コーヒーを淹れるのに欠かせないコーヒースプーン。コーヒースプーンには、さまざまな材質のものがあり、デザインも非常に豊富。実は意外と奥が深いんですよ。お気に入りのコーヒースプーンがあれば、「コーヒーを飲む楽しみ」が「コーヒーを淹れる楽しみ」になること間違いありません。今回は、そんなコーヒースプーンの選び方についてご紹介します。
コーヒースプーンの選び方
コーヒースプーンって、実はかなりの種類があり、容量が異なるものもあるんです。ここでは、コーヒースプーンを選ぶときにチェックしておくべきポイントをご紹介します。
1杯あたりの容量を必ずチェック
毎回同じ味のコーヒーを楽しむためには、毎回同じ量の粉を使用することが大切です。一般的にコーヒー1杯(150ml程度)あたり10g前後の粉を使用するのですが、使う量が1g違うと、味に大きな差が出てくることになります。
ですから、コーヒーの味を安定させるためには、ご自分が使用する粉の量をピッタリ計量できるコーヒースプーンを選ぶと良いでしょう。例えば、毎回10gの粉を使用する方が、容量が12gのコーヒースプーンを使っていては、毎回ピッタリ同じ量を計量するのが難しいですよね。ですから、この場合は容量が10gのものを選ぶのがベストです。
ちなみに、使用するコーヒーの最適量ですが、コーヒーメーカーだと6~8g、エスプレッソだと7~8g、カリタ式だと10g、メリタ式だと6gだと言われています。好みにもよるので一概には言えませんが、この分量を目安にコーヒースプーンを選ぶと、使いやすいものが見つかりやすいでしょう。
材質をチェック
コーヒースプーンは、プラスチック製をはじめ、ステンレス製や銅製、木製などさまざまな材質のものがあります。
ステンレス製のコーヒースプーンは、錆びることがなく、新品に近い状態で長く使えるのが魅力です。ただ、他の材質よりも重めで、お値段が張る傾向にあります。
銅製は、レトロな見た目と、使い込むほどに味が出てくるということから人気が高いようです。そのため、新品のような状態をキープしたい方にはおすすめできません。歴史ある喫茶店では銅製のコーヒースプーンを使用しているお店も多く、自宅で喫茶店のような気分を味わうことができますよ。
木製コーヒースプーンは、木の温かみを感じることができる点が最大の魅力です。また、木目模様は1つ1つ異なりますので、「自分だけのコーヒースプーン」として、使うたびに愛着がわいてくるでしょう。木製カラトリーがお好きな方におすすめです。
他にもホーロー製だったり陶器製のコーヒースプーンも販売されています。お好みに合った材質のコーヒースプーンを選んでくださいね。
デザインや使い勝手もチェック
せっかくコーヒースプーンを購入するのですから、好きなデザインのものを選びたいですよね。コーヒースプーンにも、デザイン性の高いものがたくさんありますので、お好みのデザインのものを選ぶと良いでしょう。
しかし、見た目のオシャレさも大切ですが、使い勝手も大切なポイントです。例えば、コーヒースプーンを保管する場所や持ちやすさを考慮すると良いですね。引きだしに保管するのであれば、持ち手の長さにこだわる必要がありませんが、コーヒーを保存している容器の中に一緒に入れておくのであれば、容器に入る長さのものを選ばなければなりません。壁にかけたいのであれば、かけられるようなデザインのものを選ぶ必要があります。
コーヒー豆に合わせたコーヒースプーンを用意できるとベスト
コーヒー豆は、焙煎度が高いほど水分が少なくなり、軽くなります。そのため、浅煎り~中深煎りの豆でコーヒースプーン1杯を使用するのであれば、深煎り豆を淹れるときには1.2杯程度を使用すると良いと言われています。
この場合、浅煎り~中深煎り豆用に容量10gのコーヒースプーンを、深煎り豆用に容量12gのコーヒースプーンを用意できると、計量がラクになりますし、コーヒーの味が安定しますよ。
コーヒーを気分によって数種類の見分けている方は、それぞれのコーヒーに合ったコーヒースプーンを用意できると、さらに美味しくコーヒーを楽しむことができます。
コーヒースプーン人気おすすめ商品TOP10
ここでは、人気の高いコーヒースプーンをランキング形式でご紹介します。使い心地は、実際に使ってみなければわかりませんが、口コミも掲載しますので、参考にしてみてくださいね。
CASUAL PRODUCT ワイヤーハンドルコーヒーメジャー 5cm 012075
ワイヤーハンドルのシンプルなステンレス製コーヒースプーン。フックなどに掛けて収納することもできますが、全長9cmととてもコンパクトなので、コーヒーの缶の中に入れておきたい方にもおすすめです。ハンドル部分がワイヤー状なので、コーヒーの粉がつく煩わしさから解放されますよ。
また、ハンドルとスプーン部分の継ぎ目がなく、きれいに洗いやすいのも魅力です。錆びにくく丈夫なステンレス製だから長く使うことができますね。
CASUAL PRODUCT ワイヤーハンドルコーヒーメジャー 5cm 012075の口コミ評判
コーヒーメジャーとしては、あまり安くもないのですが、一つ買えば
一生ものです。ワイヤーハンドルだからこその一生ものです。
粉がハンドルにまとわりつかないのが心地よいです。
これは、ちょうど500ccのジャーに入れてもかさ張らず、無理なく入ります。メジャーですくいとる豆の量もわたしの場合ちょうど良い感じにはかれます。満足しています。
ナガオ 18-0ステンレス コーヒーメジャー 20cc
カラトリの全国シェアNo.1の新潟県燕市で作られているシンプルなコーヒースプーン。ステンレス製だから丈夫で長く使うことができますよ。1杯で20cc計量できます。決まった量を測れるので、ペットフード用として使っている方もいるようです。
全体の長さは14.1cm。ちょっと長めなので、お使いのコーヒー容器に入れっぱなし、というわけにはいかないこともあるようです。シンプルで飾り気がないからこそ、飽きずにずっと使える一品です。
ナガオ 18-0ステンレス コーヒーメジャー 20ccの口コミ評判
重さといい、大きさといい、シンプルだからこそデザインのこだわりがよく分かる商品です。買って良かった。お薦めします。
ちょうどフードを10gずつ程度すくえて使いやすいです。
2銘柄すくっていますがどちらもだいだい10gすくえます。
重宝してます。
カリタ コーヒー メジャー カップ 陶器 HAHASAMI 波佐見焼 HA 44018
長崎県の波佐見町で焼かれ、透けるような白磁が美しい波佐見焼。そんな波佐見焼とKalitaのコラボレーションにより生まれたコーヒースプーンです。すりきりで約10gが量れます。
コーヒースプーンには珍しい四角いフォルムと、真っ白な輝きで高級感がありますね。見ているだけでも、ウットリ癒されるコーヒースプーンはなかなかありません。同じシリーズのドリッパーやトレイもありますので、一式揃えるのも楽しいかもしれませんよ。
カリタ コーヒー メジャー カップ 陶器 HAHASAMI 波佐見焼 HA 44018の口コミ評判
メジャーカップをあまり使う機会はないが、あるだけで癒される。
デザインがとても好きで、写真より現物のほうが格段に美しいので是非。
TSUBAME&Kalita ホーロー製メジャーカップ エナメル ホワイト S #44248
世界的にも高度な金属加工技術で知られる新潟県燕市。「Made in TSUBAME」は燕のクラフトマンシップが輝く製品にのみ与えられる称号で、今や世界的な存在です。
そんなTSUBAME&Kalitaのコーヒーメジャーカップは、研磨職人が丹精込めて磨き上げたホーロー製。洗練された輝きを放っており、Kalitaの赤いロゴがポイントです。本体は49gと超軽量で扱いやすく、お手入れも簡単。1杯で約10gが計量できますよ。
TSUBAME&Kalita ホーロー製メジャーカップ エナメル ホワイト S #44248の口コミ評判
質感がとても良い。
使いやすいで手入れも簡単です。
良い商品だと思います。
TSUBAME&Kalita ステンレス製メジャーカップ ブラスト L マット仕上げ #44245
TSUBAME&Kalitaは、新潟県燕市の地域ブランド「Made in TSUBAME」とKalitaの共同開発で誕生したブランドです。世界的にも高度な金属加工技術を誇る燕の技とプライドが込められているんですよ。
こちらのコーヒースプーンはステンレス製。ツヤのないマット仕上げのステンレスは、高級感を感じさせてくれます。持ち手が長いうえ、43gと軽量だから使いやすさも◎。さりげなく入ったKalitaのロゴがオシャレですね。
TSUBAME&Kalita ステンレス製メジャーカップ ブラスト L マット仕上げ #44245の口コミ評判
こんな物いらないでしょ!
と思って購入してしまいましたが、ちゃんと10gすくえます。
素晴らしいです!笑
見た目もアルミの艶消しっぽくてキッチンにも合いますね!
HARIO (ハリオ) V60 計量スプーン カパー M-12CP
銅の輝きとオシャレなデザインが魅力的なHARIOのコーヒースプーン。しっかりとした作りで使いやすく、プラスチック製と比べるとずっしりとした重みがあります。使うたびに満足感を得ることができますよ。
1杯で約12g。一般的なコーヒースプーンよりやや多めなので、初めは違和感があるかもしれませんが、その波状のくびれを目安にすると計量しやすいですね。壁にかけて収納することができ、使っても収納してもオシャレです。
HARIO (ハリオ) V60 計量スプーン カパー M-12CPの口コミ評判
見た目は「しっかり」&「おしゃれ」
そして、持ち手・スプーン部のデザインも、驚くほど実用的。デザインと使い勝
手がマッチしており、おすすめです。
外観はきれいな銅色でずしりと重量があり、存在感があります。シンプルで飽きのこない、秀逸なプロダクトデザインです。計量スプーンに過ぎないのに、なぜかこれでコーヒーを入れるとおいしく 感じてしまうから不思議です。
Sugar land チャーピーキャット 木製コーヒーメジャー 40909-5
味のある猫が描かれた木製のコーヒーメジャースプーンです。猫ちゃんのとぼけた表情がかわいいですよね。天然木を使っているのでさわり心地が優しく、木の温かみを感じることができます。使っているうちにほっこりした気持ちになれるかもしれません。
1杯で約5g。前兆は7.9cmと小ぶりなので、袋や缶に入れっぱなしにできるサイズです。同シリーズのコーヒースプーンやヒメフォークもありますよ。柄違いのコーヒーメジャースプーンもありますので、気分で使い分けても良いですね。
Sugar land チャーピーキャット 木製コーヒーメジャー 40909-5の口コミ評判
一杯でコーヒー5グラムが計り取れていちいちスケールを出さなくてよくなり重宝してます。
5グラムは届いて直ぐにスケールで計りました(^^)
珈琲倶楽部コーヒーメジャー 18586
シンプルなステンレス製のコーヒーメジャースプーンは日本製。程よい重さで手になじみ、柄の長さも絶妙。バランスも最適です。すりきり1杯で8g。一般的なコーヒーメジャースプーンよりもやや少なめなので、苦みが強めの豆や少し薄めに入れたいときにピッタリです。
新潟県燕市のメーカーによる高い加工技術により、なめらかでツヤのある仕上がりですね。プラスチック製にはない高級感で、コーヒーを淹れるときから優雅な気分を楽しむことができますよ。
珈琲倶楽部コーヒーメジャー 18586の口コミ評判
重さやサイズ感、とても良いです。
今までプラスチックのを使っていましたが、くっついてしまったりしていました。
とっても使いやすく、挽いたコーヒーがくつくこともなく、もっと早く購入すればよかったって感じです。
しっかりした作りで、重量感があります。
見ため通り、すべてが丸くエッジも柔らかです。
メジャーとしてはちょっと小さめなのでローストの強い豆にオススメです。
カリタ 銅メジャーカップ(1杯 10g) #44001
レトロな雰囲気を醸し出している銅のコーヒースプーン。ツヤツヤと輝く見た目だけでも高級感があふれていますが、銅は使い込むほど味が出てくるもの。大切に使いたくなる一品です。スプーンの底には、さりげなくカリタのマークが彫られていますよ。
また、しっくりと手に馴染む重量もこのスプーンの魅力です。コーヒーを計量するほんの数秒間ですが、至福のひと時になるでしょう。自宅に居ながら喫茶店の気分を味わうことができそうですね。
カリタ 銅メジャーカップ(1杯 10g) #44001の口コミ評判
持った感じの高級感がとてもあり、正に『道具』という感じです。こういう気分を高揚させてくれるのはやはり『良い道具』なのだとおもいます。珈琲豆を量っている『姿』もよろしく、永く愛用したいです。
長い間、プラスティック製のメジャーカップを使用してきた。小さくても、それらに比べると手にずっしりと重さを感じる。その感触と銅の輝きが、僅か数秒間ではあるが、何か充実した感じを与えてくれる。
HARIO (ハリオ) V60 計量スプーン シルバー M-12SV
HARIOは1921年創業。長年にわたって世界中のコーヒー愛飲者から愛されているブランドです。そんなHARIOのステンレス製コーヒースプーン。コンパクトでスタイリッシュなデザイン、使いやすい重量感で非常に人気が高い商品です。掛けて収納できるデザインも個性的ですよね。
一般的なコーヒースプーンより多めの1杯12g。濃いめのコーヒーがお好きな方にはピッタリです。コーヒーを淹れる楽しみを感じることができますよ。
HARIO (ハリオ) V60 計量スプーン シルバー M-12SVの口コミ評判
ゴールドと迷いましたがシルバーの方が安いのでこちらにしました。
見た目も全然安っぽくなくて艶消しがプロ仕様のようだし、適度な重みもあり、何より使いやすいです。
ドリッパーを模して波立たせたデザインと、適度に短い持ち手の長さがとても気に入りました。
特に持ち手が短い点は、コーヒー豆を入れるジャーの中にも入れておけるので便利です
コーヒースプーンの効果的な使い方
ほかのコーヒーグッズと合わせると癒し度アップ
ドリッパーやサーバーなど、他のコーヒーグッズと同じシリーズでそろえると、コーヒータイムがさらに至福の時間になります。コーヒーを淹れる楽しみ、コーヒースプーンを使う楽しみができますよ。お気に入りのコーヒーグッズに囲まれて過ごすコーヒータイムは、癒しの時間になること間違いありません。
用途は幅広い
コーヒースプーンは、コーヒーの豆や粉をすくう以外にも、さまざまなシーンで活躍してくれます。小麦粉や砂糖などの粉ものを計量したり、ペットフードを計量することもできますよね。
まとめ
コーヒーを淹れる時間を楽しむために、コーヒースプーンにもこだわってみませんか?お気に入りのコーヒースプーンで淹れるコーヒーは、今まで以上に美味しく感じられることでしょう。ぜひ、お気に入りのコーヒースプーンを見つけてくださいね。