スタイルを維持したいという女性の毎日のボディケア、産後ダイエットのためのものとして定番のウエストニッパー。食事制限やエクササイズに加えて、ウエストニッパーを装着することで、よりメリハリのあるボディラインを作り上げることができます。
女性たちが「美しくありたい」と思う気持ちは、昔から変わることがなく、「アンチエイジング」という言葉がもてはやされる中、日々努力し続ける女性たちはむしろ多くなっているようにも思える昨今。健康的なスタイルキープのために、今、人気のあるウエストニッパーを特集します。
ウエストニッパーの選び方
ウエストニッパーには、色々なバリエーションがあり、ボーンの本数をはじめとした補正機能に特色がある他、ブライダル用、産後用、ダイエット用など目的にも違いがあります。
実際に購入するときに、どのような点に注目したらいいのかについて、主な選び方のポイントを挙げて解説していきましょう。
サイズ選び
ウエストニッパーは、ウエスト周りをきつく締め着けることで、脂肪の定着を防いできれいなボディラインを作るためのもの。美しいスタイルのためにもサイズ選びは重要です。
手のひらが入るくらいが理想
ウエストニッパーは体にタイトにフィットし、人によっては着用感が苦しいと感じる人もいます。理想のサイズは、着用した時に、手のひらがおなかや背中などの隙間にスッと入る程度。それ以上だと緩すぎるし、それ以下だと苦しすぎてきちんとした効果を得ることができなくなります。
締め付けが苦手な人は1~2サイズアップ
極度な締め付けは、血行など体の様々な巡りを妨げてしまうので、例えダイエットのためだとは言え、おすすめできません。ウエストニッパーを着けながら、具合が悪くなってしまうようであれば、本末転倒。ですから、あまりに苦しい場合は、無理をせず、1サイズから2サイズを目安に、少し大きめのものを選ぶようにしましょう。
ボーンやスプリングも、あまりに数が多いと苦しくなるので、締め付けの苦手な人にはボーンのないタイプのものもおすすめです。
サイズを段階調整できるものが便利
ウエストニッパーには、ウエストの周りのサイズをホックの留める位置で調整することができるものが多くあります。
2段階や3段階のものが最も多く、中には、6段階調整ができるものもあり、自分の体形や好みのフィット感、その時の体調に合わせて自由にサイズを変えることができるものが便利です。
デザインで選ぶ
ウエストニッパーは、単にウエストに巻くようなデザインのものだけではなく、ショーツと一体になったものや肩ひも付きなど、様々なデザインがあります。
スタンダード型
腹巻のように、ウエスト周りをぐるりと囲んで締めるタイプ。シンプルで使いやすく、初めてウエストニッパーを買うという人にも挑戦しやすいデザインです。
肩ひも付き型
腕を肩ひもに通して羽織るように着け、ウエストの部分をホックなどで締めるのがこのタイプです。肩ひもが付いていることで安定感があり、動きによってずり上がるなど位置が変わることがないので、安心して着けることができます。
また、バストのサイドを引き上げるようなデザインになっているものが多く、リフトアップニッパーと呼ばれることも。ブラをしていてもなおサイドに流れてしまった脂肪を胸元に寄せることができるため、バストアップ効果も期待できます。
ショーツ一体型
ショーツを履くようにして足を通し、ショーツとウエストニッパーが一体型になっているタイプ。ウエストからヒップにかけて、たるみやすい部分をしっかりとホールドしてくれるため、ボディラインがきれいに見えます。
中には、ブラ、ウエストニッパー、ショーツがすべて一体型となったワンピース水着のようなものもあり、トータルで上半身をきれいに魅せたいという人におすすめ。ワンピースなど、体全体のラインが目立つもののインナーとしてもいいですよ。
ホックの位置の違い
ウエストニッパーには、フロントホック、サイドホック、バックホックと商品によってデザインに特色があります。付けやすいのはフロントホックで、サイドホックやバックホックのものは、一度前で留めてから、くるりと回すようにして整えます。
また、ホックの上からもう一枚生地をかぶせジッパーで留めるというものもあり、補正効果が高いとして人気です。
通気性重視が正解
ウエストニッパーは、体に密着するため、肌と触れている時間が長い下着です。だからこそ、肌触りの良い素材でなければ着け心地が悪く、汗や湿気で蒸れてしまうことで肌荒れを引き起こす原因にもなりかねません。
ウエストニッパーを選ぶ時には、通気性のいいメッシュ素材を使ったものがいいでしょう。特に、春夏など気温や湿度が高い時期には薄手のサラリとした素材のものがおすすめ。肌荒れをしやすい人は、肌に当たる部分の素材がチクチクしないものや、天然素材が使われているものなどを選ぶといいですよ。
目的に合わせて選ぶ
ウエストニッパーは、目的に合わせて選ぶことで、さらなる効果を得ることができます。目的別の選び方のポイントをご紹介していきましょう。
ボディラインをきれいに魅せるために
薄手のカットソーやワンピースなど、体のラインが目立つ洋服を着る時に、より美しいスタイルを演出してくれるのが、ウエストニッパーです。
洋服のインナーとして着る場合には、薄手で、アウターに響かないようなものを選びましょう。ボーンやスプリングがあまりに目立つように入っていると、洋服の上からも凹凸が明らかにわかるので、あまり格好のいいものではありません。
また、白やパステルカラーなど、インナーが透けやすい洋服を着る場合には、ベージュやモカベージュなど、肌なじみのいい色のものがおすすめ。周りにウエストニッパーの存在を気づかせないようにするのは、マナーの一環でもあります。
産後のウエスト引き締めに
出産では、かつてないほど骨盤が開き、産後はすぐにその開いた骨盤を元に戻す必要があります。ですから、しっかりと体やウエストをホールドしてくれるものがおすすめ。ボーンが多めに入っているものなど、補正機能が強力なものを選びましょう。
また、妊娠中は、女性ホルモンの働きにより、赤ちゃんを守るためにおなか周りにたくさんの脂肪が付くので、上半身をしっかりと覆うウエストニッパーがいいでしょう。ショーツと一体型になっているものは、ヒップからアンダーバストまでをしっかりと包んでくれるので、補正効果が高いですよ。
ブライダル下着として
ウェディングドレスやカラードレスは、上半身がぴったりとして、ウエストがくびれたデザインが大半なので、誰もがウエストニッパーなどの補正下着を着用します。ブライダルのための専用補正下着としてつくられたものもあり、ウエストニッパーがブラと一体型になっているものや、それぞれがセパレートになっていて、組み合わせて使うものなどさまざま。
サイズ選びは、いつも通りで大丈夫です。
ただし、結婚式に向けてダイエットを考えている人は特に、体形が変わってしまうと、ウエストニッパーのサイズが合わなくなってしまう可能性があるので、あまりに早い時期から用意することはやめましょう。ドレスの最終フィッティングの時や挙式・披露宴が近づいてきてからでもいいですよ。
ドレスは、それ自体にも締め付けるようにホックやレースなどが付いていることがほとんどなので、着用していて苦しいと感じるものでは、披露宴の中でお酒や食事をしている途中で気分が悪くなってしまうことがあります。
ウエストニッパー選びでは、段階調整が幅広くできるホック付きのものや、生地に伸縮性があるものを選ぶというのも一つのポイントです。
ウエストニッパー人気おすすめ商品TOP10
ウエストニッパーは、それぞれに機能やデザインに特色があり、たくさんの種類があります。なかなか自分一人では決められないという人のために、ここでは、今人気のある商品をピックアップしました。
人気の商品を集めてランキング形式でご紹介していきましょう。各商品の特徴も合わせて参考にしてくださいね。
Hioffer(ハイオフア)コルセット ウエストニッパー 矯正下着 女性用 レディース 産後 腰痛ベルト 骨盤ベルト 骨盤ガードル ダイエット
一見シンプルな腹巻のようにも見えますが、実は、しっかりとしたウエストニッパー。さりげなく、デイリーな下着感覚で装着したいという人におすすめのアイテムです。25cmと長めなので、バストの下からウエストまでをすっぽりと包み、きれいなボディラインを演出します。
少しの厚みがあるしっかりと頼もしい生地で、着けた瞬間から補正されるようなサポート力が心地いいと人気。ウエスト周りの引き締めに役立つだけでなく、姿勢まで自然と正してくれる一石二鳥の効果が嬉しいポイントです。
azalee ウエストニッパー コルセット ダイエット 瞬間くびれ レディース 2カラー
ホックが付いており、体形に合わせて3段階に自由に調整することができる自由度の高さが人気のアイテムです。体調の優れない時には、少し緩めに設定することも可能。また、一番緩いところから始めて、徐々に絞っていくことで、ダイエットによるサイズダウンを実感できるデザインです。
シンプルなデザインと、ブラック、ベージュのベーシックなカラー展開で、アウターに響くことなく、いつもの下着のようにさりげなく着けることが可能。デイリーに使いやすいデザインが、ダイエット継続にも一役買います。
Movwin レディース ウエストニッパー コルセット ダイエット くびれ ベルト ウエスト ベルト コルセット 女性用 人気 通気性 加圧 腰痛 骨盤 矯正下着
フロント部分に4本、背中部分に3本と、合計7本入ったボーンが、メリハリのあるウエストラインとしっかりとしたくびれを実現。三段階で自由に調整することのできるアジャスター付きで、体調や体型に合わせていつでも快適に着けることができます。
バストのすぐ下からヒップの上部までを覆う長さで、これさえつけていれば薄手のカットソーやワンピースを着るのも怖くありません。サポート力と伸縮性に優れた生地を使い、余計な脂肪をしっかりと押さえてくれる頼もしさのあるウエストニッパーです。
ワコール Wacoal パーフェクトシェイプ ウエストニッパー【補正下着 ニッパー】【Bridal_10_ウエストニッパ
日本の下着メーカーとして、多くの女性からの厚い信頼を得ているワコール。普段使いに最適なシンプルデザインで、アウターに響きにくい薄手の構造が多くの女性たちに支持されています。
ブライダル衣裳用のインナーとして、産後の引き締めなど、様々な用途で愛用されており、どんなシーンでも女性のボディラインを美しく演出してくれる強力な味方。ブラジャーやガードルなど、同じシリーズのものと組み合わせて使うことで、より一層の効果を得ることができます。
JCL ウェストニッパー ガードル ショーツ お腹 引き締め ヒップアップ ハイウエスト ボディシェイパー ダイエット コルセット 産後 骨盤ベルト 補正下着
ショーツのように履くタイプで、バストの下までしっかりと覆ってくれることで、上半身の強力なサポートを実現。前後に入った4本のボーンが、すらりとしたスタイルを叶えてくれるウエストニッパーです。
メッシュ状になっているので通気性が良く、余分な脂肪のついただらしない体のラインをしっかりと補正してくれる優れものアイテム。ショーツと一体型になっているので、ウエスト周りに不自然な段差ができず、ワンピースの下に着る補正下着としてもおすすめです。
レース付きウエストニッパー,コルセット ダイエット 女性用コルセット 矯正下着ウエストニッパー レディース ボーン内蔵
スッキリとしたシルエットを作り上げるために欠かせないボーンが内蔵されており、きれいなスタイルを維持するための優れた機能が人気のウエストニッパーです。三段階でサイズを調整することができ、ホックでしっかりと固定されるので、安定して着け心地がいいのがメリット。
フロント部分に施されたジャガードデザインには、高級感が漂い、おしゃれな見た目も叶えました。ウエスト部分のくびれをしっかりとサポートし、背中部分はメッシュ加工で、汗をかきやすい季節でも快適に過ごすことができます。
Hollazilla レディース ウエスト ニッパー コルセット ダイエット ボーン内蔵 レディース 3カラ 7サイズ
XSからXXXLまで7サイズ展開と豊富に揃い、どんな体系の人にでも使いやすい豊富なバリエーションが嬉しいアイテム。体形の変化に合わせて、徐々に小さなサイズに替えていくのも楽しみの一つとなるかもしれません。
気になる下腹部の膨らみや背中に溢れた余分な脂肪まで、アンダーバストからヒップの上部までしっかりとサポートしてくれるので、すっきりとくびれのあるメリハリボディラインを叶えます。ベーシックなブラック、ベージュの他、品のあるパープルの3色展開です。
CtriLady ウエストニッパー コルセット 補正下着 矯正下着 骨盤補正 猫背矯正 レディース 産後 ダイエット用 腰痛サポート お腹引き締め くびれ バストアップ シェイプウエア 通気 伸縮
たるんだ背中や肉付きのいいおなかを何とかしたいと強く願う人にぴったり。他にはない強力なサポート力で、余分な脂肪をしっかりと押さえつけ、美しいボディラインに導いてくれるウエストニッパーです。
内側はホックで締め付け、外側からファスナーでさらに締める二重構造で、普段なら溢れっぱなしのブヨブヨお肉もすっきり。サイズ調整可能な肩ひもでしっかりと位置を固定することができるので、日常の動きでずれるなどの不快感がなく、姿勢まできれいに正してくれます。
Keynis レース付き肩ヒモウエストニッパー・コルセット 矯正下着・ダイエット 6段ホック式 引き締め ウエストニッパー・コルセット 通気性良くて 伸縮性が大き
3段ホックが主流のウエストニッパーですが、こちらは、格段にサイズ調整の自由度が高い6段階。あらゆるサイズの人にマッチし、産後のスタイル補正にも役立ちます。
背中はXラインで引き締めるデザインになっており、姿勢矯正にもおすすめ。ベストを羽織るように、肩ひもの部分に腕を通して着用し、前のホックを留めるだけの簡単デザインです。肩ひもがある分、安定しやすく、脇に流れやすいバストの肉もしっかりとキャッチして収めてくれます。
azalee ウエストニッパー コルセット ダイエット ボーン内蔵 レディース 3カラー
XSからXXXLまで豊富にあるサイズの中から、自分に合ったものを選ぶことができるのが一番の特徴。しっかりとしたホールド感で、スタイルメイクや産後のボディを引き締めるために役立つアイテムです。
特殊なスプリングを4本内蔵し、ふっくらとしたボディラインをタイトに引き締める抜群のホールド感に定評のあるデザイン。3段階に調整することのできるホックが、自身の体形に合わせてジャストフィットし、楽な着け心地でありながらしっかりとくびれを作ってくれます。
ウエストニッパーの効果的な使い方
ウエストニッパーは、単におなか周りに着けるだけではなく、着け方や活用の仕方でさらに効果的にスタイルをきれいに見せてくれます。ウエストニッパーの効果的な使い方についてご紹介していきましょう。
ウエストニッパーの正しい着け方
ウエストニッパーを着ける時は、楽な姿勢で着けるようにしましょう。前で中心を合わせ、正しい位置にあることを確認してから、いよいよホックやジッパーを留めていきます。
ホックの場合、下から順に留めていき、余分な脂肪をバストの方に引き上げるようにしながら進めます。全て留め終えたら、上に寄ってきた脂肪をバストのカップの中に引き入れ、ウエストとバストの両方でボディメイクをします。ショーツと一体型になっているものは、まずヒップから脂肪を寄せ、徐々に上に引き上げるようにしていきます。
ウエストニッパーの周りに段差ができているようであれば、その余分な脂肪はできるだけ上に引き上げ、最終的にはバスト近くまで持ってくるようにするときれいに着けることができますよ。
「苦しくないか」「補正下着の外や中で段差ができていないか」「正しい位置に装着しているか」をチェックすれば完成です。
試着が可能なら試すのがおすすめ
ウエストニッパーには、洋服のサイズのようにSサイズ、Mサイズなどの表記がありますが、それぞれのメーカーによってサイズ感には若干の違いがあります。例えば、普段の洋服Sサイズなのに、同じように購入したらきつすぎてホックが閉まらなかったなどということは頻繁に起こること。
そこで、試着ができるのであれば、出来るだけ試してみましょう。補正下着は、ホールド感が強い分、体に合っていないと苦しくて心地の悪いものになってしまうので、フィット感を確かめるというのは大切なことです。下着専門店に行けば、洋服や下着の上などから試着させてもらえるのがほとんどなので、ぜひ試してみて下さい。
まとめ
スタイルに自信を持つことができると、日々の過ごし方やおしゃれにも楽しみが増えますよね。女性にとって、きれいなスタイルはモチベーションアップにもつながる大切なこと。ウエストニッパーは、女性たちの輝ける日々をサポートしてくれる存在です。
たくさんの種類をご紹介しましたが、選び方のポイントなどを参考に、最適なウエストニッパーを見つけて、ダイエットや「美スタイル」の演出に役立ててくださいね。