パーティなどでのおもてなしとして、ワインなどのお酒を飲むときのつまみとして、また、小腹がすいた時のおやつとしてなど、様々なシーンで食べられるチーズ。
豊富な種類や独特のうま味と風味で、マニアが存在するほどファンが多い食べ物です。
チーズカッターは、主に柔らかなチーズをカットするために使われる、チーズ専用のキッチンツール。チーズをカットするためだけの道具なので、必要がないようにも感じますが、実はあるととても便利に使うことができるアイテムです。
ここでは、チーズカッターをはじめとしたチーズに関連する小物の基礎知識と、人気のチーズカッターについてランキング形式でご紹介していきましょう。
チーズカッターの選び方
チーズカッターを選ぼうとお店に行くと、様々な種類があり、最適なものを見つけるのが難しいですよね。ここでは、チーズカッターについて、その選び方のポイントをご紹介していきましょう。
チーズをカットする道具の種類を知ろう
チーズをカットするための道具には、様々な種類があります。チーズカッターの定義は特に定まったものがなく、チーズナイフやスライサーにチーズカッターと名前がついて販売されているものもあります。
まずは、チーズ専用の道具についての基礎知識をご紹介します。
チーズカッター
ワイヤーやピアノ線などの細長い線でチーズをカットする道具です。100円均一のお店で売っているものから、ヨーロッパなどチーズの本場で使われている本格的な仕様のものまで幅広く、比較的リーズナブルに手に入ります。
日本の櫛のような形をしたものや、台に付けられたワイヤー付きのハンドルを下ろすことで裁断機のようにカットするもの、真上からワイヤーを下ろし押し込むようにチーズを切るギロチンなどがチーズカッターとして分類されます。
柔らかなチーズをカットするのに適しており、硬いものを切るとワイヤーやピアノ線が破損することがあるので注意が必要です。
チーズナイフ
チーズナイフは、ミニ包丁のような形状で持ちやすく、ハードチーズなど硬いものから柔らかなものまで、様々なチーズに対応します。
刃の側面に穴が開いているものは、クリームチーズなどのソフトなチーズがナイフにくっついてしまうのを防ぐ便利なデザイン。先端のとがったパルミジャーノナイフは、ハードチーズを細かく砕くのに重宝します。ナイフの先がピックのようになっているものは、カットしたチーズに刺してプレートに移す時に便利です。
スライサー
チーズを薄くスライスするための専用器具です。野菜の皮をむくピーラーのような形状のものやナイフのようになったものなど、スライサーと名は付いていても、商品によって形の特徴が異なります。
他にスイスのテット・ド・モワンヌというチーズをカットするための「ジロール」という専用のものがあります。チーズを薄く削るようにスライスすることで、花びらのような見た目が実現し、見た目の華やかさとおいしさの両方を叶えます。
グレーター
チーズをおろすための器具です。よく、イタリアンのお店などでピザやパスタの上におろしたチーズをのせるパフォーマンスを見かけることがありますよね。その時に使われているのが、グレーターです。
細かく削ることで香りが広がり、風味や味を存分に感じることができます。
お手入れの簡単なステンレス製が便利
チーズカッターは、錆びにくく特別なお手入れの要らないステンレス製のものが便利です。
油分の多いチーズを切った時には、食器洗い用洗剤でさっと洗うだけでOK。汚れの少ない時には、柔らかな布で拭くだけで大丈夫なので、メンテナンスに手間をかけたくないという人におすすめです。
サイズで選ぶ
櫛型のチーズカッターは、手のひらに収まる小さめサイズのものがほとんどなので、キッチンが狭いとか、収納するところが少ないという人におすすめです。
裁断機型やギロチン型は、台がある分、置くスペースを確保しなくてはいけません。ただ、安定することや、大きなサイズのチーズをカットすることができるメリットもあるので、収納場所に困っていない人は、使いやすさからこのタイプを選ぶ人が多いです。
チーズカッター人気おすすめ商品TOP5
チーズカッターを購入しようと考えている人に向けて、おすすめの商品をランキングにしてまとめました。各商品の特徴やメリットと共にぜひ参考にしてください。
LA CUCINA(ラ・クッチーナ) ワイヤーチーズカッター
包丁のように握ることができる柄の部分があり、持ちやすいと人気のチーズカッターです。
独自デザインのワイヤーはスクリュー状になっており、クリームチーズや青カビチーズなど、ソフトで型崩れしやすいチーズをきれいにカットすることができます。
カットした断面は、きれいなウェーブ状になり、器やカッティングボードに盛り付けた時の見た目が美しく、お料理が映えます。お手入れが簡単なステンレス製で、面倒なメンテナンスはほぼ不要。キッチンに常備しておきたい便利アイテムです。
[ダルトン] Aluminum cheese slicer R615-760 チーズスライサー チーズカッター
果物や野菜の皮をむくピーラーに似た形状は、初心者の方には特になじみ深く、使いやすいと評判のチーズカッターです。
シャープで洗練されたシンプルなデザインは、おしゃれなキッチンアイテムを多数取り扱うメーカー「ダルトン」ならでは。軽くて耐久性のあるアルミのボディとステンレス製のワイヤーが、ナイフでは切りにくいチーズを簡単に、スムーズにカットしてくれます。力の入れ具合によってスライスする厚みを調整することができるので、お料理や気分に合わせて自分好みにアレンジすることも可能。おつまみやおやつ、トーストやピザのトッピングなど、好きな形で楽しめます。
エムテートリマツ ピアノ線チーズカッター 1750801
ピアノ線が波状になっており、包丁のようにチーズにくっつくことがなく、スムーズにカットすることのできるチーズカッターです。切り口がきれいなので、普段の食卓や大切な人を招いてのパーティに出して、おしゃれにおもてなしをすることができます。
楽に全長120mmとコンパクトなサイズでお子様や女性にも使いやすく、置き場所を取らないので、狭くて収納場所の少ないキッチンにも楽に収めることができる便利な設計。シンプルなデザインと、取り扱いの楽なスチール製が人気です。
Anself ステンレス鋼 チーズスライサー バターケーキ ナイフ キッチン 料理切削工具
ワイヤーの付いたレバーを下ろすことで、簡単にチーズをカットすることのできるスライサー。さび付きにくく丈夫なステンレススチール製で、お手入れが簡単なのが嬉しいツールです。
少しの力できれいにカットすることができ、薄くスライスすることも可能なので、パンの上に乗せるためのチーズやハムをカットにも重宝します。ケーキやバターをカットするためのものとしてもおすすめ。多様な使い方をすることができるので、一台あると便利に使い回すことができますよ。
チーズカッター(日本製・ステンレス製)
日本製ならではの精巧な作りで、シンプルながらとても使いやすいと評判の高いチーズカッターです。幅120mm×奥行き40mmと、女性の手にも収まりやすいサイズで、フィット感抜群。カットしたところは波状になり、それほど力を入れなくても、思ったようにチーズをカットすることができるので、一度使ったら病みつきになるという人も。
ある程度硬さのあるチーズからクリームチーズなどのソフトなものまで対応し、バターをカットするための道具として使っている人もいます。
チーズカッターの効果的な使い方
チーズカッターは、使い方によってより効果的に活用することができます。そのアイディアをご紹介しましょう。
チーズ以外のものをカットできる
チーズカッターは、チーズ専用のキッチンツールであるものの、他のものにも応用して使うことができます。
よく使われているのが、バター。ハムやケーキなどのカットや、手作り石鹸を切るために使用する人もいます。
カッティングボードと一緒に使うと便利
チーズをカットする時に便利なのが、木製や大理石製のカッティングボードです。
木製のカッティングボードは、カッターやナイフの刃あたりがソフトで使い心地が良く、プレートとしてそのまま食卓に出すこともできます。
木製のカッティングボードは、素材の違いにより特徴が異なります。チーズをのせるために特におすすめの素材というのはないのですが、抗菌作用のあるヒバ、比較的リーズナブルな価格から手に入るヒノキなどが人気。おしゃれな器代わりに使うのであれば、木目に味のあるオリーブやあたたかみのある風合いが特徴のアカシアがおすすめです。
チーズボードという、チーズをのせるための専用木製ボードもあり、細長い形状で、スライスしたチーズやタパスなどをおしゃれに乗せることができる器として使われています。
大理石のカッティングボードは、チーズがくっつきにくく、カットするときにつぶれないことや型崩れしづらいことで、きれいな形を保ったまま食卓に運ぶことができます。
まとめ
一度使うと、その使いやすさから病みつきになってしまうチーズカッター。「必要ないかも」なんて、購入を躊躇している人こそ、一度手に入れてほしいアイテムです。
チーズカッターだけでなく、チーズをカットするための小物にはたくさんの種類があります。普段からチーズをよく食べるという人は、数種類のチーズ小物を用意しておくのもいいかもしれませんね。
記事を参考にぜひ素敵な商品を見つけてくださいね。