ソムリエナイフといえば、ワインをよく飲む人が使うものですが、最近はよりたくさんの人に使われるようになりました。しかし、普段からよく使うわけでないので、購入時になにをチェックすればいいのか、分からないですよね。
ソムリエナイフは、形・スクリュー・フック・ナイフ・値段の5つが選ぶポイントになります。今回は、ソムリエナイフの選び方や、おすすめの使い方をご紹介します。
ソムリエナイフの選び方
ワインのプロが使うソムリエナイフですが、最近は多くの人が使う姿を目にします。慣れていないと使用は難しいですが、使いこなせるとワインを飲むことがより楽しくもなります。
今回は、初心者の人がソムリエナイフで開けやすくするために、重視すべきポイントを5つご紹介します。
形
ソムリエナイフの形は、厚みのあるものを選ぶことをおすすめします。厚みがある方が、力を入れやすいうえに、ギュッと握ったときに手が痛くなりにくいと言われています。手の形にも沿いやすいので、使いこなせるようになるのも早くなります。
また、ゆるいカーブが描いているものであれば、より握りやすいと言われています。カーブがあることで手に沿いやすく、はじめて持つときでも握りやすいです。
形に加えて、素材によっても変わります。金属製は薄いので力を加えたときに、痛くなりやすいです。反対に、木製であれば、分厚いので力を加えても手が痛くならず、使いやすいです。女性や初心者の方は、特にチェックしたい部分でしょう。
スクリューはソムリエナイフの命
ソムリエナイフには、スクリューという、ぐるぐる巻きになっているネジのような部分がついています。ソムリエナイフの命とも言われている部分であり、スクリューを使ってワインのコルクを抜きます。
スクリューも硬度と長さによって、開けやすさが変わります。
スクリューの硬度
いいスクリューの定義とは、「コルクにスムーズに入り込んで、ハードな使用環境に負けず、折れたり曲がったりしないもの」だと言われています。折れたり曲がらないためには、硬度が高いものが必要になります。硬度が低いと、コルクが抜けなかったり、抜こうとしたときに力に耐えきれず、折れてしまいます。
硬度は日本製よりも、海外製品の方がしっかりとしていると言われています。特に、ヨーリッパ製のソムリエナイフは、スクリューの硬度が高いものが多いようです。
そのため、開けやすさを重視したい人や力の弱い女性は、特にヨーロッパ製のものがおすすめです。海外製を使うだけでも、かなり開けやすくなります。
スクリューの長さ
開けやすさには、スクリューの長さも大切です。高級なワインほどコルクが長くなっていることが多いので、スクリューが短いと開けられません。「高級なワインの方が好き」「長いコルクをスムーズに開けたい」という人は、スクリューが長いものを選ぶようにしましょう。
フックの数
ワインにかけるフックの数で、開けやすさが変わるとも言われています。フックの数によって、2種類のソムリエナイフに分けられます。
シングルアクション
コルクを開けるための支点がひとつしかないものを、シングルアクションといいます。シングルアクションのソムリエナイフで、長いコルクを抜くのにはコツがいります。初心者には開けにくい可能性が高いですが、シングルで開けられるようになると、とてもスマートに見えるでしょう。
ダブルアクション
コルクを開けるための支点が、ふたつあるものをダブルアクションといいます。2段階に分けて開けることができるので、弱い力でもスルッと開けられます。力の弱い女性やお年寄り、初心者の方には、ダブルアクションの方が使いやすいでしょう。
ナイフもチェックしよう
ソムリエナイフに必ずついているナイフ部分。ナイフの切れ味がなるべくいいものを選ぶようにしましょう。
というのも、スクリューをコルクに差し込む前に、ナイフでキャップシールを切る必要があります。ナイフの切れ味が悪いとなかなかキャップシールが切れないため、ナイフは重要な部分です。
スムーズに切れるかどうか、可能であれば購入前に切れ味を確認しておきましょう。
栓抜きはついているかどうか?
ソムリエナイフに、栓抜きがついているかどうかも必ずチェックしておきましょう。
ソムリエナイフには、栓抜きが必ず付いているイメージがあるかもしれません。しかし、実際は栓抜きがついていない商品もあります。栓抜きは、ビールを飲む際にも使用できるので、あると便利ですよね。
栓抜きがあった方がいいという方は、購入前についているかどうか、しっかりとチェックしておくようにしましょう。
値段
ソムリエナイフは、値段の幅が広い商品です。もちろん、しっかりとした高価なナイフもありますが、最近は100均でも買えるようになりました。
もちろん高価なものの方が、丈夫で長年使えるものが多いです。しかし、「とりあえず買っておこうかな」「友だちとのご飯用に、家で使いたいな」という程度であれば、100均や安いものでも問題はありません。
また、ソムリエナイフを使ったことのない人が、100均で使ってみて、使用感だけ試してみるというのもおすすめです。100均のものを使ってみた感想から、「自分はスクリューの長さを重視したい」「持ちやすいものがいい」など、好みも見つかります。そこから、自分にあったソムリエナイフも探しやすくなるでしょう。
ソムリエナイフ人気おすすめ商品TOP10
ソムリエナイフのおすすめ商品を10個ご紹介します。
Farm. ワインオープナー ブーメランエクステンド 54061
黒のフォルムがかっこいい、金属製のソムリエナイフです。ボトルの口を挟んで、4分の1回転させるだけでキャップシールが取れる、切れ味のいいナイフがついています。
ダブルアクションなので、コルクを簡単に、2段階動かすだけで取れるようになっています。力の弱い女性やお年寄りなんかでも楽にとれる商品です。初めて使うときには、使いやすさでも値段の面でも、使い始めやすいナイフでしょう。
Farm. ワインオープナー ブーメランエクステンド 54061の口コミ評判
店舗で使っています。
ホイルカッターは素晴らしいです。一瞬ではぎ取れます。
ワインを嗜む親戚へのプレゼントに。キャップカバーが綺麗に、そして簡単に切る事ができるこのタイプをずっと探してました。相手方にも気に入っていただけました。
Firlar ソムリエナイフ ステンレス ワイン オープナー コルク抜き
持ち手は木製、ほかはステンレスで出来ているので、耐久性の高いソムリエナイフです。また、ダブルアクションになっているため、女性や初心者でもすくない力で開けることができます。
口コミでは、値段が安いのにしっかりとした作りでクオリティが高いという声が多かったです。また、赤い木製部分も黒が多いソムリエナイフの中ではめずらしく、高級感があると好評です。
Firlar ソムリエナイフ ステンレス ワイン オープナー コルク抜きの口コミ評判
とても安価ですが見た目が良いですね。細部の仕上げが雑なのはしょうが無いでしょう。作りはしっかりしています。
普通に使うなら柄の部分の質感や全体的な剛性感ともに充分。いや、値段を考えたら充分以上の満足感のある商品です。
[シャトーラギオール] Chateau Laguiole ソムリエナイフ グラン・クリュ ブラックホーン [並行輸入品]
ハンドルの素材に天然素材である水牛の角が使用されている、高級感のあるソムリエナイフです。水牛の部分はブラック、他はステンレスで黒とシルバーの対比が高級感あふれるデザインになっています。
また、スクリューと持ち手の部分をステンレスでさらに強化しているので、強度は高い製品です。そのため、口コミでの評価も高いです。値段は約15000円とやや高めですが、その分のクオリティは高くなっています。
[シャトーラギオール] Chateau Laguiole ソムリエナイフ グラン・クリュ ブラックホーン [並行輸入品]の口コミ評判
ソムリエナイフの一番の条件は、私はナイフの切れ味だと思っています。ラギオールは本当によく切れます。だからおすすめです。
商品の品格、重厚感、使用感は価格相応と思われ、その意味では満足です。家庭使用を目的とした素人の趣味の範疇でのレビューです。
Sugoiti ソムリエナイフ ステンレス ワインオープナー コルク抜き コルクスクリュー 多機能ナイフ
持ち手は木製で、他の部分はステンレスでできているソムリエナイフです。高品質に関わらず多機能ナイフと言われるくらい、ワインだけでなくビールに栓抜きなどにも使える商品となっています。
「この1本があれば十分!」と言われるくらい評価の高いソムリエナイフです。使いやすくて品質もいいので、プレゼントとしてもおすすめです。包装も、黒い紙ケースに包まれているので、高級感を出すこともできます。誕生日や記念日、引っ越し祝いなどにおすすめです。
Sugoiti ソムリエナイフ ステンレス ワインオープナー コルク抜き コルクスクリュー 多機能ナイフの口コミ評判
早速開封して見てみると、細かく見なければ結構高そうに見える。使い方に慣れていないので詳しい評価は出来ませんが、思ったより重さがあり高級そうな感じがします。
コンパクトで使いやすい、ピクニックの時にも役に立つと思います。しっかりした作りで長く使いそうです。
ガリバー ソムリエナイフ バーガンディ4662
持ち手は金属製、他の部分はステンレスで作られています。スクリューはやや短めですが、ダブルアクションになっているので、抜きやすい作りになっています。「簡単に開いた」という口コミも多い商品です。
抜きやすいだけでなく、「2年くらい使っているけれど壊れない」という声がかなり多い商品です。安いにも関わらず、1度購入すれば、長年使えます。そのため、ソムリエナイフの中でもコストパフォーマンスの高い商品でしょう。
ガリバー ソムリエナイフ バーガンディ4662の口コミ評判
毎日抜き続けていてもまだ壊れてません。スクリューの部分のネジは緩んでグラグラですけど抜く分には全然問題ありません。
なれない人にもかなり使いやすいです。個人的には刃がギザギザで切れ味が落ちなさそうで好きです。コルクの引っ掛ける所も、可動なので垂直に引きやすく、急いでもコルクを壊すことは少ないです。
Homefunny ソムリエナイフ ステンレス製コルク抜き ワインオープナー ダブルアクション 多機能ナイフ(ブラック)
持ち手は金属製ですが、ステンレス製のソムリエナイフなので、耐久性は高いソムリエナイフです。ステンレスは実用度も高く、長く使うことのできるソムリエナイフでしょう。海外製品なので、スクリュー部分もしっかりと硬度の高い作りになっているでしょう。
このソムリエナイフのいちばんのポイントは値段でしょう。安いにも関わらず、しっかりとコルクも抜けて、初心者や女性でも使いやすい商品でしょう。口コミでも、「機能に期待していなかったけれど、思ったより使いやすかった」という声が多かったです。
Homefunny ソムリエナイフ ステンレス製コルク抜き ワインオープナー ダブルアクション 多機能ナイフ(ブラック)の口コミ評判
ワインを2本開けました。女性でも力を入れずにコルクを抜く事が出来ると思います。使いやすいです。購入して良かったです。
誕生日プレゼントで送りました、品物を見た彼はとても喜んでいました。携帯しやすい、見た目も安っぽさもなく,とても気に入ってくれているようです。
Sugoiti ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナー
持ち手が木製、ダブルアクションに加えて、ナイフ部分などは高品質のステンレスで作られているソムリエナイフです。ステンレスで作られているものは、実用度が高いだけでなく、耐久度も高いので、長く使える商品でしょう。
口コミでは、お値段が安いにも関わらず、「高級感がある」と好評なソムリエナイフです。パーティーなど、人目につく場面でも使えるデザインでしょう。機能的にもコルクを抜くスクリュー部分もナイフ部分も使いやすく、初心者や女性でも使いやすいものでしょう。
Sugoiti ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナーの口コミ評判
これはピンが抜けにくい構造を採用しており頑丈そうです。木目デザインも良く気に入っています。
このソムリエナイフを使うと失敗することなく抜くことができます。スクリュー部もしっかりしていて、どんどんワインを開けたくなります。すごく使いやすく、簡単に開けることができたので飲む量が増えそうです。
NiceAI ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナー 日本語説明書付き
持ち手の部分が木製で、ダブルアクションのソムリエナイフです。持ちやすく、ダブルアクションになっていることでコルクも抜きやすくなっています。「手に馴染みやすい」と、実際の評判もいいソムリエナイフです。
価格が約1000円と安いにもかかわらず、使いやすく、きちんと箱にも入れられている商品のようです。そのため、自分用だけでなく、送り物として購入する方もいるようです。シンプルに使えるデザインでもあるので、1つあると便利ですね。
NiceAI ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナー 日本語説明書付きの口コミ評判
木製のところはマット仕上げでスベスベしていてとてもいい感じ。背にはちょっとした彫り物も入っていたりして、全体的にとても素敵です。
アルバイトで使っています。持ちやすく、二段階なのでするするとコルクが抜けて便利です。
SANLANDOR コルク抜き ワイン オープナー 栓抜き コルクスクリュー フォイルカッター ソムリエナイフ ステンレス製 (ハンドルの木目の画像は、実際の木目と少し違って見える場合があります。ご利用の際は、現物をご 確認ください。)
持ち手が木製になっているソムリエナイフです。持ったときに100g以下という軽さと持ちやすさで、使いやすいという声が多い商品です。
こちらは見た目に高級感があるにもかかわらず、1000円以下で購入できる安さが魅力的で人気の理由です。言われなければわからない高級感のあるデザインなので、友だちと家で食事をするときに、出しても恥ずかしくないデザインです。
ワインだけでなく、ビールにも使えると好評でした。1本あれば、かなり便利でしょう。
SANLANDOR コルク抜き ワイン オープナー 栓抜き コルクスクリュー フォイルカッター ソムリエナイフ ステンレス製 (ハンドルの木目の画像は、実際の木目と少し違って見える場合があります。ご利用の際は、現物をご 確認ください。)の口コミ評判
ナイフはRがついていて刃のギザギザの段差も少なくフイルムカットしやすい。切断面は少しギザギザが残るけど古いのに比べれば中々良い。新しく買って良かった。
力がなく私でもとても簡単にすぐ抜けました。テコ部分の設計ほんとにつかいやすくて、あまり力を使わなくて、ビールを飲む際にも栓抜きとして使える。
IEOKE ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナー ステンレス
ハンドル部分が木材で作られているソムリエナイフです。木材なので持ちやすく、力を加えても手が痛くなりにくいです。
IEOKEのソムリエナイフの良さは、切れ味の良さとコルクの抜きやすさです。見た目は普通のソムリエナイフですが、使ってみると、ナイフもスクリュー部分も簡単に使えたという声が多かったです。力の弱い女性でも簡単に使える商品です。
お値段もリーズナブルです。初めてのソムリエナイフとしてかなりお勧めの商品でしょう。
IEOKE ソムリエナイフ コルク抜き ワインオープナー ステンレスの口コミ評判
十分な強度を感じます。 そして、コンパクトさにオドロキました。手にスッポリと収まって、扱いやすさと、さらに小さいながらもズッシリとした重量で、木目のボディーと共に高級感を感じます。
しっかりとした作りで重厚感あり、高級感もあります。実際使ってみますと良さが分かります。ナイフが切れが良く、カバーが難なく切ることが出来ました。
ソムリエナイフの効果的な使い方
ソムリエナイフの効果的な使い方がこちらです。
立ってソムリエナイフを使う
ソムリエナイフを使うときは、座ってではなく立って使うようにしましょう。立った方が、力が入れやすい上に開けやすいです。
立って開けると、垂直に一点集中で力が入るので、力が弱くても開けやすいです。特に、女性やお年寄り、初心者の方には立って開けることをおすすめします。
スクリューは中心に差し込もう
スクリューを入れてコルクを抜くときは、コルクの中心にまっすぐに入れるようにしましょう。中心に入れることで、力がまんべんなく加わり、開けやすくなります。
スクリューを中心に差し込むときは、スクリューを寝かした状態から差し込むのがおすすめです。まっすぐに上から入れようとするよりも、スッと入り込みやすくなりますよ。
まとめ
ソムリエナイフはもともとプロも人がよく使っていましたが、最近はより多くの人が使うようになりました。しかし、まわりに使っている人が少ない上に、頻繁に使うものでもないので、選び方が難しい商品です。
ソムリエナイフは、形・スクリュー・フック・ナイフ・値段の5つにしぼれば、選びやすくなります。100均から高級なものまで幅広いので、ぜひいろいろと試してみてくださいね。