食事は私たちが生きていく上で欠かせないものであり、生活の楽しみであったり、豊かにしてくれるものでもあります。
体が不自由な方にとっては食事をとることが上手くできなかったり煩わしい時間になってしまう人もいるかもしれません。そんな時に、食事の内容を食べやすいメニューにするだけでなく、使いやすい食器にすることで、使いやすく、自尊心にもつなげることも可能になります。今回は人気の介護食器とその選び方をご紹介したいと思います。
介護用食器の選び方
介護食器は特殊な形をしているものが多く、介護を必要としている人が、どのような状態なのかによって選ぶ形状も変わってきます。ここでは介護用食器の選び方をご紹介します。
使用する人がどのような状態なのかを見極めて、選ぶようにしましょう。両手が使える状態か、飲み物は口に運べるか、吸う力はどのくらいあるか、自分自身で食事をするのは難しい状態か、など人によって症状はそれぞれです。どの人も同じ食器が使いやすいわけではありません。
ネットの口コミで使いやすいと多くの人に評判でも、自分が使いやすいかというとそうではない場合もあります。介護食器は普通の食器を選ぶよりも難しいものです。しかし、使用する食器によっては、主体性、自立心などが失われることを防ぐこともできる大事な役割も担っています。
割れにくい素材で選ぶ
介護用食器を選ぶ時に素材は重要です。重い陶器などはつるっと滑り、重さで持ちにくく、落としたときに割れてしまう可能性もあります。握力が弱くなったり、指先がうまく動かない場合には持っている物を落としやすいものです。
割れにくいものを選ぶことで、安心して使うことができます。割れてしまうものだと、介護者の負担にもなりますので、ぜひ、割れにくいものを選びたいものです。
底が動きにくいものを選ぶ
食器をしっかり持つことが難しい場合、食器の底が滑りやすいと倒してしまったり、こぼしてしまうことも多くなってしまいます。全体的に軽すぎるものよりは、底部分に少し重さを持たせたものの方が、安定します。また、底の部分にゴムやシリコンが使われているものは滑り止めになり動きにくくなります。
両手が使えない場合でも滑らない食器なら手を添えずに片手でも食べることができます。より滑らないように滑りにくいトレイなどもあるので、併せて使うとより滑りにくくなります。
持ちやすいものを選ぶ
少し小さめで、軽めの食器が持ちやすく、介護食器に適しています。
お椀には取っ手付きのものがあり、取っ手を握る方法や、お椀を持つ際に手を囲って押さえ込むような作りになっているので、スポット抜けてしまうことを防ぐこともできます。また、お椀をテーブルに置くと、取っ手部分もテーブルに付くようになっていて、安定感があるものもあります。小皿などでもフチが広くなっているものだと掴みやすくなります。
飲み物を飲む時は?
お茶を飲む時に自分で湯呑を持ち、口に湯呑を付けて飲むことが困難な場合には、ストローを付けたり、ノズルが付いている湯呑もあります。自力で吸い上げることが難しい場合は飲み物を押し上げる力の付いたものもあります。
水分摂取はとても大事です。うまく飲めないことで、飲み物を飲むことを我慢してしまうと、脱水になる心配もあるので、利用する人に合わせたものを用意するようにしましょう。
色合いにも気を配ろう
食事は味の他に、いろどりも大事ですよね。食べ物の他に、食器の色合いも気にすることで、食欲が増し、楽しい時間を過ごすことができます。割れない素材の食器でも陶器のような風合いを出すことで、安っぽくならないよう工夫されていたり、汁椀なども高級感のある色、模様が描かれているものがあります。
真っ白な食器では中の食べ物が工夫されていてもなんだかさみしい気がしますが、食器のデザイン・色合いを気にすることで、見栄えが良くなります。また、白米を内側が白の器に盛りつけると、残っていてもわかりにくく、使用するひとのすくいずらさにも繋がります。
介護者から見ても残量がわかりにくいと言った部分もあります。食事の内容に合わせて食器の色を変えると、より内容が見えやすく、食べやすくなります。
ユニバ-サルデザインのものを選ぶ
ユニバーサルデザインとは年齢、性別、人種、障害の有無にかかわらず、世界中の人々が利用しやすく製品やサービス、環境をデザインする考え方でさまざまな分野で取り入れられてきています。介護用食器にもそんなユニバーサルデザインが取り入れられているものがあるので、どの食器を買うのに迷ったらユニバーサルデザインのものを選ぶのもひとつの方法です。
電子レンジ・食洗機を使うなら対応のものを
電子レンジや食洗機が使えるものだと、ゆっくり食べていて途中で冷めてしまっても鍋で温め直さなくても電子レンジで簡単に温め直すことができますし、食洗機で簡単に洗うことができるので、介護者の負担も減らすことができます。
耐熱性・耐冷性のものもあります
耐熱の物なら熱々のものを入れたり、電子レンジなどで使えますね。煮沸消毒を頻繁におこないたい場合にも適しています。また、冷凍庫に対応している物なら、そのまま冷凍保存することができるので、作り置きしておき、食べる時に解凍してすぐ出すことができます。忙しい時用に作っておけばすぐに手作りの食事を出すことができますね。
作り置きにはふたつきが便利
作って、すぐに食べない時には蓋つきのものがあると便利です。毎回使い捨てのラップを使うのがためらわれる人にはおすすめです。食事の乾燥や、異物が入ることを防ぐこともできます。
箸・スプーンも合わせて使いやすいものを選びましょう
箸の選び方
使いやすい太さの物、挟む力がない人向けにばねが付いている箸、はしが上部で2本固定され、挟みやすくなっている物などがあります。小さいころから箸を使ってきた日本人にとっては使い続けたい人も多くいます。また、使い続けることで、精神的な自信にも繋がりますので、意思をなるべく尊重し、箸をなるべく使いたい場合には使いやすく工夫されているものを使うようにすることで、自立心も高まります。
スプーンの選び方
思うように手や指先が動かないと、スプーンを使うようになってくることも。
スプーンも様々なタイプがあります。深すぎてすくったすべての食事を口に入れるのが難しかったり、小さすぎてすくいにくいという場合があり、大きさや深さは人それぞれの使いやすさがあるので、それに合わせて用意しましょう。
スプーンなどで食事をすくって口に運びやすい介護食器は中の食べ物が見えやすいように広くなっていて、角がスプーンのサイズに合わせることで、引き上げやすいもの、斜めになっているもの、くぼみをつけ、食べ物をそこに集めてすくいやすくなっているものなどさまざまな工夫がされています。
スプーンの太さ
握力が低下していたり、麻痺が手にあると、細い柄のスプーンを持つことは困難になります。握りにくさを感じた場合には、スポンジを柄の部分につけて太さを調整することができるものがあります。スポンジは滑りにくく、手にフィットしやすく落としにくく工夫されています。
シリコン製
スプーンの素材が、シリコンで出来ているものがあります。シリコンは柔軟性があるので、すくいやすく、口に入れる時にも口を傷つける心配がありません。歯で噛んでしまったりすると跡が残ったりと、耐久性は普通のスプーンよりは劣りますが、安全性を考えるとシリコン性も選択肢のひとつとしておすすめです。
角度調整ができるスプーン
柄や首を曲げられるスプーンもあります。使用する人の手の状態に合わせて使いやすい角度に曲げることで、すくいやすく、こぼしにくい使いやすいスプーンになります。
介護者が口に運ぶ場合は?
自分で口に運ぶことができない人は、介護者が口に運ぶことになります。嚥下障害や口の大きさなど、個々の状態を考慮しながら、口に運びやすいスプーンを選びましょう。介護者が運びやすいものが食事をする人にとっても食べやすいものになります。
自分で食べるメリットは?
箸やスプーンで自分自身で口に運んで食べることはたくさんのメリットがあります。
食事を楽しむことができる
自分のペースで口に運ぶことができるので、食べたい物を食べたい時に口に運ぶことができ、主体性に繋がります。また、それができることで、食事の時間を楽しむことができます。味や、食感も楽しむこともできます。
誤嚥を防ぐことができる
自分ですくって、食べるということは、咀嚼して、飲み込むタイミングも自分のタイミングでおこなうことができます。介護者に口に運んでもらう場合は自分のタイミングが狂ってしまい、誤嚥が起こりやすいとも言われています。
使用する人、介護者の使いやすいものがベスト!
介護される人、介護する人、どちらにも扱いやすいものが、その人のベストな介護用食器になります。使用する人、一人一人の手や口の大きさ、手の大きさや握力の状態など細かい部分まで気を付けて選ぶことで、使用者が使いやすく、自立心をはぐくむことができます。
介護用食器おすすめ人気商品ランキングTOP10
介護用食器は特殊な形状で、なかなか店舗では豊富な種類から選ぶことができません。通信販売では様々な形状から選ぶことができるので、症状に合わせた食器から選ぶことができます。ここでは通信販売で人気の介護用食器をランキングでご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
有月陶器 らくらく食器 小皿(直径13×高さ4cm) 陶磁器 底面シリコン加工 ユニバーサルデザイン 食事用具
陶磁器の自然な色合いがどんなお料理も引き立ててくれる優しい雰囲気のお皿です。シリーズの中でも直径13㎝の小皿サイズです。この「らくらく食器シリーズ」は滑りにくいように底にシリコン加工がしてあり、加工なしでは手を添えて食べにくい場合でも滑らずに食べやすくなっています。
形も独特で、平らではなく、傾斜が付いていることで、箸やスプーンでご飯やおかずをすくいやすいように工夫されています。食洗機、電子レンジにも対応しています。
アビリティーズ・ケアネット すくいやすい皿 アイボリー 【乾燥機OK】 【食洗機OK】
こちらの食器は直径23㎝×深さ2.5㎝の深皿タイプの食器です。カレーやシチュー、汁物料理にも使いやすいサイズです。食器の裏には滑り止めのゴムが3カ所に付いているので滑りにくく、傾斜しているので、スプーンですくいやすく、使いやすい食器になっています。
食器のフチが1カ所くぼんでおり、そこにスプーンを置けるようになっています。食洗器、乾燥機にも対応しているので、複数人の食事にも便利な食器です。丈夫なメラニン樹脂製で、簡単には割れません。
有月陶器 らくらく食器 5点セット(飯茶碗、湯呑、小鉢、小皿、中皿) 陶磁器 底面シリコン加工 ユニバーサルデザイン 食事用具
介護用の食器として工夫を施された食器5点がセットになっています。茶碗、小鉢、小皿、中皿は傾斜が付いているので、持って傾けなくてもすくいやすくなっています。
湯呑と小鉢には吸い口が付いています。傾けて汁やお茶などの飲み物を飲むことが困難な場合、吸い口から吸い上げることができれば飲むことができるようになっています。底部分には滑り止めのシリコンが付いているので、こぼしにくくなります。陶磁器の優しい色合いも食事が楽しくなる要素になりそうです。
リッチェル 使っていいね! さら
プラスチック製品の製造・販売を手掛ける日本のメーカーリッチェルのから販売されているこちらの食器は、陶器調で白く清潔感があり、花の絵柄が優しい印象です。フチが広く、軽いので、持ちやすくなっています。
素材は丈夫なポリプロピレン製なので、誤って落としてしまっても破損しにくく、安心です。角がすくいやすく設計されており、底面には滑り止めも付いているので、片手でも使いやすくなっています。電子レンジにも対応しているので、温め直しにも便利で、食洗機も使えるので後片付けも簡単です。
リッチェル 使っていいね! はち
日本のプラスチック製品の製造・販売で有名なリッチェルの介護用食器の鉢です。角が丸みを帯びた四角形で、スプーンですくう際に角ですくいやすい形状になっています。フチが広めにできており、ポリプロピン製ということもあり、軽いので、力がなくても持ちやすく、落としてしまっても割れにくく、使いやすく設計されています。
陶器調で花の模様が描かれているので、安っぽくなく、見た目からも食事の時間が楽しくなりそうな食器です。
petit aide 取っ手付き飯椀 梅花赤 HS-N43
食器や服飾雑貨を取り扱う台和の介護用品プチエイドシリーズの取っ手付き飯椀は茶碗に大きめの取っ手が付いています。お茶碗が持ちにくい人でも取っ手を握ることができるなら、持ちやすく、落としにくく設計されています。
取っ手は上部のみ付いているので、下から茶碗を持つようにして使うこともできます。丈夫な樹脂製なので、割れにくく、電子レンジや食洗器でも使うことができます。センスのある和柄が描かれており、安っぽくなく食事を引き立ててくれそうです。
【すくいやすい食器】リズム(メラミン樹脂) 小鉢 ◆大 [MS-43RZ]
食器メーカー三信化工株式会社のこちらの小鉢はメラミン樹脂製で、耐久性があり、カラフルな音符模様がかわいらしく、気分も楽しくなりそうなデザインです。底面にはシリコン加工がされており、滑りにくくなっています。
剥がれにくいシリコンのため、長く愛用することができます。食器の形状お独特で、スプーンで食べ物をすくう際に、外に逃げないように工夫されています。滑りにくいので手を添えなくても片手で食べやすくなっています。
介護用食器(フタ付き)
医師と看護師が考案したこちらの食器は皿とふたのセットです。更には溝が付いており、食べたい物をその溝にスプーンで入れ食器のフチまで運ぶ方法で、すくいやすくなっています。
5㎝の高さがあるのですくう際に外に食べ物が逃げにくく、食事される方の自尊心を回復させる効果が期待できます。ポリカ-ボネット製で、陶器よりも丈夫なので、電子レンジや食洗器使用に対応しており、耐熱・耐冷性もあり、タフな食器です。繰り返し使っても長く使い続けられそうです。
持ち手付き レンジ汁椀 らくらく汁椀 380ml 杢目 71687
持ち手の付いている汁椀です。山中塗りの上品な印象のお椀なので、食事もよりおいしく感じそうです。お椀を置いたときに取っ手が下につくので、安定し、こぼしにくくなっています。
お椀を持つことが困難な握力が弱い人でも握りやすい大きめの取っ手になっています。お椀は電子レンジでも使えるので、冷めてしまった汁物を簡単に温めることができます。食洗機でも使えるので、大人数の食器の後片付けも簡単に短い時間で終えることができます。
台和 プチエイド HS-N32 取っ手付き汁椀ミニ (春秋) 320ml 電子レンジ可
食器を製造・販売している台和の介護用食器プチエイドシリーズからこちらは取っ手付き汁椀です。高級感のある色合いで毎日の食事の時間が待ち遠しくなりそうな使いやすい汁椀です。
握力が弱い人でも持ちやすいように大きめの取っ手が付いており、取っ手を握っても、下からお椀を持ってなど、個々で使いやすい使い方ができるようになっています。電子レンジも対応しているので、ゆっくり食事をする人でも途中で温め直すことができ、いつでもおいしく温かい汁物をいただくことができます。
介護用食器の効果的な使い方
介護用食器を使うのと同時に高齢者の食事の特徴や食事の時の姿勢を知っておくことで、食事の時間を、より良い時間にすることができます。
まずは介護用食器の効果的な使い方をご紹介します。
皿の向き
介護用食器は、手が思うように動かなくても自分で食事をすくって食べやすいように傾斜が付いているものがあります。スプーンをその傾斜に合わせて動かすことで、うまくすくうことができるのですが、スプーンの動かせる方向は斜めに動かす人、左右に動かす人など人それぞれなので、その人に合わせて食器も動かす必要があります。
手の動きを見て、使いやすい食器の置き方を工夫することで、こぼす量も減り、自立心も高まります。
スプーンの形状
スプーンを口に入れる場合、スタンダードな形のスプーンは手首を上手く使って口に運ばなくてはなりません。利き手が麻痺している場合、手がうまく動かないような人は手首を上手く動かせない人もいます。そんな人にはすくう部分が左右に曲がっている形のスプーンが使いやすくなります。
右手、左手、どちらに持ってもいいように左右どちらにも曲がったタイプが売られていますので、右手に持つ場合は左に曲がっている物、左手で持つ場合は右に曲がっている物を使います。ただ、逆の手に持たせてしまうと、とても使いにくいものなので、間違えないように購入する際は十分確認しましょう。
食事を口に入れる時に、スプーンを噛んでしまう場合は、固いステンレス製のものだと、けがをしたり、スプーンが破損する場合もあります。そのような場合にはシリコン製のスプーンが安心です。口当たりも優しく、噛んでしまってもけがの心配がありません。
高齢者の食事の特徴
高齢者はのどの渇きを感じにくいので、自ら水分補給をしたがるタイミングだけでは摂取量が足りない場合があります。水分補給はこちらから促すようにし、飲んだ後は量を確認し、どれだけ飲んだのかを把握しておきましょう。食事は、柔らかいものが高齢者には食べやすくなります。味付けは濃い目を好む人が多く、調味料を足したがりますが、塩分摂取量には気を付けるように配慮しましょう。
食事の時の姿勢
誤嚥を防ぐためには姿勢が重要です。誤嚥は肺炎の要因にもなるので、避けるためにも安全な姿勢で食事をするのが大切です。
テーブルと椅子で食事ができる場合には率先してるようしましょう。椅子は深く腰を掛け、足がしっかりつく高さが理想です。テーブルの高さは腕を乗せた際に、肘が90度くらいに曲がるくらいがちょうどいい高さになります。椅子から落ちないように、背中、頭の後ろにクッションを挟んで、支えると安定します。
車椅子に座って食事をする場合は足はフットレストではなく、床に置くことで、安定し、食べやすくなります。
リクライニング車いすの場合は、椅子と同様の角度が理想ですが、そこは食事をする人の状態で、無理のない角度で、45度~80度くらいに設定しましょう。
ベッドで食事をする場合も45度~80度くらいで、本人の無理のない希望に合わせて調節しましょう。膝は軽く曲げ、その下にクッションなどをいれ、腰は隙間の内容に座り、首や頭にもクッションやまくらを入れてもいいですね。
姿勢が整ったら、食事の時間です。食べこぼしで衣服が汚れないようにエプロンを付けます。食事の前には水分補給をし、口の中を潤わせてから食事にします。また、食事も水分の多いものから食べてもらうことで、食べやすいばかりでなく、胃酸の分泌が活性化し、食欲にも繋がります。
食事を介護者が口に持っていく場合には、隣に座り、食事をする人の同じ目線であげるようにします。立ったまま口に入れようとすると、顎が上がり、誤嚥に繋がります。
まとめ
介護用の食器の人気商品と、選び方をご紹介しましたいかがでしたでしょうか?食器の形状、素材など、さまざまあり、迷ってしまいがちですが、それは様々な状態にも対応できるものがあるということでもあります。
使用する人の身になって、その人の状況に合わせて探すことで、今まで使いにくく、食事をこぼしがちだった人も食事をすくいやすくなったり、口に運びやすくなる場合もあります。上手に食事ができるようになれば、自立の気持ちも高まり、自信にもつながります。ぜひ、介護用食器を利用しる人に合わせて選んでみてくださいね。