ご家庭でもさまざまな料理に用いることができる「すり鉢」は、アイデア次第で色んなお料理に役立てることができる、便利なアイテムです。そのためサイズや値段も色んな物がありますので、いざ買ってみようとは思うものの、どんなものを選べばいいのか迷ってしまわれる方も少なくありません。
そこで今回は、おすすめしたいすり鉢の選び方についてご紹介したいと思います。選び方さえ気をつければ、ご家庭でも大活躍間違いなし。ぜひ購入前にチェックして、毎日便利に役立ててみませんか?
すり鉢の選び方
すり鉢の選び方において、まず基本となるのは「ニーズに合った使い方ができるかどうか」ということです。これはさまざまな面を含めてのお話になりますが、例えばそのニーズというのは保管のしやすさや使いやすさにおいて「適切なサイズであるか」とか、この予算内に収めたいと考える「適切な価格であるか」ということ全般を指します。
つまり、適切であることはその方にとっての正しい使い方へと繋がっていきます。すり鉢は何でも使えれば同じ、と考えてしまわず、それぞれの方にとってのニーズを満たす選び方のポイントをご紹介したいと思います。
すり鉢の大きさで選ぶ
すり鉢は小さなものから大きなものまで、実は意外と幅広いサイズから選ぶことができます。最も小さいサイズは4号で、直径は12.3cm程度。一般的にはゴマをすって小鉢として利用されることが多いようです。しかしたくさんのお料理を準備する際には、やや小さめであり、使うものが限られてしまうかもしれません。
大きいものになると9、10、11と数字がどんどん増えていきますが、9号以上のものに関しては一般家庭においては大きすぎるため、業務用で使用されることが多いようです。ですので、まずは大体の大きさの目安を知り、選ぶのがいいでしょう。
4〜5号のすり鉢
・4号:12.3cm
・4.5号:13.5cm
・5号:15.3cm
このあたりの大きさのすり鉢は、離乳食を作ったり、ドレッシングやソースを作る際に向いているサイズです。やや小さめになりますので、おかずを作るには物足りないおそれがあります。あくまでも、調味料を扱う程度に捉えておくといいでしょう。
6〜7号のすり鉢
・6号:18.5cm
・7号:21.5cm
色々と応用できるサイズとしておすすめしたいのが、およそこの辺りの大きさになります。6号は一人暮らしの方からでもお使いいただけるサイズですので、ひとつあると便利かもしれません。和え物など、ちょっとした副菜づくりにも最適な大きさです。
7号は6号に比べるとさらに大きくなり、これぐらいになると大体4人家族ぐらいまでなら事足ります。ちょっとしたものからでも使えるので、もし幅広く使うことを前提にするのであれば、7号はおすすめです。色んなお料理に使いたい、というかたは6〜7号を基準にしてみてください。
8〜9号のすり鉢
・8号:24.8cm
・9号:27.7cm
例えば山芋をすりおろしたりするなど、ある程度の容量を必要とするものをよく召し上がる、というのであれば8号程度の大きさがあると安心です。小さすぎると調理しづらくなり、効率も悪くなります。すり鉢を使って色々作る、という方は8号もいいでしょう。家族が多い場合もこのサイズはおすすめです。
9号になると、先ほども言ったようにかなり大きめのサイズになります。よほど大きめのものを必要としていないかぎりは、8号までで選ぶのが無難かもしれません。大きさに比例して、重さも増えますので、保管するのもなかなかに大変です。
しかし大きいがゆえにお料理しやすく、一度にまとめて調理されるなどの場合は大変役に立ちます。ご自身がどの程度使われるかを見極めて選ぶことをおすすめします。
便利な機能で選ぶ
すり鉢は力を入れるて作業する際にも用いるため、場合によっては鉢自体が動いてしまうこともあります。動いてしまうと、作業もしにくく効率が悪くなりますのでお料理の際ストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、すり鉢の底にシリコンゴムのついたものです。滑りにくくなるため作業しやすくなるのはもちろん、テーブルなどにも傷をつけにくくなるので安全にお使いいただくことができます。ぜひ、そういった便利機能にも注目してみてください。
デザインで選ぶ
毎日のお料理に使うもの、だからこそ自分の気に入ったデザインのものを選ぶということも大切です。色合いもさまざまなものがあり、一般的に多く見られる赤茶色をはじめ、白、青なまこ、天目、織部などカラーバリエーションも豊かになっています。台所のインテリアにこだわりたい、という方もぜひ好みの色をみつけてみてはいかがでしょうか。
また、形状もすり鉢型だけでなく丼のような形の物などさまざまです。形によっては使いやすさも変わってくるかと思いますので、しっくりくるものを色々使い比べながらみつけていくのも楽しいかと思います。
すり鉢人気おすすめ商品TOP10
ここからは、おすすめしたいすり鉢をランキングにてご紹介していきたいと思います。人気のすり鉢などから、ぜひお気に入りのものをみつけてみてください。
貝印 kai すり鉢 18cm すべり止め付き Cookfile DH-2288
コンパクトサイズながらも、和え物やちょっとしたおかず作りにも最適なこちらの大きさは、一人暮らしや少人数家族でも使いやすいサイズとなっています。場所をとらないので、ひとつはお家に置いてあって損はないでしょう。気軽に取り出して使うことができます。
作業の際、力を入れるとつい滑ってしまいがちですが、こちらはすべり止め付きの安心仕様。ついつい作業に夢中になっても、すり鉢自体はすべりにくくなっているので安心して使っていただけます。試しにすり鉢を使ってみたい方にもおすすめの大きさです。手頃なサイズ感がちょうど手になじみやすく、色んな物に使っていただけるのではないでしょうか。
石見焼 すり鉢 4号 (直径12cm・すりこぎ付) 青なまこ
和料理の必需品として愛用される調理器具、こちらは4号と小ぶりなサイズのものになります。すり鉢の櫛目は手作業で加工されており、先端が鋭く尖っていることから、多くの製法で用いられる型押しに比べるとすりやすさをとても実感していただけるはずです。現在他のすり鉢を使っている方などは特に、その違いを感じやすいのではないでしょうか。
おかずを作ったりする際にはやや大きさとしては物足りないかもしれませんが、ドレッシング作りなど細かな作業を行う際にはおすすめです。日本製の手づくりはやっぱりいいな、と思わせてくれるのではないでしょうか。青なまこの色合いも美しく、ぜひ手に取っていただきたい商品でしょう。
石見焼 すり鉢 4号 (直径12cm・すりこぎ付) 青なまこの口コミ評判
決めるにあたって、やはりポイントはクシ目(溝)ですよね。届いた商品を見て、おぉ~っ、これこれ!器自体もとてもしっかりと重量感が有るし、さすがに手作り感が伝わって来る良い買い物をしたと思います。
裏底のシリコンパッキンのおかげで滑らず使用できます。
色合いも良く、すりこぎ付きなのが嬉しい点です。
石見焼 すり鉢 8号 (直径24cm・すりこぎ付) 織部
日本でも有数のすり鉢専門メーカーとして知られる元重製陶所製、国産品の逸品になります。ひとつひとつ手作業で職人の手によって作られているので、使いやすさがまずポイント。櫛目もすりやすさにこだわって手作業で加工されているので、今までとはひと味違う使い心地を実感できるでしょう。大量生産のものとは仕上がりも違います。
届いたその日からすぐに使える、すりこぎとのセットも嬉しいですね。サイズも8号なので、ご家族が多い場合でも安心して使える大きさです。色んなお料理に用いることができるので、ひとつあるだけで便利さを実感していただけるでしょう。もし台所のスペースに余裕があるならば、是非そろえていただきたい商品です。
石見焼 すり鉢 8号 (直径24cm・すりこぎ付) 織部の口コミ評判
大きいので安定があってとてもいいです。
ゴマをすった後、そのまま和え物を作っても大丈夫なくらい容量があります。
昔ながらのすり鉢に、すりこぎがついてすぐに使えます。
色は赤茶色のスタンダードな色ではなく、織部という深い緑色で私は気に入りました。
石見焼 すり鉢 6号 (直径18cm・すりこぎ付) 青なまこ
青なまこの深みのある青色が美しいすり鉢です。6号サイズになっていますので、和え物はもちろんのことちょっとしたおかず作りにも用いていただける、ほどよい大きさがポイントです。底面はすべり止めもついているので、お料理の際もすべりにくく使いやすさを実感していただけるのではないでしょうか。
職人の方の手によって、一つずつ手作業で作られていることから味もあります。櫛目もしっかりとしているので、手早く思い通りに食材を仕上げることができるでしょう。食べたあとの満足感も違います。すりこぎも付いているので、届いたその日からすぐお使いいただけます。はじめてすり鉢を購入される方にもおすすめのサイズです。
石見焼 すり鉢 6号 (直径18cm・すりこぎ付) 青なまこの口コミ評判
離乳食用に購入しました。数日分を冷凍保存するため、
まとめて作る時に丁度良い大きさで使いやすいです。
色も深みがあって気に入りました。
すりこぎ付きなのも便利でした。
すり鉢単体では満足です。 底面に、滑り止め的なシリコンが施されているので安定します。
石見焼 すり鉢 8号 直径25cm・すべり止め付) 白マット
優しく、柔らかい印象を与えてくれる淡い白の色味が特長の白マット。すり鉢自体の大きさも8号と、家族が多いご家庭やたっぷりと芋をすりたい場合にも役立てていただける、満足のサイズとなっています。溝部分の櫛目の加工もひとつずつ手作業で行われているので、使いやすさにも満足していただけるでしょう。
電子レンジや食洗機でもお使いいただけるなど、さまざまな面でもメリットが大きいので選んでいただきやすくなっています。お手入れしやすいので、使用頻度も自然と高くなること間違い無し。余計な手間がかからないところも選びやすさのポイントです。上手に活用しながら、色んなお料理に役立てていただけるでしょう。
石見焼 すり鉢 8号 直径25cm・すべり止め付) 白マットの口コミ評判
下に布巾を敷かなくてもすべらないです。色が違うだけで、今まで使っていたものと遜色なく、普通に使いやすいすり鉢だと思います。純白ではなく、乳白でもなく、ほんのちょっと灰色とベージュがかった白のようですが、和食器らしい落ち着いた色で気に入っています。
数あるすり鉢の中でも色が優しく、すべり止めが便利で、質感が手に馴染む感じがお気に入り。たたずまいが上品!
HJ 調理用品 すり鉢セット ミニ すり鉢 唐辛子・コーヒー豆・研磨用 天然木製 ニンニクつぶし器 臼 杵付き にんにくを搗き器 (11*11.7cm)
アジアンテイストな香りを感じられるこちらのすり鉢は、ミニサイズのためお料理には少し物足りないかもしれませんが、唐辛子やにんにくなどちょっとした調味料作りの際や、コーヒー豆などに使いやすい大きさとなっています。コンパクトサイズなので場所もとりにくく、省スペースが嬉しいですね。棚にもしっくりとなじむサイズが特長です。
丸みを帯びたフォルムで、手に馴染みやすいのも魅力。天然木のなんともいえない素朴な味わいは、使うたびに愛着がわきそうです。色合いも自然そのままを感じていただける落ち着いたもの。ちょっとしたものに使いたい場合や、それほど大きなものは欲しくない場合、インテリアにもなりそうなデザインをお求めの方にもおすすめです。
ヤマキイカイ すり鉢(常滑焼) 7号 A53
常滑焼のしっかりとしたつくりのすり鉢です。7号サイズと、幅広くお料理に使いやすい大きさになっていますので、ちょっとしたお料理はもちろんのこと山芋をすったりする際にもお使いいただけるでしょう。大きすぎず小さすぎず、の程よいサイズになっています。家族で愛用していただくにもおすすめです。
なめらかな器のつくりで、色合いも落ち着いた赤茶色が食卓に自然と馴染みます。そのまま器として出しても違和感なく、上品に彩ってくれるところがまた魅力です。どんなものとも相性がいいので、大活躍間違い無し。調理器具として、器として、両方を満たしてくれるアイテムでしょう。
ヤマキイカイ すり鉢(常滑焼) 7号 A53の口コミ評判
きれいに釉薬がかかっていて、そのままテーブルにおいても違和感がありません。すり鉢内部も綺麗な山で、良くすれます。主に魚のつみれや山芋に使用しております。
石見焼 すり鉢 7号 (直径22cm・すりこぎ付) 織部
やはり和に通ずるものであれば日本製のものがいい、というこだわりをお持ちの方にもおすすめしたいのがこちらのすり鉢です。日本有数のすり鉢専門メーカーによって作られているため、その使い心地はもちろんのこと、櫛目や細かい部分の加工までこだわって仕上がっているのが特長です。日本製の良さを実感していただける商品でしょう。
裏面にも嬉しいすべり止め加工がほどこされているなど、作業の際気になりやすいすべりも防いでくれます。国産の天然木でつくられたすりこぎも一緒にセットされているので、何かと便利さを実感していただけるのではないでしょうか。一般家庭でももっともおすすめとされる7号サイズ。是非色んなお料理に活用してみては。
石見焼 すり鉢 7号 (直径22cm・すりこぎ付) 織部の口コミ評判
すり鉢はズシリと重みがあり、底には滑り止めのゴムが付いてあってズレにくい。
夫婦二人には大きすぎず使いやすいサイズ、日本製なので安心して使えます。
とても使いやすく重宝しています。
このくらいの大きさがあると、胡麻を擦った後に調味料を加え、食材を入れて、そのまま混ぜることができます。
ほうれん草や小松菜などの胡麻和えを作る頻度が増えました
キントー すり鉢 ホワイト 16247
機能美を備えたデザインにこだわってつくられているキントーの調理器具。こちらのすり鉢も、その思いをこめて作られた商品になります。清潔感のある白いカラーは、そのまま器としてもお使いいただけるデザインです。見た目だけでなく、軽い力で使えるよう食材に合った容量や形状にこだわって設計されているのがポイント。
調理の際に気になりやすいにおいや色移りのしにくさにも注目し、衛生的に使える耐熱ガラスと磁器を使用されています。また、シリコーンを組み合わせることで衝撃や音などをやわらげてくれるなど、まさに使い手のことを考えて開発されているのが伝わってきます。おしゃれだけど使えるものを、どちらも外せないという方に特におすすめです。
キントー すり鉢 ホワイト 16247の口コミ評判
胡麻が面白いほどよくすれます。
後片づけも簡単で、とてもいいです。
普通にお皿として使っても違和感がないです。
離乳食用に購入。ちゃんとすれるのに目詰まりしない。清潔なセラミック製で、楊枝で掃除しなくていい。洗うの簡単。
電子レンジ、食洗機OK、食卓にそのまま出せるデザイン。そしてこのお値段! 言う事ありません!!
貝印 SELECT 100 ミニすり鉢 DH-3020
陶磁器でできたミニサイズがとても可愛らしいすり鉢です。ごまをすったり、離乳食を作ったりする際にも使いやすい、程よい大きさが特長です。鉢はやや深めに作ってあるので、作業の際にも持ちやすくさっと食材を仕上げることができます。調味料を加工したりするなど、ちょっとしたものにもおすすめですので一つあると便利です。
目詰まりしにくい目立てが特長となっているなど、使いやすさを実感していただける作りになっています。天然木のすりこぎも付いており、先端が太くなっていることでしっかりとすることができます。内側もきれいに洗いやすくなっているので、いつでも清潔に使えるのがいいですね。
そのまま食器としてお使いいただけるので、ドレッシングなどを作ってすぐ食卓へ、という使い方もできます。
貝印 SELECT 100 ミニすり鉢 DH-3020の口コミ評判
愛猫の介護食用に購入しました。
缶詰も嚥下が厳しい状態だった時にこのすり鉢ですり潰してペーストにして与えていました。
サイズがコンパクトなので収納も困りません。
離乳食開始とともに購入しました。少量の離乳食を作るのはとても面倒ですが、こちらは離乳食初期のどろどろ時期に大活躍です。ほとんどの食材をこちらですりつぶしています。洗いやすいのもいいです。
すり鉢の効果的な使い方
さまざまな料理に役立ってくれるすり鉢ですが、より効果的に使うためにいくつかのアイデアなどをご紹介していきましょう。また、気をつけたいポイントもあわせてお教えしますので、ぜひ正しく使っていくためにも参考にしてみてください。
お料理に色々アレンジしてみよう
すり鉢を使う、となるとイメージされるのはどういったものでしょうか。おそらく多くの方が思い浮かべるのは、ゴマをする、山芋をする、というものではないでしょうか。確かにそれらの作業を行う際にすり鉢は最適な働きをしてくれます。しかし、より便利に使う方法もまだまだたくさんあるのです。いくつかご紹介していきましょう。
粉のお茶を作るのにおすすめ
最近は茶葉だけでなく、パウダー状になった緑茶など、いわゆる粉のお茶というのも一般的になりました。茶葉から入れると、そのあとのお茶っ葉は捨てなければなりませんが、パウダー状にすることでお茶の栄養を余すことなく飲めるのが魅力です。
すり鉢はお茶の葉をすりつぶすのにとてもおすすめのアイテム。効率よく粉末にすることができるでしょう。栄養満点の粉茶を手軽にご自宅で作ることができるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ポテトサラダを作るのにおすすめ
ふかしたじゃがいもをすりつぶして、という作業は意外とやってみると大変なことが分かります。マッシャーなどを使って行う方も多いかもしれませんが、ぜひ一度すり鉢を使って芋をすりつぶしてみてください。とてもやりやすいのでおすすめ。
すり鉢を使うことで手早くじゃがいもをマッシュすることができるので、簡単にポテトサラダを作ることができます。それ以外にも、コロッケを作る際にもおすすめ。なめらかな舌触りに仕上げることができるので、より美味しさもアップすること間違い無しです。
ナッツ類を細かくするのにもおすすめ
固さがあり、なかなか細かくするのにも時間がかかってしまうナッツ類。ある程度の細かさにしようとすると、意外と面倒なものです。しかしこれもすり鉢を使えば比較的簡単につぶすことができます。すり鉢はやわらかいものだけでなく、固さがあるものにもおすすめです。また、それほど力も必要としないなど、女性でも安心して使っていただけます。
ナッツを細かく砕いてサラダに入れてみたり、クッキーの具材として練り込んでみたりと、色々応用がきくのもポイントです。さらにお料理の幅が広がっていくので、作ることが楽しくなりそうですね。すり鉢があるだけでお料理が上手になれそうです。ぜひその便利さを実感してみてください。
お手入れをきちんとしましょう
すり鉢は使い方次第でさまざまな応用ができるので、色々と試してみたくなるものかもしれません。しかし、使用頻度が増えれば増えるほど、正しいお手入れが必要になります。その点においては、お手入れのしやすさというのも、選ぶ際には参考にしなければならないですね。
すり鉢の特性上、目の部分に食材などが詰まりやすくなるなど、物によってはきちんと洗わなければ汚れがそのまま残ってしまうこともあります。その汚れがどんどん蓄積されると、やはり衛生上よろしくありません。常に清潔を心がけることが大切です。
ですのでもともとが詰まりにくい素材でできている、そういった工夫がされているかどうかも選ぶ際には重要になります。いい物であっても洗うたびに大変、となると使うのも段々億劫になってしまうものです。それを避ける為にも、お手入れのしやすさは重要なのです。
食器洗い乾燥機が使えるかどうか、そういった点にも気をつけると毎日のお手入れがそれほど苦にならなくなるでしょう。基本的にはたわしなどを使い、軽くこすりながら目の隙間などを洗えば問題ありません。素材にこだわりすぎないこと、毎日気軽に使えるかどうかで便利さも変わってくるのではないでしょうか。
すり鉢を「お皿」として使用する
すり鉢は基本的には調理器具として扱われることが一般的です。しかし、例えばトンカツ屋さんでソースの中に入れる用のゴマと小さなすり鉢がついているのを見かけたことがある方も多いでしょう。そういった使い方を利用して、ご家庭でもすり鉢をお皿として使用するのはおすすめです。食べたい時にすぐ、スピーディーに新鮮な味をいただけます。
例えば先ほどもご紹介したポテトサラダも、そのなかで味つけも全部済ませてしまえばそのまま食卓に出したって構わないのです。すり鉢をお皿として使うことで、洗い物を減らすことにも繋がるなど非常に効率よくなります。見た目の良さとしてだけでなく、食卓の彩りや効率など、さまざまな面を満たしてくれるのがいいですね。
こういった活用方法を意識することで、どんなすり鉢を選べばいいのか色々と見えてくるかもしれません。ただ道具として使えればいいや、ではなく、器としての目線で見ると色合いやデザインへのこだわりも出てくることでしょう。ぜひそういった使い方もある、という効果的な方法として参考にしてみてください。
まとめ
ここまですり鉢についてさまざまなもの、選び方などをご紹介してきました。日本に昔からあるなじみ深い調理器具ですが、使い方次第で本当に便利なものであることを実感できるはずです。最近は洗いやすい素材のものや、ご家庭で使いやすいものも増えてきています。
ぜひ、すり鉢の新たな魅力を求めて普段のお料理に使ってみてはいかがでしょうか。きっとお料理の楽しさを発見することができるはずです。