オシャレな家具や小物を揃えることで、自宅の印象をガラリと変えることができます。食卓の場合、テーブルランナーがその大きな役割を担っています。テーブルランナーを1枚敷くだけで食卓の雰囲気が大きく変わるため、オシャレなインテリアを作る時には積極的に取り入れたいアイテムです。
特に来客時やパーティーの際、クリスマスなど季節の食事シーンなどでは雰囲気作りに活躍してくれ、持っていると便利なアイテムです。テーブルランナーの選び方や人気の商品をチェックしてみましょう!
テーブルランナーの選び方
テーブルランナーを買いたい時に基準となるのは、どのようなポイントでしょうか?色や柄など、パッと見た印象だけでなく、いくつかの視点で商品をチェックすれば、使い勝手の良い好みのものが探せます。チェック項目を確認しておきましょう。
テーブルランナーのサイズはどのくらい?
テーブルランナーとは、テーブルの内側におさまるテーブルセンターとは異なり、両端がテーブルの端よりも長く、下に垂れ下がっているのが特徴です。垂れの部分が長すぎるとイスに座る時に引っかかって、テーブルの上の食器がひっくり返ってしまったり、小さな子どもがいる家庭では子どもが端を引っ張ってしまう危険もあります。
テーブルランナーはテーブルの縦(端から端までが長い方の向き)の両端より20~30cm程度長く垂れ下がっている長さがキレイです。テーブルランナーを購入するときには、まずテーブルの長さを計り、+40~60cm程度長めのものを選びましょう。
色の合わせ方
テーブルランナーにはたくさんの色の商品があり、見ているだけでも楽しいものです。テーブルランナーだけを見ていると、単純に好みの色を選んでしまいがちです。しかし、テーブルランナーはテーブルや食器と合わせて使うものなので、それらとの色合わせを考えながら選ぶことが基本になります。
色合わせも選ぶ方の好みが反映されがちです。好みで合わせるとマンネリになりがちなので、意外に素敵な色合わせがないかなど、テーブルコーディネートについて書かれた雑誌やインターネットサイトの画像を見て参考にしてみても良いでしょう。
季節に合わせた色合わせ
季節に応じてテーブルランナーを敷き替え、季節に合った色を取り入れてみましょう。春は柔らかなパステルカラー、夏は涼し気な寒色系、秋はアースカラー、冬は温かみを感じるような暖色系が基本になります。素材感やその季節に合った柄を取り入れるのもおすすめです。
インテリアや小物に合わせた色合わせ
テーブルランナーの色を考える時は、ついテーブルランナーの下になるテーブルの色を意識しがちです。もちろん、テーブルとの色合わせは非常に重要ですが、そればかりではありません。
テーブルランナーは部屋の中では、比較的使う布面積が広めになるため、インテリアのイメージと色が合っていないと、部屋全体のまとまりがなくなってしまいます。インテリアのメインとなるカラーを確かめて、それに合う色のテーブルランナーを選んでみましょう。部屋のアクセントとなる絵画や家具がある場合は、それらとの色バランスを考えてみても良いでしょう。
デザイン・柄を選ぶ
テーブルランナー選びで楽しいポイントの1つといえば、柄やデザイン選びがあります。
柄
大振りな柄が入っている場合や、色の濃い柄が入っている場合は、テーブルランナーそのものがインテリアとして存在感を持ちます。テーブルランナーはあくまで演出道具であって脇役にしたいという場合は、無地や無地に近いような柄、大振りの柄でも色が薄いものなどを選ぶと良いでしょう。季節に合わせた柄があると、部屋の雰囲気がアップしますが、使用できる期間が限られるというデメリットもあります。
柄はプリントだけでなく、織り方による柄、使用している糸の太さによって柄のように浮き出るもの、レースやカッティングなどの種類があります。
デザイン
テーブルランナーのデザインといえば、ランナーの両端に特徴があります。全体がスクエア型、つまり、両端がストレートにカットされているものもあれば、両端が三角になるようにカットされているものもあります。レースなどは、編み方によって雲形のように丸くなっているものや、モチーフが繋がっているものあります。端にタッセルが付いているもの、フリンジが付いているものもあり、イメージする雰囲気に合うものを選びましょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
テーブルランナーは素材によってお手入れのしやすさが異なります。布製、PVC樹脂などのビニール製がよく使われる素材です。
布製
布製は吸水性に優れているため、液体をこぼした時に吸い込み、汚れてしまいがちです。布製のものを選ぶ場合は、自宅で洗えるものにしておくと、汚れても衛生的に使えて便利です。洗える布製のテーブルランナーを選ぶ時は、洗ったあとにしっかりと乾燥させておくことが大切です。湿気たままにしておくとカビが生えることがあるため気をつけましょう。特に2枚仕立ての商品は乾きにくいので要注意です。
洗濯機で洗えるもの、手洗いのもの、お湯の温度など同じ布製でも繊維の種類や仕立ての違いで扱いがこと異なるため、洗濯絵表示や説明書をしっかり読んでおきましょう。
ビニール製
ビニール製のものは、布製よりも安っぽい見た目になってしまいがちですが、布製よりもお手入れのしやすい場合が多いものです。液体を吸い込むことがないため、飲み物をこぼした時はふき取るだけでOKです。汚れにも強く、お湯や水で丸洗いできるため便利です。乾燥も早く、カビの心配もいりません。お湯の温度が高すぎると変形するため注意しましょう。
ビニール製のものは簡単にハサミでカットできるため、不要な部分を切り取り、敷きたい部分にちょうど合う大きさに作り替えられる点も魅力です。
テーブルランナー人気おすすめ商品TOP10
テーブルランナーは食卓だけでなく、家中のさまざまなところで印象を手軽に変えられる便利なアイテムです。イメージに合った商品を探すためには、たくさんの商品を見て情報をチェックすることをおすすめします。インターネット通販サイトで人気の商品にはどのような特徴があるのでしょうか?実際の使用者の口コミと一緒にまとめたのでご紹介します。
(サム ホーム)Sames home スタンダードタイプエレガントな柄レース刺繍テーブルランナーストリップタッセル 150
手編みのナチュラルレースを使用した優雅な印象のテーブルランナーです。敷くだけで柔らかな女性らしい雰囲気を作ってくれます。両サイドにタッセルが付いているため高級感もあります。ティータイムに取り入れたいテーブルランナーです。
リズミカルなレース刺繍が華やかで、お花や洋食器と相性が良い商品です。カラーは清潔感のある白なので、どんなカラーのテーブルや食器ともなじみやすく、使いやすさは抜群です。テーブルランナーの巾は30cmで、長さは70~250cmまで6パターンあり、テーブルに合わせた長さが選びやすいのも魅力です。
桜の雪 上品 刺繍 透かし彫り優雅 花柄 テーブルランナー ティーテーブル カバー テレビキャビネット 飾り物 (40*193cm)
個性的な赤が印象的なテーブルセンターです。光沢のある厚手の刺繍で高級感があります。個性的なテーブルセンターを探している方におすすめです。赤いテーブルランナーは存在感がありますが、両端が三角に仕上げられているため軽やかさも感じられる商品です。
白いテーブルに合わせると北欧風になり、黒いテーブルと合わせると現代的で都会的な印象になります。茶色や木材のテーブルと合わせるとアジアンテイストになるなど、敷く場所によってさまざまに表情が変わる点がこの商品の面白いところです。サイズは、40cm巾で長さは119~193cmの3パターンから選べます。
おしゃれ テーブル ランナー 空間 モダン インテリア リビング おもてなし アジアン ラグ 刺繍 カバー リネン 寝室 ベッド クロス 北欧 タッセル 付き (180×33cm, ゴールド)
嫌みのない上品なゴールドで、敷くだけで高級感のある雰囲気作りに役立ちます。2枚仕立てなので程よい厚みがあり、敷いた時に安定感を感じさせます。明るいゴールドなので部屋の印象も明るくなります。ゴールドは何色とも相性が良いため、テーブルや室内のインテリアの種類を選ばずに使えます。
商品の大きさは、33cm巾×180cm長さの1サイズのみになるため、敷きたい場所の大きさをきちんと計っておくことをおすすめします。両サイドにもゴールドで統一されたタッセルが付いています。
はっ水加工 テーブルランナー 180cm x 32cm (山形,ダークブラウン地に透かしアラベスク柄)
2枚仕立てで裏表両面使える便利なテーブルランナーです。撥水加工が施されているため、水濡れや汚れにも強いため、デイリーユースでも安心して使えます。40度のお湯で洗えるため、清潔に使えるところも魅力です。色柄が豊富で、上品な雰囲気にしたい方はアラベスク柄、華やかな雰囲気にはローズ柄がおすすめです。
テーブルランナーは1種類ではなく幅のスリムなものもあり、持っているテーブルや飾りたい場所の広さに合わせて選べます。シリーズでランチョンマットやティーマットなどもあるため、セットで揃えると統一感が出て食卓がますます華やぎます。
東和産業 テーブルランナー DECOOR インテリアシート レーシー ナチュラル
EVA樹脂製のため撥水性にすぐれ丈夫です。ビニール製は安っぽくなりがちですが、レース調のカッティングが細かいため、上品な雰囲気に仕上がります。はさみで簡単にカットできるため、好きな長さにカットするのはもちろん、必要なレースの柄だけ切り取ることもでき、花瓶敷きやコースターなどにカスタマイズできるところもおすすめです。
布製のテーブルランナーは敷いた時にズレやすく、小さな子どもがいる家庭では食器が割れるなどでケガの心配が付きものですが、EVA樹脂製は摩擦力が強く、テーブルの上で滑りにくいためおすすめです。カラーはナチュラル(ホワイト)、オーブ(紫)、アザレ(ピンク)、クールブラックの4色から選べます。サイズは巾約40、長さは180cmあります。
fabrizm 日本製 テーブルランナー 40×150cm むら糸 あかね 1447-rd
むら糸で作られたかすり模様が上品で、来客用にもデイリーユースにも使えます。糸の太さが均一でないため、無地調ですが立体感を感じられ、高級感があります。無地のお皿とも柄のお皿とも相性が良く、和洋問わず使えるとことも魅力です。
綿素材のため汚れた時は、家庭用の洗濯機で洗えるところもお手入れしやすくて便利です。リバーシブルで使えば長く使えてお得感も味わえます。生地、縫製、検品、発送のすべてを国内で行うこだわりの詰まった商品です。初めてテーブルライナーを購入しようとする方にもおすすめしたい基本となる1枚です。
U’Artlines ランチョンマット テーブルランナー 撥水 防汚 断熱 丸洗いOK お手入れ簡単 食卓飾り 雰囲気 家庭 レストラン用 (コーヒー色 テーブルランナー×1枚)
PVC製のため水や汚れに強いため、日常使いできるテーブルランナーを探している方におすすめです。PVC素材は布製に比べて安っぽい見た目になってしまいがちですが、落ち着いたカラーが上品さを演出するため高級感が感じられるところがポイントです。
布のように水を吸い込まないため、洗ったあともすぐに乾き、生乾きの臭いやカビの心配がいりません。両端はまっすぐにカットされており、合わせるインテリアや食器によってカジュアルな印象に仕上げることもできます。大きさは30巾×180cm長さ。
Cleib ヘリンボーン柄 撥水加工 テーブルランナー 約25x230cm ワイン FS006
落ち着きのあるヘリンボーン柄が高級感を醸し出し、自宅にいながらレストランのような雰囲気が作れます。両サイドに縫い込まれたタッセルも10cmとたっぷりと長さが取られているため、上品に仕上がります。
明るいベージュから落ち着きのあるワインやブラウンまで、豊富なカラー展開が魅力です。ヘリンボーン柄なので、無地では物足りないけれど派手な柄物では落ち着かないという方におすすめです。食器との合わせ方でシンプルにもモダンにも変化するため、使い勝手が良く1枚あると便利です。撥水加工済、洗濯機の弱水流で洗える点も魅力です。
U’Artlines 1枚セット テーブルランナー 新グリッド 撥水 防汚 断熱 丸洗いOK お手入れ簡単 食卓飾り 華やか 雰囲気 PVC製 家庭 レストラン用 (テーブルランナー, コーヒー色)
パッと見るとPVC製とは気がつかないような織り柄のようなデザインが魅力の商品です。丈夫で軽く、お手入れも簡単なので、扱いやすいテーブルランナーを探している方にピッタリです。撥水性が高く、汚れてもサッと拭いたり、水洗いができるため衛生的に使えます。食べこぼしの多い小さな子供がいる家庭にもおすすめです。
シンプルなデザインなので、洋食器、和食器ともに似合うのも使い勝手が良いでしょう。カラーも豊富で5色の中から選べます。折り目が付いてしまった場合は、少し離し気味でドライヤーで温風を当てて温めると戻しやすくなります。サイズは30巾×180cm長さ。
U’Artlines テーブルランナー 1枚セット 食卓飾り プレースマット お食事マット レストラン用 撥水防汚断熱 丸洗いOK 滑り止め PVC製 スタイリッシュ典雅 (レッド)
PVC製でシンプルなテーブルランナーは、1つあると非常に便利です。食器の色や柄が映えるだけでなく、料理やインテリアの和洋も問わない汎用性の高さが人気の秘密です。布製に比べて滑りにくいため、小さな子どもや高齢者がいる家庭でも安心して使えます。
カラー展開は鮮やかなブルーからブラウンまで幅広いカラーが揃う5色展開。丸めて保管もできるため、シーンに合わせて何色か取り揃えておくと便利です。サイズは巾30cm長さ180cmのワンサイズのみ。
テーブルランナーの効果的な使い方
テーブルランナーは敷くだけでオシャレな空間を作ることができますが、よりオシャレに使いこなすにはポイントがあるのでチェックしてみましょう。
テーブルランナーのサイズが与える印象を考える
テーブルランナーは、テーブルランナーそのものの大きさやテーブルとのバランス、敷く向きによって与える印象が異なります。特に巾は印象を左右する大切な要素です。
スタンダードなタイプ
基本は「テーブルランナーの選び方」で前述したように、テーブルの縦方向(端から端までが長い方の向き)にテーブルランナーを掛け、テーブルの両端より20~30cm程度長めになるように敷きます。テーブルランナーの巾は30~40cm程度です。
ブリッジタイプ
スタンダードなタイプがテーブルランナーをテーブルの縦方向に敷くのに対し、ブリッジランナーは、横方向(端から端までが短い方の向き)に掛けます。向かい合う人同士に橋を架けるようにテーブルランナーを敷いたり、テーブルのアクセントとしてテーブルの中央部に敷いて使います。巾が40cm~長さは130cm程度のものはブリッジランナーとして敷くとオシャレにまとまります。
ブリッジランナーをスタンダードなタイプのように縦方向に敷くと、テーブルセンターとして使うこともできます。
巾細タイプ
テーブルランナーの巾が20~25cm程度の巾細タイプは、幅があまりないテーブルにも使えるため人気があります。幅の広いテーブルにあえて巾の細いテーブルランナーを敷くことで、テーブル全体が引き締まって見えます。スタイリッシュに仕上げたい時におすすめです。
巾広タイプ
巾が40cm~ある広めのテーブルランナーは、テーブルクロス感覚で使うことができます。布地の面積が大きくなる分、色や柄選びにこだわりましょう。
テーブルクロスとの合わせ方
テーブルランナーを敷く時、直接テーブルの上に敷くのか、テーブルクロスを1枚敷いてその上にテーブルランナーを敷くのかによっても印象が変化します。
テーブルクロスを先に敷き、その上にテーブルランナーを敷くとより丁寧な印象になるため来客時におすすめです。テーブルクロスとテーブルランナーを同系色にすると失敗が少ないでしょう。テーブルランナーを使い慣れている上級者は、より斬新な色合わせに挑戦してみてはいかがでしょうか?
カジュアルな演出をしたい場合には、テーブルの上に直接テーブルランナーを敷くと良いでしょう。テーブルクロスを敷く場合同様、机との色合わせがポイントになります。
テーブル以外でも使いこなそう
テーブルランナーは基本的にはテーブルに敷いて使うものですが、使い方はそればかりではありません。飾り棚に敷いたり、玄関の下駄箱の上、テレビボードに敷くなど場所によって色柄を使い分けて楽しむ方法もあります。テーブル以外で使う場合は、季節の色柄を取り入れると室内の雰囲気がアップします。
汚れてしまい、来客用に使えなくなってしまったお気に入りのテーブルランナーは、汚れた部分をカットして、ティーマットやランチョンマット、コースターとして作り替えるのもおすすめです。
まとめ
オシャレなインテリアには欠かせないテーブルランナー。色柄だけで選んでしまいがちですが、テーブルや合わせる小物とのバランス、素材、季節感、メンテナンス方法など、選ぶ際にポイントにしたい項目はたくさんあります。印象の異なるテーブルランナーをいくつかストックしておき、シーンに合わせて使い分けるようにすると便利です。ぜひ、心地よい空間作りのためにテーブルランナーを取り入れてみてください!