学校で黒板に字や図を記入する時、測量などで道路などにしるしを表記する時、ほかにもカフェのメニュー表、アートなど、さまざまな場面で使われているチョークです。
そのまま使うことができますが、手で持つとチョークがついて、汚れてしまうんですよね。また、使い続けると、手が荒れて困っている人もいるようです。汚れないで手荒れを心配せずに使いたいという人に最適なのが、チョークホルダーです。
ここではチョークホルダーの選び方、人気の商品などをご紹介したいと思います。
チョークホルダーの選び方
チョークホルダーはさまざまなメーカーから工夫を凝らしたチョークホルダーが発売されています。屋内で黒板に字を書く場合、屋外で地面に書く場合などチョークで書くシチュエーションは多く、種類も太さ、用途別にさまざまなものが発売されており、チョークホルダーもそれに応じて。数多く売られています。
数多くのチョークホルダーから自分の用途に合ったものを選びだすのは、知識がないと難しく、使用しているチョークとの相性が悪い場合は、使えないこともあり、選びだすのは大変ですが、いくつかのポイントを覚えておくと、格段に選びやすくなります。
ここではチョークホルダーの選び方を詳しくご紹介します。
使いやすさは素材から選ぶ
チョークホルダーは、さまざまな素材から選ぶことができます。素材によって見た目の雰囲気、使用感などが異なります。
無機質なステンレス製
ステンレス製のものは、さび付きにくいので、長い間きれいな状態で使い続けることができます。無機質な素材感が好みの人におすすめです。
カラーと機能が豊富なプラスチック製
カラーラインナップが多く、機能的なものも多く発売されています。チョークの太さより一回り太くなるものが多いので、実際に握って書きやすいか確認するといいですね。
細かな部品が使われているものは、使い方によっては、取れやすいものもあります。また、落とすとひびが入ったり、欠けてしまうこともあります。
味のある色合い真鍮製
5円玉の素材としても使われている真鍮は、時が経つことで表面が酸化し、色合いが変わるので、味わい深く、手になじんでいきます。好みですが、長く、愛用していきたい人にはおすすめです。
水や湿気には弱く、錆びやすいので、湿気の高い場所、雨などの屋外での使用をし続ける場合には向いていません。
軽くて丈夫アルミ製
アルミ製のチョークホルダーは軽量で、強度があるのが特徴です。また、耐水性もあるので、ふたつきなら屋外でも安心して使用することができます。
仕組みで選ぶ
チョークホルダーの仕組みもさまざまです。使う場所によっても使いさすさはかわってきますので、使いやすい仕組みのチョークホルダーを選んでくださいね。
挟むタイプ
ステンレスやアルミ製などに多いのが、洗濯ばさみのようにチョークを挟んで使うタイプのチョークホルダーです。使っているうちに先が短くなったら挟み直して使うシンプルな構造です。
ボタンノックタイプ
プラスチック製のチョークホルダーに多いのが、ボタンノックタイプです。シャープペンシルのように上部のボタンをノックすることで、チョークのおさえ部分が広がり、出てくる仕組みです。
自分で長さを調整するものと、バネの力を使って自動で出てくるものとがあります。
手動タイプ
チョークを浮きな長さだけ出して、ねじ式で締め付ける手動タイプもあります。ホールド力があり、見た目にはスマートな印象になります。ノックタイプや挟むタイプに比べるとチョークの長さを変える時の手間はありますが、鉛筆のように書くことができます。
スライドタイプ
上部を回すことで、チョークがスライドされ、長さを調節することができるタイプです。手荒れが気になってなるべくチョークに触れたくない人には、触れずに長さ調整できるのでスライドタイプ、ボタンノックタイプがいいでしょう。
あると便利な機能で選ぶ
チョークで書くときに手が汚れないという機能の他に、あると便利な機能が備わっているものがありますのでご紹介します。なんでも付いていればいいというものでもなく、用途によっては、不必要な機能もあるので、場面によって、必要な機能かを確認してくださいね。
マグネット付き
本体やふた部分にマグネットが付いているチョークホルダーがあります。スチール製のボードや黒板などに使う場合は、置く場所がなくても貼り付けておくことができます。磁力によってはちょっとしたメモを挟むこともできるので、便利ですね。
ふた付き
機能ではありませんが、ふたが付いているものと付いていないものがあります。ふたが付いているものは、チョークを出している状態でもふたをすれば折れることがありません。また、ペンケースや服のポケットに入れても汚れることがないので、持ち歩くことが多い人には最適です。また、外で使う場合にも雨にチョークが濡れるのをある程度防ぐこともできるので、屋外で使う場合にもふたがあると安心です。
カラーで選ぶ
プラスチックのチョークホルダーはカラーラインアップが豊富な商品が多く、ペン先に色の付いている控えめなものから本体全体がカラーリングされたクレヨンのようなかわいらしいものまで発売されています。
チョークの色をたくさん使う人は、チョークの色と、チョークホルダーの色を合わせて使うことで、さっと色を見つけやすく、作業もスムーズにおこなうことができます。落ち着いた色が好みの人は、チョークホルダーの色を白に統一し、透明のキャップで中のチョークの色を確認しやすくするといちいちキャップを開けて確認せずに探し出すことができます。
チョークの色を活かせる全面透明のチョークホルダーもあります。
太さで選ぶ
チョークの太さは黒板で使用する一般的な太さのもの(0.9㎝~1.3㎝)の他に、2.0㎝などの太い物、0.7㎝の細いものなど太さもひとつではなくさまざまあります。多くのチョークホルダーは一般的な太さに対応していますが、太いものや細いもの専用のチョークホルダーもあります。
愛用しているチョークが特殊な太さのものでも専用のチョークホルダーがある可能性もあるので、諦めずに探してみてくださいね。一般的なチョークをい要している場合、0.9㎝~1.3㎝に対応しているもの、その一部だけに対応しているものとありますので、使用する予定のチョークの太さに対応しているか確認をしてからチョークホルダーを購入しましょう。
チョークホルダー人気おすすめ商品TOP10
チョークホルダーはチョークを売っている文房具店やホームセンターなどで購入することができますが、種類はあまりないので、豊富な種類から選びたい場合は、通信販売がおすすめです。ここでは通信販売で人気のチョークホルダーをランキングでご紹介します。購入する際の参考にしてみてくださいね。
チョークホルダー S15417 六角タイプ/3本
こちらのチョークホルダーは六角タイプで、転がりにくいチョークホルダーです。同じシリーズのチョーク全てに対応しています。
このホルダーにチョークを入れることで、手が汚れず、ポケットなどにそのまま入れても服も汚れません。また、途中でチョークが折れることもないので、無駄にならずに最後まで使いやすいのも嬉しいですね。材質は、多くの自治体で一般ごみとして処分できる可燃性ポリプロピレン製なので、処分する際は分別
の手間も省くことができます。
1stモール 【 4色セット 】 マグネット付き チョークケース 手が汚れない ST-COCASE
こちらは、カラフルな赤、青、緑、黄の4色セットです。分かりやすくチョークと同じ色でも、異なる色を入れてもカラフルに使うことができます。ホルダーの一片にはマグネットが付いているので、黒板などに貼り付けておくことも可能です。
プリントなどを挟んで貼り付ける使い方もでき、チョークホルダ-以外の使い方でも重宝しそうです。チョークサイズは0.9㎝~1.3㎝に最適なサイズになっています。教室を移動し持ち運ぶことが多い人にはあると便利なアイテムです。
ウチダ チョークホルダー 白
文具メーカーのウチダから発売されているこちらのチョークホルダーは、長年愛用している人も多い人気商品です。チョークを入れることで、手が汚れないだけでなく、書き心地も良くなると感じる人も多いようです。
上部のボタンをノックすることで、チョークを好きな長さに出すことができます。シリーズで様々なカラーがラインナップされているので使用するチョークに合わせて使用すると、わかりやすいですね。
マグネットも付いているので、スチール製のボードにくっつけておくこともできます。市販の直径約9mm~13mmのチョークなら使用できます。
マイゾックス チョークホルダー 白 CH-W
測量などの製品を取り扱うメーカーマイゾックスから発売されているこちらのチョークホルダーは、ペンのような形状で、手につきやすいチョークを持ち運ぶ際に、しっかりガードし、胸ポケットなどに入れても服が汚れる心配がありません。
使用時は、チョークが折れずに、手も汚れることなく、最後まで快適に書くことができます。この商品は、ホルダーにチョークが付属されているので、購入したら、すぐに使用することができます。カラーラインナップが豊富なので、色違いで揃えることもできますよ。
日本理科学工業 スクールシリーズ チョークホルダー 黒 SH-S-BK
チョーク、文具、事務用品などを扱うメーカー日本理化学工業のこちらのチョークホルダーは、直径7mmのスリムタイプのチョークに対応しており、一般的なチョークよりも細いチョークを使用している人向けのチョークホルダーです。
見た目にスリムでかっこいいデザインになっており、使い方は、先端部分を回して緩め、チョークを好みの長さに引き出したらまた、回して固定して使用します。セットに替えのチョークが付いているので、この商品を購入したら、しばらく使用することができます。
細いチョークを折らずに手を汚さずに使いたい人向けの商品です。
マイゾックス チョークホルダー 白・赤・黄3本セット CH-SET
測量などの製品を扱うマイゾックスのこちらのチョークホルダーは白、赤、黄、3色のチョークホルダーセットです。9.8~12mmまでの一般的なチョークに使うことができます。
キャップが付いているので、チョークをしっかり保護し、胸ポケットなどに入れて手軽に持ち運んでも、折れることなく、服を汚すこともありません。ふたにはマグネットが付いているので、スチール製のボード等に貼り付けておくことも可能です。
パステルカラーで華やかな色合いも人気です。
日本白墨工業(株) ステンレスチョークホルダー
チョークを主に扱う日本白墨工業のこちらのチョークホルダーはステンレス製のチョークホルダーで、シンプルな形状のホルダーです。樹脂製に比べて、劣化することも少なく、長い期間、同じ状態で使い続けることが可能です。長さが10.5㎝あり、書きやすいと評判です。手の汚れや、荒れなどが気になる人にも使いやすく、鉛筆立てなどにさしておくこともできます。安っぽさがなく、チョークを日ごろ使う人にプレゼントしても喜ばれそうです。
シンワ測定 チョークホルダー 白 78501
測定機器の日本のメーカーシンワ測定のこちらのチョークホルダーは透明なキャップが付いているので、中のチョークが確認しやすく、複数カラーのチョークを使う人には探しやすく、便利なアイテムです。
中のチョークを触れることなく、書くことができるので、手が汚れず、持ち運ぶ際も服などが汚れにくく、黒板でも、屋外での使用などさまざまな用途で便利に使うことができます。チョークの直径11~12mmに対応しています。マグネット付きなので、黒板などに貼り付けて使用することもできます。
日本理化学 ダストレスチョークホルダー DC-CH
チョークを中心に、文房具、事務用品などを取り扱う日本理化学工業のこちらのチョークホルダーはキャップ付きで、軽くて小さいホルダーなので、チョークを持ち運ぶ際に、邪魔にならず、汚れる心配もないので、便利に使うことができます。
キャップは透けているので、中の色が見えやすいので、複数の色のチョークを使う場合には、キャップを開けずに確認することができます。ペンケースに入れたり、胸ポケットに入れても汚れずに衛生的です。マグネットも付いています。
マグネットチョークホルダー 白 赤 黄 青 ピンク 5本セット マグネットとチョーク付き
こちらのチョークホルダーはピンク、赤、青、黄、緑、5色のチョークホルダーと、それをまとめて収納できる半透明ケースがセットになっています。
バネの力でシャープペンシルのように上部のボタンをノックすることで、チョークが出てきます。短くなったチョークでもこのホルダーに入れて使用すると書きやすく、無駄なく使うことができます。マグネットが付いているので、黒板に貼り付けて使うこともできます。
5本すべての色が異なるので、複数のカラーを使う人にも最適ですね。
チョークホルダー効果的な使い方
チョークホルダーは手を汚さずに書くことができるという利点がありますが、環境に合ったものを使うことにより、効果的に使うことができるので、ご紹介します。
取り出しやすさなら爪付きキャップ付き
チョークを持ち運ばなくてはいけない場合には、チョークで服を汚さず、使いたい時にはサッと出すことができるものが理想的ですよね。
そのような場面で便利なのが、キャップ付きのチョークホルダーでなおかつ、キャップに引っ掛ける爪のあるタイプです。胸ポケットなどに入れておけば使うときにさっと取り出して使え、使い終わったらキャップを締めてまた胸ポケットに入れておくことができます。
爪があればポケットにかけておくことができ、前かがみになっても落とさずにすみます。屋外での測量などで使う場合にもおすすめのチョークホルダーです。
アートで使う場合は
黒板や、地面にたくさんの色を使って絵を描きたいという人には、色で分かれているものがおすすめですが、更に、まとめて収納できるケースが付いているものなら、色鉛筆のように並べて収納でき、バラバラにならず、色を選ぶのもより簡単になります。
持ち運びも簡単で、ポーチなどにバラバラ入れて持ち運ぶよりも、お互いにぶつからないのでチョークやチョークホルダーにも優しく、長く愛用することができますよ。
まとめ
いかがでしたか?日頃チョークを利用する人は、チョークで手が汚れる、短くなると書きにくい、などさまざまなお悩みがあると思いますが、チョークの形状のあったチョークホルダーを利用することで、手軽に解決することができます。
使いやすい素材、仕組みのチョークホルダーを選んでより快適にチョークを使ってくださいね。