アメリカ生まれで日本ではキングジムから発売されている電子メモパッドがブギ-ボードです。いろいろなシーンで使える便利な製品で、サイズや機能など多くの種類があります。これからブギ-ボードの導入を検討している人に役立つようなブギ-ボードの選び方から活用法まで様々な情報をお届けします。
ブギーボードの選び方
ブギ-ボードにもたくさんの種類がありますが、本ページではブギ-ボードを選ぶ際のポイントについてご紹介します。
ブギ-ボードとはどんなもの?
専用のペンなどを使って書き込むことで紙を使わないメモのような使い方のできる電子パッドです。手書きの絵や文字がそのまま活用できることや、手書きと同じように書く力の強弱によって線の太さを変える事も出来て、まるで紙の上に書いているような滑らかな書き味を感じられるのが特徴です。
かつて子どもが何度でも書いたり消したりお絵かきできるおもちゃとして登場したものがありましたが、ただ書いては消すだけのシンプルな機能のものだった製品が、現在は保存機能も搭載されるなど、より便利にいろいろな使い方ができるようになってその使い道が大きく広がったことで多くの人が活用するようになりました。
使うシーンや目的に合わせてサイズや機能も各種揃っており、軽くて持ち運びに便利なものから、使い易く見やすいように画面が工夫されたものなど様々な種類が登場しています。
ビジネス用に使いたいときに欲しい機能
ブギ-ボードの使い道に関しては今やビジネスシーンにも多く使われるようになっています。ビジネス用と言っても、職場で自分のメモの為に個人的な使い方をするものもあれば、取引先との商談の際に相手にこちらの意図することをより印象深く伝えるために使用する場合もあります。
また、個人的にばかりではなく、社内で多くの人々と共有して使う場合には、誰にとっても見やすい画面であることが求められます。画面も大きなものの方が多人数で使用するには便利だし、文字のコントラストがはっきりとしてより見やすい工夫が施されたものが向いています。
さらにビジネスシーンで使用するには、時に個人情報を取り扱うシーンやなるべく人目に触れないような配慮の求められる内容を記述するシーンもあるかと思います。そんな時には説明後に一瞬で消去できる機能が搭載されたブギ-ボードは大変便利で安心して使う事が出来ます。
そして逆に大切な内容を間違えて消去してしまわないように誤消去防止機能が付いたものもビジネスシーンではより大切になります。また、外に持ち出して戸外で使用する機会が多いなら、耐久性に優れて壊れにくいものを選ぶことも大切になります。
家庭用で使いたいときに欲しい機能
電子メモとして考える時、ビジネスに利用するばかりでなく家庭でも様々な使い道が考えられます。例えば家族の伝言板のような役割で活用するなら、マグネットつきのものや、より目だって見やすいようにスタンド式になったものなどが便利です。
目的に応じてある程度大きさのある製品の方が便利な場合もあるし、買い物に持ち歩いたりするのが目的ならハンディサイズでバッグの中に入れても邪魔にならないようなものが向いています。家族みんなで大人も子供も使う事を想定するならあまり大きすぎないタイプの方が使い勝手がいいかもしれません。
また、子供の勉強用に活用するというのもブギ-ボードを選ぶ目的の一つです。ちょっとした計算の際にメモ代わりに使って見たり、考えをまとめたいときの下書きとして活用するなど、あるいは幼い子供の文字の練習などにも活躍しそうです。
また、小さな子供がお絵かきツールとして使うなら、あまり小さすぎるものではなくデザインもカラフルでキュートなものを選んであげると喜ばれます。
コミュニケーションツールとして使うなら
言葉を発することができないときや、聴覚障害のある人とのコミュニケーションツールとして活用するのが目的なら、何よりも見やすさを重視して選ぶことが大切です。書いた文字や絵を見た時に輪郭がすっきりとして見やすいものを選ぶことと、書くときにより見やすいように大きく書けることを考えれば、ワイドな画面の製品を選ぶのがおすすめです。
専用のペンだけでなく爪を使ってでも書けるなど、例えばハンデのある人でも無理なく利用しやすいような機能も大切です。
電池交換ができるものとできないもの
ブギ-ボードには電池交換ができるタイプのものとできないタイプのものとがあります。価格の面では電池交換ができないタイプの方がリーズナブルな価格設定になっているので、電池交換ができるものはその分価格が高くなります。
電池を交換できないタイプでも5万回程度は使用可能なものもあるので、価格面で電池交換できる方が高くなることを考えれば、どれくらいの頻度でどんな使い方をしたいかをよく考えて選ぶことが理にかなっています。
電池が交換できるタイプとできないタイプの金額の差が、利用頻度に見合った価値があるかどうかは、その人がブギ-ボードをどんなふうに活用したいかで大きく変わってきます。
Bluetooth搭載の有無
ブギ-ボードはペーパーレスで気軽にメモを取ったり、書いたり消したりするシンプルな機能だけで十分という使い方もできますが、Bluetooth搭載の製品なら書いたメモデータを保存したり共有したりすることができます。
専用のソフトウエアかアプリを使う事によって保存したデータをパソコンやスマートフォンなどに転送して共有するという使い方ができます。また作成中のメモデータを他のパソコンやスマホなどのデバイスに表示できる機能を持つものなら会議やプレゼンテーションなど様々な場で活用することが見込めます。
精度の高い筆記が実現できるようになり、まるで紙に描くようにスムーズな筆記が実現するものもあり、例えばSNSへの投稿なども、より使い易くて便利に活用できるようになりました。
ブギーボード人気おすすめ商品TOP7
便利に使えるブギ-ボードを人気の製品を中心にランキング形式でご紹介します。
キングジム 電子メモパッド ブギーボードJOT8.5 ブルー BB-7Nアオ
まるで紙に書いているようBななめらかな書き心地の新感覚の電子メモパッドです。液晶コントラスト比が従来品と比較して50パーセントアップしているため、くっきりとした見易さが実現しています。
書いたメモはボタンを押すと瞬時に消去され、ボタンを押すまでは画面は保持されます。金属面などに貼り付けできるマグネットが内蔵されています。電池交換も可能で、コイン電池一個で約3万回消去できます。
キングジム 電子メモパッド ブギーボードJOT8.5 ブルー BB-7Nアオの口コミ評判
BB-1が電池切れになったので、新たにこちらを購入。相変わらず書き心地もいいし、文字も見やすくなってます。電池交換できるのも、スタイラスペンが片付けられるのもいいですね。筆談に便利だし、ちょっと書き留めておくのにも便利。スタイラスペンを使ってスタンドっぽく立てられるようになっているのもナイスアイディア。
軽くて、とても書きやすいです。スマホ用のスキャンアプリになれるまで少し時間がかかりました。
キングジム ブギーボード 電子メモパッド BB-9クロ ブラック
見やすい液晶の大画面モデルの、軽くて薄くて持ち運びに便利な電子メモパッドです。書いたり消したりの作業が簡単で、様々なコミュニケーションに活用できます。
保存機能を持たずにすぐに消去できるので、情報漏えい防止にも有効です。ストラップホール付なので首からかけたり壁掛けにもできます。10.5インチの見やすい液晶画面で、単6アルカリ電池2本使用で電池交換可能です。
キングジム ブギーボード 電子メモパッド BB-9クロ ブラックの口コミ評判
見本画像にあるとおり書いた線は黄緑色です。キングジムのサイトには「5万回書き換え可能」とありますが、パッケージにも紙一枚の説明書にもその記載はありませんでした。電池を1回セットしただけで5万回も消去は無理でしょうから、液晶本体のことでしょう。
で、電池の役割は消去することです。電池を抜いても書くことができますが消去することができません。また縁を軽く押すと端っこが緑色に変わります。初めは液晶が壊れているのかと思いました。 なので、液晶を硬い板なとで保護しておかないと、カバンに入れたときに何かしらの圧力がかかったところが緑色になります。指である程度の圧力で押すと指紋らしきものができます。
キングジム 電子メモパッド ブギーボード BB-1N アオ
なめらかな書き心地で、感圧式の画面は筆圧の変化で線の太さも変えられえます。ボタン一つで瞬時に画面を消去できるので安心して使用できます。約5万回の書き換えが可能で重さも約115.8グラムと軽量なので手軽に持ち運べて便利に活用できます。電池交換は不可です。
キングジム 電子メモパッド ブギーボード BB-1N アオの口コミ評判
細かいメモ帳を用意していましたが、必要がなくなりスッキリしました。書いて必要が無くなればパッと消せる
試験勉強で計算式をたくさん書いたりするのに使ってます。一文字間違えて 誤記だけを消すことができないということにどれだけ不便さを感じるかと思ったら、
そうでもなく。あきらめて全 消して一から書くので、かえって勉強になってるかもです。
一時子供らに取られましたが、とても楽しそうに絵を書いたり文字の練習をしたり。
電池交換ができない使い捨てなのが、ホントにもったいないです。
キングジム 電子メモパッド ブギーボード BB-1N グリーン
専用のスタイラスペンで液晶画面に直接書き込める新感覚の電子メモです。感圧式の液晶画面は筆圧で文字の太さも自由に変えられ、電源操作が不要なので大切な事をとっさにメモするにも大変便利に活用できます。軽量でかばんやバッグに入れるにも便利なサイズなので様々なシーンに楽に持ち運びができます。
キングジム 電子メモパッド ブギーボード BB-1N グリーンの口コミ評判
8年ぐらい前にも海外版ブギーボードを使用していたことがあり、再度購入。やはり手軽さは勿論のこと、個人的に一番気に入っているのは書き心地です。スラスラと書けて、筆圧感、とめ、はらい、といった筆の動きが腕に伝わってきます。ついつい意味もなく漢字を書いてしまいたくなるほどなので、未体験の人にも一筆書いてもらいたいといつも思います。
優れものです。急いでかいても、きちんとかすれることなくついてきます!すぐにメモをとることができるしサラサラとかけて、お絵描き、計算、メモと色んな使い方ができそうです。2台目も色違いで欲しくなりました。
キングジム 電子メモパッド ブギーボードJOT8.5 ブラック BB-7Nクロ
より見やすく進化した新感覚の電子メモパッドです。従来品よりも液晶画面のコントラスト比が向上したことで見た目のくっきり感が向上し、書いたものはボタン一つで瞬時に消去できるので安心して使用できます。電池交換が可能でコイン電池ひとつで約3万回の使用ができるうえ交換も簡単にできます。なめらかな書き心地で軽くて薄くて持ち運びにも便利です。
キングジム 電子メモパッド ブギーボードJOT8.5 ブラック BB-7Nクロの口コミ評判
BB-2を使用していましたが、コントラストは確かにこちらの方がよく見やすく成っています。文字の色はこちらの方が緑がかかっています。BB-2では単6電池だったのですが、こちらではCR2016に成っており入手性も増しています。Amazonが利用できる環境の人であれば正直あまり影響しないかもしれませんが。ペンの収納場所はペンの取り外しがしにくく成っています。これはカバンなどに入れた際に不用意に外れない…という利点に成りますが、片手で外すのがちょっと面倒ですね。
iPadのような込み入ったものを操作できないご家族にも使えます。ペンもインク切れの心配はありません。インクなどで汚れないのもいいですね。行動時間帯の違うご家族へのメッセージにもいいですし、耳の不自由な方や、年配の人にもいいです。
キングジム ブギーボード 電子メモパッド BB-1N ブラック
115.8gの軽量で3.2mmの超薄タイプの電子メモパッドなので、かばんやポーチに入れて手軽に持ち運べます。新感覚のなめらかな書き心地が特徴で、力加減によって線の太さを変えられ、画面はボタン一つで瞬時にリセットできます。ビジネスシーンではもちろん家庭での伝言やアウトドアにも最適で、用紙のためのコスト削減にもつながります。
電池交換はできませんが約5万回の消去が可能です。
キングジム ブギーボード 電子メモパッド BB-1N ブラックの口コミ評判
本を読みながら、気になった一文やちょっとした思い付きを一時的に書き留めておくために使っています。紙に書くほどではないような事も、文字にして書き表すだけで、頭の中が整理されていくように感じられます。読書ノートを作る前のワンクッションとして、殴り書き的な使い方をするのに便利です。書いたものを保存する機能はありませんが、この気軽さが良いのではないでしょうか。
明るすぎず普通の紙のような感じです。書いているときに拳が当たっても反応することがないので快適に書くことが出来ます。説明欄には1日10回で13年と書いてありますが1日50回消したとしても3年は持つので電池持ちは十分だと思います。3年も経てばまた新しいものを買うと思いますから笑 変な機能が無くてシンプルなのでとても気に入っています。
キングジム 電子メモパッド ブギーボード BB-2 ブラック
仕事でもプライベートでも様々なシーンで使える便利な電子メモパッドです。ホワイトボードのように気軽に使えますが、ボタンを押すだけで描いたものを簡単に消去できるうえ、ロック機能搭載で誤って消去してしまう心配もありません。電源操作が不要で書きたいときにすぐに書ける使い勝手の良さで、ひもを通して首からかける事もできるのでアウトドアでも便利に利用できます。筆圧によって線の太さを変えられるのでなめらかに書けます。
キングジム 電子メモパッド ブギーボード BB-2 ブラックの口コミ評判
何かとメモをとる場面になりやすいところに鉛筆とメモ帳を置いていたが
買い直すのも面倒で、あと数枚しかないメモ帳はなんだか置いていると貧乏臭く感じる(個人的に)。代わりにこれを置いておくとオシャレだし書く面も広いので重宝している。
書ける面が広いのであまり全消しすることもなく、電池は数年もちそうだ。
子供の忘れ物チェックに使ってます。クリニックの先生からも、忘れ物チェック表は書いて消せるものがいいと言われていて。ホワイトボードはペンが漏れたりが嫌でこれにしました。便利です
ブギーボードの効果的な使い方
ビジネスシーンでも家庭でも、そしてアウトドアにも便利に手軽に使えるのがブギ-ボードの魅力です。あまり多くの機能が備わった複雑なものはいらないけれど、使い勝手の良い手軽でシンプルな機能が便利だと多くの支持を受けている製品です。
同じブギ-ボードでも書いて消すだけのものから、メモデータを保存できる機能の付いたものやリアルタイムで別のデバイスと共有できる機能などの搭載によって、より便利に活用できるシーンが広がりました。どんな使い方をしたいかで必要な機能も変わってくるので、自分の目的に合ったサイズや機能のものを選ぶことが大切になります。
ただし、ブギ-ボードは感圧式なので爪などで書いてもペンと同様に書くことができますが、保存機能つきのものの場合、付属のスタイラスで描いたものだけしか保存できないので注意が必要です。
まとめ
ブギ-ボードは一見するとあまり違いが判らないのですが、製品によって様々な個性があります。書いて消すだけのシンプルなものから画面の保存や共有もできるもの、電池交換のできるものとできないものなど価格にも使い勝手にもさまざまな違いがあるので、自分がどんなふうに活用したいかに合わせて最適のものを選びたいものですね。