耳元のおしゃれの定番といったらピアスですよね。デザインも豊富で男女を問わず人気のアクセサリーです。しかし、ピアスをたのしむには身体にピアスをする穴を開けなければいけませんよね。
そこで今回この記事では、ピアスの穴を開けるときに活躍するドンキホーテや薬局などでも見かけることのあるピアッサーのおすすめ商品を紹介しますので、これからピアスの穴を開けようという人は是非参考にしてくださいね。また、ピアッサーを選ぶときのポイントやきちんとした使い方まで説明していきますので、この記事を参考にして安全にピアスの穴開けをおこなってくださいね。
ピアッサーの選び方
これからピアスの穴を開けようと考えている人に、まず最初に知っておいて欲しいことがあります。それは「ピアスホールの穴開けは医療行為である」という点です。そこでピアスの穴を開ける場合に、医療行為違反とならないようにするにはどうすればよいのかについて説明します。
友人に開けてもらう場合
ピアスの穴を開ける行為は当然医療行為に該当しますが、その見返りに金銭のやりとりがなければ問題ありません。しかし、トラブルも多いので注意が必要です。
ピアスの販売店で開ける場合
この場合は最も注意しなければなりません。ピアスの販売店でピアスホールを開けてくれるサービスをおこなっているお店は多いですが、ほとんどの場合ピアスを購入してもらったサービスとしての行為なので医師法違反に該当してしまいます。実際にそのようなサービスをおこなっていた店主が逮捕されたケースもあります。
自分自身で開ける場合
最も多いケースがこれですね。この場合は、自分自身で穴を開けるのですから医療行為とは言えないでしょう。しかし、安全には十分配慮しておこなわないといけませんよ。
もっとも安全で確実な方法は病院で穴を開けて貰う方法ですが、何となく敷居が高いのと、健康保険が使えない自由診療であるという点から病院でピアスの穴を開けて貰う人はあまり多くありませんね。
ピアス販売店や友人に開けて貰うのもトラブルが起きた場合のことを考えた場合、おすすめではありません。そこで自分自身で穴を開けることを選択される人が多いのですが、間違った方法でピアスの穴開けにをおこなったことによるトラブルを抱える人も少なくありません。
ピアスの穴開けによるトラブルを回避するためには、きちんとした道具を選び正しくおこなうことが大切ですよ。最近では、医療機関で使われるものと同じ素材を使用した高品質のピアッサーが販売されています。そのようなピアッサーで正しい方法で穴開けをおこなえば、個人でも比較的安全にピアスホールを開けることは可能です。それでは次からは、ピアッサーを選ぶ時のポイントについて説明します。
ピアッサーを選ぶ時のポイントはファーストピアスの素材!
それではピアッサーを選ぶ時のポイントとはどこでしょうか?値段?痛みの少ないもの?気になるところは人それぞれですが、最も重要なのがピアッサーに付属しているファーストピアスにどんな素材が使われているかという点です。
ファーストピアスというのは、ピアスホールを開けた時からホールが完成する(穴を開けた部分の皮膚が安定する)までの、もっともトラブルが起こりやすい間につけておくピアスのことです。その為、ホールが完成するまでの期間をいかに安全にトラブルなく乗り越えられるかという点がピアッサーを選ぶ時には重要になります。見るべきポイントは以下のとおりです。
素材
ピアッサーに付属されているファーストピアスは、なるべく金属アレルギーを引き起こしずらい素材の商品を選ぶようにしましょう。金属アレルギーが出にくい素材の種類は以下のとおりです。
- 純チタン
- 金
- シルバー
- プラチナ
- サージカルステンレス
以上のような素材が金属アレルギーが出にくい素材だといわれています。なかでも純チタンは人体にも優しく医療の現場でも使用されている素材なので安全性が高いといえます。
ピアスポストの長さ
ピアスポスト(開けた穴に入れる棒状のモノ)の長さも重要なポイントですよ。ピアスの穴を開けた直後は、耳たぶが多少腫れることも考慮してピアスポストの長さは余裕をもったサイズを選びましょう。耳たぶの厚みは人それぞれですが、キャッチでピアスを留めた時に耳たぶとデザイン部分に2~3㎜ほど余裕ができるものを選ぶとよいでしょう。
ピアスポストの長さが十分でないと、未だ安定していない穴の部分が鬱血したりしてピアスホールが完成するまでに余計時間がかかってしまう場合もあるので注意してください。そのため、ポストの長さは、8,0mm程度のものがおすすめです。耳たぶが分厚い人はロングタイプの商品を選ぶようにしましょう。
ピアスポストの太さ
細めのピアスポストで穴を開けてしまうと、いざセカンドピアスに替えようとした時に穴が細くてポストが入りづらいといったことになりかねません。太めのピアスポストなら、そのようなこともありませんし、ポストの先端部分に丸みがあるのでピアスホールを傷つけることもなく安心ですよ。目安としては、太さは16G(1.2mm)の商品を選べば問題ないでしょう。
キャッチがしっかりしたモノを選ぶ
ファーストピアスは、およそ1ヶ月以上は付け続けていなければなりません。そのため簡単に外れないようにキャッチ部分が大きくて固いような、しっかりしたモノを選びましょう。
ピアッサーの人気おすすめ商品TOP5
それではここからは、ピアスホールを安全に開ける為にピアッサーの人気のおすすめ商品をランキン形式で5位から紹介していきますよ。どんなピアッサーが人気なのでしょうか?さっそくみていきましょう。
セイフティーピアッサー 純チタン製 シルバーボール
セイフティピアッサー(純チタン製) 3ミリ シルバーボールは、お医者さんが考えたトラブルを起こしにくいピアッサーです。使い方も簡単。「カチャ」っと音がするまで、ピアッサーをゆっくりと強く握りしめるだけで瞬時にピアスホールが開けられます。
使用されている素材は、もっとも金属アレルギーを引き起こしにくいといわれる純チタン製なので、肌が弱い人や金属アレルギーがある人におすすめですよ。ピアスポストの長さは8㎜、太さは1.2㎜ 16G。ピアスのデザイン部分は約3㎜のシルバーボールになっています。純チタン製でベーシックサイズのピアッサーなので、はじめての人にはおすすめですよ。
セイフティーピアッサー 純チタン製 シルバーボールの口コミ評判
この商品の使用は二度目ですが基本的にはいいと思います。 自分でやるのが怖いか怖く無いかだけで、一瞬で孔あけとピアスの装着が出来ました。 特に耳を冷さなくても、チョット耳たぶ強く挟んだくらいの感じです。
書かれている説明通りに、自分で開けれました!痛さもなく、簡単でした!
たまに金属にかぶれることがあるので、チタン製にしましたが、3週間経った今でもかぶれることなく大丈夫です。
軽く押すだけ あっというまに瞬間ピアッサー k39- -シルバーポール
このピアッサーの最大の特徴は、100分の1秒という驚きの短時間で一瞬のうちにピアスホールを開けられるという点ですね。口コミにも、「痛みがほとんどない」「すごく簡単に穴が開けられた」といった感想が多く寄せられています。使用されている素材も医療用サージカルステンレスなので金属アレルギーの心配もいりません。
ピアスホールの長さも8㎜と十分な長さがあるので耳たぶがよっぽど厚い人でない限り大丈夫ですよ。すこし注意しなければならないのが、ピアスホールの太さですね。痛みを抑える為に細め作りになっています(約0.9㎜ 19G)のでホールを開けた後に傷をつけたりしないように注意しましょう。
ピアスのデザイン部分は誕生石をあしらった12種類のデザインから選ぶことができますよ。とにかく痛みの少ないピアッサーを探している人には絶対おすすめの商品です。
軽く押すだけ あっというまに瞬間ピアッサー k39- -シルバーポールの口コミ評判
痛みに極端に弱く、ビビりの自分ですが、本品を使用した所あっと言う間に装着することができ、痛みも全くありません。ただ耳元の装着なので装着時の音に少しびっくりした程度です。(^∧^)
初めてピアスを開けましたが、全く痛くなかったです。あれ?もう開いたんだ?…ん?って感じでした。あとはピアスを開けた後に起こる普通の症状だったので、初ピアス成功です。
セイフティピアッサー(樹脂製ピアス) 14ゲージ クリアフルムーン
セイフティピアッサー(樹脂製ピアス) 14ゲージ クリアフルムーンは、お医者さんが考案した安全性の高いピアッサーですね。樹脂製素材は傷が付きやすくアフターケアが難しいので、一般にファーストピアスには、より安全性の高いチタン素材などがよいとされています。しかし職場や学校の規則の関係上どうしても透明なピアスを選ばざるをえないという人にはこちらの樹脂製のピアッサーがおすすめです。
日本人の耳たぶの厚さを考えて開発されているので、ピアスポストの長さは8㎜と余裕があります。また、このピアッサーのピアスポストは太さが1.6㎜ 14Gと太めなので軟骨部分にもピアッシングが可能ですよ。アフターケアにはより一層注意して使用してくださいね。
セイフティピアッサー(樹脂製ピアス) 14ゲージ クリアフルムーンの口コミ評判
ファーストピアスが透明ピアスだとトラブルが多いとよく聞きますが、前に純チタンで開けたときよりも楽に安定してきました(あくまで私の感覚ですが💦)
ピアス禁止のとこなので重宝してますリピート決定です
とても緊張しましたが氷で冷やしてから使用したので殆ど痛みも感じず開けることが出来ました説明書も親切で満足致しました
ピナック2 PINAC II 片耳用 ピアッサー クリスタル 4月
ピナック2は、金属アレルギーを引き起こしにくいサージカルステンレス製(医療用金属)素材を使用した安全度の高いピアッサーです。ピアスポストの長さは余裕のある8㎜、太さは0.9㎜と細めなので穴を開ける瞬間も痛みを感じにくいのが特徴です。
また、ピナック2はトップ部分のデザインも豊富です。直径約3㎜の12種類の誕生石+ゴールドとシルバーの全14種。なかでもこの4月の誕生石であるクリスタルは人気が高いですね。1回限りの使い捨てタイプで衛生的。日本製という点も安心感があるピアッサーですね。
ピナック2 PINAC II 片耳用 ピアッサー クリスタル 4月の口コミ評判
ピアッサー自体は、針=ファーストピアスになっていて再使用できないので衛生面でもいいと思います。耳を挟んでズレないようにする固定台のようなものは付いていませんが、素人がやってもズレたり曲がったりすることなく1発でうまく開きました。
初ピアスでビビってた自分が馬鹿に思えるくらい簡単で痛みも少なかったです。
福耳のせいか、刺した瞬間ほんの少しチクッとしましたがすぐに治まりました。
ピアッサー ピナック2 片耳用 3mmボールシルバー
ピナック2はナック社がオリジナル開発したバネを発射させる仕組みのワンタッチ式ピアッサーです。オリジナル技術であるバネ発射機構のおかげでわずか100分の1秒という短時間で痛みを軽減しながらも確実にピアスホールを開けることが可能です。ピナック2は痛みを感じにくいという口コミがとても多く、だれでも簡単に開けられると評判の良いピアッサーです。
その為、ピアスの穴開けに不安を抱いている人や、痛みが苦手な人に特に支持されている人気のピアッサーですね。素材は安心のサージカルステンレス製(医療用金属)。ピアスポストの長さは8㎜、太さは0.9㎜です。日本で作られている製品なので安心感もありますね。
ピアッサー ピナック2 片耳用 3mmボールシルバーの口コミ評判
初めてのピアスで少しビビりながら自分で開けてみました。痛みは本当一瞬で爪で自分の耳たぶを少し強めにつねった(?)ような痛みでした。それでも全然我慢できる程度です。あと、本当にあけやすかったです。
一瞬でおわるのであんまり痛くなかったです。説明書つきでわかりやすいし、ファーストピアスもかぶれることなくつけられています。
次またもしピアッサーを使う機会があればこちらを買いたいです!
ピアッサーの効果的な使い方
それではここからはピアッサーの正しい使い方について説明していきますよ。主な手順は以下のとおりです。
※事前に入浴や洗髪を済ませておきましょう。ピアスの穴を開けた後に入浴をおこなうと患部に雑菌が入ってしまう可能性があります。
1,保冷剤をハンカチなどでくるんで耳たぶを冷やす(約10分を目安に)
こうすることで穴を開けた時の痛みを軽減でき、出血した際にもすぐに血がとまりやすくなります。冷やさなくても痛みは変わらないという意見もありますが、痛みに対して不安の大きい人は冷やした方が痛みは軽減しやすいのでしっかりと冷やしましょう。
2,手洗いを十分におこない、耳たぶと手を消毒する
ピアッサー自体は抗菌なので消毒は要りませんが、手と耳たぶはきちんと消毒が必要ですよ。この時使用する消毒液はドラッグストアなどで売られている100円程度のもので大丈夫です。
3,穴を開ける位置に印を付ける
ピアスの位置が左右でバラバラだとせっかくのおしゃれも台無しです。穴を開ける前には鏡などでよく位置を確認してマジックで印を付けましょう。また、穴を開ける位置を決めるのは自分ではなかなか難しいので、他人にも左右のバランスを確認してもらった方が間違いも少なくなるのでおすすめですよ。
4,印にピアッサーを合わせて穴を開ける
最後に怖がらずに勇気をもってピアッサーで穴を開けます。ピアッサーを使う時には、耳たぶに対してピアッサーの先端が垂直になるようにしてください。斜めになってしまうとその分だけ穴が長くなりますし、傷の治りも時間が掛かってしまいますので注意しましょう。また、手ぶれによるズレを防ぐ為にもテーブルなどに肘をついておこなうのがおすすめです。
5,処置をきちんとする
ピアッサーによる穴開け自体は、みなさんが想像しているよりも痛みは少ないです。しかし開けられた穴はいわば傷口と同様ですのでしっかりと処置をおこないましょう。穴開け後に血液や体液が出るようでしたら、消毒液をしみこませたコットン等で拭き取りましょう。その後はジワジワと痛みを出てくる場合もありますが、穴を開けた当日はなるべく患部には触らないようにしてください。
以上がピアッサーを使ったピアスホールの開け方になります。ピアスホールが完成するまでには、およそ1ヶ月~2ヶ月はかかります。この大切な期間にケアを怠るとピアスホールにトラブルが発生してしまう可能性もあるので十分注意してケアをおこなってくださいね。
まとめ
ピアッサーの選び方のポイントや使い方、おすすめ人気商品などを紹介してきました。参考になりましたでしょうか?最近のピアッサーは痛みを感じさせない製品も多く、実際に開けてみると拍子抜けするくらいなんともなかったという口コミも多くみかけます。ピアスの穴開けに対する恐怖心がつよく、いま一歩踏み出せない人はまず勇気を持っておこなうことが肝心ですよ。無事にピアスホールが完成したら思う存分おしゃれをたのしんでくださいね!