お皿は意外とかさばるもの、食器棚の整頓や片付けをしているとそのように感じることはありませんか?本当に必要なものだけを置いておく、というのがベストですが、愛着のあるお皿をそう簡単に捨てることはできないですよね。なんとかスマートに収納できる方法はないか、悩まれる方も多いはず。
そこで今回おススメしたいのがディッシュスタンドです。キッチン収納に役立ってくれるアイテムのひとつで、これがあるだけでもずいぶん見た目の印象も変わります。最近はさまざまな種類のものが販売されていますので、選び方や人気のアイテムなどをご紹介していきたいと思います。
ディッシュスタンドの選び方
一般的なお皿の収納方法といえば、食器棚で上にどんどん重ねていく、というスタイルが多いのではないでしょうか。特に何も考えずに置いていくと、必要だと思ったお皿が意外と下のほうになってしまっていたり、きちんと分けなければ種類が違うお皿がばらばらと散らばって雑然とした印象になります。
お皿はきちんと収納しなければ使い勝手も悪くなりますし、インテリアとしての観点はもちろん、地震対策なども含めてあまりおすすめできません。整頓するということは見た目に与える印象以外にも、機能的であるとか安全であるとか、そういった面にも影響を及ぼすのです。
普段からそのように意識できている方はいいのですが、そうは分かっていてもなかなかうまく収納できないもの。そこで便利なアイテムとして役立ってくれるのがディッシュスタンドです。ディッシュラックと呼ばれることもありますが、ようはお皿専用のスタンドと思っていただくといいでしょう。
選び方のコツ
ディッシュスタンドを置くメリットは、やはり何といってもそれぞれのお皿を整頓しやすくすることで出し入れをスムーズにしてくれる。まずはこれがひとつ挙げられるでしょう。見た目が片付いた印象になる、というのももちろん大きいです。そういった点を含めて、選び方など気をつけたいポイントをまとめてみたいと思います。
サイズに合わせて選ぶ
ディッシュスタンドは実はさまざまな種類のものがあり、それぞれに適したサイズがあります。例えば小皿のような小さめのお皿を並べたいときには、スタンド自体が大きい物はおすすめできません。立てる部分が適合しないとスカスカになりますし、何よりお皿を支えることができないからです。
逆に、あまりにお皿が大きすぎてディッシュスタンドが小ぶりな場合、こちらもスタンド自体がお皿を支えられなくなってしまいますので非常にバランスが悪くなり、最悪の場合割れてしまう危険性も危惧されます。もちろんそれぞれの形状によるため一概には言えませんが、適切なサイズを選ぶのは基本中の基本になるでしょう。
その見分け方は「商品の説明をチェックすること」これに限ります。一般的なディッシュスタンドには「○cm対応」と表記されているはずですので、まずはそちらを確認してみてください。メーカーによってもサイズ感やフィット感は違ってきますので、それぞれ確認することをおすすめします。
素材で選ぶ
ディッシュスタンドを使用する目的は、場所はどこなのか。それによってもおすすめの素材が変わってきます。食器棚に整頓のため使用する、という場合は基本的にステンレスや竹など木製のもの、どういったものでも問題ない場合がほとんどです。高さやサイズさえあっていればそれほど気にする必要はないでしょう。
しかし、水切りラック兼ディッシュスタンドとして活用する場合においては、水に触れる機会が多いことも考えてステンレスなどのさびにくい素材を選ぶ必要があります。木製のものはナチュラルな印象があっていいのですが、濡れたままのお皿を長時間置いておくとなると腐食の原因となり、衛生面でも耐久面でもおすすめしづらいです。
適材適所という言葉があるように、物にもそれぞれ適した場所と素材があります。どこで使うのか、を考えながら素材もチェックしてみましょう。
機能・デザイン性で選ぶ
インテリアとしてディッシュスタンドを見るか、機能的なアイテムとして見るか、それぞれの目的は人によって違うことでしょう。どちらを優先すべきなのかは、ご自身が決めることでもあります。
機能性を重視する場合
とにかく使いやすさを優先したいという場合は、とくにデザインへこだわる必要はないでしょう。素材や取り出しやすさを含め、機能的と感じられるものがご自身にとっての一番になります。ものによっては使いづらさを感じさせるものもありますので、使用感や心地よさというのは意外と重要なポイントでもあります。
毎日ストレスなくお皿を出し入れできる、当たり前のことなのですが、意識してみるだけでもずいぶん違ってきます。
デザイン性を重視する場合
ディッシュスタンドは見せる収納としても用いることが出来るアイテムですので、こだわりを取り入れれば取り入れるほど、満足行く収納やインテリアとして重宝させることができるでしょう。特に人気が高いのは竹や木製など、ナチュラルな印象を見せてくれるもの。どのご家庭にも取り入れやすいのがポイントです。
逆に、ステンレス製などでスタイリッシュな印象にまとめてみるのもいいかもしれませんね。台所の流し付近で水切りとしても使用する場合は、やはり素材選びは大切。クールに見せてくれるだけでなく、ある意味では機能性も備えているといえます。
ディッシュスタンドの場合、機能性にこだわりすぎることでデザインに不満を感じるのであれば、思い切って好みのデザインで選ぶというのもありです。もちろん最低限の使いやすさは重視されるべきかと思いますが、やはり自分が使っていてテンションが上がる、デザインの良いものを選ぶのも大切です。
ディッシュスタンド人気おすすめ商品TOP10
ここからは、おすすめしたい人気のディッシュスタンドをご紹介していきたいと思います。ランキング形式になっていますので、人気のものを中心にチェックしてみてはいかがでしょうか。
AQUASIDE ステン ワイヤー 皿立スタンド
ステンレススチール製のディッシュスタンドです。素材は錆びにくく、流しでも使用することが出来るので、ディッシュスタンド兼水切りラックとしての活用をメインに考えている方にはおすすめです。お皿をシンプルに横に並べることができるので、見た目もすっきりまとまりやすいのがポイント。
一度に10枚以上のお皿を並べることが出来るので、容量が大きめのものが理想な方、家族が多い方にも安心して使っていただけます。デザインも機能性にこだわりを取り入れたスタイリッシュな印象で、万人に受け入れやすいところも人気の秘訣ではないでしょうか。
Myoffice 皿立て 皿立てスタンド 皿立 おしゃれ ディッシュスタンド たて ブラック
こちらは収納するためのものというよりは、どちらかというとインテリアに特化したディッシュスタンドになります。絵柄がきれいなものや可愛いもの、デザイン性にすぐれたものをディスプレイする為に活用していただけるなど、まさに「見せる」ということにこだわったアイテムでしょう。
また、一人暮らしの方であればよく使うお皿を立てておくのもひとつの方法かもしれません。お皿以外にも色々立てかけておくことができるなど、活用次第ではより便利さを実感していただけるはず。ぜひひとつの使い方だけにこだわらず、試してみてください。
SALUS デイリー ディッシュスタンド
ステンレスを使用してできたディッシュスタンド。見た目もとてもスタイリッシュで、主張しすぎないデザインがとてもクールでかっこいいですね。全体的に丸みのある形をしているので、冷たい印象に見せすぎずきれいにまとまったインテリアを目指している方にもおすすめです。
食器棚へ収納するディッシュスタンドというよりは、見せて収納するのにおすすめのデザインでもあります。デザイン性もさることながら、複数枚のお皿を並べておくことができますので、必要な分だけをまとめておくのにも便利。よく使うお皿はここへ、と決めておくといいかもしれませんね。
レック 食器棚用 皿立て
機能性が高いディッシュスタンドをお探しの方に、ぜひおすすめしたいアイテムがこちら。一見するとスタンドのように見えづらいのですが、ちょうど二つ折りのような形になっており、半分立てかけるような形で起こせばしっかりとお皿を立ててくれるディッシュスタンドになります。
まっすぐ平らな状態にしてみると、今度は水切りラックとして早変わり。必要に応じて形を変えてくれるので、使いたいシーンに合わせて活用できるのが魅力です。いくつか数を揃えておくと使い分けることができますので、より便利さを実感していただけるかもしれません。
えつこの プレート スタンド ラック 大・小 2個組 (日本製)
コンパクトに収納したいときは、こちらのディッシュスタンドがおすすめ。それぞれ大小サイズ2個組となっていますので、お皿のサイズによって収納を分けることが出来ます。大きめのお皿と分けて整理することができるので、安定感も抜群。お皿の形に沿うように、波線がデザインとしても可愛らしいですね。
両側に取っ手が付いているので、お皿全体を入れ替えたり整理する際にも動かしやすくなっています。食器棚がごちゃごちゃとしてまとまりにくい、という時にも役立てていただけるのではないでしょうか。コーティング加工でお皿とラックが滑りにくくソフトなのもポイントです。
山崎実業 ディッシュスタンド ディッシュラック プレート S ホワイト 2323
幅広いお皿のサイズに合わせて収納することが出来るのがこちらのディッシュスタンド。ぱっと見た感じはすっきりとしていて、シンプルなそのデザインに惹かれるという方も多いのではないでしょうか。大きなお皿から小さなお皿まで、立てて収納することが出来るのでスムーズに取り出すことが出来ます。
サイドにはシリコンストッパーが採用されているので、横滑りなども防いでくれます。安全に使用することができる工夫も嬉しいですね。食器棚の中にも収まりやすいサイズですので、よりすっきりと見せたい時には大活躍間違いなしでしょう。
山崎実業 ディッシュスタンド ディッシュラック タワー ワイド L ホワイト 2964
お皿の量が多い、家族が多いのでできるだけ多く収納したい。そんな方にはこちらのワイドサイズのディッシュスタンドがおすすめです。大きなお皿はもちろんのこと、小皿まで立てて整頓することが出来るので、さまざまな種類のお皿もきちんと収納することが出来ます。種類別に分けて入れれば、より見やすくなりますね。
横滑りしにくいように工夫も取り入れられているので、取り出しやすさだけでなく安全に使えるようできているのもポイント。たっぷり収納、でも見せるときはすっきりと。その両方を兼ね備えた便利なアイテムではないでしょうか。
リッチェル 引き出し用 ディッシュスタンド L 「トトノ」 10081
引き出しの中にお皿を収納している、という方も最近は意外と多いはず。上手く仕切らなければ、片付けしづらいですよね。そんな時にはこちらの引き出し用ディッシュスタンドはいかがでしょうか。見せる収納としてはあまりおすすめできませんが、安定感と出し入れのしやすさにこだわっているのがポイントです。
上から見た時にもお皿の種類を確認しやすく、すっきりと片付いた印象に見せてくれます。縦横それぞれ、引き出しに合わせていくつか組み合わせることで、効率よくお皿を収納することが出来るでしょう。きちんとお皿を片付けたい方にもピッタリのアイテムです。
パール金属 キッチンストレージミニ ディッシュスタンド H-7827
ディッシュスタンドは気になるけれど、あまり大きな物はかさばるからいらない。そんな方にもおすすめなのがこちらのミニサイズのディッシュスタンド。手のひらに乗るサイズなので、食器棚のなかはもちろん、リビングや台所周りにおいてもスペースを取りすぎないところがいいですね。
ミニサイズではありますが、しっかりとお皿は収納してくれるので、なかなか片付かなかったたくさんのお皿も並べておくだけで見た目もすっきりまとまります。クロムメッキでできているので、質感もしっかりした印象でしょう。ワイヤー先端部分も安全性とデザイン性を考え、球状になっているのが嬉しい配慮ですね。
不二貿易 木製 ディッシュスタンド ボヌール キッチン雑貨シリーズ ナチュラル 94385
ナチュラルなインテリアを目指している方におすすめなのがこちらの木製ディッシュスタンドです。素朴で自然な印象を見せてくれるデザインで、どのご家庭にも取り入れやすいのではないでしょうか。優しい色味で、どんなお皿ともマッチしやすく、見せるインテリアとしても非常におすすめです。
お皿を収納する為に、というのはもちろんのこと、本を立てたりさまざまな物のスタンドとしても活用しておくことができます。お皿以外にも色んな用途を求めている、という方は選んで損はないはず。ぜひご自身のアイデアを活かして使ってみてはいかがでしょうか。
ディッシュスタンドの効果的な使い方
ディッシュスタンドはその名前からもお分かりのとおり、お皿を収納する為に使われるものです。しかし、より効果的に使用するためには「お皿以外への使い道」というものも含めて考えてみることをおすすめします。
もちろん、ディッシュスタンドとして本来の役割を担ってくれるのは当然のこと。お皿の量が多くて片付かない、使いたいお皿がなかなか取り出せない、という時に用いることで今までの不便をすばやく解消してくれます。日常のちょっとしたストレスを取り除いてくれるアイテムなのです。
お皿を見やすく、わかりやすく並べていく。こういった点においてもすぐれています。使用する際は大きさだけでなく色や形など、似たものをグループごとに分けて収納するとよりすっきりと見せてくれるでしょう。意識しながら使うことで、今までの何倍も便利にお皿を使うことが出来ます。
収納グッズとしての活用
お皿以外にも実はさまざまなアイテムを収納したり、整頓したりすることができるディッシュスタンド。たとえばお料理の際にレシピを見ながら作りたい、という方にはタブレット端末を立てておくのにもおすすめ。さっと取り出したり立てかけておくことでより使いやすくなるでしょう。
お料理本を見たい、という方にも簡易的なブックスタンドとして活用していただけます。何冊かお料理本を立てておけば、いちいち本棚にとりにいく必要もありませんし、見たい時にすぐ手にとることができてとても便利です。
このように、台所でちょっと必要になりそうなものを収納しておく。こういった使い方も出来るわけです。他にもエプロンや布巾を畳んで整頓しておくこともできます。アイデア次第でどんどん便利な使い方が生まれていくのが嬉しいですね。
定期的にキレイにすることをおすすめします
ディッシュスタンドはお料理を乗せたりするためのお皿を収納するためのアイテム。だからこそ、つねに清潔な状態を保っておくのは基本中の基本ですよね。とくに見せるインテリアを意識している場合は、ほこりなどに触れやすいため、こまめに取り除くことをおすすめします。意外と気づかないうちに汚れは溜まってしまいます。
食器棚に入れておく場合も、意外と出し入れの際にホコリや汚れが付着しますので、気づいたらすぐに拭くなどして常にきれいな状態を保てるようにするといいでしょう。ディッシュスタンドや台所まわり専用のフロスやブラシなどを常備しておくといいかもしれませんね。
ステンレス製の水切りラックと兼用でお使いの場合も、水垢などが溜まってしまうことがありますので丸ごと洗ったり、使用した後は軽く水気を拭いておくことをクセづけてみてください。ちょっとしたお手入れが長くキレイを維持してくれるはずです。
まとめ
いかがだったでしょうか。ディッシュスタンドは幅広く活用できる収納グッズのひとつです。お皿をただ収納するだけでなく、インテリアのひとつとして輝かせることができる優秀なアイテムでもあります。その便利さをさらに、ご自身の手でみつけてみてはいかがでしょうか。