スマホを操作したりタブレットに文字を書きこんだりすることができるスタイラスペン。スタイラスペンと言われてピンとこない方でも、タッチペンと言われると、どのようなものか想像がつくのではないでしょうか。
今やスタイラスペンはかなり進化しています。さまざまな種類があり、使用している人も多いのですが、選び方を間違ってしまい、その便利さに気づけずにいる人も少なくないようです。今回は、スタイラスペンの選び方や、より便利に使うコツをご紹介していきます。
スタイラスペンの選び方
似たようなデザインのものが多いスタイラスペンですが、実際に使ってみると描き心地や持ちやすさがそれぞれ異なります。さまざまな種類のスタイラスペンがありますが、ここではスタイラスペンの選び方についてご説明します。
用途に合わせて選ぶ
「スタイラスペンを使って何をしたいか」は、ペン選びにおいて最も重要なポイントです。文字を書きたい場合はペン先が細くなっているもの、書いているものが見えやすいものを選びましょう。
イラストを描きたい場合は、描きたい内容に応じた太さのものを選ぶ必要がありますし、ゲームをしたいのであれば、ペン先の細さよりも動きのなめらかさにこだわる必要がありますね。
タッチパネルの違いに注意
タッチパネルには感圧式と静電式があります。感圧式のタッチパネルは、指やペンでスクリーンを押すことでセンサーが反応し、触れている位置を検出するものです。ATMなどで採用されているものが感圧式になります。一方、静電式タッチパネルは、静電気に反応するタイプのものです。
感圧式タッチパネルの端末であれば、スタイラスペンに使われている素材に特に制限はありませんが、静電式タッチパネルの場合はペン先に静電気を帯びている必要があります。
静電式対応のスタイラスペンにおいて、静電気の発生方法が2通りあり、人の体から発生する静電気を使っているもの(静電容量式)と、電池によりペン自身が静電気を発生するもの(静電発生式)があります。
一般的に、人の体から発生する静電気を使っているスタイラスペンの方が価格の安いものが多いのですが、革や分厚い手袋をつけて使用すると電流を遮るため、ペンが反応しなくなってしまうという弱点があります。
ペン先の素材で選ぶ
スタイラスペンのペン先を見ればわかるのですが、ペン先に使われている素材は数種類あり、素材によって使い心地に違いがあります。
ゴム製
ゴム製のペン先は、弾力があり柔らかいのが特徴です。価格も比較的安く、100円均一などで販売されているスタイラスペンの多くがこのタイプになります。
ゴム製なので、摩擦抵抗が大きく、スクリーン上を滑らせるとキュッとブレーキがかかっているように感じることもあります。その分、しっかりと描き味を感じながら描くことができますよ。ゴム製のペン先は、劣化すると破れてしまいます。筆圧が高めの方や、使い込む方は厚めのゴムのものがおすすめです。
伝導性繊維
伝導性の特殊な繊維を使ったペン先もあります。布のようなさわり心地で、滑りが良いのが特徴です。スクリーン上をなめらかに滑らせることができるので、ゲームなどで使用するのにはピッタリですよ。
繊維の特性上、スクリーンについているほこりやゴミを拾ってしまうことがあり、そのせいで反応が悪くなることがありますので注意が必要です。また、持ち歩いている間にペン先に尖ったものが当たったり、長時間の使用により劣化してくると、繊維がほつれたり破れたりしてきます。ゴム製のペン先よりデリケートですが、ペン先を交換すれば長期間使用することができますよ。
樹脂
細い線を描きたい場合は、樹脂製のペン先がおすすめです。ボールペン感覚で使用でき、描いている位置が見えやすいのが特徴です。比較的高価な製品が多くなりますが、耐久性が高く、耐摩耗性90km以上を保証している製品もあるんですよ。スクリーンに触れるとコツコツと音がしますので、会議中など静かなシーンには向かないかもしれません。
筆タイプ
ペン先が筆のようになっているスタイラスペンは、見た目の通りイラストを描くときにおすすめです。本物の筆を使っているような感覚で絵を描くことができますよ。他のペン先よりも滑りが良いため、ゲーム用として使用する人もいます。
ディスク付き
ペン先に円盤型の樹脂がついたものもあります。スクリーンに接する面積を確保できるので認識されやすく、描いているペン先がよく見えます。スクリーンに触れても音がしにくいのも特徴です。スクリーンに「面」で接する描き心地に、慣れるまで時間がかかる人も多いようですが、タッチしているその点がしっかり確認できるので、細かい写真の加工や製図におすすめですよ。
ボディにも注目
手に馴染むペンを使った方が、文字も絵も描きやすいですよね。ボディの太さや長さによって馴染み具合は変わります。長時間使用する際は重いペンだと疲れてしまいますし、軽いペンだと描き心地が悪い場合があります。太すぎても細すぎても握りにくいですよね。
筆圧が強めの方は太めのボディのものが疲れにくくおすすめです。長時間使うのであれば、短いものは避けた方が良いでしょう。普段使っているボールペンなどの重さや太さ、長さを参考にスタイラスペンを選ぶと、手に馴染みの良いものを見つけることができ、長時間使用しても疲れにくいですよ。
できれば購入前に握り心地を確認すると安心ですね。インターネットで購入する場合は、握り心地を確認することはできませんので、重さや長さを確認し、口コミを参考に選ぶと良いですね。
機能で選ぶ
スタイラスペンの付加機能もペン選びのポイントのひとつです。スタイラスペンの中には、筆圧を感知してペンの太さが変わったり、傾きに応じて濃淡をつけるなど、線を描くこと以外の機能を搭載しているものがあります。
スタイラスペンを使い分けたい方は、異なるペン先がペンの両端についた2in1タイプのものもおすすめです。ボールペンでメモを取ることが多い方はボールペンのノック部分がスタイラスペンになっているものだと1本で2役をこなしてくれますね。他にもクリップがついていてポケットに挟めるものや、専用ケースがついたものなどもありますよ。
デザインで選ぶのも◎
ペン先や描き心地に特にこだわりがないのであれば、デザインで選ぶのも良いですね。スタイラスペンは色もデザインもさまざまです。お好みのデザインのものを探してみてください。カラフルなペンもあればスワロフスキーがついたものなどオシャレなスタイラスペンもたくさんありますよ。スマホケースとおそろいのデザインのものなどで統一感を楽しんでも良いですね。
対応機種は必ず確認を
スタイラスペンを選ぶ際に必ず確認しておきたいのが対応機種です。特にタブレット用のスタイラスペンを購入する際には確認する必要があります。どんなに気に入ったスタイラスペンが見つかっても、ご自分の持っている機種に対応していなければ意味がありません。無駄な買い物をしてしまわないよう、対応機種は必ず確認してくださいね。
スタイラスペン人気おすすめ商品TOP10
スタイラスペンの種類はとても豊富で、どれがいいのか迷ってしまいますよね。ここでは、人気の高いおすすめ商品を10点ご紹介します。購入や買い替えに迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
Amazonベーシック スタイラスペン タッチペン ブラック IPP-001
Amazonベーシックのスタイラスタッチペンです。金属性で重厚感があるので、手に馴染みます。先端はゴム製になっており、筆圧によって線の太さを変えることもできますよ。
ストラップがついているので、ペンが転がるのを防いでくれます。スマホなどの本体に装着しても良いですし、立ったまま使用するときなどは指に挟んで使用することで落下防止にもなります。失くしてしまいやすいアイテムだからこそ、プチプラなお値段が嬉しいですね。
Amazonベーシック スタイラスペン タッチペン ブラック IPP-001の口コミ評判
スタイラスペンは、何かの拍子に落としてしまわないか心配なので、装着したまま使えるのはかなり安心です。
本体は、手から若干はみ出る絶妙な長さで、ホールド感もバッチリです。
操作性も非常に良く、慣れれば指よりはるかに
快適で、画面もいつまでも汚れず清潔を保てます。イラストアプリでも
よく反応し、筆圧などで線の太さも微妙に変えられます
aibow 極細 タッチペン スマートフォン タブレット スタイラスペン iPad iPhone Android ペン先2mm (シャンパンゴールド)
ペン先2mmの極細仕様で、ボールペン感覚で使用できるスタイラスペン。太めのタッチペンでは難しかったスマートフォン・タブレットでのメモやお絵描きなどもスムーズに行えます。POM素材を使用しているので、描き心地も良く、ペン先の交換が必要ありません。
また、ペン先を回転させることで感度調整ができるので、スマートフォンケースや画面保護フィルムを利用しながらでも快適な操作が可能ですよ。描きやすさに定評がある一品です。
aibow 極細 タッチペン スマートフォン タブレット スタイラスペン iPad iPhone Android ペン先2mm (シャンパンゴールド)の口コミ評判
ペン先がどの位置でも、スラスラと書けます。
アプリはメモ帳とメタモジとマゼックです。
どのアプリでも、文字が途切れたり書けなかったことはないですよ。
大変満足しています。
重さ、太さ、書き心地等、全てに於いて満足しています。グラフィックソフトとの相性も良くストレスなく使えます。構造がシンプルなのも好き。
マイクロソフト Surface Pen(プラチナ) EYU-00015(PEN/4096PL
反応が早くなめらかに滑るので、紙に書いているような自然な描き心地です。ペン先がしっくりと馴染むので、簡単にスケッチに網かけをしたり濃淡をつけたりできますよ。4096段階の筆圧感知で繊細なタッチに応えてくれますので、線画から塗りまで思いのままに作業ができそうですね。
ペン先の反対側は消しゴムになっているのも便利です。マグネットが内蔵されておりsurfaceにピタッと貼りつく、失くしにくい設計もポイントです。
マイクロソフト Surface Pen(プラチナ) EYU-00015(PEN/4096PLの口コミ評判
前モデルからよりシンプルになったデザイン。
筆圧感知も良好、傾きもいい感じ。
丸いペンのように見えますがマグネットでくっつく部分は平らになっているので机においても転がって落ちる心配もなく
マグネットがついているのでsurface本体等にもくっつけることができるのは良いと思います
Ciscle タッチペン 極細 スタイラスペン USB充電式 銅製 ペン先1.8mm バッテリ内蔵 iPhone/iPad/Android/Windows/タブレット/スマートフォン全てのタッチスクリーンに対応 (ピンク)
直径1.8mmの極細ペン先を使用し、指先での操作よりも自然な描き心地でなめらかな仕上がりです。ペン先にバネが内蔵されているので、ほどよい弾力があり、消耗しにくくなっています。
USBで充電することができ、一度の充電で12時間の連続使用が可能ですよ。こまめに電源をOFFにすれば、内蔵バッテリーの寿命を延ばすことができます。バネ付きストラップやシンプルな専用ペンケースが付属していますので、紛失しにくいですね。
Ciscle タッチペン 極細 スタイラスペン USB充電式 銅製 ペン先1.8mm バッテリ内蔵 iPhone/iPad/Android/Windows/タブレット/スマートフォン全てのタッチスクリーンに対応 (ピンク)の口コミ評判
フィルムを貼ったiphoneスマホでもスムーズに操作できます。
まさに外観について予想通りと言えるものでした。
使いやすいし、便利だ。
素敵なピンク色です。ノートパソコンのトラックパッドやスマートフォンにスケッチする時に細かいところも簡単にはっきり書くことができ、思い通りの動きをしてくれます。使いやすいです。
ibow タッチペン スマートフォン タブレット スタイラスペン iPad iPhone Android 3本+ペン先3個 6mm (シルバー+ブラック+シャンパンゴールド)
ペン先に高感度な導電繊維を使用しているので、ゴム製と比較して滑りと反応が格段によく、操作性・耐久性に優れています。ペン先はネジ式タイプで道具を使うことなく簡単に交換が出来ますよ。ペン先直径が6mmの細ペン仕様なので、狙ったポイントをピンポイントでタッチしやすく、ゲームのスコアが伸びたという声が続出です。
3本セットになっており、交換用ペン先も3個ついているので、紛失した場合でも安心ですね。家族や友人ともシェア出来ます。
ibow タッチペン スマートフォン タブレット スタイラスペン iPad iPhone Android 3本+ペン先3個 6mm (シルバー+ブラック+シャンパンゴールド)の口コミ評判
軽い力でも動くので、びっくりしました。
いつも100円の使ってるので、強く押さなくてもいいし
早く買えばよかったと思いました
すごくオシャレで更に使いやすく、大満足です。ツムツムのゲームにもピッタリで、3本セットだったので、家族で分けて使ってます。家族みんな大満足です。
aibow タッチペン スマートフォン タブレット スタイラスペン iPad iPhone Android 1本+ペン先2個 (ローズゴールド)
ローズゴールドのカラーが上品なスタイラスペンです。ディスクとタッチペン本体の接続部には透明の導電シリコンが使われており、スマホパズルゲームを快適にプレイすることができますよ。また、スクリーンタッチ時の衝撃を緩和してくれるので、コツコツとした音を出さず、傷も防いでくれます。
交換用ペン先が2個セットになっていますし、別売りでも販売されていますので、長期間使うことができそうですね。プレゼントにもピッタリです。
aibow タッチペン スマートフォン タブレット スタイラスペン iPad iPhone Android 1本+ペン先2個 (ローズゴールド)の口コミ評判
スマホはiPhoneで保護ガラスをはっていますがストレスなく反応します。予備のペン先が2本付いて、本体もシッカリしていて文句なしです。
心配していた保護フィルムの上からもしっかり反応しました。ペン本体は、とてもしっかりした造りで高級感もあります。ローズゴールドを選びましたが素敵な色です。
Goulerタッチペン極細スマホ タブレット スタイラスペンiPad iPhone Android金属製軽量約12.5gツムツムUSB充電式スタイラスタッチペン銅製極細ペン先1.8mm(ブラック)
1.8mmの細ペンなので、メモ書きやお絵かき、ゲームもスムーズに行えます。ペン先は銅製。ゴム製と違って摩耗しないので交換の必要がありません。弾力クッションも使われており、スクリーンに傷をつける心配も不要です。ステンレス鋼製クリッブが付いているのでバッグや胸のポケットにさすことができますよ。
ペンにリチウム電池が内蔵され、約1時間の充電で、約10時間続けて使用できます。USBで手軽に充電できるのも嬉しいですね。
Goulerタッチペン極細スマホ タブレット スタイラスペンiPad iPhone Android金属製軽量約12.5gツムツムUSB充電式スタイラスタッチペン銅製極細ペン先1.8mm(ブラック)の口コミ評判
1mmと普通のペン先とかわらないサイズなので細かいタッチ操作が可能です。
タブレットの操作など非常に快適かつスピーディに行えます。
ポインターが飛ぶことなくスラスラ書けます。
ペン先が金属製なので摩耗の心配もなく耐久性も抜群です。
また、ペン先にクッション機能があり画面を傷つけにくい構造になっているのも良かった。
MEKO タッチペン iPad iPhone Android スタイラスペン スマホ タブレット 2本&ペン先6個(ブラック/ブルー)
ブルーとブラックのスタイラスペンに、交換用ペン先がセットになっています。ペンはディスク型とマイクロニットの2in1になっているんですよ。ディスク部分はシリコン製なので、コツコツとスクリーンにペンが当たる音がしません。図書館や会議などの静かな場所でも安心して使うことができますね。
ペンが2本あるのでシーンに応じて使い分けても良いかもしれません。交換用ペン先は別売りでも販売されているので、長く使うことができますよ。
MEKO タッチペン iPad iPhone Android スタイラスペン スマホ タブレット 2本&ペン先6個(ブラック/ブルー)の口コミ評判
今まで、LINEやアプリでの各種入力作業を
指でやっていたのが、バカバカしくなるくらいに、
サクサクと入力できます。
ディスク型ペン先を使いだしたら、もう指での
入力には戻れません。
持って居るだけで贅沢な気分にさせてもらえます。
手で入力していた物がタッチペンでスマートに見えます。ブラックとブルーの2色で
TPOに合わせて変えられるのもうれしいです。
Apple iPad Pro Appleペンシル/MK0C2J/A
フル充電で12時間も使うことができるiPad pro専用のスタイラスペンです。15秒の充電でも30分間使用できるので、充電の心配は必要ありません。
反応が早く、描き始めてからスクリーン上に表示されるまでのタイムラグはほとんどありません。加える圧力によってさまざまな太さのラインを描け、傾けて使うと濃淡を加えることができます。あまりにもなめらかな描き心地に驚く人も多いんですよ。シンプルで上品な白がAppleらしいデザインですね。
Apple iPad Pro Appleペンシル/MK0C2J/Aの口コミ評判
使い心地は満点です。最初に期待していた通りの性能と使いやすさでした。字も書きやすく、使うのが楽しくなってしまいます。
筆圧感知も、倒した状態をも認識して、倒した分太くなったりする事も素晴らしいですが、なにより素早いストロークにストレスなくついてくる事に感動しました!
MEKO スタイラス タッチペン2本 +交換用ペン先6個 iPhone iPad Android タブレット(ブラック/ブラック)
2mmの細書きペンと直径6mmのファイバーペンの2in1スタイラスペン。細書きの方には透明なディスクが付いており、スクリーンを傷つける心配もなく、書いている内容がハッキリ見えますよ。
耐久性の高いアルミニウム製スタイラスペン2本に交換用ディスク4個、マイクロニット交換用ペン先2個がセットになっています。ペン管直径は9mmで24g。適度な重量とゴム製グリップでなめらかな描き心地です。ペアで使ったりプレゼントにもおすすめです。
MEKO スタイラス タッチペン2本 +交換用ペン先6個 iPhone iPad Android タブレット(ブラック/ブラック)の口コミ評判
描き心地も滑らかで良い。
円板部分とペン先部分の間にクッションになるゴムが付いていて
これが描きやすさ滑らかさを出している様です。
本当に良い買い物をしたと思っています。
とても滑りよく反応もよく、タッチペン本体の多少の重みでタッチの正確さも再現されとても良い商品に出会えたと実感しました。
スタイラスペンの効果的な使い方
スタイラスペンをより楽しく使うためのコツやポイントをご紹介します。
スタイラスペンはさまざまシーンで活躍
イラストや文字を簡単に描けるスタイラスペンは、日常生活のさまざまなシーンで活躍してくれます。
スケジュール管理にもピッタリ
スケジュールを手帳に書き込んでいると、枠内に入りきれないことも多いですよね。スタイラスペンがあれば、タブレットやスマホにスケジュールを書き込んだり、書き直したりするのも簡単です。わざわざ手帳を持ち歩く必要がなくなるので、荷物も軽くなりそうですね。
思いついたことをすぐにメモ
移動中や屋外でも、思いついたことをすぐにメモすることができます。今まではスマホやタブレットで文字だけでメモを取ったり、手帳にペンでメモした物を会社に戻ってデータ化していましたよね。スタイラスペンがあれば、思いついたことを、イラストを交えて簡単にメモすることができます。
簡単に共有できる
仕事中、サッとメモを取ることも多いと思いますが、紙にメモを取り、それを共有するためにはパソコンで打ち直してメールを送る必要があります。スタイラスペンでタブレットなどにメモしたものであれば、簡単にメールで送ることができますよ。
PDFファイルなどに書き込むこともできるので、会議の資料や送られてきたデータに必要事項を書き足して共有することも可能です。議事録の共有も簡単にできますよ。
スタイラスペンを使う際の注意点
スタイラスペンを使う際に注意しておきたいことがあります。
本物のペンとは別物という認識を持っておく
スタイラスペンを購入する際に、本物のペンで紙に文字を書くような描き心地を期待していると、実際に使用したときにがっかりしてしまう可能性があります。
ガラス製のスクリーンにゴムや樹脂で描くのですから、素材がまったく違います。また、ペン先からインクが出るわけではなく、ペン先が触れた場所に線を出力します。素材が違う、書く方法も違うのですから、描き心地は違って当然ですよね。
スタイラスペンに慣れるまでは、使いにくさを感じることも多いでしょう。その使いにくさを軽減するために、ご自分に合ったスタイラスペン選びが重要になってくるのです。スタイラスペンは、本物のペンとは全く別物だという認識を持っておきましょう。
保護フィルムについて
スクリーンの傷を防いでくれる保護フィルム。特にスマホには貼っている人が多いのではないでしょうか。衝撃によるスクリーンの破損を防ぐために厚めの強化ガラスを貼っている人もいると思います。一般的には、保護フィルムを貼っているとスタイラスペンの反応が悪くなると言われています。反応の良さを求めるのであれば、保護フィルムは貼らない方が良いかもしれません。
しかし、スタイラスペンの種類によっては、スクリーンを傷つける可能性があり、保護フィルムを推奨している場合もあります。スタイラスペンのパッケージなどに書いてある注意事項や使用方法には必ず目を通すようにしてくださいね。
書き味はアプリによっても違う
もちろん、スタイラスペン自体の良し悪しによって描き心地は大きく変わります。しかし、アプリによって反応の良さや精度が異なることも頭に入れておいてください。「スタイラスペンを使ったけど思ったように描けない」という状態に陥った場合、「スタイラスペンが悪い」、「スタイラスペンを買い替えよう」と考えてしまいがちですが、まずは他のアプリでも試してみることをおすすめします。もしかしたら、アプリ側の問題で、スタイラスペンには問題がないのかもしれません。
ペン先が劣化したら交換を
特にペン先がゴム製や伝導性繊維の場合、使用しているうちにペン先が劣化してきます。劣化したペン先でスクリーンに触れると、反応が悪くなったり、スクリーンに傷が入る原因になります。ペン先が劣化してきたら、必ず交換してください。
スタイラスペンでイラストを描いたり、仕事で使用するシーンが多い人などは、予備のペン先や予備のスタイラスペンを持っておくと安心ですね。
スタイラスペンをより活用するために
スタイラスペンを快適に活用するためのポイントをご紹介します。
イラストには2本指グローブがおすすめ
タブレットにスタイラスペンでイラストを描く場合、手がスクリーンに触れてしまい、余計な線が入ったり、反応が悪くなったりすることがあります。しかし、手を浮かせて描くと手元が安定しません。そういった状況を防ぐためにおすすめなのが2本指グローブです。スクリーンに触れてしまいやすい部分のみを覆うので、手が直接スクリーンに触れる心配がありません。また、ペンを持つ3本の指を覆わないので描く際にも邪魔にならず、繊細なイラストを描くことができますよ。
2本指グローブは、手袋の指先を切ったものでも代用できます。指先のない手袋だと小指の部分がスクリーンに触れてしまいますので、2本指グローブをご自分で作成する場合は、小指と薬指以外の指先を切るようにしてくださいね。
有料のアプリなどでは、意図しない線が描かれないようにする「パームリジェクション機能」という機能が搭載されていることもあります。しかし、パームリジェクションを使うと、他の機能が効きにくくなるケースもあるようです。2本指グローブを活用すれば、パームリジェクション機能を使う必要がないので、余計な心配がいりませんね。
2本指グローブはタオルでも代用可
スタイラスペンを持った手の下にタオルをはさめば、スクリーンに手が触れることがありません。スタイラスペンでスイスイとイラストを描くことができますよ。タオルを少し折って厚みを持たせればクッション代わりにもなるので、硬いスクリーンに長時間触れるよりも疲れにくいかもしれませんね。自宅にあるもので簡単にできるのが魅力です。
サラリーマンにおすすめ!便利なアイテム
サラリーマンに欠かせない3色ボールペン。常に持ち歩いている人も多いのではないでしょうか。実は市販の3色ボールペンをスタイラスペン化してくれる便利なアイテムがあるんですよ。これを使えば、3色ボールペンとスタイラスペンが一体化してくれるので非常に便利です。持ち運びも簡単ですし、忘れることがありませんね。
お子様用スタイラスペンについて
お子様が使う場合は、なめらかに動くもの、反応しやすいものを選ぶことが大切です。子どもはスタイラスペンの動きや反応が悪いと、どうしてもペンや端末の扱いが荒くなってしまいます。ペン先の劣化が早まったり、端末が壊れたりする可能性もありますので、ストレスなく動くものが良いでしょう。
また、ペン先が交換できないタイプのものの方が良いかもしれません。パーツごとに分かれてしまうものは、つい分解してしまいたくなるのが子どもです。触っているうちにパーツが外れてしまうこともありますよね。分解した挙句、失くしてしまう可能性が十分に考えられます。小さな弟さんや妹さんがいるご家庭では、パーツを誤って口に入れてしまう可能性も考えられますので注意が必要です。
まとめ
スタイラスペンは日常生活のさまざまなシーンで活躍してくれる非常に便利なアイテムです。しかし、用途に合ったものを選ばなければ、使いにくさを感じてしまい、その便利さに気づくことができません。ご自分の用途や端末に合ったスタイラスペンを見つけてみてくださいね。
スタイラスペンを使うとイラストがよりきれいに描けるようになったり、ゲームのスコアが上がったり、仕事の効率がアップしたりと、良いことだらけですよ。使い始めると手放せなくなってしまうかもしれませんね。