かりんとうといえば、なんだか昔のお菓子のイメージがありませんか?茶色い黒糖の、素朴なお菓子を思い浮かべますよね。しかし、最近かりんとうは昔のイメージからすこし変わっています。味だけで何種類もあるんです。
「かりんとうを普段なかなか食べないしなあ」と思うかもしれませんが、種類がある分、自分好みの味が見つかりやすいお菓子です。今回は人気のかりんとうの選び方や、おすすめの食べ方をご紹介します。
かりんとうの選び方
かりんとうがどんなお菓子なのか、どうやって選べばいいのか、よく分からないという人も多いのではないでしょうか?かりんとうは、味覚の好みに左右されやすいお菓子です。自分の好きな味が見つかる選び方から、かりんとうの原材料まで、解説します。
かりんとうは味とカロリーが決め手!5つの選び方
たくさん種類があり選ぶのも難しいかりんとう。悩んだときは、次の5つのポイントをチェックしてみてください。
かりんとうの味はなんと50種類以上!
かりんとうといえば、黒糖の入った甘い味を想像していませんか?もちろんスタンダードな味もありますが、最近は洋風の味も販売されています。
メーカーやブランドによっては、なんと50種類以上販売しているところもあります!味の種類はかなり幅広いです。同じ和風のゴマや梅、洋風であれば抹茶やキャラメル、おつまみ系であればクリームチーズやわさびといった、どんな好みにも合いそうな味が販売されています。
かりんとうがここまで変わっているなんて、驚きですよね。種類が多いので、まずは好きな味から選ぶと、自分の口に合いやすいでしょう。
かりんとうの固さも好みが分かれる
かりんとうといえば、サクッとした噛み応えのあるお菓子でした。しかし、今かりんとうは、固いものからやわらかいものまでたくさんあります。好みや年代によって、選ぶものも変わってきます。
例えば、固さのちがいによって、それぞれ特徴があります。
・硬いものはサクッとした噛み応えがあります。噛めば噛むほど、素材の甘みやうまみが口にひろがりやすいです。また噛む回数が増えることで、ストレス発散や、満腹感を感じることもできるでしょう。ダイエット中の女性の、食べすぎ防止のお菓子としておすすめです。
・やわらかいものはふんわりとやわらかくて、食べやすいです。お子さんや、噛む力が弱まってきたお年寄りでも食べやすくて、おすすめです。
若い女性であれば固いかりんとうが向いています。お子さんと食べるときや、お年寄りにプレゼントするときはやわらかいかりんとうの方が、安心でしょう。
かりんとうは内容量にも注目しよう
かりんとうは、小麦粉に砂糖と水を混ぜて、作られています。そのため、一度開封すると、湿気やすくなるものが多いです。
なぜならば、砂糖が入っているからです。砂糖の水分が乾燥すると、パサパサになります。砂糖のフタを開けっ放しにして、かたまってしまった経験はありませんか?かりんとうも同じ原理で、湿気てしまいます。 一袋買って、途中まで食べて置いておくと、数日後には湿気てしまうことも……。
そのため、3日前後で食べきれるくらいの量(100gくらい)がおすすめです。おいしい食感のままで食べられるでしょう。
かりんとうは和菓子のブランドで選ぶのもあり
かりんとうは和菓子屋さんでも売られていることがあります。ブランドやお店で選ぶと買い物の失敗が少ないでしょう。
老舗の和菓子屋さんは、歴史と人気があるので、味にもこだわっているところが多いです。そのため、老舗店や人気店などブランドで買うのもひとつの選び方です。
最近のかりんとうはおしゃれ!見た目も大切
最近、おしゃれなかりんとうも販売されています。プレゼントやお土産として買う人は、見た目で選ぶとよいでしょう。
和紙のような袋に入れられていたり、イラストが書いてあったりと、見てて飽きないくらい楽しいものが多いです。かりんとう自体の見た目も、かわいい色付きのものがたくさんあるので、見た目で選ぶのもおすすめです。
かりんとうの原材料は「小麦粉・水・砂糖」
かりんとうの原材料は、小麦粉・水・砂糖(蜜)がメインの和菓子です。小麦粉を砂糖や水、食塩などと練りあわせて棒状にしたものを、植物油であげます。そして、黒砂糖や白砂糖で作った蜜を絡めると、かりんとうの完成です。
和菓子の中でも、やや高カロリーです。小麦粉(糖質)が主材料で、そこに砂糖や蜜を絡めているので、どうしてもカロリーが高くなりがちです。100gで500kcalほどはあるでしょう。
そのため、ダイエット中のカロリーが気になる女性は、シンプルな和風味(ゴマなど)がおすすめです。キャラメルといった洋風のかりんとうよりもカロリーは低いと言われているので、安心でしょう。
ダイエット中の「どうしても甘いものが食べたい!」という気持ちも、甘みのあるかりんとうを食べればおさまりますよ。
かりんとう人気おすすめ商品TOP10
かりんとうは、味の好みや、カロリーで選ぶのがおすすめです。選び方を参考にしながら、おすすめの10商品をご紹介します。
おばあちゃんのうの花揚げ カリカリかりんとう 【黒砂糖】 1ケース(12袋入)
株式会社まるもが販売する、おばあちゃんのうの花揚げカリカリかりんとうシリーズ。おからと小麦粉を混ぜた生地が使われているので、素朴でヘルシーな味です。黒砂糖は。160gで489kcal、こちらは12袋入っています。
おからと小麦粉を混ぜて作られているため、他のかりんとうよりも炭水化物は少なくて、ヘルシーです。味も素朴なので、ダイエット中のおやつにぴったりでしょう。黒砂糖はシリーズの中でもいちばんカロリーが低く、でも砂糖が入っているので、ほんのり甘めの味のようです。
ミヤト製菓 鬼平糖 巾着袋入り
ミヤト製菓は、大正14年からかりんとうやふ菓子といった、昔ながらのお菓子を製造・販売している会社です。ミヤト製菓の鬼平糖かりんとう、スーパーなどで見かけたことのある方も多いのではないでしょうか?イメージ通りの、茶色くて甘いかりんとうです。
ミヤト製薬のかりんとうは、お米の油が使われています。油であげた小麦粉に、黒糖・和三盆糖・落花生・白蜜・ハチミツで味付けをしており、創業から味は変わっていないと、公式サイトで言われています。
見た目も、いままでのイメージのかりんとうそのものです。ひとつひとつが大きいので、しっかりと噛み応えだけでなく、食べ応えも感じられそうです。すこし食べるだけでも満腹になりますよ。巾着袋なので、湿気にくく長持ちするとも言われています。
ミヤト製菓 鬼平糖 巾着袋入りの口コミ評判
このかりんとう、美味しいです。甘すぎず、固すぎずサクサク食べれます。一個一個のサイズが大きいですけどね。
一目見てビビッときて買いましたがアタリでした。外人から見たら多分クレイジーな見た目とサイズかも知れませんが味はバツグンです。もし見かけたら一度ご賞味あれ。
牛乳かりんとう 125g サンコー
安心安全なお菓子を提供するサンコーの牛乳かりんとうです。
原材料は非常にシンプルなので、お子さんのおやつにもオススメ。国産の小麦粉を使用し、なんと牛乳だけで練り上げるというこだわりいっぱいの牛乳かりんとうは、ほどよい甘さとまろやかな味わいが口コミでも高評価されているようですね。
砂糖には三温糖を使用して、コクのある優しい風味に仕上げたかりんとう。普段づかいのお菓子にピッタリですね。
◆まるも◆ おばあちゃんのうの花揚げカリカリかりんとう(しょうゆ) 150g
おばあちゃんのうの花揚げカリカリかりんとうの、しょうゆ味です。しょうゆ味は、黒砂糖などのほかの味より、さらに和風の味が強まるようです。しょうゆ味は、150gで495kcalです。
カリカリかりんとうは、噛み応えがあります。というのも、「現代の子どもたちはやわらかい食事が多くて、アゴが弱っている」ということから、アゴを強くするために、歯ごたえを重視して作られたようです。お子さんやお年寄りのおやつとしてもおすすめでしょう。
カリカリかりんとう天然塩/160g
カリカリかりんとうシリーズの中でも、いちばんシンプルな味の天然塩です。塩は160gで500kcalとなっています。
「甘いものが苦手」という方には、この天然塩味がおすすめです。塩っけのきいた、おせんべいのような味わいなので、甘いものが苦手な方でもパクパクと食べられます。お茶と一緒に食べると、ホッと一息つける味でしょう。
ただし、塩分も摂りすぎは禁物です。食事制限のあるお年寄りの方などは、塩分量に注意しながら食べてくださいね。
◆まるも◆ おばあちゃんのうの花揚げ カリカリかりんとう(黒胡麻) 160g
先ほどと同じく、カリカリかりんとうシリーズの、黒胡麻味です。160gで500kcalあります。
黒胡麻はさっぱりとした味ではありますが、塩味などほど素朴すぎず、しっかりと味は感じられます。また、他の味よりもタンパク質が豊富に含まれています。例えば、先ほどの天然塩であれば、タンパク質は6.2gですが、黒胡麻は69.2g含まれています。
ダイエット中、タンパク質は不足しがちと言われています。そのため、栄養を補う効果も期待できるので、ダイエット中のおやつとして、黒胡麻味はおすすめです。
ただし、ネットで購入された場合は送料がかかります。商品代が約400円と安いので、近くのお店で扱っているときがお得かもしれませんね。
かりんとう りぼん 110g
りぼんのような形がめずらしいかりんとう「りぼん」は、宮本製菓が作っているかりんとうです。「食べた人が笑顔になれる商品を」というコンセプトのもとに、さまざまな味のかりんとうを作られています。
かりんとう「りぼん」は、砂糖を使わずにビートグラニュー糖などが使われています。そのため、甘みは控えめでさっぱりとしています。食感もあっさりしているため、クッキーのようなかりんとうです。
砂糖が使われていない分、糖質もおさえられています。ダイエット中の女性がパクパクと食べても、罪悪感を感じなくて済むかりんとうでしょう。110gとほかのかりんとうよりも1袋の量がすくないので、食べ過ぎも防止できそうですね。
◆まるも◆ おばあちゃんのうの花揚げ カリカリかりんとう(黒砂糖) 160g
カリカリかりんとうシリーズの、黒砂糖味です。黒砂糖味は、489kcalと、すこし低めのカロリーです。砂糖が入っているのでほんのりと甘く、でもカロリーはかりんとうの中では低めなので、ダイエット中の女性には嬉しいですね。1つ400円以内と、安いのも気軽に買えて、嬉しいですね。
ただし、こちらの商品はネットで購入する場合、送料がかかります。かりんとうの値段に対して送料の方が高くなってしまうときは、お店で買う方が料金は安いかもしれません。
ROYCE'(ロイズ) かりんとうチョコレート
チョコレートやポテトチップスで有名な、ロイズ。特に、北海道へ旅行に行くと買う方も多いのではないでしょうか?ロイズもかりんとうを販売していて、ロイズらしいチョコレート味となっています。
ロイズのかりんとうのチョコレートには、沖縄産100%の黒糖が使われています。黒糖の甘さと、チョコレートの苦味がほどよく混ざっています。でもシンプルで、一度食べはじめるととまらないくらい食べやすい味のようです。
いつもロイズをお土産に買う方は、かりんとうに変えてみるのもきっと喜ばれますよ。
サンコー 国産野菜のかりんとう 20g×4袋
サンコーの国産野菜のかりんとうは、密に4種類の野菜が混ぜられています。100gあたり、487kcalで、一袋20gのものが4つセットで販売されています。
野菜はにんじん・ほうれん草・玉ねぎ・ごぼうの4つで、野菜を混ぜた蜜を、揚げた小麦粉にかけています。野菜が入っている蜜のため、甘すぎないあっさりとした味に仕上がっているようです。しつこくない味なので、どんどん食べられそうですね。
また、20gずつ小分けの袋に入っているのも、ダイエット中の女性には嬉しいポイントです。ひとつひとつ分かれているので食べ過ぎを防げますし、湿気てしまうこともありません。毎日のおやつとして、おすすめです。
かりんとうの効果的な使い方
味をきちんと選べば、ダイエット中のおやつとしても食べられるかりんとう。どのようにして食べるのが、おすすめでしょうか?
かりんとうをおやつとして食べると、ダイエット効果があるかも
かりんとうは、ダイエット中のおやつとして食べるとよいでしょう。
硬いかりんとうは、噛み応えがあります。そのため、自然と噛む回数が多くなります。よく噛むと、満腹感を感じやすくなると言われています。そのため、よく噛むことで満腹中枢が刺激され、ごはんの食べ過ぎを防ぐことができるかもしれません。
また、噛むことでアゴの筋肉が使われて、小顔効果も期待できると言われています。
かりんとうは15時までに食べた方が安心?
かりんとうはダイエット中のおやつとしておすすめですが、なるべく15時までには食べた方がよさそうです。
かりんとうは、小麦粉がメインの材料で、さらに砂糖や蜜がかけられています。商品によっては糖質を多く含んでいるので、ややカロリーは高くなりがちです。夜に食べると、かりんとうの糖質を消化できないまま就寝することになります。寝るだけでは多くのカロリーを消費できないと言われているので、糖質が脂肪になってしまう可能性があります。
そのため、かりんとうを食べるなら15時頃までがおすすめでしょう。午前中の小腹がすいたときや、3時のおやつとして食べるのがちょうどいいですね。小腹も満たせるだけでなく、食べても時間が早いので、かりんとうのカロリーを消費する可能性はまだまだあります。太る心配もそんなにしなくて大丈夫でしょう。
かりんとうは小分けか巾着タイプを選ぶと湿気にくいかも
小分けや巾着のような形の袋で売られているかりんとうは、お土産としてもおすすめです。
かりんとうには砂糖が入っているので、一度袋を開けると、湿気やすい食品です。そのため、「どうせ食べるだろうし……」と思って大きい袋を買ったけど、湿気させてしまった、ということがあります。せっかくかりんとうを買ったのに、もったいないですよね。
湿気てしまうのを防ぐには、小分けの袋がおすすめです。少しの量で分けられているので、1回1回で食べきることができます。食べ残した残りを湿気させることもないですし、小分けで少ない量なので、食べ過ぎ防止にもなります。
もしくは、巾着のようにあとで封を閉じられる袋もおすすめ。食べかけでも袋を閉めてしっけることを防げるので、ゆっくり食べられます。
気になった方はぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
昔ながらの和風のお菓子のイメージが強い、かりんとう。しかし、最近は味の種類が増えたり包装がかわいくなったり、昔とかなり変わっています。
かりんとうを選ぶときは、味・固さ・内容量・ブランド・包装で選ぶと、自分好みのものが見つかりやすいので、おすすめです。特に、最近のかりんとうは味だけで50種類以上もあるようなので、探せばきっと自分好みの味が見つかるでしょう。
また、かりんとうは15時までに食べれば、ダイエット中のおやつとしてもおすすめです。原材料は小麦粉と砂糖なので、カロリーは高くなります。しかし、噛み応えがあり、自然と噛む回数が増えるので、満腹感を得られやすくなるかもしれません。
夜に食べるのは摂取したカロリーが消費しきれないかもしれないので、おすすめできませんが、早いうちに食べると食べ過ぎ防止になるでしょう。今回ご紹介した10商品の中から気になるものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。