おすすめ製本機の人気比較ランキング

本

紙ベースの資料を作るときや、趣味で小冊子を作るときなどに便利な製本機。最近では一般家庭でも購入してもいいと思うような価格のものも増えてきていて、自分でちょっとした冊子を作りたいという人にはとても便利です。

本体自体もとてもコンパクトなタイプもあり、家用に欲しいと思ったことがある人もいるのではないでしょうか。しかし、製本機を持っている人はそう多くなく、初めて製本機を購入するという人はどうやって選べばいいか悩んでしまうこともあるでしょう。製本の形式自体にも種類があって、よくわからないかもしれません。

そこでここでは、製本機の選び方とインターネット通販で購入できる人気のおすすめ製本機をご紹介していきます。ちょっと高価なものから、かなりお手頃価格のものまであるので、自分のニーズにあった製本機がどんなものなのか考えてみましょう。

製本機の選び方

女性 女の子

ひとことで製本機と言ってもさまざまな種類のものがあり、製本方式もそれぞれ違います。ここでは製本方式の違いに触れながら、製本機を選ぶときにどういったポイントをチェックするべきなのかをご説明していきます。

自分がどういったタイプの冊子を作りたいのかを考えながら、参考にしてみてください。

製本方式の選び方

製本機はそれぞれ製本方式が異なります。ですから、最初に知らなければならないのは自分が作りたいタイプの冊子にどんな製本方式が向いているかということです。

まずは市販されている製本機でできる製本方式と、その製本方式に向いている冊子についてご説明していきます。

背のり方式でできるくるみ製本

くるみ製本とは、製本方式の中でも一番広く使われている製本方式です。市販の書籍も背のり方式によるくるみ製本が採用されています。

これはホッチキスなどが使われていない製本方式で、のりで表紙を貼るような方式になっています。余計なものを使わない製本方式なので、仕上がりはくるみ製本が一番きれいになります。

くるみ製本を使いたいなら、背のり方式という製本機を購入しましょう。これはのりを熱で溶かして仕上げるタイプの製本機です。専用のカバーが必要ですし、コストはかかってしまうのですが、本格的できれいな製本を求めるなら、背のり方式によるくるみ製本一択になります。

また、一度にたくさんの製本をするという場合も、背のり方式がおすすめです。すべての機種というわけではありませんが、背のり方式の製本機の中には、一度にたくさんの製本ができる機種もあるからです。大量に冊子をつくるという人は、その点もチェックするといいでしょう。

ホッチキスによる中綴じ製本

中綴じ製本とは、薄い本に使える製本方式です。市販の薄い雑誌などに使われていることもある製本方式で、くるみ製本よりもずっとお手軽に低コストで製本ができます。

ただし中綴じ製本は厚みが限られています。ホッチキスが閉じることができる枚数までにしか対応できませんし、紙の中央を折り曲げて製本する形式になっているので、あまりに厚いときれいに製本ができないのです。

中綴じ製本ができるページ数は多くても30ページまででしょう。30ページも厳しいかもしれません。ですから、20ページ台後半以上のページ数の本を作るなら中綴じ製本を選択することはできません。

また中綴じ製本は紙を折る手間も必要になります。ですから大量に冊子を作りたいときには、非常に時間がかかってしまう方式でもあります。そのため、ページ数があまりないという場合でも、大量に冊子を作りたいならくるみ製本の方が効率が良くなります。

リング式製本

リング式製本は、よくノートで見る製本方式です。紙に穴を開けてそこにリングを通すという形式になっていて、リングの大きさによってページ数を変更することができます。

リング式の製本機では、穴を開ける作業とリングをそこに通す作業を一緒にやってくれるものが多く、自分でリングに紙を通すような手間が省けます。

冊子のようなものを作りたいときには不向きな製本方式ですが、資料を1つにまとめたいときや、行事のしおりなどを作るときにはこれで十分ではないでしょうか。リングがある分かさばってしまうので、大量に作って配布をするという用途には向いていません。

リング式製本は趣味で冊子を作りたい人よりは、会社などで使うのに向いている製本方式でしょう。

コストパフォーマンスで選ぶ

製本機は比較的安価なものから、家庭用としてはちょっと高めのものまで、さまざまな価格帯のものが販売されています。また、本体だけを買えばいいというだけではなく、製本をするときに消耗品として必要なものもあったりします。

製本機を選ぶときには、そのあたりのバランスと製本機の使用頻度を考えて、コストパフォーマンスについて考えてみましょう。

具体的な例を挙げると、背のり方式の製本機には専用カバー、中綴じ製本ならホッチキスの芯、リング式製本ならリングが必要になります。製本機を購入する前に、これらの消耗品がいくらするのかも確認し、そういった消耗品のコストと製本機のコストを出してみてください。

製本機が安いからと購入してしまうと、消耗品が高くついた・・・なんてこともあるかもしれません。また、自分の用途を満たさないなら、安い製本機を買っても意味がありませんよね。よく製本機を使う人なら、本体や消耗品の値段が少しくらい高くても、結果的なコストパフォーマンスは高くなることもあります。

そのように、製本機を購入するときにはコストパフォーマンスもチェックしておきましょう。

製本機の対応サイズをチェック

製本機にはとてもコンパクトなものもありますが、コンパクトなタイプは大きい用紙を製本することができない場合もあります。また製本機それぞれに対応サイズというものがあり、その対応サイズに含まれていないサイズのものは製本できないのです。

ですから製本機を購入するときは、単に見た目や製本方式だけではなく、対応サイズもしっかりチェックしてください。自分が製本する予定の冊子はどんなサイズのものが多いのかを、あらかじめ考えておきましょう。そしてそのサイズに対応した製本機を購入してください。

安全な購入方法は、対応サイズが多い製本機を購入するということです。それなら現時点では製本予定のないサイズでも、将来的に製本することになったときに製本機の買い替えなどをしなくてもいいからです。

背幅の厚みで選ぶ

製本機には対応サイズの他に、対応できる冊子の厚みというものもあります。自分が何ページくらいの冊子を作るのかで、適した製本機を選ぶようにしましょう。

大は小を兼ねるで厚い本でも製本できる製本機を選んでしまうと、本体代金がかかってしまいます。厚い冊子を作ることなら仕方のないことですが、薄い冊子ばかり作るという場合は、それではもったいないですよね。

ですから自分が作る冊子の大体のページ数を考え、それよりも少し厚めの製本に対応している機種を選ぶのがいいでしょう。そうすれば、自分の用途に適したお買い得な製本機を選ぶことができます。

製本機人気おすすめ商品TOP10

今まで製本機を買ったことがない人は、製本機にどんな商品があるのかも知らないのではないでしょうか。そこで、ここでは人気のおすすめ製本機をランキング形式で10商品ご紹介していきます。

それぞれの特徴についてもご説明するので、上記の選び方と一緒に参考にしながら、どれが自分に適した製本機なのか考えてみましょう。もし自分のニーズにぴったりな製本機があれば、ここから選んで購入してもいいのではないでしょうか。

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10位

リレカルト ダブルループ製本機 ワイヤーバインダー3 【1/3インチピッチ(穴間8.47mm)・A4長辺-34穴綴じ】 WB340

リレカルト ダブルループ製本機 ワイヤーバインダー3 【1/3インチピッチ(穴間8.47mm)・A4長辺-34穴綴じ】 WB340

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 96,800

リレカルトのリング式製本機です。A4長辺までのサイズに対応していて、パンチ奥行きについても2mm、3mm、4mm、6mmから設定可能と、なかなか幅広い製本に対応できる商品。製本の厚みは最大110枚まで。かなり厚めのものにも対応できます。

ダブルループ式になっているので、頑丈な製本が可能です。お値段は安いとは言えませんが、対応できるサイズの幅広さなど多様性を考えると適正価格でしょう。

9位

フェローズ 熱製本機 Helios 60 5642301

 フェローズ 熱製本機 Helios 60 5642301

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 11,800

フェローズの見た目がスタイリッシュな製本機です。熱で接着剤を溶かして製本する背のり方式の製本機になっていて、きれいな製本をかなえてくれます。かなりお求め安い価格なので、オフィスだけではなく趣味で冊子を作る時用に購入しやすいでしょう。

A4長辺とじに対応。最大600枚までの厚さの冊子を製本することができます。製本する本のサイズがA4だという人で、厚さが欲しいというなら、こちらの製本機がおすすめです。収納しやすいコンパクトさも魅力的。

8位

ホットメルト くるみ製本機

 ホットメルト くるみ製本機

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 89,800

ホットメルトのりを使ったくるみ製本ができる製本機です。卓上で使えるコンパクトな商品。対応サイズはA4で、厚さは0.1mmから40mmまでの対応となっています。製本速度は1時間に120冊。100冊程度の冊子を作るという人なら1時間以内に終わりますし、かなり早目と言えるでしょう。

家庭用として購入するには、少しお高めの製本機なので、どちらかというと業務用としてオフィスでの購入がおすすめです。

7位

ライオン事務器 製本機 T-30

ライオン事務器 製本機 T-30

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 13,824

ライオンの見た目がとてもシンプルな製本機です。1~24mmの暑さに対応と、背のり方式の製本機らしく厚めの冊子にも対応しています。それにもかかわらず製品重量1.7kgと軽めコンパクト。

とてもシンプルな製本機ながら、しっかりくるみ製本をこなすアイテムです。デザイン的にもオフィスに置くのに向いているので、製本をする機会の多いオフィスに。もちろんプライベート用でも厚めの製本をするならおすすめできる商品です。

6位

アコ・ブランズ・ジャパン GBCサーマバインド GBMTM30 製本機 1台

 アコ・ブランズ・ジャパン GBCサーマバインド GBMTM30 製本機 1台

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 4,860

アコ・ブランズ・ジャパンの背のり式製本機です。かなりコンパクトでスタイリッシュな見た目の製本機。暑さ24mmまで、A4長辺サイズまで対応していて、コンパクトながらもしっかり製本をこなします。

かなりお求め安い価格の製本機で、熱製本用カバーという専用カバーも背幅の厚さごとに販売されています。本体代金が安いため、結果的なコストパフォーマンスは高めの商品です。大量の本を作る場合にはあまり向いていませんが、家庭用としてはおすすめです。

5位

カール事務器 トジックル ダブルループリング製本機 TZ-W34

カール事務器 トジックル ダブルループリング製本機 TZ-W34

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格: ¥ 14,000

カール事務器のリング式製本機。穴あけと製本を同時にしてくれるダブルループリング式の商品です。対応サイズはA4、一度に12枚までの製本ができます。

ページ数が少ないため、リング式の中では非常にお求めやすい価格になっています。薄めの冊子を資料として作ることの多いオフィスでの利用に最適ではないでしょうか。リング式製本機は大きく重たいものも多いのですが、こちらは比較的コンパクトで8kg弱とコンパクトなのも魅力です。

4位

GBC リング製本機 プラスチックリング製本機 U-one GDBU001

 GBC リング製本機 プラスチックリング製本機 U-one GDBU001

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格: ¥ 19,396

GBCのリング式製本機です。コンパクトなタイプの製本機で、プラスチック製で軽く持ち運びも楽々なところがポイント。最大240枚までの用紙を製本することができます。

手動なので大量の冊子を作るのには向いていませんが、ページ数の多いものを少部数作るという用途には対応できる商品です。オフィスでの資料作成などに最適ではないでしょうか。使い方もシンプルでお値段もお手頃です。

3位

コクヨ パーソナル製本機 メルティー サーマタイプ セキ-GTS500

コクヨ パーソナル製本機 メルティー サーマタイプ セキ-GTS500

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 9,028

コクヨの背のり方式の製本機です。専用の製本カバーでがっちり製本してくれるコンパクトな製本機で、A4長編とじに対応しています。厚みは2mmから14mmまでの5サイズに対応。コンパクトながらも、それなりの厚みの冊子を製本することができます。

お値段も個人使用でも購入しやすいお手頃価格。オフィスでは資料作成に、家庭では趣味の小冊子作成に、と幅広い用途に使える製本機となっています。製本完了ブザーもついていて、製本終了を教えてくれるので、作業を効率化することもできるでしょう。

2位

アスカ Asmix パーソナル製本機 B2500 自炊

アスカ Asmix パーソナル製本機 B2500 自炊

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 5,090

外観がとてもスタイリッシュなアスカの製本機です。専用カバーを使う背のり方式の製本機で、しっかりときれいな冊子を作ることができます。自動パワーオフや、仕上がりを教えてくれるお知らせブザーなどがついていて、かゆいところにも手が届く商品。

とてもコンパクトですから、オフィスでも自宅でもあまり邪魔にならないでしょう。A4サイズ、B5サイズに対応。厚みは0mmから12mmまで数段階に分かれています。コンパクト且つとてもお求め安いお値段になっているので、自作の冊子をつくりたい人におすすめです。

1位

JIC 卓上製本機とじ太くん 3000型

 JIC 卓上製本機とじ太くん 3000型

画像出典:Amazon.co.jp 参考価格:¥ 5,846

JICの背のり方式製本機です。卓上で使っても邪魔にならないコンパクトさ、お求め安い価格、使いやすさを考えると、製本機のエントリーモデルとしてとても優秀な商品。

製本サイズはA5タテ、B5タテ、B5ヨコ、A4タテ、A4ヨコ、B4ヨコ、A3ヨコの7種類となっていて、コンパクトでありながら広い用途に使える利便性を兼ねそろえています。最大30mmまで製本可能。これは、コピー用紙役300枚相当ですから、それを考えると非常にコストパフォーマンスの高い製本機です。

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製本機の効果的な使い方

本
製本機は1台あるとさまざまな冊子が作れるアイテムです。しかし、1つの用途しか今のところ考えていないなら、他の使い方が思い浮かばないかもしれません。

せっかく製本機を購入するなら、いろんな使い方ができるといいですよね。ここでは製本機があるとどういうものが作れるのかをまとめてみました。製本機購入を決めるときの参考にもなるかもしれません。

オフィスでの製本機の使い方

オフィスでは資料の製本をするときにとても役立つ製本機。プレゼン資料、企画書、マニュアル、住所録などさまざまなものが作れます。オフィスでは、かなり広い用途で使えるので、少し値段の張る製本機を購入してもいいかもしれません。

例えば会社概要を紹介するような冊子を作って、その企業のサービス利用者へ配布をしたり、求人応募してきた人たちにその会社がどんな会社なのかという資料を配布するときに使えます。新人教育時の研修資料なども製本機があるときれいに整理できて便利です。

また、取引先に提出するような資料だと、簡単にホッチキスで止めたものよりはきれいに製本されている資料の方がプロフェッショナルな感じがして、好まれるのではないでしょうか。決算書なども製本しておくととても便利です。

製本は、ファイリングよりもきれいにでき配布しやすいので、オフィスでファイリング形式で書類を作っているという場合は、製本をするように変えてみてもいいかもしれません。

ご家庭での製本機の使い方

家庭で製本機を購入するときには、自治会の資料を作ったり、子供の学校のイベントの資料を作ったりというようなことに使えるでしょう。

しかしそういった用途だけではなく、趣味の小冊子作りにも製本機が役立ちます。特に、同人誌など自費出版をしている人は、製本機があれば好きな部数だけ本を製本することができるので、印刷会社に頼むよりも大幅コストダウンできるのではないでしょうか。

自分で本を作りたいという用途でも、お求めやすい値段の製本機なら趣味に使いやすくおすすめです。製本機があれば、手軽に子供のために本を作ることだってできます。子供と一緒に本を作ってみるのもおもしろいかもしれません。

また製本機によっては、写真を閉じてアルバムを作ったり、旅行記などを作ったりというようなことにも使えます。この点については、製本機の対応サイズや厚みなどにもよるので、対応サイズ・厚みのチェックは必須です。

まとめ

意外と用途の多い製本機。色々な冊子が作れるなら、家にも置いてもいいかもと思う人もいるでしょう。お値段もかなり購入しやすいものが多いので、家庭用ならまずは安価で使いやすいものから購入してみることをおすすめします。オフィス用で、必ず使用頻度が高くなることがわかっているなら、少し質のよいものでもいいでしょう。

製本機を購入時には、ここでご説明したような選び方のコツに気をつけて、自分の用途に適した製本機を購入するということを意識してください。用途にあったものを選べれば、色々な冊子が作れることがわかって製本を楽しめるでしょう。