大人向けの塗り絵本「大人の塗り絵」シリーズをきっかけにして近年日本では大人の間に塗り絵ブームが起こっていますね。なんとこの「大人の塗り絵」シリーズは、2005年以降の累計販売部数は600万部以上にもなるそうです。
2016年には世界的なトップ筆記ブランドであるドイツのファーバーカステル社が、世界的に色鉛筆へのニーズが高まっていて品薄状態になっていると発表しました。このことからも分かるように塗り絵ブームは、日本だけに留まらず現在は世界中にも広がっているのです。
大人の塗り絵シリーズをやってみた人ならお分かりだと思いますが、塗り絵って一度始めると時間を忘れて没頭してしまう不思議な魅力がありますよね。最近ではリラックス効果やストレス軽減効果も期待できるといわれています。
そこで今回は色鉛筆の上手な選び方やおすすめ人気商品を詳しく紹介していきます!自分にあった色鉛筆を探している人は是非参考にしてくださいね。
色鉛筆の選び方
さっそく色鉛筆の上手な選び方について説明していきます。色鉛筆って国内外問わず沢山の種類があるので一体どれを選べばよいのかちょっと分かりづらいですよね。実は同じように思える色鉛筆ですが、製品によってそれぞれ細かな違いがあるのです。それぞれポイント別にみていきましょう!
色鉛筆を選ぶときのポイント1 油性か水性か?
色鉛筆を選ぶときのもっとも肝心なポイントが油性と水性どちらの色鉛筆を選択するかという点です。まずはそれぞれの特徴などについて簡単に説明します。
油性の色鉛筆の特徴
油性の色鉛筆は昔からある普通の色鉛筆のことであり、多くの人が色鉛筆といえばこちらをイメージするのではないでしょうか。水に溶けることがなく、独特の粘りのあるような描き心地があります。油性の色鉛筆は芯がやわらかくて発色も鮮やかなので重ね塗りに適しています。
水性の色鉛筆の特徴
水性色鉛筆は水彩色鉛筆とも呼ばれていて、油性と同様に普通に色を塗ることもできますが、水に溶ける性質を活かして水彩画のように色を塗っていくことも可能です。水性の色鉛筆で水彩画のような風合いを出すには、まず普通に色を塗ったあとに水で湿らした筆や指先で着色した部分をなぞるようにするだけなのでとても簡単です。
このように油性と水性の色鉛筆の主な違いは「水に溶けるかどうか」という点です。一般的な製品ではそれほど描き心地などに大きな違いはありません。色鉛筆で水彩画のような風合いを出したいのなら水性の色鉛筆を、発色の良さを求めるなら油性をといったように自分がどのような感じで色を塗ってみたいかを考えて選ぶようにするとよいでしょう。
色鉛筆を選ぶときのポイント2 芯の硬さ
色鉛筆を選ぶときには芯の硬さにも注目しましょう。その理由は芯の硬さによっても色を塗ったときに違いが出てくるからです。色鉛筆の芯の硬さは顔料の配合比率などによって異なってくるのですか、顔料の配合比率が高いものほど柔らかい芯となります。
実際に選ぶときには製品によっては「軟質」「中硬質」「硬質」と記載されていることもあるのでそちらを参考にしましょう。柔らかい芯と硬い芯それぞれの特徴などをまとめると以下の通りになります。
硬い芯の特徴・どんな人におすすめか?
・細かい部分まで色を塗りたい人や線画をしっかりと描きたいという人。
・硬い芯は重ね塗りに適しているのでより繊細に色を塗りたいという人。
・柔らかい芯にくらべると発色は弱い。
・広範囲を塗るのには適さない。
柔らかい芯の特徴・どんな人におすすめか?
・絵を描くというよりも色を塗ることをメインにおこないたい人。
・伸び、発色ともに良く滑らかな描き心地が特徴
・細かい部分を描く・塗ることにはあま適さない。
・薄い色が少し塗りづらい。
水性色鉛筆の芯の硬さによる選び方ポイント
・硬い芯は水に溶けづらく、柔らかい芯は良く水に溶ける。
・水で溶かしたときに線画も残したい人は固めの芯がおすすめ。
・水で溶かしたときに線画を残したくない人は柔らかい芯がおすすめ。
色鉛筆を選ぶときのポイント 何色必要か?
色鉛筆を選ぶときに多くの人が重要視する点が何色入っているかという点ではないでしょうか?実際色鉛筆は10色以下の製品から多いのもでは100色以上の製品まで実に幅広いライナップがありますね。
なるべく沢山色があるほうが良いような気がしてしまうのは理解できますが、最初のうちは36色入りくらいの製品が丁度いいのではないでしょうか。しばらくは36色を使ってみて、足りない色が出てきたならば単品で色を買い足していくのがおすすめですよ。
また12色・24色・36色などセットで売られている色鉛筆は、製品によってそれぞれ中に入っている色が違うという点にも気をつけなければなりません。はじめて色鉛筆のセットを買う時は、「基本的な色はちゃんと揃っているか」という点にも注目して製品を選ぶようにしましょう。
その他にも自然の風景を描きたいならば緑系や青系の色がたくさん揃っているセットを、人物画を描きたいならば肌色系が多い色鉛筆セットを選ぶようにするとよいでしょう。
自分の好みがわからないうちはバラで買ってみるという手も?
これまで色鉛筆の芯の硬さや発色や塗ってみた感じの違いなどについて説明してきましたが、実際に使ってみて自分が使いやすいと感じた色鉛筆を見つけてみるという方法もあります。ただし最初のうちは自分がどのような色鉛筆が好みなのか分からないので、気になったブランドの色鉛筆を単品で2~3本購入してみて描き心地を試してみるのがおすすめですよ。
数ブランドを比較してみるだけでもずいぶんと製品によって使い心地が異なることがお分かりになると思います。本人の好み・フィーリーング・筆圧・描きたいものなどさまざまな要素によって自分にあった色鉛筆というのが決まってくるのです。
タイプ別おすすめ色鉛筆ブランド
それでは手っ取り早く自分にあった色鉛筆が知りたいという人にためにタイプ別おすすめブランドを簡単に紹介します。はじめて色鉛筆を購入するのでどれを選んでいいのか全然わからないという人は、ここで紹介するブランドの製品を選べば安心ですよ。
風景画を描きたい人
鮮明な風景画を描きたいならば「ポリクロモス」がおすすめです。反対に少しふんわりとした雰囲気の風景画を描きたい人には「ダーウェント」の色鉛筆がおすすめですよ。
大人の塗り絵シリーズに使いたい人
大人の塗り絵シリーズに使いたい色鉛筆を探している人には、硬めの描き心地で細かい部分を塗るのにも適している「トンボ」。柔らかめの芯でこってりと塗りたい人には「ペリシア」や「プリズマカラー」の色鉛筆がおすすめです。トンボの色鉛筆は比較的安価でバランスの良い色鉛筆なのではじめて色鉛筆選びに迷っている人にはおすすめです。
イラストが描きたい人
落ち着いた色合いでよりリアルなイラストを描きたい人におすすめなのは「ポリクロモス」の色鉛筆ですね。アニメ調のイラストならば「ホルベイン」や「プリズマカラー」が適しています。
お子さんが使う色鉛筆を探している人
とくに小さいお子さんは色を塗るときに筆圧が強くなってしまう傾向があります。お子さんの筆圧に耐えられる色鉛筆としては「トンボ」や「ユニ」のような硬めの色鉛筆がおすすめです。
また、お子さんが使用する色鉛筆を探しているという人は、APマークやCPマークの付いた安全基準条件をクリアした製品を選ぶようにしましょう。
色鉛筆人気おすすめ商品TOP10
ここからは現在人気のある色鉛筆製品をランキング形式で10位から発表していきます!
現在売れ筋の商品はどんな色鉛筆なのでしょうか?さっそくみていきましょう。
三菱鉛筆 色鉛筆 ポンキーペンシル 12色 K800PK12CLT
ポンキーペンシルはペン自体がすべて芯になっている色鉛筆で、筆圧が強くなりがちな小さいお子さんの為に開発された製品です。描き味の柔らかい芯を紙でロール加工しているのでとっても丈夫!他の色鉛筆のようにお子さんの筆圧に耐えきれずにポキポキと折れてしまうこともありませんよ。また、紙で巻かれているので手が汚れることもありません。
画用紙や白い紙はもちろんのこと金属やペットボトル、石ころや葉っぱなど幅広いモノに描くことが可能なので、塗り絵に限らず工作にも利用できます。こちらの商品には鉛筆削りも付属していますよ。
三菱鉛筆 色鉛筆 ポンキーペンシル 12色 K800PK12CLTの口コミ評判
色鉛筆とクレヨンの良いとこ取りのような商品です。クレヨンのような発色と質感ですが、色鉛筆のように手は汚れません。
お絵かきが大好きな2歳の娘。とはいえ、ひたすら丸を描いたり、奇抜な絵を描いてる程度ですが。今までに色んなクレヨンや色鉛筆を買ってみましたが、これが一番娘も親もお気に入りです。
三菱鉛筆 色鉛筆 880 36色 K88036CP
三菱鉛筆の色鉛筆は昔ながらの飽きのこないスタンダードなデザインが特徴の品質の良さが評判の色鉛筆ですね。日本の老舗筆記メーカーだけあって国内外を問わずトップクラスの品質を誇っています。なめらかな描き心地と折れにくい丈夫な芯で、小さなお子さんから大人まで幅広い人気を集めています。
色彩感覚の基本を身につけさせるために子供に使わせたいという人も大変多く、独特の滑らかな描き心地と品質の高さで入学や進級のプレゼントとしては最適です!色数も良く使う基本的な色を中心に36色もあるので十分です。
三菱鉛筆 色鉛筆 880 36色 K88036CPの口コミ評判
とにかく、書きやすい+塗りやすい、さすが三菱鉛筆です。いいものはいいですね。最初は12色を買おうと思い店で見ましたが、ここで買えば、安いので36色にしました。買って正解でした。
同じ三菱鉛筆のコロアージュ(塗り絵)用のと悩みましたが、猫の塗り絵を買ったので、茶系色と灰系色の種類が多いこちらを選びました。
塗り心地は文句なしです。
ぺんてる 色鉛筆 くるりら GTW-12 12色セット
ぺんてるの「くるりら」はクレヨンタッチでお絵かきすることができる小さなお子さん向けのくりだし式の色鉛筆です。特長は、ペンの後ろ部分を回転させることで新たな芯が出てくるという点と、鉛筆本体がプラスチックで覆われているので芯が折れにくいという点です。
小さなお子さんは筆圧の加減が難しいため絵を描く際に芯を折ってしまいがちですが、くるりらならばそんな心配はありません。小さなお子さんでも簡単・安全に新たな芯を出すことができ、クレヨンのような濃く滑らかな感覚が味わえるくるりらは、小さいお子さんにはピッタリの色鉛筆ですよ。
ぺんてる 色鉛筆 くるりら GTW-12 12色セットの口コミ評判
2歳のこども用に。
芯が太く繰り出し式なので、折れる心配がないです。
発色もよく、弱い力でかけました。
繰り出し式なので、手が汚れません。子どもに渡して自由に描かせても、折れたり、手を汚したりする心配がないのがいいです。先が足りなくなれば自分でくるくる回して繰り出しています。発色もよく、100均のものとはやはり全く違います。
三菱鉛筆 色鉛筆 ユニカラー 100色 UC100C
老舗筆記メーカー三菱鉛筆の100色の色鉛筆です。顔料には厳選された高級微粒子顔料を使用し、彩度の高い色調と透明度の高さが特長です。さまざまなタイプの紙質にムラなく、あざやかに着色することができるので、完璧さを求めるプロの使用にも耐えられるほどの最高級品質の色鉛筆といっても過言ではありません。
硬めの芯でありながらも描き心地が柔らかくて使いやすいという口コミを多くみられ、塗りやすさが評判の色鉛筆です。収納しやすいオリジナルケース付きなのでプレゼントとしてもピッタリですよ。これだけの色数が揃っているセットを絵を描くことが好きな人にプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです。
三菱鉛筆 色鉛筆 ユニカラー 100色 UC100Cの口コミ評判
十年前のデザイン学校時代に初めて出会いました。その頃使っていた使い残しがあったのですが色味が全然変わっていなくてビックリしました。描きやすさも 変わりません。柔らかめで発色も綺麗です。
自分用と友達の誕生日用に買ったのですが、色数は多いし、発色はいいし、さすが三菱さん!って感じでしたw
友達もこういう確りした色鉛筆は初めてだったようで、飛び跳ねて喜んでくれましたw
買ってよかった!w
油性色鉛筆 160色セット 鉛筆削り 消しゴム付き
ポプラの木材で丁寧に作られている油性の色鉛筆です。滑らかな描き心地で発色もよいので塗り絵はもちろん、スケッチやイラストなど幅広い用途に利用できますよ。もっとも驚くべきは160色セットと圧倒的な色数でありながらも、お値段がとてもお手頃な点ですね。
とにかく沢山の色が揃っていて安価な色鉛筆を探しているという人には絶対おすすめの商品です。透明な収納ケースは1つにつき32本収納できるようになっていって全部で5つ。これだけ沢山の色が揃っている色鉛筆セットだと、みているだけでもなんだか楽しくなってきちゃいますね。
油性色鉛筆 160色セット 鉛筆削り 消しゴム付きの口コミ評判
とにかく160色でこの値段はなかなかないと思います。私の100色セットよりも安いのに驚きました。学生時代、友達が持っているのは大体36色。「この色貸して」とよく言われていました。
絵が好きな妻に誕生日プレゼントで買いました。届いた日は160色をじーっと目を輝かせながら見てました。次の日から早速スケッチブックに書いたり塗り絵したりと、ほぼ毎日楽しそうに書いて塗ってます。
三菱鉛筆 色鉛筆 ユニカラー 72色 UC72C
重厚感のあるオリジナルケースが付属した三菱鉛筆の72色セットです。これだけの色数があると鉛筆の管理が大変になってきますが、付属しているケースは鉛筆が取り出しやすいように2段式になっていて、一本ごとに色の名前がケースに記されているのでとても使いやすく管理も楽ですよ。
ユニカラーの色芯の特長は、細かい部分にまでとても美しく描くことができるという点と、描いている時に芯から出てしまうカスによって紙が汚れることが少ないので絵を描くことに集中できるという点ですね。集中して絵を描きたい人や使い心地の良い色鉛筆を探している人に、自信を持っておすすめできるのがこの三菱鉛筆のユニカラーシリーズです。
三菱鉛筆 色鉛筆 ユニカラー 72色 UC72Cの口コミ評判
72色は箱を開くと色鉛筆がせり出すので、取り出しやすいです。
箱も割と丈夫な作りで、長持ちします。
芯は固すぎず柔らかすぎず、シャープな線も優しい塗りも可能です。
絵を描くことが好きな中1の娘に、クリスマスプレゼントとして買いました。72色あると、見ているだけでもわくわくしますね。微妙な色の違いも楽しみながら絵を描いています。思い切って買ってよかったです。
Souyos 色鉛筆 50色セット 画材セット 鉛筆削り・消しゴム付き
鉛筆削りと消しゴムが付属している50色セットの色鉛筆です。1本1本収納することができるのでバラバラにならず、使わない時には収納袋ごと丸めてしまえばコンパクトになるので持ち運びにも便利ですよ。発色も良く滑らかな描き心地が特長で芯も丈夫で折れにくいと評判です。
気になる点としては、合わせ塗りができないという点と色の表記が英語だという点ですね。しかしその2点を除けば50色セットでこのお値段は、コストパフォーマンス的には最高レベルの色鉛筆だといえます。50色セットと色数も豊富でありながら持ち運びが楽なので、外で絵を描く機会が多い人にもおすすめですよ。
Souyos 色鉛筆 50色セット 画材セット 鉛筆削り・消しゴム付きの口コミ評判
母が入院したので、大人の絵本と一緒に購入いたしました。すぐ片付けられるし、コンパクトに収まり、色々な色を選ぶ楽しさが素晴らしいと思います。ありがとうございました。
トンボ鉛筆 色鉛筆 NQ 12色 CB-NQ12C
品質・価格・描き心地どれをとってもバランスが良いトンボの色鉛筆です。こちらのセットは12色入りなので小さいお子さんが色使いの基本を覚えるには最適のセットです。収納されている色は、「黄色・黄緑・緑・水色・青・紫・桃色・赤・橙色・薄橙・茶色・黒」と何を描くにしても良く使用することになる色ばかりです。
「12色では少ないのでは?」とは感じる人もいるかもしれませんが、スタンダードな色が揃っているので十分にメリハリのある色合いを表現することが可能ですよ。コスト的にもとてもお手頃で、よく使う色ばかりセットになっているので色の補充用として購入するのもいいかもしれませんね。品質はもちろん最高レベルなので、塗り絵はもちろん、デザインや設計から事務仕事まで幅広く利用できる色鉛筆です。
トンボ鉛筆 色鉛筆 NQ 12色 CB-NQ12Cの口コミ評判
小さい頃も使っていたトンボ色鉛筆です。
色乗りも問題なく。
コスパ抜群です!
4歳の子どものために購入しました。
今まで100均で買ったものを使っていましたが
やっぱり書きごこちや、丈夫さが全然違いますね。
鉛筆削りで削っても折れたりしないし、発色もとてもいいです。
ファーバーカステル 水彩色鉛筆 平缶 36色セット TFC-WCP/36C
世界的に有名なドイツの筆記ブランド「ファーバーカステル」の水彩色鉛筆です。水に溶ける水彩色鉛筆なので水彩画風の豊かな表現が可能です。また、こちらのセットには水に溶かして描くときのための筆も付属しています。
世界で初めて鉛筆を製造した伝統的なメーカーでもあるファーバーカステルの色鉛筆は、発色、色の混ざり具合、描き心地ともに最高レベル。SV製法という特殊な製法で作られているので、滑らかな描き心地にもかかわらず芯が折れにくく、絵を描いていてもストレスを感じません。
また、ヨーロッパのEN71という厳しい安全基準をクリアした製品でもあるので、お子さんの入学や進級のプレゼントにも最適ですよ。色鉛筆の軸部分に名前を記入できるようになっているので学校で使うときに無くす心配もありません。
ファーバーカステル 水彩色鉛筆 平缶 36色セット TFC-WCP/36Cの口コミ評判
ファーバーで36色だと地元では目が飛び出る程の金額ですが、この水彩色鉛筆でも十分に綺麗な発色が出ますし何と言っても、この、コスパは普通の色鉛筆と変りませんし十分な決定理由でした。
大切に使いたいです。
色鉛筆画を描いている方に教えていただき、購入しました。
使ってみると…お話で聴いていた通りめちゃめちゃ「発色」が良い。
鮮やかで色の伸び具合も良い感じ。
トンボ鉛筆 色鉛筆 NQ 36色 CB-NQ36C
日本を代表する色鉛筆ブランド、黄色い缶ケースでお馴染のトンボの色鉛筆です。昔からあるロングセラー商品なので色数は違えど一度はトンボの色鉛筆セットを使ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。
こちらは36色と充実した色彩がセットになっているのでさまざまな表現が可能ですよ。トンボの色鉛筆の特長といえば「鮮やかな発色・滑らかな描き心地・紙への定着性の良さ」です。とくに重ね塗りすることで多様な色合いを表現することができるのがトンボの色鉛筆の大きな特色ですね。
お馴染の黄色い缶ケースの右端にある「PUSH」部分を押すと簡単に開くようになっているような点も、使う人のことを思って作られていることが感じられます。この黄色い缶をみているだけでも自然と絵が描きたくなってくるような不思議な魅力を持った色鉛筆です。これから絵を描き始めようというすべての人におすすめですよ。
トンボ鉛筆 色鉛筆 NQ 36色 CB-NQ36Cの口コミ評判
36の色の繊細な違いを楽しめます。赤、青、黄色、緑の微妙な変化を表現できる優れものの色鉛筆だと思います。白の使い方も大事ですね。
特に私の場合は何種類もある緑を使って山林の木々それぞれを表現するのが楽しいです。
母が大人の塗り絵をやりたいとの事で、プレゼントに買わせていただきました。
とても喜んでもらえました。
値段も高すぎず、気楽に沢山の色数を楽しみたい人にはピッタリだと思います。
色鉛筆の効果的な使い方
それでは色鉛筆の上手な使い方について説明していきます。色鉛筆を使うときの重要なポイントは色の塗り方です。ここでは抑えておきたい基本的な塗り方を3つ紹介しますね。
色の塗り方
綺麗に色を重ねたり、濃淡を出したりするのに適しているとされる塗り方は大きく分けると3種類あります。それが「平塗り」「ハッチング」「クロスハッチング」です。この3種類の塗り方を使い分けることで綺麗に色を塗っていくことができます。1つひとつ説明していきます。
平塗り
平塗りは広い面を一気に塗りたいときや、濃淡をムラなく出したいときに適した塗り方です。紙に対して水平になるように色鉛筆を手に持ち、一定方向に向かって均一の力加減で塗っていくのが基本です。塗るときは弱めの力で優しく塗っていくことがポイントですよ。
色を濃くしたいときは、何回か重ねて色を塗っていくようにしてください。
平塗りの基本ができるようになったら、絵に合わせて強弱を付けてみたり、曲線や直線を交えたりすることでより豊かな質感を表現することも可能です。
ハッチング
ハッチングは同じ方向に向かって細かく平行に線を重ねていく塗り方ですね。質感や影をつけたいときに適した方法であり、デザインでもよく使われている技術です。平行線を細かく重ねることで暗く、重厚感のある表現になります。
ハッチングの基本的な塗り方ができるようになったら、縦・横・斜めなど塗る方角を変えることで絵に違った印象を与えることもできるようになりますよ。動物の毛のような質感を上手に表現したいときなどは、面で塗る方法よりもこのハッチングの技術を使ったほうが上手くいきます。
クロスハッチング
クロスハッチングはその名のとおり、ハッチングを交差させるようにして塗る方法です。通常のハッチングに違う方向からのハッチングを加えることで、より重厚感のある表現を出す方法です。線の間隔を狭くして重ねる本数を多くするほど絵に重厚感を与えることができます。2方向だけでなく、3方向、4方向からも線を重ねることでさらに濃く、暗い仕上がりにすることもできますよ。
以上の3つの方法が綺麗に濃淡を出して、色を上手に重ねるのに有効とされる塗り方です。みなさんもこういった技術も取り入れながら綺麗に色を塗っていってくださいね。
まとめ
色鉛筆の上手な選び方やおすすめ人気商品を紹介してきました。子供の頃の気持ちを思い出すからなのか、色鉛筆って眺めているだけでもなんだかワクワクした気持ちにさせてくれる不思議なアイテムですよね。
今回紹介した商品には子供向けに開発された色鉛筆からプロの使用にも耐えられるほどの品質の製品まで幅広いものがありましたね。やはり大人も子供も関係なく絵を描くといことに私たちは喜びを感じるものなのかもしれませんね。みなさんもお気に入りの色鉛筆をみつけてくださいね。