りつけるほか、屋根の防水補修にも使えます。
両面テープの付け方
適切な両面を使用しても貼り方がいい加減だと台無しです。ここでは一般的な両面テープの貼り方をご紹介します。
接着面をきれいに
ほこりや汚れが付いたままだとはがれやすくなりますので、接着面は汚れ、水分をよくふき取っておきましょう。油汚れも大敵です。アルコールやベンジンでふき取ります。湿気も良くないので、乾かしてから貼り付けます。
作業温度は20度以上
きれいに仕上げるには温度が20度以上であることがコツです。寒い場所で作業をする場合はドライヤーで温めると良く接着します。
貼りつけたら加圧する
貼りつけたら加圧してしっかりと押し付けることでよりしっかり接着することができます。
時間を置く
接着剤と違い、テープなのですぐに接着しますが、より強力に接着させたい場合は少し時間を置くことで接着力が増します。フックなどに物をかけたい場合は1日置いてから使用するといいですね。粘着力が十分でないと、はがれてしまい、また、新しいものを使用しなくてはいけなくなるので、早く使いたい気持ちを我慢して、待ちましょう。
まとめ
いかがでしたか?両面テープはあるととっても便利で、生活を豊かにしてくれるステーショナリーのひとつです。種類やサイズ、が豊富に出ているので、ぜひ、その場所に合った両面テープを使って、快適な生活を作り出してくださいね。